Amazon Kids +というサービスが開始しています。
最初に「あっ、これはプライム会員と同じ手口だ」と思ったのでその辺りを共有しつつ、無料体験はしておくべきか、有料会員になる価値はあるのか、ということを書いていこうと思います。


無料体験までの行程が、いかにもAmazonという罠っぷりではあるけど、サービス自体は「プライム会員」にプラスして面白そうなところはあるよね。

個人的には、コンテンツがもう少し充実していたらな、とは思うけど、加入者が増えると体験できるアプリや閲覧できる図鑑も増えるだろうから、もう数ヶ月後に再チャレンジ、ってところかな。
無料体験の間に、子供の食いつき具合を見て決められるといいかな、と思います。では、記事の方を見ていきます。
Amazon Kids+について知っておくべき基本的なこと
Amazon Kids +の情報で「最低限、これだけ知っておけばお得かどうかは判断できるな」ということを最初にまとめておきます。
登録の仕方
Amazon Kids +の登録ページはこちらになります。

リンク先の表示されるページはまだ情報閲覧ページですが、「登録する」はワンタップ契約なのでご注意を!
登録までの道のりはワンタップ
「あーまたプライム会員と同じ悲劇が繰り返されるのか」という感じで、無料体験がワンタップで契約完了されてしまうシステムですが、まぁ、無料体験期間なのでお金は発生しないし仕方がないよね、ってやつですね。仕方がないって、ならないよ?


これは、タップした後にちゃんと「無料体験を開始しますか?」っていうポップを出した方がいいよね。無料体験を始めるタイミングくらい、自分で決めたいよね。
とにかく、登録の仕方については無料体験を開始をワンタップするだけです。簡単すぎてちょっと怖いですね。
基本は自動継続
Amazonのアカウントには支払い方法の登録が必要だったと記憶していますが、Amazonサービスを利用すると基本的には「無料→自動継続」の契約にハンコを押す感じになります。
3.お客様は、請求までに、解約を希望するまたは自動更新を希望しない旨をアマゾンに通知しない限り、Amazon Kids+サブスクリプションが更新日に自動的に継続することに同意し、アマゾンが、お客様のお支払方法として登録されている支払方法から、税金を含むその時点で適用される料金を(適用法令により義務付けられていない限り、お客様に通知することなく)徴収することに同意したものとみなされます。
加えて知っておきたいことは我々が無料期間や前払い系のサービスを受けるときは、無料サービス後の「自動更新」の契約をしているイメージになります。
言い換えると、自動更新の継続契約をキャンセルすることで、契約期間終了までのサービスはちゃんと受けることができます。
6.無料体験期間または適用あるAmazon Kids+の前払い制のサブスクリプションの期間の終了時に、お客様は、適用される月額料金制サブスクリプションプランに自動的にアップグレードされます。月額料金制サブスクリプションプランへの自動アップグレードを希望しない場合は、期間終了前にカスタマーサービスにご連絡ください。自動更新をキャンセルした場合、当初の残りの期間終了時までご利用が継続し、その後の請求は行われません。
ただ、少しイレギュラーなパターンとしては、「すぐにAmazon Kids +のサービスが終了する」パターンもあること。これは要注意です。
Amazon Kids のシステムとしては、Google Play StoreやAndroidをAmazonは利用しています。
外部サービスを噛ませるパターンだと危ない、ということなのですが、一般的な生活を送ってネットと接触する機会が少ない人には、どこまでがAmazonのサービスで、どこからがGoogleのサービスだかは分かりづらいものです。
7.無料体験の終了時に月額料金制サブスクリプションへのアップグレードを望まない場合は、ご使用のFireタブレットの「設定」やAndroidアプリのAmazon Kidsの設定画面から、またはペアレントダッシュボードにアクセスすることにより、解約することもできますが、タブレット、AndroidアプリのAmazon Kidsの設定画面またはペアレントダッシュボードから解約した場合、その時点でAmazon Kids+のご利用が終了します。
Amazon Kids +で言えば、Android端末の設定から解除した場合は、(Androidのことは詳しくないので予想ですが)Google Play Store側のサブスクリプション契約を間に挟んでいるので、即時サービス利用中止になる、ということだと思います。

Amazonのアプリストアは、Androidの基本の上にできているからね。この辺りは少しややこしく感じるところかも。
退会の方法
最近は、登録方法より先に退会方法を説明しておいた方が親切な気がしてきている。
無料体験や、ご登録のプランはいつでもキャンセル可能
無料体験や、ご登録のプランはいつでもキャンセルできます。キャンセルされる場合は、ペアレント ダッシュボード または カスタマーサービスでお手続きできます。Amazon Kids+利用規約はこちらをご確認ください。
先にも説明しましたが、この場合の退会は「Amazon Kids +サービスの自動契約」を打ち切る、という意味になります。すでに支払いした(無料体験)分に関しては、基本的には期間中は利用できます。

