iPadの購入方法という記事を書きましたが、iPad Proを買うべき人と、別に普通のiPadでよくね、というパターンを明確に分けておきますので、購入の際の参考にされてください。

最新のiPad端末のお得な購入情報に関してはこちらのページにまとめました。

iPadのセール情報が知りたい場合には、こちらのサイトで情報を随時更新しています。

iPadの種類
まずは、iPadにはどんな種類があるのか、それぞれのモデルと特徴をリストにしておきました。
2022年、販売されているiPadは以下の5種類

こんな感じのラインナップです。
インチ数は、実際に見てみないと伝わらない部分はあるかと思います。10インチくらいにいなると、コミックサイズの漫画本を開いたくらいのサイズになります。
各機種のスペックの違い
当然、価格も倍以上違うiPadとiPad Proだと、外見は似てますが使い方はまるで違います。
iPadスペック表
比較項目 | 値段(Appleストア) | プロセッサ | 最新モデル発売日 | セキュリティ | Apple Pencil | SmartKeyboard | ディスプレイ | ストレージ | インチ | 重さ |
iPad | 34,800円~ | A12 Bionic | 2020年9月18日 | Touch ID | 第1世代 | ○ | Retina | 32GB 128GB | 10.2インチ | 483g |
iPad Pro | 89,800円~ | A12X Bionic | 2018年11月7日 | Face ID | 第2世代 | Folio対応 | Liquid Retina | 64GB 256GB 512GB 1TB | 11インチ 12.9インチ | 468g |
iPad Pro 2021 | 94,800円~ | Apple M1チップ | 2021年5月後半 | Face ID | 第2世代 | magickeyboard,folio | Liquid Retina(12.9inchはXDR) | 128GB 256GB 512GB 1TB 2TB | 11インチ 12.9インチ | 466g~ |
iPad Air | 62,800円~ | A14 Bionic | 2020年10月 | Touch ID | 第1世代 | Folio対応 | Retina | 64GB 256GB | 10.5インチ | 456g |
iPad mini | 45,800円~ | A12 Bionic | 2019年3月30日 | Touch ID | 第1世代 | × | Retina | 64GB 256GB | 7.9インチ | 300.5g |
モデル別、使い方まとめ
基本的に、iPadのモデルなんてフィーリングで良いのですが、そんなこと言い始めたらブログ発信者としてのアイデンティティが崩れるので、念のためにモデルごとに使用方法をリストにしておきましたのでご確認ください。

やっぱり、Proは値段を考えても、その道のプロ、もしくはプロを目指すべき人が使うべきモデルですね。

なんとなく、多機能の方が良さそうな感じはするけど、iPad Airも無印もminiもApplePencilに対応したし、iPadOSが優秀なので、何買ってもだいたい満足できる仕上がりにはなってます!
iPad Proが、欲しいかた
では、のんびりと各モデルの紹介をしていきます。このページのタイトルは「iPad Proを使うべき人」にしておくので、まずは、自分がProユーザーにふさわしいか否かをチェックしていきます。
2021年モデル登場!

2020年以前のモデルの内容は後半にまとめてありますが、できること自体は大きく変わらない。できることの「深さ」が変わった。この深さが、とんでもなく深かった。

例えば、動画編集が一応はできる、から「本格的にできる」に変わる感じですね。場合によってはiPad Proで撮影してそのまま編集が最適解になりうる、まで来ています。
M1チップを搭載という変革

M1チップが搭載されて驚いているのは、おそらくM1チップMacbookを使用している方達だと思います。

いや、もうタブレットじゃなくて高性能なパソコンじゃないか!
Appleが今後、自社製SoC(高性能な電子回路のこと)に力を入れていくとは思っていたが、早々にiPadにも採用したことで確定したと言っていいでしょう。

