ツインバードのクリーナーの記事をいつか書きたいなぁと思っていました。
いつでも書けるんだけど、なんとなく後回しにして数年が経ち。
Dysonの記事で「もっとコスパいいクリーナーにしておけばよかった」がなぜか鬼のように読まれているのですでにツインバードのかっこいい掃除機、について目にした方も多いのではないかと思います。そこで、ようやく重い腰を上げて特集してみることにしました。

Twinbirdってどんな会社
TWINBIRDとは
公式HPを見てもらえれば一番わかりやすいのですが、私がひとことで表現するなら「ツバメの会社」ということです。

いや、わかりづらいけども。
家電業界の「職人」
新潟県、燕市は「ものづくり」で世界的に有名な地域です。住んでみればわかりますが、いたるところに工場があり、しかしどこかのんびりとした住みよい街です。
ツバメは街全体が、「ものづくり」に取り組んでいるところ。自分たちの技術が「世界レベル」であることを誇りに思っています。石を投げれば職人にぶつかるようなところですから、工場が違えどお互いの技術を尊重しあい、協力し合う姿勢が街を生き生きとさせています。
東京ヤクルトスワローズ
冗談みたいな話ですが、燕市は、市の名前から「スワローズ」を応援しています。ちなみに、ツインバードも、東京ヤクルトスワローズのオフィシャルスポンサーです。
「顧客と一緒に作る」
- Facebookにアカウント開設し交流
- 公式HPにはご意見箱を設置
あったらいいな、に答えてくれる

この、フットワークの軽さ。
顧客の要望はすぐに商品企画会議にかけられます。「GO」までの距離が異様に短く、タイトルにもある通り「製品としてすぐに売り出される→種類多すぎ」になるわけです。

規模としては「大手メーカー」に比べれば小さいですが(燕の中では大きな会社ですが)、自社で数千単位で製品化までできるので、「まずはつくって売り出してみる」なんてことができるわけですね。

顧客のニーズがフィードバックされて活かされるから、ツインバードの製品はリアルタイムで「本当に使いやすいもの」に成長していくってわけだね。
クリーナーはすごいの?
そういえば、掃除機の話をするんでした。
ぶっちゃけていえば、TWINBIRDはクリーナーの「職人」であったわけではありません。というか、なんだったら家電づくりだって「時代のニーズを読み取ってたらいつの間にかつくってた」くらいの感じです。
製品の歴史を紐解いても、「あれ、んで結局なんの会社なんだよ」と突っ込みたくなるところですが、「時代の流行り」を追いかけるというよりは、常に「自社の強み」と「ニッチ」、そこに「面白み」を加えた製品開発をしてきた流れがあるように思います。
2001年にサイクロン式クリーナー
2001年の段階でサイクロン式クリーナーを市場に投入しています。Dysonのサイクロン式クリーナーは2000年後半あたりから日本でも騒がれるようになっていたので、早い段階で製品開発していたように思います。
サイクロン掃除機の歴史
「サイクロン式」の粉体分離構造が考えられたのは1886年、掃除機に応用されたのはご存知ダイソンさんが1983年に粉体分離を掃除機に応用しました。
1991年に日本の国際産業デザイン見本市で賞を受賞する。この掃除機に感銘を受けたシルバー精工がライセンスを取得して、製造・販売に乗り出す。
その後ジェームズ・ダイソンは、日本からのライセンス料を用いて、ダイソン社を起業。1993年6月に、ウィルトシャーに研究所と工場を開設し、新型掃除機DC01を開発。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%83%B3_(%E4%BC%81%E6%A5%AD)
というわけで、うっすらと日本でもサイクロン式掃除機が注目された時期があり、日本マネーを使ってダイソンさんは起業していたんですね、知らなかった。
ツインバードの掃除機
ツインバードについて少し詳しくなったところで、ツインバードのクリーナーをチェックしていきたいと思います。
TC-E261S