月契約、複数月契約があるので、これは契約期間終了まで利用できる=日割りはしない、とも読み替えられるので、「どれくらい使うかわからない」時は、少し割高でも月ごとの更新にしておいた方が良さそうですね。

Amazon系有料サービスと一緒で、複数月をまとめて契約した方が安い、というディスカウントキャンペーンがあると思うけど、1ヶ月で飽きちゃったらもったいないですね。
私はとりあえず無料期間で脱退しますが、皆さんも契約の際には「子供の飽きっぽさ」や、他のアプリ、VOD、などの興味対象についても調べておく方が良さそうです。
サービス内容
簡単にサービス内容だけまとめておきます。
- キッズコンテンツを楽しみ放題
- 保護者向け設定が簡単
後半で、キッズコンテンツや保護者向け設定について書きます。とはいえ、案外サービス内容は少ない。特別セールや初回限定Amazonデバイス割引クーポンなんかもつければいいのに。
Amazon Kids +の料金
Amazon Kidsの料金について。個人的な感想としては、「プライム会員じゃないと割高」には感じるところ。
プラン一覧


AmazonKids + | 一般会員 | プライム会員 |
月額プラン | 980円 | 480円 |
3ヶ月プラン | 2,680円 | 1,280円 |
1年プラン | 9,800円 | 4,800円 |
子供の人数によって少しお得度にばらつきが出てきますが、プライム会員の場合は激安ですね。逆に、プライム会員じゃないとかなり割高に感じられます。
ディスカウント情報
過去・現在開催中のディスカウント情報を気が向いたときに更新していきます。
- サマーディスカウントキャンペーン:2021年6/23〜7/17まで
3ヶ月プラン:480円、1年プラン:2,980円
Amazon Kidsを利用するために必要なこと
Amazon Kids は対応端末があるので、早い話だと「iPhoneやMacユーザーは使うことができません」ということです。厳しい。また、対応端末が変わったら更新します。
Amazon Kids対応端末

- iOS端末
- Android端末
- Fireタブレット/キッズモデル
- Kindle/キッズモデル
- ChromeOS端末
- Fire TFシリーズ
実は、以前はiOSは非対応だったのですが、ようやくiOSアプリで対応できるように。
無理してiPadを利用しなくても、Fireタブレットを使えばいいのですが。タブレットとしては破格の安さですし。

AppleArcadeに学習系アプリなどが追加されていけば、Apple Oneファミリープランを利用した方がいい、と言えるのですが、今のところはゲームと動画、音楽聴き放題までなので、子供用としてはもう少し学習面に力を入れたいところですね。

端末ごとの利用可能なコンテンツ

Amazon Kids + | アプリ/ゲーム | 本 | ビデオ | Webアプリ/ゲーム |
Fireタブレット/Fire キッズモデル | ○ | ○ | ○ | – |
Kindle/Kindleキッズモデル | – | ○ | – | – |
iOS端末 | – | ◯ | ◯ | – |
Android端末 | – | ○ | ○ | ○ |
Chrome OS端末 | – | ○ | ○ | ○ |
Fire TV | ○ | – | ○ | – |
Webアプリ/ゲーム系コンテンツって何だ?
簡単に言えば、以下のようなものです。どちらかと言えば、Amazon アプリストアのほうがラインナップが豊富なように感じられるようになっているんじゃないかと思います。


個人的には、ずっと遊ばせたいクオリティとは言い難いかな、って感じです。どうせならFire HDとかで余計な手間なく遊ばせられた方が、親としても簡単だし安全で良いかな、と思います。
Amazon Kids+は入会する価値はあるのか
ここからは、Amazon Kids +というサービスに、無料体験や定期有料会員になる価値があるかを説明していきます。

月額980円だと微妙だと思うのは、私がケチだからかしら。
Amazon Kids +がおすすめできる人
条件付きですが、以下の人であればコスパ良く楽しめるんじゃないかと思います。
すでに以下の条件の人は即入会でもいい
- プライム会員の方(絶対的な壁)
- こどもが二人以上いる
- すでにFire HDを持っている

iPhone ユーザーには少し厳しい条件ですね。
Amazon Kids +を利用する目的を整理する
かつ、以下のような効果を期待する方にお勧めできます。
- タブレットは自主的に使わせるが利用状況は把握し、必要時は制限を加えることができる
- いろいろな書籍・図鑑にアクセスできる環境を提供したい
- 子供に自由に触れさせるからこそ、コンテンツは厳選されていてほしい
- コスパの良いタブレットを使わせたい

