私が使っているAppleWatchをあげればいいだけなんですよ。お下がりではありますが、子供に持たせるにも機能は十分。セキュリティや安全機能もバッチリ。でも、使っているんですよ。たいして使いこなせてはいないんですけどね。

新しいApple Watchでもいいのですが、そうなると高いし壊れたらちょっぴり悲しい。というわけで、壊されてもいいくらいの価格で、子供に持たせて親が安心できるようなスマートウォッチをピックアップしていきます。
子供用スマートウォッチで気をつけたいこと
まず、子供用のスマートウォッチを選ぶ際に気をつけたいことを考えていきます。

うっかりすると、小さい画面でゲームで遊ぶだけのおもちゃになっちゃうからね。そういうことじゃないんだよ。

かといって、通信などはSIMの契約が入るので、この辺りの折り合いについても考えていかないといけませんね。
子供でも使いやすい設計とは
まず、大人と子供で何が違うかと言えば、巧緻性やボタンを押す力、UIに対する理解などが考えられます。わかりやすく言えば、「子供でも押しやすいボタン、一眼見てわかる操作性」ということを気にしてあげるといいと思います。

ざっくりと子供用のスマートウォッチを見てみたけど「おもちゃ」になるか「大人用を子供サイズにしただけのもの」が目立ちますね。
よほどボタンが細かい・押しにくいということがない限り、子供はすぐに使い方を覚えられるので、未就学児に持たせる場合でなければ、数日でスマートウォッチの使い方くらいは把握できると思います。

むしろ、1日もすれば親も知らん設定とかいじり始めるよ。ついていけないよ。
キッズモードがあるか
大人用のスマートウォッチを子供に持たせる場合は、キッズモードの有無などを確認するといいと思います。子供専用のアカウントで紐付けできるだけでも十分です。
スマートウォッチ、通信機能がある以上、親も気づかないうちにアプリをダウンロードしたりウェブブラウザで情報収集などする可能性はあります。この辺りに配慮できるような設定が簡単にできるスマートウォッチを選ぶといいと思います。
個人情報の取り扱い
補足すると、子供自身が個人情報の取り扱いに留意する必要はあるのですが、スマートウォッチ自体のセキュリティがザルだったり、悪意のあるプログラムを仕込まれている、ということもあるようです。

子供用だから、ということではないと思うけど、対象の属性を特定することで犯罪に巻き込みやすくなるのは事実だからね。

子供の情報というだけで高く売れたりする世の中だからね。注意しないと。
子供用スマートウォッチに赤信号。暗号化されておらず個人情報がハックされやすい
通信方法が知りたい
スマートウォッチは「スマホ」と連携するか「SIM」を入れることで通信機能を持つものがあります。子供との連絡を取りたい場合は独立して通信できるようにSIMカードを用意する必要があります。言い換えると、別途通信費用が発生することになります。
位置情報が知りたい
子供の位置情報が知りたい場合は、GPS機能などがあるものを選ぶことも大事です。最近ではAppleがAirtagを出し、Apple デバイスが近くにあれば位置情報が探知できる機能も一般化してきています。

位置情報を知りたいだけならスマートタグなどをうまく使用することでも役割を果たせますね。
スマートウォッチと子供のルール
スマートウォッチを持たせる場合には、子供とはルールの設定が重要になってきます。スマホの場合のルール作りは別記事にまとめました。

学校には持って行ってもいいの?
小学校に関しては「原則は禁止」という見解が出ています。ただ、昨今の社会情勢なども踏まえて「妥当な理由がある場合」に関しては許可される場合もあります。
理由として認められるのは、「遠距離通学をしている子供の登下校時の安全を確保すること」「公共交通機関を利用して通学をしている子供との緊急連絡手段すること」に加えて、社会的にやむを得ないと判断される事情がある場合となっています。
https://tone.ne.jp/column/education/elementary-school-smartphone/
主観的に「子供が危ないから」と親が判断するのではなく、危険性を客観的に評価できるような事情が必要だと考えた方が良さそうです。

うちみたいなクソ田舎だと、登下校の時間がかかるから、持たせてあげたいな、とは思うんだけど、危ないかどうかというより「子供の寄り道」とかを把握したいだけみたいなところあるからな。無理だろうな。

