「MCK70Z」は他社フラッグシップにも劣らないハイスペック空気清浄機

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このページでは、空気清浄機「MCK70Z」(MCK70Xの後継機)について紹介したいと思います。

「MCK70Z」はリビングで使うのに適していますが、他の類似商品と比べて購入すべきかどうか、という点についても考えていきたいと思います。

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「MCK70Z」を購入するか悩んだ時の参考情報

まずは「MCK70Z」について簡単に解説していきたいと思います。

「MCK70Z」の購入ポイント

MCK70Zについて押さえておきたいポイントとして、メリットとデメリットについて考えていきます。

「MCK70Z」を書いたくなるメリット

まずはMCK70Zを購入するメリットからまとめていきます。

MCK70Zのいいところ
  • ツインストリーマで有害物質の分解・無効化
  • フィルター性能を長持ちさせるTAFUフィルター
  • 安心の日本メーカー

個人的な意見で書くなら、ツインストリーマと加湿機能はなくてもいいくらい。TAFUフィルターはDAIKINの空気清浄機を買うならほしい。

「MCK70Z」を買うのはやめたいデメリット

次に、MCK70Zを購入するのを躊躇ってしまうデメリットについても触れておきます。

MCK70Zの気になるところ
  • 感染予防効果としては、ほかの機種でも十分(換気ができればそれでいい)
  • 加湿機能は汚れやすい、メンテナンスの必要性を増やす
  • イオン系の効果が発揮されるのは実験空間

空気清浄機をどのようなシチュエーションで使うかによりますが、冬場の乾燥した空気を「きれいにしながら加湿」するならDAIKINの空気清浄機はかなりおすすめ。

ただ、これを「感染予防」のために使うとすると、イオン系の感染性微粒子を分解する速度はとてもじゃないけど間に合わない。

いわゆるエアロゾルを室内に浮遊させずに換気するのが一番ですが、これが冬場だとやりづらいので代替的に気流を作り出すという意味では、気流をしっかり作れる空気清浄機の利用はあり。

ただ、この「気流を作ってフィルターでキャッチする」というのは、ほとんどの空気清浄機で達成可能なレベルの話なので、あえてダイキンじゃなくてもいいってのが本音。

厚生労働省は、換気が難しい空間においてHEPAフィルターかつ風量5.0m3/分程度以上の空気清浄機を推奨しています。

つまり、HEPAフィルターが搭載されており、補助的にサーキュレーターなどを使って、室内の空気循環をしっかり作ってあげれば、感染対策としてはまずまずの成果を上げることができます。

かめ
かめ

でも、人が咳をしているような環境だと、どんなに強い気流を作っても、人に付着して感染が成立する可能性はあります。マスクと手洗いが大事ってのは繰り返しお伝えしていく所存。

MCK70Zの商品概要/知っておきたいポイント

MCK70Zの商品概要/知っておきたいポイント

MCK70Zについて知っておきたいポイントを箇条書きで説明しつつ、必要な解説だけ書き足していきます。

MCK70Zの特徴

  • 人が感じる運転音を約30%低減
  • 2WAY給水方式(上から給水が新機能)
  • ツインストリーマ
  • TAFUフィルター

大きな違いはないので、MCK70Xが安ければそっちの方が買い。

ただ、最近は新機種登場ではそれほど値下がりしない(旧機種の需要がキープされやすい)ので、値下がりを待つ必要もないです。

MCK70Zのスペック

MCK70Zのスペックに関する情報です。

ただ、スペック見て「おぉ、これすごいな」ってわかる人ならいいのですが、そんな方はネットでレビュー記事は探さない。

何がすごいかわからない方のために、後半で「性能/スペックで比較したい商品」のところで「実際のところ、すごいのかどうか」を解説します。

MCK70シリーズの比較

比較用に、2022年モデルのMCK70Yと、2023年モデルのMCK70Z、ついでに上位モデルであるMCZ70シリーズのスペック表を載せておきます。

(※2023年モデルは執筆時はまだスペックが公開されていないので、次回編集しやすいように2022年モデルの数値が反映されています。公開されて気が向いたら編集します。)