子供が自由であることはいいことだけど、親が責任を放棄していいわけじゃないからね。過干渉と放任のバランスの難しいところですね。
プライム会員であれば価値あり
まず、プライム会員なら文句なしで入会する価値があると言えます。先ほどもプランを紹介しましたが、基本的にプライム会員をターゲットとした価格設定です。
非プライム会員とプライム会員でコスパを検討する
ちょっと面倒ではあるのですが、大事なのはAmazonの有料サービス系がプライム会員だと安くなること。プライム会員であるが故に他のサービスが割安で利用できるんだから、もうAmazon Kidsまではいらないんじゃない、となることです。
項目 | プライム会員 | 非プライム会員 |
Amazon Music Unlimited | 780円 | 980円 |
補足:Prime | 無料 | – |
Kindle Unlimited | 980円(セールで割引あり) | 980円 |
プライムビデオ | 無料 | 500円/月 |
Kids+ | 480円 | 980円 |
簡単に言えば、プライム会員なら、すでに子供用の動画なら十分に補えるし、音楽は権利関係のゆるい童話や海外の有名楽曲なんかが無料で聴ける状態ということ。
つまり、プライム会員の場合は「子供にキッズ用の書籍とアプリを触らせたいかどうか」で入会を決める必要があります。
プライム会員じゃない場合の分岐点
プライム会員ではない場合は、割高分となる500円をどう考えるかが損得の分岐点になります。
500円というとちょうどAmazonプライム会員の月額費。それならプライム会員になってAmazon Kids +を利用した方がいいと思います。プライムビデオなどの様々なAmazonサービスも利用できるようになるので。
子供がいることを考えると、プライム会員になればAmazonフォトが使えるのはいいことですね。Google Photoが有料化の方向へ踏み切ったので、月額500円で家族写真用のストレージが確保できると考えるならかなりコスパがいいと思います。
というわけで、AmazonKids+に関しては、プライム会員であることが大条件であり、「子供用のゲームや書籍が楽しめるかどうか」で決めるべきだということになります。
コンテンツ内容は満足できるの?
書籍に関してはKindle Unlimitedのサービスが比較できるので参考にしてみます。

Kindle Unlimitedなら、大人も満足できるラインナップになります。プライム会員ならPrimeReadingも無料で利用できますが、プライムリーディングに関してはラインナップが貧弱なので比較には値しません。
読み放題の価値としてはKindle Unlimitedが高い
Kindle Unlimitedであれば200万冊が読み放題となります。この200万冊は実感としては「読みたい本はないが、読んでもいい本はまずまずある」くらいの感じです。

Kindle Unlimited契約中も、なんやかんや図書館に行って本を借りていたことを考えると、まぁ、そのくらいの感じではあります。
つまり、「子供用の本がたくさん読みたい」という場合は、Kindle Unlimitedに契約した方が読書に集中できる環境の中で、より多くの本に触れることができます。ゲームもやり放題だと、大体、手軽に楽しめるゲームアプリに夢中になってしまいますからね。
新作アプリの独占配信もある
新作アプリが独占配信される、というパターンもあります。

アプリのディベロッパー(開発者)からすると、Amazonアプリストアで独占配信するメリットはかなり薄いので、期間限定の独占か、Amazonから直接受注を受けて作るくらいかなので、あまり期待できる内容ではないとは思いますが。
おしりたんてい特集の場合
なぜ、おしりたんていをAmazonがチョイスしたのかはわかりませんが、書籍やグッズとも相性がいい子供向けのキャッチーな作品ということなのでしょう。
子供にタブレットを自由に触れさせるということ
私はApple製品ユーザーなので、iPhoneやiPadを子供に利用させる場合に注意しておきたいことなどは、それなりには把握しています。
他社の子供向けサービスと比べると?
iPhoneの場合のペアレンタルコントロールなどは本当に便利で、Googleのファミリー設定よりも充実した内容になっています。