M1チップに代わってできるようになること
- パソコンのような使い方ができる
- 複数のアプリを起動できる(スペックはある)
- 画像の高度な編集ができる
- 動画の高度な編集ができる
- 3Dモデルなどの創作もできる
- AR,VRなどの再現ができる(創作までできるかは不明)
これは、iPadでも簡単に仮想現実などの空間を再現できたりするようになることで、つまりそのためのアプリ開発がさらに加速化するということ。
AppleはARキットのような開発ツールも公開しており、今回のハード面のアップデートは「スマホ端末のカメラ越し」で再現されていた仮想空間が、さらに「室内をどう仮想現実として取り入れるか」まで広がったように感じます。
もちろん、開発されるアプリに依存するわけですが、iPad Pro自体の能力が向上したことで、「目指せるもの」がさらに高まった、と考えられるわけですね。
意外とやばそうな「センターフレーム」機能
できることが増える、という話では「センターフレーム機能」が革新的。
カメラ性能が今後の「世界」を変えるということ
今後、デバイス関連で「できることが増える」という新しい体験を増やすには前述のような「仮想現実」「拡張現実」といった、世界を増やすという取り組み。このためには「カメラ」の性能向上が不可欠になります。
どのような性能が必要かというと、これまでの「画素数を増やす」などで写真・画像を可能な限り見たままに記録する、という性能アップとは根本的に異なります。
今回のiPad Proは、「深度」や「超広角」などがキーワードとして挙げられますが、拡張現実などで「カメラ越しに別の世界を作る」場合には、撮影している「部屋」や「ものの位置」を正確に読み取る機能が必要になります。
センターフレームから見えるやばさ
センターフレーム自体は、動いている人を追跡して、常にその人が映像の中心に入るように調整される機能のこと。実際、これだけでもかなりすごい。一人で動画撮影するときなどの「今のニーズ」に応える素晴らしいものだ。
ただ、さらに素晴らしいのは、Appleが開発した複数カメラを実際の機能として落とし込む手技にあると思う。広角カメラと超広角カメラ、LiDARをiPad Proに仕込んだのは、「タブレットに求められる次の需要」を見越してのことで、ぶっちゃけ私のような「動画撮影とかしないし、別に関係ない進化でしょ」という層には刺さらない。
だけど、世界は確実に拡張現実などの「新しい体験」へシフトしていて、おそらくゲームやコミュニケーション、教育などの場面で必須項目となる。その時に「一番ふさわしいハード」としてiPad Proをリリースしている。さらに言えば、iPad Proが「新しい物好き」の人たちによって世の中にできることを提示した後に、廉価版iPadを登場させて世界のスタンダードにさせる、という狙いまで見える。
2020年モデルとの比較

以前のモデルからアップグレードされた点

後述してあるけど、本格的にパソコンライクの使用法が可能になったモデル。2021年モデルと比較しても実用性では十分。

2021年モデルはほとんどの人にとってはオーバースペックになりがちな未来のタブレット感があるからね。プライムデーセールなどで安ければ買いですね。
iPad Proはパソコン以上のスペック
タブレットを買う前だと、何となく大きいので「スマホよりもスペック・機能がすごい」と考えている方も多いと思いますが、実は「スマホの方ができる子」である場合が多いです。
優秀な最新チップはiPhoneで試される
実際に、iPad Proが現行の最高のプロセッサを搭載することはありますが、フラッグシップモデルのiPhoneに搭載されたものを利用する形となっています。

スマホの方が話題性も高く、購買意欲を刺激しやすいこともあって、常に最先端の技術が投入される傾向にあります。
安定性が高まった頃合いでiPad Proにも搭載していくので、少なくとも「大きいからすごい」ということはないのでご注意を。
2021年に転機、機能向上でMacを超える
これまでiPhoneのフルスペックをタブレットでも、というスタンスのiPad Proだったのですが、2021年モデルでM1チップを搭載したことを考えると、「Appleデバイスのフルスペック」をiPad Proに載せて「MacかiPad Proか」すら検討の余地があるようになりました。

簡単に言えば、モバイル端末との比較から、パソコンとしてどちらを使うか、という話に変わってきているくらいに、スペックが上がってきているわけですね。
大体のことはスマホでできる
基本的には、iPhoneにできてiPadにできないことは、ほぼありません。せいぜい、ApplePencilが使えるか否か、くらいなものです。

タブレットにしか使えないアプリもあるけど?
大体、代替アプリがあるのでそこは容赦していただければ。
モバイル端末としては棲み分け傾向
記事書いたときはiPhoneのスペックを「大きめのディスプレイで再現するかどうか」だったところが、近年は如実にパソコン寄りのスペックになっています。

クリエイティブ系の仕事はほぼこなせそうなほどにiPad Proが進化してきているので、iPad OSとiOSの役割分離は進んでいきそうですね。

逆に、MacOSとiPad OSが融合する可能性はありそうですね。
高性能SoCチップだけでは語れないiPad Proの魅力
ただし、iPad Proの凄さは、マイクロプロセッサだけで語れるものではありません。Appleの「現在持っているすべての力」を、ストレスなく操作できることはもちろんのこと、「常にアップデートされていくアプリケーション」にも最前線で対応できるようになっています。