私たちが子供の時みたいに、自由に外で遊ばせてあげたいけどね。悪い大人も、子供が遊ぶ場所を把握して田舎でも危なくなってきているからね。
ゲーム・SNSなどアプリのこと
スマートウォッチとゲームについては別記事にまとめる予定です。
SNSは利用できるの?
WatchOSやWear OS by Googleに対応しているアプリが出ればSNSはスマートウォッチで利用できます。さらに、スマートウォッチがAndroidを搭載していれば(制限はありますが)GooglePlayStoreのアプリも利用できます。

簡単に言えば、有名どころのSNSであればスマートウォッチで利用可能です。
最低限必要な機能
子供用のスマートウォッチに最低限必要になる機能について解説します。
通信機能(コミュニケーション)
スマートウォッチに「親と通信する必要があるか」は最初に考えるべき検討事項です。
通信機能をつけるなら、必然的に「SIM」が利用できるスマートウォッチにする必要があります。通信ができることは、SNSの利用なども行えるようになるので、子供と利用方法についてよく相談する必要があります。
時計としての機能
時計としての機能では以下の点に気を付けていきます。
アナログか、デジタルか
高機能スマートウォッチであれば文字盤は自由に選べるのですが、アナログ・デジタルなどの文字盤も選べない機種も存在します。子供がアナログ時計を読むのが苦手な場合などは、デジタル表示できるものを選ぶ必要があります。この際に覚えとけ、とは思うのだけど、苦手な子は理由があって苦手なのです。矯正できることと強制されてできないことがあります。
アラーム・アラート機能系
アラーム機能は「通知方法」が重要です。スマホと同じように「音だけ」の通知や、「バイブレーション」で腕で震えて教えてくれるものもあります。利用シーンを考えて、音が出たら困るシチュエーションがある場合にはサイレント通知できるものがいいと思います。
細かいことにはなりますが、最近は子供の情報を集めようと子供の持っているスマホやスマートウォッチの通知欄すら悪用される可能性があります。子供の認証ができてから通知が表示されるようにできる高機能なものが一番安心です。
位置情報通知
親としては欲しいのが、「位置情報の把握」です。
我々は比較的ズボラ親だと思いますが、こんな親でも「子供が何をしているんだろう」は結構気になるもんです。ほったらかしにするからこそ、情報だけは知っておきたい。
親の知りたいタイミングで「位置情報」がわかるのは安心します。できれば家に帰ってきて欲しい時に通知が出せるモデルが好ましいですが、なんにせよ、位置情報だけでも把握はしたい。
位置情報の計測方法
基本的にはGPS機能を使うことになりますが、昨今ではアクセスしたWiFiスポットや、AirTagのように他のデバイスの位置情報を利用した位置情報の計測が可能になっています。
SOS通知
スマートウォッチの役割は、スマホの代替機能としての部分もあります。大事なのは「危険な時にヘルプを出せること」もあるかと。
SOSは、親への通信などの他に、SOS発信の際に位置情報なども通知させるものなどがあります。セキュリティ会社と契約している通知デバイスだと、緊急通報で人が駆けつけてくれたりするようですが、スマートウォッチでセキュリティ契約しているところはまだ情報が入ってきていません。
子供におすすめのスマートウォッチ
小学生くらいを想定した、子供におすすめのスマートウォッチを列挙していきます。
AppleWatch
まずは、AppleWatch。子供にAppleWatchは少し高価な気もしますが、スマホを持たせるよりも適度に機能が制限されていいんじゃないかと考えています。

子供用ならSeries 3がおすすめ
Series3は型落ち気になるのですが、機能としては十分以上。SEとどちらがいいかは少し悩むところですが、Sereis3の38mmケースがちょうどいいんじゃないかと。

転倒検出などの機能はないですが、子供が転ぶことは日常茶飯事で通知までは不要じゃないかと。

大事なのは、危ない時にSOSを出せることだと思います。

Fit bit
Fitbitの子供向けスマートウォッチの情報を集めておきます。
Ace 3
子供用というと、「子供に不要な機能を削ぎ落とした劣化スマートウォッチ」になりがちなのですが、FitbitのAce 3は、「子供向けに最適化されたスマートウォッチ」と言えます。

子供が使いやすいデザインもそうだけど、アニメーションが豊富だったりわかりやすいUIだったりと、子供だから嬉しい機能が詰め込まれていますね。
- 24時間アクティビティを記録
- 就寝リマインダーとアラーム
- 運動リマインダー
- 睡眠のデータを記録
- バーチャルバッジ、アニメーションの文字盤、パーソナライズされたアバターなどを用意
- タイマー&ストップウォッチ
- スマートフォンからの着信通知機能
- 快適なシリコンベルトと安全で調整可能なバックルを装備
- 8 日間のバッテリーライフ
Ace 2