Appleは高収入層で教育にも関心がある人たちをターゲットにしている
Appleはデバイスだけではなくサービス自体がブランド化していて、少し高めの収入層にアプローチをかけられるように、「高水準な教育につながる」ようなサービスには結構力を入れていたりするんですよね。
教育水準が一定以上あると、子供にも質の良い教育を求めるようになるからね。教育水準が低い場合は、教育の効果や質についての検討余地がないのと、そもそも子供の教育について考える余裕が日常生活にない可能性がある。
Amazonは教育特化というよりは手軽なエンタメ
Amazonユーザーの教育水準に関しては厳密なデータはAmazonに聞くしかないとして、Amazon Kids +の内容を見る限りでは教育の質まで検討された内容とは言えなさそうな感じはします。
独自プログラムを用意したりではなく、「遊び」と「学び」が少しごちゃついている感じ。遊びと学びは一緒にできることが望ましいのですが、学びの意図が見えてこないと子供は受動的に情報を処理するだけになるし、親のアプローチも不足してしまう。
子供の好き、を見つけるためには最適
ただ、個人的にはそれはそれでいいんじゃないかとも思います。というのも、月額480円でできることは限られてくるし、Amazon Kids +を利用するのは「初めてのタブレット体験」としてはコスト的にも最適な位置付け。
子供がタブレットをいじることが好きならいじらせればいいし、ある特定の分野の書籍を好むことがわかれば、必要に応じて有料でも図鑑などを買い与えてあげられる。

「子供が何が好きか」を把握するためのステップと考えれば、導入しやすいってことだね。
子供の興味はすぐに変わる
それに、子供の興味ってのは良くも悪くもすぐに変わるもの。
変わること自体はいいことなので、色々な知識を吸収する時期だと考えて、あらゆるタイプの知識に触れさせるという意味では、Amazon Kids+は使いやすいんじゃないかな、と思います。
子供がタブレットに操作されないように
これからの時代が「自分の頭で考える」ことが重要だということは多くの人が理解しているところだと思いますが、これが日常生活レベルだとどういうことになるかというと、「自主性」「自立性」「積極性」あたりの要素が大事だと考えられます。
「自主的に学ぶことができるようになるか」が二極化の分岐点
今の時代、学ぼうと思えばいくらでも学ぶことができる。ただ、その「学びたい」の最初の一歩があまりにも難しすぎる。
勉強させたい親というのは、子供を勉強嫌いにさせることにかけては天才的とも言えるほどに、子供の知的好奇心には鈍感だったりします。
子供が「学びたい」というシグナルって、親は見逃しがち。子供は「勉強したい、学びたい」とは言わないで、親を質問攻めにして知識を丸呑みしていきます。
親は子供の勉強の種を育てる知識も時間もない
ただ、親が子供の質問に答えられるほど知識がなかったり、あるいは時間・余裕がなかったりしてしっかりと相手にできなかったりして、子供の知的好奇心は「抑圧」されて急速に萎んでいきます。

子供は親の機嫌ってちゃんとみているから、子供が質問して困る様子を見て「あっ、質問することって悪いことなんだ」って学ぶんですよね。
親が困る様子を見て面白がって質問は続けるかもしれないけど、それはもう「なんで」って言うだけの遊びに変わっている。

「何で」と聞かれた時に、どんどん喋り出せる親だと、子供も好奇心が刺激されるし、親が自分の相手をしてくれているという肯定感につながるから、やっぱり子供と一緒にいる時間って大事なんですよね。

子供が求めているのは、知的好奇心もあるけど、基本的には親とのコミュニケーションなんだよね。「何で?」って聞くのは、もっとたくさん話をしたいだけで、本当に理由が知りたいのとはまた少し違うみたい。
とはいえ、親の知識に関しては簡単に埋め合わせはできない。だけど、せっかくの子供の知りたいを突き放すわけにもいかない。
そこで、タブレットがあると「じゃあ、一緒に調べてみよう!」ができるので便利なんですよ。子供はタブレットも一緒にいじれるし、親と一緒にいる時間を共有していると言う実感も持てるし、親の知識以上の情報がそこに詰まっているから、親にも子供にもメリットが多い。

ただ、やっぱり「刺激が多すぎる」と言うのは子供にとっては毒にもなり得るもの。ここはしっかりと理解してタブレットと付き合えるようになりたい。
Amazon Kids +とペアレンタルコントロール
Amazon Kids +なら、ペアレントコントロールの設定も簡単です。
親としては、タブレットを持たせる場合には以下の点に注意したいところです。
ベッドタイムの設定
まずは、「時間のコントロールの仕方を学ぶ」ということに着目した機能を紹介します。

子供の自立心を育むなら、まずは一日の日程を自分でコントロールできるようにサポートしていきます。その際に、まずは一番基本的なところで「就寝・起床時間を守る」と言うことは徹底させます。
親が早く寝ないと子供も夜なべする

未就学児くらいでも、親の仕事の都合でベッドに向かう時間がバラバラになることってありますよね。ただ、これは親も含めて「就寝時間」に関しては鉄の掟として全員一緒に一律に守らせてた方が生活リズムとしては調います。

