私はスマートウォッチの権威でも何でもなかったのですが、「ただAppleWatchが欲しいというだけの記事」がなぜか検索されるようになってしまい、結果としてAppleWatch評論家のようになってしまった、私はただの看護師です。


私としては一択だったAppleWatch以外にも、記事を書く必要が出てきてしまい、困っているところです。
というわけで、ありがちな「スマートウォッチお勧め20」みたいなアフィリエイト記事を書いて、収益アップしてどんなスマートウォッチでも買ってやると目論んでいました。
でも、やっぱりちゃんと看護師らしい記事も書きたいと思い、各社の得意なスマートウォッチの機能・デザインなどを総括して、「2021年以降に必須級になる」と予測されるモデルをご紹介していきます。
なし崩しで、現行モデルの評価もしていきます。
おすすめのスマートウォッチを選ぶべきはあなた
まず、スマートウォッチというのは少し面倒なカテゴリの製品です。
「元々は時計メーカー」だったところと、「ウェアラブルデバイスに特化したメーカー」、「健康器具メーカー」、そして「スマホなどのデバイスメーカー」などが群雄割拠している激戦区です。

そのため、各社、得意分野が違う上に扱うOSやら連動する機能なんかも異なるので、正直、情報収集が面倒なのです。
健康に特化したスマートウォッチ
私は看護師という医療系の社畜なので、専門としては「健康」あたりのキーワードが得意です。そんな健康に関するスマートウォッチの情報はこちらの記事にまとめましたので、少し手抜きをさせてください、ごめんなさい。


健康以外のキーワードとなると、まず、OSで「WatchOS」ではApple、wear OS by GoogleとAndroidで分かれそうですね。
AppleWatchが気になる
AppleWatchが欲しい方を能動的に別記事へ誘導するためのスペースです。AppleWatchは選択外という方は、少しスワイプしてみてください。

Apple Watchのモデル比較
Series 3と5の比較ならこちら、さらに未来を見据えてSeries6以降の情報が知りたい場合はこちらの記事になります。


選び方のポイント
当サイトの宣伝はここまで。では、最新スマートウォッチの選び方を考えていきます。
スマートウォッチの機能で考える
現在、スマートウォッチでできることといえばこんな感じ。
- 電子決済
- リマインド・アラートなどの通知確認(スマホのミニディスプレイとして)
- 電子決済
- スリープトラック
- バイタルサイン測定
- ワークアウトの補助機能
- ロードマップ
- ソーラー発電

健康管理系をまとめてもかなりの機能が求められているのですが、今の時代、睡眠評価もできれば心電図のモニタリングも可能なので、看護師不要説きましたねコレ。

将来的には、血糖測定なんかも可能になるんじゃないか、と言われているね。穿刺の負担が少なくなって、低血糖アラートなども出せると急変時の対応も速やかに行えそう。
それ以外だと、やはりスポーツというか、エクササイズというか、日常の運動をサポートしてくれる機能が目立ちますね。
生命保険にも関与するものも出てきているので、気になる方はチェックしてみてください。

スマートウォッチを選ぶ際のチェック項目
- 日常的に使いたいor運動時に使いたい
- 運動をサポートしてほしい
- 睡眠が気になる
- スマホの負担を減らしたい
- とにかくおしゃれに使いたい
- 多機能モデルが欲しい
日常使いと運動使い
まずは、スマートウォッチを使うであろうシチュエーションで、「ビジネスにも使用できるくらい肌身離さず」使用するのか、アクティビティトラッカーとして「特定の運動をサポートしてくれる目的」で使用するのかを考えるといいと思います。
日常使いなら、ビジネスにも利用できるような文字盤ハイブリッドタイプのスマートウォッチがお勧めです。機能面も充実させていくと、自然と電子決済や基本的な健康管理系の機能が搭載されたベーシックなモデルがお勧め。
運動というよりは、日常的なヘルスケアが目的の場合
健康と運動はきってもきれませんが、運動は面倒だなという私のような方は、少し様子を見てから心電図モニター機能を搭載したものがお勧め。