つまり、タブレットとしての能力は、iPad Proを基準に開発されていくと考えたほうがいいってことだね。
iOSが進化してiPadOSに
これまで、iOSとして「モバイル型オペレーションシステム」として開発されてきましたが、本格的にパソコンを超えるべくして動き始めたのか、OSの名前が「iPadOS」へと変わりました。
iPadOSの魅力を最大限生かせるのはiPadPro
これらの機能は、iPadOSに搭載されているので、iPadOS 13がインストールできるすべてのiPadで使用可能です。

ただ、CPUへの負担が大きくなるので、無印iPadあたりだと、Web閲覧でもアプリが落ちるようになる未来はありそう。
「パソコンを超えるサブディスプレイ」に
ちなみに、私が記事を書くときは「購入を検討しているとき」なのですが、今回買い換える理由としては、「ついにMacのサブディスプレイ化に対応した」からです。

普通にディスプレイを買ったほうが安いのでは?
もちろん、ただ画面を拡張するだけならディスプレイをMacの横に置いておけばいいのです。
ですが、作業を最大効率化するためには、「iPadとMacの役割を最大限に発揮しながら、適材適所でシームレスに作業できる」ことが求められます。

全く、意味がわかりません。10万円もするようなものを買う必要があるの?

(私を含めて)ほとんどの人は当人のキャパシティが足りずに、スペックに押しつぶされるのが関の山。でも、欲しいものは欲しい。できる男になってみたい。iPad Proが僕を男にしてくれるんだい。
というわけで、とにかく欲しいのです。
iPadをサブディスプレイにするメリット
- Macで執筆をしながらiPadProに資料を表示
- iPadで表示している資料が気になったら、一部分をコピーしてMacに送る
- 資料修正はそのままiPadで「Apple Pencil」で感覚的に加筆・スケッチを足したりする
- ブログなら「アイキャッチ画像」などをそのまま作成する
私の頭の中は、思考散漫でかなり騒がしいのですが、短期記憶が壊滅的。「やろうと思ってもすぐに忘れてしまう」のです。

なるべくフレッシュな思考を損失なく表現するためには、作業はより直感的にできたほうがいい。
というわけで、写真をレタッチしたりしながら、思いついた文章を即座にアウトプットする場合は、表示されているディスプレイにそのままアプローチできるのが最適です。
Sidecarが優秀すぎて
iPadOS 13以降から、Sidecarという機能が追加されました。
Mac標準搭載されている純正アプリに関しては、サブディスプレイ化しなくてもHandOff機能で連携できるので、実際の使い道としてはまだまだ検討段階と言った感じはしますが。
高スペックなのにコンパクト
タブレットなので、流石に大きくは感じますが、思ったより軽くて薄いのがiPad Proの特徴。iPad Airよりも薄く、大画面でありながら重量はほぼ一緒。
iPadのサイズ比較表
サイズ比較 | iPad Pro | – | iPad Air | iPad(第8世代) | iPad(第6世代) | iPad mini 5 |
ディスプレイ | 12.9 | 11 | 10.9 | 10.2 | 9.7 | 7.9 |
縦サイズ | 280.6mm | 247.6mm | 247.6m | 250.6m | 240.0mm | 203.2mm |
横サイズ | 214.9mm | 178.5mm | 178.5mm | 174.1mm | 169.5mm | 134.8mm |
厚み | 5.9mm | 5.9mm | 6.1mm | 7.5mm | 7.5mm | 6.1mm |
重量(Wi-Fiモデル) | 633 g | 468 g | 458 g | 490 g | 469 g | 298.8 g |
対応アクセサリが最前線
2020年現在も、続々とAppleが手掛けるアクセサリが登場予定です。iPad Proは対応基準となるモデル、というか対応してくれないと話にならないので、使い勝手の良いアクセサリとの互換性が高いのも特徴です。
ApplePencil第二世代に対応

使用してみるとわかる、ApplePencilは本来はこうあるべきだった、というのが第二世代の特徴です。
第一世代の充電中の不格好さというか危うさが嫌い
何より特徴的なのが、コネクタに接続する必要がなくなったこと。