先に親の話をすると、「仕事の都合だから仕方がない」「今日は特別番組があるからテレビが見たい」など事情はあると思いますが、自分にだけ特別条件が設定できると言うのは実にアンフェアですし、それ以上に自身の日常に関してもコントロールできていない可能性があります。

子供に「早めに寝なさい」と言っておきながら、親が仕事に追われて早く寝ることができないのは矛盾していますよね。

子供は、すぐにルールの矛盾に気づいて、「このルールは建前で本当は破っていいんだな」ということはすぐに学びますからね。
本当は仕事は家に持ち込まないのが一番ですし、家に持ち込むなら、就寝時間は合わせて「早く起きる」方がいいです。子供に規則正しい生活を望むのであれば、親がまずは就寝時間を守るようにしましょう。
早寝は親のメリットも大きい
夜なべしてやることやろうとすると、どうしても「まだ夜は長い」と思ってダラダラ作業しがちだし、犠牲になる睡眠時間は自律神経を不安定にして子供を怒りやすくなったりしてストレスが溜まる一方です。
朝型の方が、時間は限られて集中できるし、テレビは何もやっていないし、子供は寝ているしで集中できます。体のリズムとしては、日光で一緒に起き出すくらいがサーカディアンリズムの調整が効いていいですよ。
と言うわけで、まずは親も子供も一緒に寝るという話でした。
ベッドタイムは就寝時間ギリギリにしない
その際に、ギリギリまでタブレットをいじらせるのではなく、必ず就寝30分前くらいにはタブレットは休止させて目からの刺激を抑えておくこと。
脳が刺激を受けて活発に働いている間は、子供はまだ動きたくてうずうずします。ベッドが「牢獄」のように感じられて眠ることが嫌いになってしまうので、入眠前の準備体操としてタブレットは時間を決めて休ませておくのが一番です。

「タブレットも休む時間だよ」と寝る前の儀式として習慣づけてしまうのが、幼いうちからスマホやデバイスに触れさせる場合の上手く付き合う方法のひとつですね。
子供の生活習慣を自立させるためのツールとして利用する
ベッドタイムの設定ができるので、タブレットを使っていても自然と休止状態に画面が切り替わります。
親も何かの作業に夢中になっていると、ついつい親が約束を破って子供を入眠準備に向かわせることに失敗して、なし崩しに夜更かしさせがち。子供が自発的にベッドに向かうためにも、この「時間のルール」は(親も含めて)しっかりと守るようにするべきです。

と、色々と理想論で語ってしまいましたが、実際には寝ないで仕事しないといけないこともありますけどね。子供の寝かしつけで一緒に寝落ちして朝を迎えた時の絶望感といったら。

我が家はそもそも24時間の交代制勤務の仕事についているから、入眠時間についても子供と一緒にできることがほとんどないからね。だから、我々のような家族こそ、幼い時から子供が入眠時間を守る習慣づけをしておくのって大事なんですよね。

看護師の子供、夜更かししがち!
タイムリミットの設定
Amazon Kids +のタブレット端末(FireHDなど)で、できることは「アクティビティー別のタイムリミット」。
これは、「読書に関しては一日中使用してもいいけど、ゲームは1日1時間」といった時間制限が可能。

ゲームのルールについて考える
私が子供の頃は、「ゲームは1日30分」だったのですが、兄弟に託してゲームを進めてもらうという謎の取引が発生して、最終的に「誰がどれくらいの時間プレイしたか」が曖昧になってゲーム時間はほぼ自由になりましたね。意図せず親の目をくぐり抜けるルールブレイカーになっておりました。
色々なケースがあるとは思いますが、上限時間を設定することは「自分でタイムスケジュールを考えること」につながるので、「自律性」を育んでくれます。ある程度は子供の自主性に合わせて寛容でありながら、子どもが「自分で」ルールを守れるようになることが重要だと考えています。
自由を経験させておかないと、自由になったときに破綻する
親と子供の関係性だけでルールを維持していると、いざ子供が独り立ちしたときに「自由だ〜」といって自堕落な生活に陥りがち。親と一緒にいる間こそ、子供に一定の自由を与えた上で、「自己成長」のために何ができるかを自分で選択し、自分へのルールを設定して動けるようになることが重要です。
子供のうちは、子供と相談しながら「1日〇〇分にして、それが終わったらまずは宿題をやろう」などのルールを「子供主体で」決めていくことが大事だと思います。
勉強に取り入れる

ゲームばかりをおすすめするのが、Amazon Kidsではありません。しっかりと学習にも役立ててほしいからこそ、タブレットまで買って子供に触れさせているのです。
先述の通り、ゲームと読書があれば、子供は最初に手を出すのは「ゲーム」です。これはゲームと読書の取り組み方の姿勢に関するもので、簡単に言えば、ゲームは「受動的な刺激」であり、読書は「能動的」な刺激になります。