AppleWatchは機能的には既に対応しているのですが、心電図モニターとしての医療機器としての登録が進んでおらず、アプリの機能だけがロックされている感じです。

心電図が把握できると、連動して睡眠トラッキングやその他のバイタル系の健康データの精度が増すので、今後のアップデート次第でどんどんと使い勝手が良くなることが期待されます。
スマホとの連動を考える
仕事などでスマホを利用しづらい場合は、スマホとOSが連動しているものを選ぶのがお勧めです。言い換えると、iOSかAndroid端末で、WatchOSかwear OS by googleかを選ぶ感じですね。
各メーカーの特徴が知りたい
概ね、欲しいスマートウォッチのおぼろげな形が見えてきたら、次はメーカーから絞っていきます。

先述の通り、「元々得意な分野が異なるメーカーがごった返している」のがスマートウォッチ市場の特徴です。
おすすめとしては、まずは「運動サポートのアクティビティトラッカー」なのか、「スマホみたいに使うスマートウォッチ」なのかをはっきりさせるといいと思います。
AppleのAppleWatch
もう、何回AppleWatchの話をするんだ、と我ながら思うのですが、一応、比較のために、念のために、AppleWatchの特徴をお伝えします。
- マーケットシェアNo.1
- 電子マネー対応
- 健康系にも力を入れている
- 時計盤・リストバンドなどカスタマイズも豊富
- Appleデバイスと仲良し
とにかく、iPhoneと使うなら、健康サポートもアプリでできるAppleWatch一択です。むしろ、iPhoneを将来的に卒業したいと考えるなら、これを機に他のメーカーのスマートウォッチを試してみるのも手です。

健康データまで握られたら、もうApple依存になってしまうよ。。。
SamsungのGalaxy Watch
- フェイスデザインが豊富
- Galaxyと仲良しの独自OS Tizan
- 耐久・耐水がよくハードなワークアウトにも対応
Samsungというメーカーが、いまだにしっくりこないのですが、とにかくGalaxyを使用しているなら、組み合わせとしては最適なのが、GalaxyWatchです。

思った以上に、Casioっぽいデザインのスマートウォッチです。文字盤は無限大に選べるので、広告を作っている人の「かっこいい時計」がG-Shockなんじゃないかと邪推。
Sonyのwena
- Xperiaと仲良し
- 日本の電子マネー事情に対応しやすい
バンド部分でスマート化しているので、文字盤(時計本体)はお気に入りのものにすることもできます。組み合わせを楽しめるのがいちばんの特徴と言えそうです。

wenaは唯一バンド側にスマートウォッチとしての機能を詰め込んで、時計には自由を与えてくれたモデルです。

コラボも多いので、デザインに関しては無制限に広がっていくし、「時計を買う」という楽しみも得られるね。
Fitbit
- 健康系でGarminと雌雄を分ける一角
- ウェアラブルデバイスも強くコスパの良いモデルも多い
Charge4がフィットネストラッカーの最高峰