悪評しかない第一世代の充電方法やなくす未来しか見えないキャップとおさらばできました。これだけで、iPad Proにする理由があると言っても過言ではありません。

逆に言えば、貼り付けて充電できるだけでもあるので、Pro以外のiPadもApple Pencilに対応したので、お絵かきなんかはどのモデルでも問題なく楽しめます。
iPad Airの方がおすすめできるパターン
iPad Proは魅力に溢れていますので、書くべきものは書いた、という感じです。
読み飛ばすことなく魅力に感じたなら、すでにiPad Proが「買い」です。ですが、それほど響かない人の方が大多数だと思いますので、あとは値段に合わせて「Air」にするか「無印」にするかを選んでいけばいいだけ。ただ、それだけ。
使い方が決まっていないならAirがおすすめ
iPad Airは価格をおさえながら、想定するiPadの使用法がほぼ再現できるので、「何となくタブレットに興味を持っている」という方にお勧めできます。

何も決まっていないなら、安いiPadでいいんじゃないの? 使わないかもしれないし。
パソコンであれば、利用法が決まってない以上、コストを抑えて確実に利益をとりにいくのが私のスタイルですが、iPadに関しては「そもそもが生活に不要」という特殊な事情があります。
2020年のAir 第4世代と比較する
2020年の9月にオンラインのイベントがありまして、iPad Airの新作が発表されました。あまりにも良モデルなので、思わずペンを取った次第。

タブレットが気になる方は、スマホ以上の体験をタブレットに求めてる
タブレットが欲しい方は、すでに頭の中には何かしら「スマホでは解決しないタブレット要求」が内在していると考えられます。
ほとんど、スマホでできることなのに、あえてタブレットを探しているのは、やはりタブレット的な使用法を模索したいから。そのため、あまりスペックの低いiPadを選んでしまうと、場合によっては「スマホより使い勝手の悪い巨大文鎮」になりかねません。
つまり、絵を描いたり何だり、もしかしたらしないかもしれないけど、一回くらいは挑戦したいという気持ちがあるなら、iPad Airくらいのスペックを保っておくのが無難です。

スタバでドヤれるのは、iPad Proが良いけど、iPad Airを卒なく使いこなしてるのもかっこいいよね
iPad mini が必要となるケース
iPad miniは、「スマホの大画面化」で、なんとなく存在価値が薄れてしまいましたが、サイズ的には最も使いやすく使い回しのきくモデルです。

Apple Pencilも使えるようになったので、医療現場で心電図モニタリングしながらメモ取なんかにも使えそう。
外出用、それ以上でもそれ以下でも
iPad miniは「タブレット黎明期」にはかなりの人気があったのですが、スマホ自体が巨大化してきたこともあり、やや人気は低迷。
その中であえてiPad miniを購入するのは、「スマホの画面サイズに満足できないが、日常生活で使用するのにiPadじゃ大きすぎる」という、実にニッチな要望を持つ場合です。

例えば、自分のお出かけバッグにiPadが入らないけど、基本使用は外を想定している場合、ですね
読書にiPadは重たい
ちなみに、寝ながら漫画読む場合、iPadじゃ重すぎるのは事実ですが、漫画読むことを想定するなら、Kindle Paperを買ったほうがよっぽど経済的。お風呂でも読める。

iPad miniは実用的ではありませんが、私が一番欲しいサイズ感はminiってのは内緒
キャッシュレス決済の店舗使用なんかには最適
後述のiPadでも良いのですが、レジ横のサイズ感的にはiPad miniの方がよく合いそうですね。
オーダー、会計、レジアプリと連動させる
また、少し先の未来ですが、お店のオーダーは来店者のスマホから行い、従業員は店舗用のiPad端末などでオーダーを受信して接客するような形に変化していくと思うので、その際にも小回りが効きます。
iPad(無印)は使い方が決まっている場合に
2020年の秋に新モデルが登場し、第8世代となりました。
必要な機能はしっかりと残し、タブレットの楽しみ方を存分に伝えてくれる上に、この価格、というのが無印の特徴です。
教育機関などに配布するレベル
良くも悪くも、教育現場に選ばれて配布されるのは、この無印iPadです。
それくらいにコスパがいいし、Apple Pencilで直感的に操作できて文字も絵も表現できる。ですが、やはり不要なスペックは搭載していないので、必ずキャパオーバーの時を迎える。それが、無印。
でもChromebookに押されがち
Appleは、常に「教育は(Appleの)DNAの一部」と語るように、教育市場、そして学校でのカリキュラムとの呼応を重視するブランドだった。しかし、教育市場にとって重要なデバイスコストを抑え、クラウドを無料で提供するGoogleのChromebookに押され、米教育市場の販売シェアは2割にまで押し込まれた。
https://book.mynavi.jp/macfan/detail_summary/id=93950
割と有名な話ですが、Appleは教育現場での普及に力を入れています。実際、大学生が持っているのはだいたいMacbookだったりしたものです。ですが、近年、諸外国ではchromebookのシェア率が急激に高まり、アメリカ市場ですらかなり苦戦を強いられています。
「普及」という点では、価格帯を抑えたchromebookが魅了ですが、Appleの布教はあくまでも「ブランド力」であり、「どういった未来を見せることができるか」という点に着目しているとされています。