どちらも「情報」を受け取るし、ゲームに関しては「自分で操作」しているから、ゲームの方が能動的な刺激になりそうだけどね。
ゲームと一括りにすると色々な議論に発展してしまうのでやめますが、簡単に言えば「頭の情報処理」の過程に関与する話で、ゲームの方が手っ取り早く刺激を手にすることができて、読書は自身の思考回路を巻き込んで情報を構成する必要があるので、要は「読書って面倒臭ささがあるよね」ということです。

正しく読書をするためには、本に書いてある情報を受け取った上で、自分の中の知識と一緒に再構築していく過程が必要になるのだけど、これは脳に負担がかかるから「面倒」と感じる子もたくさんいるよね。大人も含めて。

ゲームは手っ取り早く「自分の想像した結果」を手にすることができるから、満足感を得る場合にはそれほど思考回路を回転させなくても想定通りの結果を得ることができるから、脳は読書よりもゲームを選びがち。
前置きが長くなってしまいましたが、簡単に言えば「ゲームと読書(あるいは宿題)」があれば、人間はほとんどのケースで「ゲーム」を選びます。脳がそのようにできていると考えてもらえればいいと思います。
大人が「脳には負担がある」読書をゲームよりも優先できるのは、脳の報酬系という回路がしっかりと働いていて、より多くの幸福を手に入れるには「我慢も必要」だと学んでいるからです。
逆に言えば、子供が正しく勉強に向かうためには親のアシストが必要だということ。かといって「勉強しなさい」とガミガミ言えば子供が勉強するわけではない、というのは我々も人生経験においてすでに体験しているところだと思います。

親が「やりなさい」というのではなく、絶対的なルールの上で子供にタブレットを触れさせて、子供からルールを守りたい・守らないと、という仕組みを作っておくことが重要です。

簡単に言えば、「勉強しないとゲームできない」というのは親が子供に強いていることではなくて、タブレットを使用するためのルールが絶対条件で、守らないと使えないとはっきり決めてしまうことですね。

子供は前頭葉が未成熟なので、集中を切り替えるのが苦手。「あと少し〜」は必ず発生するけど、親が「だめ」というのは色々しんどい。タブレットが「だめ」といってくれれば話は早いというわけです。
タブレットでコンテンツ利用時間を設定できる
長くなりましたが、簡単に言えば「勉強してからゲームの時間」という鉄の掟を、タブレットの設定として組み込んでしまうわけです。

1時間、読書をしてからじゃないとゲームはできない、という設定ができるということですね。
これだけの説明のために、ちょっと紙面を咲きすぎました。ごめんなさい。
コンテンツを厳選する

親として心配なのは、「知らないうちに暴力的な言動が多くなった」と思ったら、攻撃性の強いゲームアプリで遊ぶようになっていた、ということがあったり。あるいは、コミュニケーション・SNSなどのアプリで知らない人と接触するようになっていた、ということだったり。

自由に遊ばせてあげたいけど、ためになるもの以上に「よくないもの」が多すぎるのがデジタル社会の難しいところだよね。
Amazon Kids +なら年齢範囲を設定しておくだけで、利用できるコンテンツのみが表示されるようになります。普段から親が目を光らせているのはしんどいので、配信されるコンテンツが安心できるものなら、少しくらい子供に自由にさせてもいいかな、と思えるところ。
結局、Amazon Kids +は利用すべきなのか
本当はもう少し書きたいくらいなのですが、結論が出せずにダラダラと私の文章を読まされる方の身にもなってみろ、という声が聞こえてきそうなので、この辺りでまとめとさせていただきます。
やっぱりプライム会員限定サービスだ
コスパだけで選ぶものではないかもしれませんが、私の感覚で言えば月額980円払うならKindle Unlimitedで読み放題サービスで子供に好きに読書させます。ゲームいらない。ゲームくらい親が選ぶ。
一方で、「親が監視しているのもどうなんだ」という考えだったり、あるいは「本当は一緒に見ていてあげたいけど、現実的にずっと一緒に遊んでいるなんて無理」という方も多いと思います。