2020年だと、フィットネストラッカーとしてはフラッグシップ的なモデルであるCharge 4が登場しています。

毎日連れて行ける程よいサイズ感とシンプルなデザイン、必要以上の情報は表示しないが備えている機能はフィットネストラッカーの中では随一。

スマホも合わせて使用することで、ワークアウトの分析もできて、睡眠トラッキングも可能。つまり、程よい値段で最高のヘルスサポーターが欲しいなら、Fitbitが一番と言えます。
Charge 4の機能
- GPS搭載
- 心拍数計測
- スマホアプリでワークアウト分析
- 睡眠スコアの測定
- それぞれのエクササイズに最適化されたモード
- エクササイズは自動で認識
- ガイド付き呼吸セッション
- 各種アプリと連動した通知機能
- 最大7日間のバッテリー
- Fitbit Pay
と機能面では申し分ないのですが、スマートウォッチとして最上位モデルとなるであろうVersa3(仮)が登場するかどうかで購入の判断が分かれそうです。
Garmin
- Fitbitと(略)
- GPS機器に強く、サイクリング・ウォータースポーツ・ウィンタースポーツ・登山などのハードはワークアウト
- 最近、サイバー攻撃を受けてシステムダウンしたことで話題に
Gaminを選ぶ場合は、もう既に「このモデルが欲しい」というのがはっきりしているくらいに、「しっかりとスポーツをする」方に向いています。
登山・ゴルフ・水泳などそれぞれに特化したモデルがあるので、私から「これがお勧め」と語る必要はないくらいに、洗練された機能を持っています。でも、高いです。
fenix 6X
Garminでどやるなら、とりあえずfenixの最新モデルを買えば大丈夫です。財布は大丈夫じゃないですが、ドヤるに値する方にははした金です。はしてみたいものです。
なので、Garminの機能を語る場合は、fenixのページだけ見てればいいので楽チンです。
というわけで、スマートウォッチでできることは、全部できます。

もう、センサーが豊富すぎて異次元への歪みとか感知できそうだね。

他社が売りにしている心拍測定とか、かなり下の方にきてるからね。
私がApple Watchを除けば一番欲しいのがFenixですが、とにかく高いというのも理由のひとつ。老紳士を助けてお礼の品として進呈されるのが一番嬉しいパターンですね。
MARQ Golfer
まさに、ゴルファーのためのスマートウォッチ。
MARQを身につけるためにプロになる方もいるとかいないとかいないとか。
ちなみに、ゴルフに特化したモデルは、Approach S62が最新です。
vivo move 3S

アナログ時計のラグジュアリー感を持ちながら、機能性高く、文字盤の後ろのディスプレイさえ上品に。
Instinct Dual Power
ソーラー充電にも対応したモデル。外でのアクティビティが多い方にお勧め。
Garmin Swim 2
水泳に特化したモデル。防水性が高いのはもちろん、プールにも屋外での水泳にも対応した計測が可能。
SKAGEN

SKAGENはデンマークのデザインを踏襲。
FALSTER 3
FALSTER 3 が最新モデルとなります。
- 水泳対応
- 省電力モードなら、24時間以上使用可能
- GPS内蔵
- アクティビティトラッキング
HOLST
SKAGENもアナログ盤とのハイブリッドモデルがあります。こちらでもほとんどの機能は網羅しているので、ポップなデザインとなるFALSTERと違った雰囲気を求めているならお勧めです。
Xiaomi(シャオミ)

- とにかく安い、ただただ安い
- 最近、スマート炊飯器もだしたよね
シャオミはブレずに格安路線で名を挙げて、様々なデバイスのシェア度を上げてきています。

スマートウォッチの場合は、Miスマートバンドがブランド名になります。
Mi スマートバンド4
- バッテリーは最大20日間と長持ち
- 心拍モニタリング
- 睡眠トラッキング
- 水泳に対応
- Mi Fit アプリで記録
https://www.mi.com/jp/mi-smart-band-4/
こんな方にお勧め
コスパに関しては申し分なし。自社製のアプリの使い勝手次第ではあるけど、「とりあえずスマートウォッチを体験してみたい」という場合にはうってつけと言える価格帯です。
ただ、いろいろなレビューを書く都合、公式HPを隅々まで読むのですが、少し日本語に弱い印象はある。つまり、ものは良くてもアプリの使い勝手に引っかかったりする可能性はありそう。
Fossil

- 腕時計メーカーで「アナログタイプ」のデザインが洗練されている
- 機能はワークアウト(エクササイズ・トレーニング)のトラッキングがメイン
- 多機能「ジェネレーション」とアナログ文字盤「ハイブリッド」
Fossilのモデルの使い分け
まず、多機能モデルが欲しい方はGeneration5が2020年では最新のモデルとなります。
ただ、HybridモデルでもHRとついたものは、いわゆる心拍数を測定できる機能でアプリと連動してヘルスデータを管理することができます。