廉価版のiPadにもApple Pencilを対応させて、未来型の学習経験をさせることに力を入れていることは明白!
使用法が決まっていれば文句なし
例えば「レジアプリと連携するために使う」など、起動するアプリや使用するシチュエーションが決まっている場合には、無印iPadがお勧めです。必要な機能に、必要な分のコストをかけるのが、経営者たる財布の紐の番人の役目。
デバイスも進化するもの
逆に、iOS(iPadOS)は日々進化し、アップデートを繰り返していくもの。言い換えれば、人と一緒に成長するのがこれからのデバイスのあり方。未来を無限大に拡張させたい場合は、なるべくスペックの高いものを選んでおいたほうがいいですね。
中古販売も視野に入れる
最近は、ある程度使ったら、メルカリで売ったりも出来るので、ピンときたものを購入して、将来的には売却することも考えれば、実はそれほど大きな買い物ではないんだよね。
Apple製品は、以前ほど人気が高いわけではありませんが、iPadでさえあれば他のタブレットに比べれば圧倒的に売却額が高くなります。無印iPadでも同様で、多少スペックが劣るものでも、ちゃんと売り抜けるのは魅力。
iPad Proの選び方まとめ
最後に補足的に「選び方」をまとめながら、最適なiPadを選ぶお手伝いができたらいいな、と思います。
WiFiモデルでも事足りるのか
私は、Cellularモデルを利用したことがないので、「WiFiモデル」でやっていけるのかを簡単に説明していきます。
最大限魅力を発揮するならCellularがベスト
あくまでもベスト。WiFiモデルでも問題はありません。
ですが、やはりiPadは「どこにでも持っていけるディスプレイ」であるべきであり、旅行先で退屈した子供にお気に入りの動画を見せたり、車でナビとして使用したり、暴漢に襲われそうになったら武器として使用してそのまま警察に連絡できる通信手段としてもいい。
テザリングには限界があるか
私は、auユーザーで月額オプションでテザリングを利用しています。実際、外で通信する機会はほとんどないですし、こどもつれての外出で、外で仕事なんかできるわけない。むしろ、外食の時に落ち着いて座っていられるように動画を見せるために使うのに重宝するくらい。
容量が必要なアプリは「ダウンロード」にも対応している
テザリングを利用するのは、あくまでも「いざという時」と言った利用法で、子供の好きな動画なんかは事前にダウンロードしておきます。

Netflixなんかもダウンロード再生に対応しているので、事前の準備さえできればWiFiモデルでも遜色なく利用できます。
通信できないと再生できないパターンも
ですが、例えば配信期間が終了したりした動画だと再生制限がかかったり、スマホの通信制限にかかればテザリングも壊滅的な状態になるので、やはりこれからの時代は、格安SIMを利用してCellularモデルを選ぶのが無難だとは思います。
使用法とコストに見合った契約を
あまり高くなって負担感が強くなっても仕方がないから、やはり自分の想定するコスト以内に抑える選択ができるのがいいですね。

面倒が減るだけで、WiFiモデルでも利用できるのは、iPad2から8年以上利用している私がいうので間違いないと思います。
iCloud関連の利用がしづらいのは大きなデメリット
例えば、出先の仕事でiPadを利用する場合には、Cellular以外にはあり得ないくらい使い勝手が悪くなります。

ほとんどのデータがiCloudを経由するので、バックアップの観点からも、常時ネットに接続されているのが無難です。
テザリングでiPhoneとネット共有しておけば、iCloudとはつながりますが、安定性が格段に落ちるので、シームレスな共有はできず、データ消失する可能性がなくはないので注意。

iPadの容量はどうしたらいいのか
iPadの購入モデルさえ決まってしまえば、あとは簡単です。使用する容量に合わせて〇〇GBを選べばいいだけ。これは、今お持ちのスマホなんかを参考にすれば大丈夫です。
データ要領をシチュエーションごとに検討する
余談ですが、Apple Oneというサービスが開始となり、かなり割安にiCloudのデータ要領を追加できるようになりました。ただ、付与されるアップルサブスク系のサービスが余計な場合は不要。