せっかく色々なことを学べるときに、毎日おんなじ絵本とビデオじゃ、言語的な刺激も満たされないし、子供も「変化しない刺激」に慣れて自分の頭で考えなくなっちゃうよね。
そう考えると、980円はコスパが良く見えてくるから不思議。でも、やっぱり980円支払うなら、プライム会員になってAmazon Kidsも利用するというのが最適解だと思います。
プライム会員に入るか、やめ時か知りたい
プライム会員の特典についてまとめた記事と一緒に、プライム会員に興味がある方、無料期間を体験するタイミングを悩んでいる方に「今が入りどき」「やらなくてもいいよ」という判断になる情報をまとめています。
ちなみに、漫然とプライム会員を続けているのが一番損になるので、サブスク関連の継続・退会についても是非とも検討材料としてみてください。
無料体験から有料支払いとならないように事前に継続利用をキャンセルする方法についてはこちらにまとめています。
記事の内容までは読みたくない、という方のために、簡単に画像テキストでまとめたinstagramも埋め込んでおくので、興味のある記事だけチェックする感じでも参考になれば嬉しいです!
「ファミリー世帯で利用する」時にお得な情報
家族でamazonを使うときに、家族アカウントの設定や「赤ちゃん登録」などをし忘れている方も多いみたいなので情報共有しておきます。
「らくらくベビー」の利用方法
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らくらくベビーに関する情報はこちらの記事にまとめています。

「amazonファミリーアカウント」に関する情報
amazonを家族で利用する際に知っておきたい情報をまとめました。

「amazon photos」の利用方法
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家族で写真を共有する際に「amazon photos」を最大限活用するのがお得です。スマホの容量が足りていない時には解決できるかも。

Amazon Kids+はお得かどうか
Amazon Kids+も「いつの間にか会員になっている」ことが多いサービスですが、色々利用し放題なんだけど本当にお得なのか気になったので情報をまとめました。

子供にFire HDタブレットはお勧めできる?
子供用にお勧めできるタブレットとしてアマゾンデバイスでもある「Fire HD」に関する情報をまとめています。


子供にiPadを使わせたい時の情報はこちら。

「読み放題サービス」のお得な情報
「読み放題サービス」がお得かどうかについてまとめています。
「プライムリーディング」に関する情報
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プライム会員の特典として利用できる「プライムリーディング(Prime Reading)」に関する情報です。結論から言えば、「プライムリーディング頼めに月額課金はしないけど、活用方法はあるよ」という感じです。

「アンリミテッドプラン」に関する情報
プライムリーディンをやっていると、「アンリミテッドプランがいいな」と思うことが多くなるのですが、実際のところKindle unlimitedプランがお得かどうかの線引きについて考えてみました。

「プライムビデオ」のお得な情報
プライムビデオに関する情報をまとめています。

子供とVOD(動画配信サービス)を楽しむなら
2歳までの子守り用動画配信サービスはAmazonプライムビデオで十分【Netflixと比較】という記事もあるので参考にしてみてください。プライムビデオは特定の番組に執着するまでは本当に優秀。特定のアニメを見分けるようになると厳しいけど。

英語学習をするなら
私はかつては英語を専門に学んでいた学生だったのですが、帰国子女に勝ち目がないのに時間を投じるメリットを見出せずに挫折、ただ、挫折した経験から「我々、普通の日本人がゴールとすべき英語学習」についても色々考えるようになりました。
簡単に言えば「英語の授業で英語を嫌いにならないこと」と、「自分が専門とする分野で活用できること」が英語学習のゴールだと言えます。
ただの英会話でよければ、これからはスマホがあればある程度は意思疎通は取れるようになります。
しかし、第二言語を学ぶことは「言葉の構造」を客観視することができて、どちらかといえば「プログラミング」などの論理的思考につながる学習になっていくと思います。
「英語に馴染む」ことを目標とするなら、VODで好きな動画をひたすら再生するのが一番です。反復学習は記憶に定着しますし、表現の雛形はバリエーションを増やすほどに効果が倍増します。
余談でしたが、英語学習におすすめのVODサービスについてまとめた記事もありますので、こちらも参考にしてみてください。

「Amazon Music」のお得な情報
Amazon Musicに関する情報をまとめています。
「プライムミュージック」の実用的な使い方
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プライム特典である「Amazon Music Primeプラン」についての利用方法についてまとめました。

「Amazon Music Unlimitedプラン」と比較対象
聴き放題サービスであるUnlimitedプランに関する情報はこちらになります。

加えて、AppleMusicと比較しても遜色ないサービスに関してはこちらの比較記事にまとめました。

「amazonセール」のお得な情報
amazonのセールに関する情報をまとめています。
「先行タイムセール」の攻略方法
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プライム会員特典である「先行タイムセール」が、本当にセールに役立つサービスなのかどうかを考察しました。