項目MCK70Y(2022)MCK70Z(2023)MCZ70Y(上位モデル)
空気清浄の適用床面積~31畳(~51m2) 8畳を清浄する目安9分~31畳(~51m2) 8畳を清浄する目安9分~32畳(~52m2) 8畳を清浄する目安 9分※6
加湿の適用床面積プレハブ~19畳(~32m2) 木造~12畳(~20m2)プレハブ~19畳(~32m2) 木造~12畳(~20m2)プレハブ~18畳(~29m2) 木造~11畳(~18m2)
電源単相100V(50Hz・60Hz共通)キャブタイヤコード(床置対応)単相100V(50Hz・60Hz共通)キャブタイヤコード(床置対応)単相100V(50Hz・60Hz共通)キャブタイヤコード(床置対応)
本体寸法(mm)H760×W315×D315H760×W315×D316H690×W415×D360
本体質量(kg)12.5(水無し)12.5(水無し)23(水無し)
加湿方式700(mL/時)気化エレメント回転式・ダブルパスミキシング方式※8700(mL/時)気化エレメント回転式・ダブルパスミキシング方式※9680(mL/時)気化エレメント回転式・ダブルパスミキシング方式※10
タンク容量(L)約3.4約3.4加湿タンク約3.0, 除湿タンク約3.0
運転モードによる騒音・消費電力の違い
運転モードの違いしずか標準ターボ
風量(m3/分)1.72.23.57.0
消費電力(W)13152384
電気代(円)0.350.410.622.27
運転音(dB)23273754

電気代は1時間当たり 27円/1kWh(税込)で算出しています。

「MCK70Z」のメーカー情報

MCK70Zについての簡単な知識と、空気清浄機をメーカーで選ぶ際の参考となる情報を列記しておきます。

MCK70Zのメーカーは「DAIKIN」

MCK70Zのメーカーはダイキンです。ダイキンといえば、空調と化学製品に強い会社で、空調事業に関しては世界1位です。

世界1位だから良い製品だとは限りませんが、空調と言えばDAIKINですし、DAIKINとしても空調製品に関してはブランドとしての価値があるため、評判を落とすような質の悪い製品は作りたくない。

ダイキンの空調製品を購入した場合の安定感は、ブランドイメージ維持のためのダイキンの施策のひとつであると言えます。

DAIKINで空気清浄機は買うべき?
しろくま
しろくま

私としては、空調製品はDAIKINの安定感はあるし、国益のためにもできる限りは国内メーカーで買うべきだと思うので、DAIKINで空気清浄機を買うことをお勧めはします。

ただ、全ての方にDAIKINがマッチするわけではないので、簡単な目安だけ書いておきます。

  • 性能が良く、国産のメーカーがいい:DAIKIN
  • 性能は普通で安い国産の空気清浄機がいい:SHARP
  • 性能が良くて、他の家電と統一したい:Panasonic
  • 海外メーカーで、高性能、フィルター交換がしたい:Blueair
  • とにかく安い:中国系メーカー

中国系メーカーはどれを選んだらいいかわからないと思いますので、当サイトでレビューしたものなんかを参考にしてみてください。

他にもある、DAIKINの空気清浄機

DAIKINの空気清浄機で、購入時に比較・検討しておきたい商品を簡単に紹介していきます。

型番の違いは流通経路の違い

DAIKINの場合、流通経路によって以下のように型番が異なっています。型番が違っていても、中身は(ほぼ)一緒なので、自分にとって買いやすいものを選べばいいと思います。

  • AC:ダイキンの専門店
  • MC:家電量販店
  • TC:インターネットショップ

つまり、以下の型番については同機種だと考えていいと思います。

  • ACK70Z
  • MCK70Z
  • TCK70Z
DAIKINの空気清浄機「MC55」がお勧め

「MC55」についてはまた別記事でご紹介します。ここでは比較しやすい情報だけ抜き出してお伝えしていきます。

  • 買いやすいコンパクトモデル
  • TAFUフィルター搭載
  • ストリーマによる脱臭

価格と一緒に性能も抑えられてはいますが、DAIKINで使いたいな、と思う機能はちゃんと搭載しています。

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MCK70Zを空気清浄機の他の商品と比較する

MCK70Zが他の空気清浄機と比べておすすめといえるかどうかを調べていきます。

空気清浄機のおすすめ商品ランキング

2022/10/13時点での、MCK70Zと似たような使い方をする空気清浄機のおすすめを紹介したいと思います。

  1. SHARP KI-RX75
  2. Panasonic F-VXV90
  3. AirROBO AR400

SHARP KI-RX75がおすすめ「価格で比較」

MCK70Zと比較する上で、「価格」で近い商品について考えてみます。

MCK70Zは価格帯で言えば「ハイグレード」です。その点で、似たような価格帯で比較したい商品はSHARPの KI-RX75になります。

SHARP KI-RX75の特徴
  • パワフル加湿
  • プラズマクラスターNEXT搭載
  • 3方向気流制御ルーバーによるスピード循環気流

ハイグレードモデルらしく、SHARPの良いところはだいたい詰まっています。

ショップボタンを押すと「KI-RX75 SHARP」で検索できます。

Panasonic F-VXV90がおすすめ「性能で比較」

MCK70Zと比較する上で、「性能・グレード」で近い商品について考えてみます。

MCK70Zの性能の特徴は「ストリーマ分解とフィルターの劣化が少ないこと」です。他のメーカーで同じ特徴を持つものは、Panasonicの最上位モデル「Panasonic F-VXV90」となります。