名前をつけておいてくれと
さて、私の記事が発売前に「ちゃんと名前つけとけ」と警告しておいたにも関わらず、いまだに「コードレススティック型クリーナー TC-E261S」などという品番と種目だけで店頭に並べているという。(当たり前だ)

あんたらは、自分の子供を「ホモ・サピエンス・サピエンス 出生番号70億一番」とか呼ぶんかい!と、怒鳴りたくもなるところですが、試しに自分で名前を考えてみたら「銀の手」とか自分でもがっかりの発想力しかなかったので吹いた。
ちなみに、ロマサガ3ですね。
ネット上にはレビュー記事もちらほら
やはりデザインの高さは正義、ということでネット検索をかければ「おしゃれでかっこいい無印良品の掃除機」などと紹介されるのを見て、ほれ見たことかなどとつぶやいてみたり。
1.5kgという軽さ
私は1.6kgのBOSCHのクリーナーを「重い」と評価したくらいですから、あまりあてにはならないと思いますが、スティック型のコードレスクリーナとしては最上級に軽いクリーナーです。(だいたい、本体重量だけでヘッドを取り付けると意外と重かったりするからね)
マグネットプラグに対応
Mac使ってると、「なんで世の中の製品はMagSafeにならないんだ」と疑問に思うところですが、それくらいには便利。便利なのに、なんで使わなくなっちゃったのAppleさん。
そんな心の声とは無関係に、ポチッとつける感覚は格別です。ただ、壁掛けとして使用する場合にはイマイチしっかりはまらない感はある。
紙パック容量は小さい
まず、スリムな形状の犠牲となったのが、「紙パックのサイズ」です。

上記画像でもわかりづらいですが、握りこぶし一つ分くらいです。
ゴミの想定は大丈夫?
1年間分の紙パックがついてくるのですが。
※週4回のお掃除(1日あたり試験ゴミ1g)した場合。[ 室内の状態やゴミの種類によって異なります。]
http://www.twinbird.jp/products/tce261.html

えっ、製品チェックの時に、自分の家掃除しなかったの? むしろ、世の中なかの家って、そんなにゴミ出ないの? ってゆーかその家、もう掃除の必要ないんじゃないの?
とはいえ、私も自分の家のゴミの重量を図ったことはなかったのでなんともいえませんが。ただ、片手に転がるハムスター程度の大きさのゴミパックだと、我が家は3日で満タンになる自信があるよ。
ただ、紙パックを捨てるだけの構造は私はすごくいいと思っているので、言いっこなしです(何がじゃ)
TC-E261S スペック表
スペック項目 | TC-E261S |
製品寸法 [ W x D x H ] | 約 235 × 135 × 1030 mm |
製品質量 | 約 1.5 kg ( 本体・延長管・パワーブラシ含む ) |
電源方式 | 充電式 |
使用電池 | リチウムイオン電池パック DC 18.0 V 2.5 Ah 45 Wh |
充電時間 | 約 3 時間 |
連続使用時間 | 標準 約 30分、強 約 7分 |
運転音 | 約 75 dB以下 |
スイッチ・表示 | タクトスイッチ |
集じん方式 | 紙パック式 |
集じん容量 | 約 0.25 L |
HC-EB02W

なんか、ウルトラマンにこんな怪獣がいたような気がするのだけど。と、思ってしばらく検索してたら、ちがう、こいつだ。
ということで、このフォルム自体になにか特別な意味合いがあるのではないか、としばらく調べてみたが、とりわけ空気清浄機になったり、上部から蒸気がでて最適な湿度をたもつとかそういうのはなかった。
でも、つまり空気清浄機のフリしてリビングで充電できると考えれば素敵じゃない?
ちなみに、めっちゃ安いですね。
TC-5109W
1台3役をこなすということなので指折り数える
私の頭の中には、「スティックタイプ」と「ハンディタイプ」以外にもう1役がどうしても思い浮かばないのですが。