「amazonセールの準備」
amazonの大型セールの際に準備しておくべきことをまとめました。セール時のチェックにどうぞ。

「Amazonとファッション」のお得な情報
amazonとファッションやアパレル、洋服などに関する情報です。
Prime Try Before You Buyで「無限着回し」は可能か
Prime Try Before You Buyに関する情報をまとめています。無限は無理ですが、プライム特典の中では結構気軽に使えてお得なんじゃないかな、と思います。

Amazon初売り・福袋情報
amazonの初売りに関してはこちら。

amazonの福袋情報はこちら。

「Amazonと配達」のお得な情報
配達関連の情報です。通販サイト利用すると、何だかんだトラブルに巻き込まれることありますよね。
「特別取扱商品」とamazonで大型家具・家電を注文すべきかどうか
プライム会員になると、「特別取扱商品」という、いわゆる大型家具・家電の配送にかかる特別費用を(一部)無料にすることができるのですが、これはお得なのかどうかを考えてみた記事です。

「無料配達」って本当にお得?他のサイトと比較
プライム会員といえば「配送無料」でお得だなってのが初期の感想だったのですが、最近では無料配送自体が当たり前になったり、配送業界のマンパワー不足が社会問題になったりして「どこのサービスが、いつまで続くか」みたいなのに気をかける必要がある時世となりました。
プライム会員特典で「無料配達」はお得かどうかについてまとめた記事はこちらです。

ついでに、無料配達の満足度がものすごく高いオンラインショップで「ヨドバシ.com」があるのですが、このヨドバシとamazonどっちがいいか、みたいな記事も書いているので参考にしてみてください。

amazonと置き配に関する情報

宅配ボックスのおすすめに関する情報や、宅配ボックスをどこに設置するか、工事はどうしたらいい、みたいな記事もあります。
色々情報はまとめますが、一番手っ取り早いのは「体験」してみること。あるいは、体験した後に「一度は辞める期間」も作ること。そうしないことには、比較ができないですからね。

余談ですが、プライム会員の無料体験はやめてから1年〜1年半くらい経過すると復活します。

それで、セールの時だけ利用する、みたいな使い方でも楽しめるので、悩んだらまずは試してみるのがおすすめです!
コメント
「it com monday」に関する最新情報です。
タイトル: Monday.comは、景気の低迷期でも素晴らしい結果を示すことができることを示しています
見出し: Monday.comは、景気の低迷期でも素晴らしい結果を示すことができる、それほど悪くないです
トピック1:
トピックキーワード: Monday.com, ショー, 市場, 投稿
トップ段落:
エンティティ: Monday.comは、その連続した成果を示しています。さらに、42%のアプリが増え、株価もほぼ上昇しました。
キーワード: Monday.com, 投稿, 結果, 市場, 成果, 連続, 42%, 収益, 第2四半期, クラウドベースのプラットフォーム, アプリ, 損失, キャッシュ, 進捗, 株価, 15%
エンティティ: 低迷は、成長を維持するのが難しくなってきています。多くのテック企業がキャッシュを節約しようとしている中で、成長を保つことは困難です。
キーワード: 低迷, 成長, テック企業, キャッシュ, 保つ, スタートアップ, Monday.com, 投資家, 保持率, 悪くない
https://techcrunch.com/2023/08/14/no-excuses-do-better/
「amazon amazon プライムデー apple」に関する最新情報です。
2023年の「Amazonプライムデー」には、Apple製品が安く販売されることが予想されています。特に注目すべきアイテムは、Apple AirPods Proの第2世代やSE、M1チップを搭載したiPadやMacBookなどです。これらの製品は、9万円前後や8万円台で購入することができる可能性があります。また、Amazonプライムデーは2023年6月27日から7月12日まで開催される予定で、セールは開始の2日前から行われる予定です。GQ JAPANの記事では、岩田桂氏がAmazonプライムデーの目玉商品や狙い目の製品を紹介しています。
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フォーカルポイント株式会社は、iPhone用スタンド「TwelveSouth Forté for iPhone」の在庫が復活し、楽天市場で20%OFFクーポンを配布中であると発表した。このスタンドは、WWDC2023 Keynoteで使用されたことで注目を集め、直後に完売した。クーポンセールは6月26日(月)の深夜まで実施される。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000348.000036256.html
サイバーリンクは、PhotoDirectorのAIアバター生成機能に「ウェディング」、「ヘアカラー」など6種類の新しいスタイルを追加したことを発表した。AIエンジンによって生成されたアバターは、ウェディングドレスやヘアカラーなどのスタイルを選択することができ、400円から1200円までの価格帯で提供される。また、サイバーリンクは、株式会社トランザクション・メディア・ネットワークスとの協業を発表し、AIアバター生成機能をPhotoDirectorアプリに搭載した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000208.000005271.html