Panasonic F-VXV90の特徴
  • 3Dフロー花粉撃退気流
  • ナノイーX(48兆)
  • 3層フィルター

空気清浄機の考え方としては、「しっかりと空気を循環させるか」と「消臭のための機能はあるか」ということ。消臭に効果があるとさあれるツインストリーマと対抗するには、ナノイーかプラズマクラスターを検討したいところ。

イオン消臭に関しては、放出するイオンの量の他にも、使用する環境と消臭したいものがどういうものであるかを考えて選択します。

習慣的な臭いの拡散を防ぐ場合には、イオン系の消臭効果は十分ではないことが多く、時間をかけてしっかりと消臭したいものに対して空気清浄機を利用するのがいいと思います。

しろくま
しろくま

焼肉のあとのにおい予防にイオン系消臭は効果が薄いですが、介護・ペットの匂いを持続的に長期間招集する場合の効果はあると考えられます。

ショップボタンを押すと「Panasonic F-VXV90」で検索できます。
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AirROBO AR400がおすすめ「使用シーンで比較」

MCK70Zと比較する上で、「使用シーン」で近い商品について考えてみます。

MCK70Zを購入する場合に想定する利用シーンは「リビングで日常的に使う空気清浄機」になると思います。その場合、比較したい商品は、AirROBOのAR400です。

「フィルター交換が簡単、コスパも最高!」AiRROBOのAR400レビュー
AiRROBOのAR400レビューになります。買い求めやすい価格帯で、高性能フィルターを搭載、他の機能は少なめですがこれで十分なんじゃないか、というあたりの使い勝手について解説しています。

高い空気清浄機を購入する際には必ず検討してもらいたいのが、「本当に、その機能も必要?」ということ。空気清浄機というのは、基本的には「扇風機にマスクをつけたもの」であり、マスクの効果さえちゃんとしていれば空気はきれいになります。

しろくま
しろくま

ついつい、「10年に一回の買い物」くらいの気持ちで高い空気清浄機を選びますが、マスクを買うときに少しでも性能の良いものを、と考えてガスマスクは買わないですよね。

ふくろう
ふくろう

マスクは不衛生になれば取り替えるもの。空気清浄機も、高い機種を買ってメンテナンスに時間をかけるよりも、安い機種でちょこちょこフィルターを交換した方が清潔に過ごせます。

ショップボタンを押すと「AIRROBO AR400」で検索できます。

実際に使用した人のレビュー・口コミ情報まとめ

実際に使用した方の評価が一番参考になると思いますので、情報をまとめておきます。

AmazonやECサイトでのレビュー

Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピング/PayPayモールでの評価は、以下の商品ボタンを押すと検索することができます。

ショップボタンを押すと「ダイキン MCK70Z」で検索できます。
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Twitterの評価

公式アカウントの発信

公式アカウントの発信に対して、クレームが多いと少し心配になります。この辺りの評価もチェックしておきましょう。

MCK70Zの購入の際に気になるQ&A

Q
MCK70Zのコスパって、実際のところどうなの?
A

MCK70Zのコスパは、率直に言えば「機能と価格のバランスがいい」と言えます。

廉価品に比べれば、さすがハイグレードという価格ですが、他社のフラッグシップモデルに匹敵する性能を持っており、空調と言えばDAIKINというブランドの安心感も得られることを考えれば納得の価格だと思います。

Q
MCK70Zよりおすすめの空気清浄機はありますか?
A

MCK70Zよりもおすすめしたい空気清浄機は「SHARP KI-RX75」です。理由としては以下のポイントを参考にしてみてください。

  • コスパは匹敵
  • シャープの空気清浄機は値下がりが期待できる
  • プラズマクラスターの知名度

シャープは特売の対象となりやすいので、セール価格で考えるとSHARPの方がお得と言えるタイミングがあると思います。

ただ、価格勝負でDAIKINに分があるときは、素直にDAIKINの空気清浄機を買った方がお得です。

Q
リビングで使うことを考えていますが、MCK70Zはおすすめですか?
A

MCK70Zをリビングで使用する場合には「おすすめ」です。理由としては以下のポイントを参考にしてみてください。

  • 日本のリビングサイズでは余裕がある清浄力
  • 比較的メンテナンスの心配がいらない管理の気軽さ
  • デザインは空気清浄機らしいので好みによる
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