アクティビティをサポート
- 1 日を通してアクティビティを記録:
- Fitbit Ace 2 は、1 日を通して歩数やアクティブな時間(分)を記録できます。
- 60 分間の運動をサポート
- 目標はカスタマイズ可能
- 楽しくモチベーションを提供
- バーチャルなバッジがもらえたり、アバターを設定できる機能
- オンスクリーン ダッシュボード
- 将来に向けて健康的な生活習慣を身につけるための表示機能
- 運動リマインダー
- 子供たちが同じ場所に長時間座り続けていた場合、歩いたりストレッチをするようにアドバイスしてくれる。
睡眠サポート
- 睡眠時間を通知するリマインダー & アラーム機能
- Fitbit アプリで、就寝時間を教えてくれるリマインダーを設定可能。サイレントアラーム(手首の振動)機能もある。
- 睡眠のデータを記録
- Ace 2 は、子供たちが十分な睡眠を確保できているかどうかを教えてくれます。正しい睡眠の習慣は、子供たちの健康づくりや毎日の生活で、とても大きな役割を果たします。
使い心地・カスタマイズ性
- 快適さと安心感を両立
- シリコン製のベルトと、長さを調節できるバックルを採用。
- ベルト & アクセサリー
- トラッカーを自由にカスタマイズしたり、ベルトを楽しいデザインやビビッドなカラーに交換することができます。
- 着信通知
- スマートフォンを持っている子供たちは、着信の通知を受け取るのが大好きになります。子供たちともっと簡単に連絡が取れるようになるので、保護者の方にもきっと気に入っていただけるはずです。
- 時計の文字盤
- Ace 2 なら文字盤も簡単に変更可能。子供たちは一番好きなデザインに、タッチスクリーンを設定できます。
- (動く文字盤を使用する場合は、より頻繁に充電してください。)
スマートウォッチの機能
- シンプルなボタン操作とタッチスクリーン
- 簡単に操作できる 1 つのボタンと、バックライト付きのディスプレイを採用。子供たちは簡単に操作してデータをチェックできます。
- タイマー & ストップウォッチ
- タイマーとストップウォッチ機能あり。
- 最大 5 日間駆動するバッテリー
- バッテリーライフは最大 5 日間。Fitbit Ace 2 なら、充電時間を減らして、子供たちが運動する時間を増やすことができます。
- ワイヤレスでデータを同期
- Fitbit Ace 2 は 200 種類以上の Android、iOS、Windows 10 デバイスと接続。お子様の健康と生活の状態をトータルに表示します。
保護者向けの機能
- FITBIT アプリ:保護者の方向けの表示
- 保護者の方はファミリーアカウントを設定して、お子様のアカウントを作成することができます。
- 保護者向けの表示画面では、お子様のアクティビティを簡単に確認したり、子供たちのつながりを承認することができます。
- 13 歳未満のお子様、もしくはお住まいの国で定められている、最低年齢未満のお子様のご利用には、ファミリーアカウントと保護者の方の同意が必要です。
- お子様のアカウントに接続できるのは Fitbit Ace 2、Fitbit Ace、Mobile Track のみとなります。
- FITBIT アプリ:お子様用の表示
- お子様向けの専用画面では、データや集めたバッジ、文字盤のオプションなどの情報のみが表示されます。
FITUP
株式会社ライテックのFITUPです。ただ、調べてもライテックとFITUPが繋がらないんだよなぁ。詳しいことがわかったら追記します。
CAVOSMART Fitness tracker V17
多分、このCAVOSMARTのFitness tracker V17という製品を子供向け風に売り出している、ということだと思います。


- 歩数やカロリー消費などが記録されアプリから確認
- Bluetoothで同期すれば、アプリで運動の軌跡を確認できる
- 睡眠、心拍数、HRV(心拍変動)の監視と分析
- 長時間の座りっぱなしアラート
- リモコンシャッター
- カウントダウンタイマー/ストップウォッチ
- 着信やSNSの通知機能
- 防塵/防水性能はIP67
dokiWatch
クリエーションエージのdokiWatchです。クラウドファンディング商品ということで、普通に買うのはちょっと大変。
超多機能!大切なお子さまの見守り役『dokiWatch』日本初上陸!
dokiWatch|キッズ用オールインワンスマートウォッチ「ドキウォッチ」
ドキウォッチの概要