大きめの容量にしておくべき人
- WiFiモデルで事前に音楽や動画をダウンロードしておきたい
- 動画の編集、4K8Kなどの高画質の画像を処理したい
- iCloudのデータが使用量いっぱい
容量を抑えるべき人
- コストをなるべく抑えたい
- iCloudが大容量で契約している
- 家の中での使用で、Macやパソコンにもしょっちゅうつなぐ
私の場合、iPad容量は多めにして購入が良かった
体験談として、iCloudに課金してファミリー共有、かつiPadの容量は余裕を持って購入、が一番失敗しないようです。
各デバイスの使用状況
私の場合は、iPhoneの使用量が、64GB程度で、余裕を持って128GBで購入しています。対するiPadは使用しているデータ量は135GBと少し多め。
使用しているアプリは、iPadの方がiPhoneより格段に少ないのです。これは、iPadのアプリが「画像や動画の編集」で一時的にでもキャッシュしておくデータが多いこと、子供の好きな動画、好きな音楽などもダウンロードしてあるためです。
iPadをどう利用するか、にもよりますが、動画・画像編集系のアプリは性質上、かなりの容量が必要になります。一方で、使用するアプリが決まっている場合は、iPhoneよりもデータは少なくて済むと考えられるので、自身の使用状況に合わせて容量を選択できればいいと思います。
あなたが選ぶべきiPad Proとは
長文読解、お疲れ様でした。私も編集のたびに「なんだってこんなに記事が長いんだ」と思うのですが、高額なものを買う時ってそれなりに神経が昂ってあれこれと情報を集めがちなんですよね。

私はiPad Proにしました。やっぱり欲しいものは、欲しい。
高額な分は、自分への投資と伸び代だと思って、仕事に精を出していきたいと思います。
選ぶべきiPadは
最初にも書きましたが、iPadの選び方の基本をまとめておきます。
- 最新のiPad Proは「新しい体験を作りたい」という時代の最先端を歩きたい方へ
- iPad Proは「パソコンを買わない」か「パソコン以上に直感的なクリエイティブ」を目指している人が買うべき!
- iPad Airは、タブレットでできることは全部やりたい、と考えている人のため
- iPad(無印)は「これから始める」をサポートしてくれるコスパ最強タブレット
最高のiPad Proを選ぶためには
- 1〜2世代前でも機能面は問題ないが、故障リスクが高い(タブレットの寿命は3〜6年程度)
- Apple PencilやSmart Keyboardは、どうせiPad Proを選んだならあった方がいい
- WiFiかCellureかを選ぶときは、容量のことも考える
色々と書きましたが、ややこしいことを抜きにすれば「iPad Proの使い勝手は新しい体験を購入する」と思えば安く感じるくらいです。

実際、タブレットだけで仕事できると、どこでも作業できるわけで、もう自分を縛り付けるものなんて何もないって気になってくるよね

我が家には住宅ローンという重い足枷があることは忘れずに!

ぎゃふん
iPad Proは買うべきか「買わないに越したことはない」
最後までお読みいただきありがとうございました。
結論としては、iPad Proは買うべきではありません。買うべきではないと言っているのに「いや、やっぱりiPad Proがほしい」そういう方くらいがiPad Proを買うべきです。ほとんどのケースにおいて、iPad Airでも十分にやっていけます。
とはいえ、長々とiPadの他のモデルと比較しながら解説しましたが、3行でページの内容をまとめておきます。
iPad Proを買う決め手となること
- 「動画編集」や「機械学習」などのクリエイターか開発環境を望む方にオススメ
- 持ち運べるパソコンで、かつMacbookは絶対に嫌だという方
- Apple PencilやSmart Keyboardなどのアクセサリもフルスペックで用意する方
簡単に言えば、お金に余裕があればiPad Proでいいんです。検索して慎重な買い物を望んでいる方は、iPad Airでいいんです。
Apple公式オンラインショップでのお得な買い方
公式オンラインショップで探すならこちらのページになります。
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ちなみに、公式オンラインショップで購入する場合、もう一声割引してほしいと思ったら、楽天リーベイツでポイントをつけるのがおすすめ。
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