あえてFossilを選ぶなら、文字盤のついたHybrid HRが一番お勧めですが、シンプルにGeneration5がかっこいいと思ったらそれでもありかと。
Generation5の特徴
- 音声アシスタント対応
- 8GBのストレージ
- 心拍センサー搭載
- 防水対応
- Google PAY・Google FIT
- GPS内蔵

押さえるべきところは押さえている、と言った感じですね。
Withings
Withngsは、ふらんすのヘルスケア製品のメーカーで、シンプルでありながらラグジュアリーなアナログハイブリッドなスマートウォッチが得意。

体重計や睡眠トラッキングのためのマットレスなどにも取り組んでおり、スマートウォッチ界でも人気が高い。



アプリのHealth Mateも、洗練されたシンプルなデザインで計測結果を見るのが楽しみになりますね。
ScanWatch

いまだComing Soonではありますが、Withingsらしいアナログ時計とスマートディスプレイを搭載したモデルで、既にECG(心電図)が窓に映っているので、心電図モニタリングに対応していると考えられます。

心電図モデルは、既に「MoveECG」というモデルがあるので、文字盤の2つの窓が特徴であるモデルとなりそうです。
Withingsを選ぶなら、やはりアナログ版のデザインで選ぶべきなので、MoveECGでもScanWatchでも、どちらでも満足度は高そうですね。
ただ、案の定、日本では発売予定がないので、早く認可するのかしないのかくらいははっきりして欲しいです。
Suunto
Suuntoはフィンランド製のスポーツウォッチメーカーです。
なんとなく北欧を出されると弱いのですが、各モデルの名前が数字なので、「何がどうすごいのか」が分かりづらいところがあります。
Suunto 9
基本的にはナンバリングの数字が大きいモデルほど高機能ではあるようですが、Suunto9にもSuunto 9 Baroなどの機能を追加したモデルが登場しており、正直、私も全てを把握していません。
2020年に新しいソフトウェアにアップデートされ、フィットネスレベルでVO2max(最大酸素摂取量)を測定できるようになりました。ECGのモニタリングは各社力を入れ始めているところですが、酸素飽和度SpO2の測定も数社で取り入れられています。
実際、酸素量なんて測定できるの?
私はアスリートと対極に位置する生活を送っている自堕落な人間ですが、この最大酸素摂取量が分かることで、運動の質・パフォーマンスのようなものを評価することができます。
実際、スマートウォッチで正確な酸素摂取量を測定できるかは疑問ですが、スマートウォッチのいいところは、血液内の酸素量だけではなく、呼吸や心拍数、運動の時間やアクティビティの内容などから総合的に判断できることです。

つまり、酸素摂取量自体は参考値でも、有効に活用できるデータと統合して評価できるかがポイントということですね。
Suunto7
実質的には最新機種のようなナンバリングになっているSuunto 7。
wear OS by GoogleをSuutoWatchに最適化しており、つまりGoogle Playストアからアプリをインストールできる。
起動させるプロセッサも、Qualcomm社の最新プロセッサーSnapdragon Wear 3100を搭載。文句なしに高機能なモデル、でありながら、腕時計としての耐久性も高められて安心して使用できるモデルと言えそうです。
Suunto5
コンパクトモデルでありながら、耐久性は抜群でGPSなどの機能面も充実しているモデルがSuuto5です。
Suuto3
Fitness用のアクティビティトラッカーとして人気だったSuunto3 Fitnessの製品名が変わり、Sunntoのナンバリングデバイスに統合されました。
スマートウォッチ界隈の最新情報
ここからは、とりあえず私が調べた内容を投げ入れていくところです。2021年までがんばって続けます。
2020年の動向
2020年のスマートウォッチを占っていきます。
FitbitがDoki technologiesを買収
Doki tecknologiesはキッズ用のスマートウォッチを開発していました。ここだけ読み取ると、利用者層の拡大のために、そのままDokiのキッズモデルを踏襲したモデルを出すのでは、と考えられますが、いかがなものでしょうか。
コメント