dokiWatchは、6歳から12歳までの子供向けスマートウォッチです。ビデオ通話、音声通話、メッセージ機能を搭載した3G対応のスマートウォッチです。
コミュニケーション関連機能
- ビデオ通話
- 音声通話
- ボイスメッセージ
- テキストメッセージ
- 絵文字
安心・安全機能
- 緊急SOSモード
- スマートロケータ:GPS、GSM、WiFiなどのテクノロジーの組み合わせ
- アラートエリア:特定の場所を「バーチャルフェンス」でアラートエリアとして設定できる
管理方法
- スリープモード
- バーチャルペット「dokiPet」
- ステッカー機能:フィットネスレベル達成でバッジを獲得
- doki App
- 簡単ペアリング機能
通信方法
- micro SIM
- 3G接続
- GSM/GPS/WiFi
- Bluetooth
- Android OS
VTech
Vtechは子供用のおもちゃなんかを作っている会社です。
Kidizoom Smartwatch DX2
- 2つのカメラでビデオを撮ることができます。
- 時計のフロント面を自分の写真にできるなどのカスタマイズ可能
- デジタルウォッチフェイスとアナログウォッチフェイス
- 汗や水の飛沫にも強い(水中やシャワーなどは適しません。)
- モンスターキャッチャーゲーム(現実世界でモンスターを捉えることができる拡張現実感ゲーム)
- アクティブなチャレンジのためのモーションセンサー
- ステップや楽しいサウンドエフェクトをカウントする歩数計
- 再生時間を制限するペアレントコントロールが設定可能
タカラトミー
タカラトミーのスマートウォッチ型のおもちゃです。そういうことじゃないけど、一応紹介しておきます。
プレイウォッチ
- カメラ機能で、写真とムービーが撮れる。
- マイク機能で録音ができる。
- 3種類のゲームで遊べる。
- アラーム、タイマー、ストップウォッチ機能
- アルバム機能
- タイムマスター(ふくろう先生が英語で時刻の言い方を教えてくれる)
- 設定機能で、画面の明るさやボリューム、画面レイアウト、時間、日付、等が設定できる。
iCore
これも時計型のおもちゃや。
SmartWatch v2
- ゲームやアクティビティあり
- タッチスクリーン
- いつでもどこから録音
- レコードモーメント
- お好きな写真を撮る写真の効果
- デジタルとアナログ表示可能
- アラーム、タイマー、ストップウォッチ機能
- 減算、乗算と除算問題
翻訳が破滅していた。
セガトイズ
これもおもちゃや。セガトイズや。
マジカルスマートウォッチ
ただ、おもちゃとして見ると、やっぱり子供にプレゼントしたときに喜ぶかな、とか考えちゃうよね。
AGPTEK


めちゃくちゃ安いのに多機能モデル。必要な機能とは言い難いけどスマートウォッチに片足突っ込んでいる感じはするな。
- IPSタッチスクリーンを採用
- 音声録音機能
- 英語で時刻の再生
- パズルゲーム4つ付き
- ダブルカメラ搭載
- プレイウォッチにカレンダー、タイマー、ストップウォッチ、アラーム機能付き
- 音楽プレーヤー(mp3形式の音楽をPCからMicro SDカードにダウンロード)
KKmoon
計測機を中心としたガジェット系のリリースが多いKKmoonの商品。
LT05
Android OSを搭載してナノ SIMも入るので通信系も一応は対応する。子供用にちょうどいい気もするが、なんとなくおすすめできるような感じがしないのは情報が足りないからだろうか。
OAXIS
OAXISもよく知らん会社ですね。シンガポールに本社があるらしい。
OAXIS myFirst Fone R1


これまでと雰囲気変わったくらいに高機能な感じがしますね。カメラ200万画素というスペックはほどほどではあるけど、ちゃんと画素数掲載しているのはなんか久しぶりに見た気がしてくる。
何気に4Gも対応、デザインも子供らしさがありつつもスマートウォッチらしい大人しさもあり、なかなかにいいと思います。
- IPX7相当の防水・防塵機能
- 液晶画面部のラバー製バンパー
- 対応SIM:4G / LTE(ドコモ回線、ソフトバンク回線)
- SOS防犯ブザー
myFirst Fone 4G通信対応モデル
QISHUO
すでに既視感がある商品だな。一応掲載はするが。
LT05-B
- トリプルポジショニング:GPS + LBS + Wifiトラッキング
- 専用アプリ「 SeTracker2」
- SOSボタン
- 通信機能
- 通話
- ビデオチャト
- 音声メッセージ
- テキストメッセージ
- リモートモニター
- IP67 防水
- Nano SIMカードのみ対応
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