、、、まさかの、キャニスター? 時代を、逆行する? もしかして、時間が、戻ってるー?
時を超える少女みたいなノリで、青春真っ盛りの30代男子が「飛べー」とか叫びながら電車にでも突っ込んだら、それはただの人身事故やで。
公式HPを見ても答えが見えない
フロアのお掃除はスティックで。棚の上のお掃除はハンディで。階段のお掃除はハンディ+床ノズルで。クリーナーのスタイルを、お掃除したい場所に合わせて変えることができます。
http://www.twinbird.jp/products/tc5109.html
http://www.twinbird.jp/products/tc5109.html

いや、答え合わせ、できてないよ!? なんなの、「階段のお掃除はハンディ+床ノズル」って。ノズル含めていい感じなの?
階段掃除は姿勢に無理なく楽そう

ただ、写真を見る感じ、この「尺」は思いのほかビンゴで、階段掃除は確かに楽そうではある。

階段って、微妙な長さの違いで腕がつっかえる感じというか、それが解消されてそうではあるよね。
HC-E205W

あれ、ワインボトル掃除機、流行ってるの?
つい、そう思ってしまったのが、こちらのHC-E025Wという、「ボトル型クリーナー」。

SharkのEvo Powerは「ワインボトルサイズ」でしたが、さすがはツインバード、上をいく「ペットボトルサイズ」で勝負してきました。

あくまでも、吸い上げ機能のついたちりとりみたいな使い方しかできなそうですが、「清潔分野向き」みたいな感じで、キッチン周辺とかPC周辺だけとか使い分けすることで「汚い掃除機」で机の上をブラッシングしなくて済むのは結構アリなんじゃないかと。
HC-5247

ただのコードレスハンディクリーナー。ですが、ツインバードには珍しくポップでキュートなピンクが登場。アタッチメントを含めてもコンパクトにまとまる姿は、やっぱりおしゃれとは言い難いんだけど、機能美はあると思う。
attrax HC-5252
ついに、電動リール業界に殴り込みか、と思ったらなんとこれ、クリーナーでした。
8種類のアタッチメントという豊富な選択肢を持つこのクリーナーは、部屋中どころか家中、どころか庭にまで出て掃除していくスタイルを確立。

ショルダーという選択肢
個人的にはアタッチメントは少ない方が嬉しいのだけど、ショルダータイプという、「その手があったか」という負担感を軽減してくれるスタイルを提案してくれたので、Dyson専用のショルダーバッグでも作ろうかと思っているところ。

どうでもいいのですが、この製品にはちゃんと名前つけとるやん。
コードレスウェット&ドライクリーナー HC-EB21
いわゆる、水も吸っていいタイプ。
ハンディージェットサイクロンEX
これをみるといつも「この機能でこの価格、さすがコスパ最強」と思うのだけど、よくみるとコードが出てて「コードレス、じゃ、ない?」ってなる。
ツインバードでクリーナーは買うべき?
ということで、いくつかクリーナーを紹介しましたが、果たしてツインバードの掃除機は買うべきなんでしょうか。
コスパ的には一押し
まず、日本国産の家電としては、コスパ最高にいいと思います。必要な機能が厳選されていますし、日本大手メーカーに比べると「あれ、この機構ないの?」と使っているうちに気づかされる部分もあります。

ですが、不必要な部分を削除することで提供できる価格です。叩き売りで大手メーカー品が安くなっているわけではないのです。
レビューを気にしたら始まらない
というわけで、Amazonレビューも厳しい意見が見られます。もちろん、意見は意見として、購入するときの参考にするべきです。なのですが、「比較対象」や「使用条件」などが明確にならないレビューですから、「Dyson買ったほうがよかった」などを見ると、「いやその予算あるならDysonでいいのは当たり前では」と思ってしまうところです。

むしろ、条件次第ではありますが、Dyson1台買えば、Twinbirdなら10台くらい買えるというコスパで、「満足できた」という意見が多いことにも注目すべきかなと思います。
性能は上を見たらキリがない
コスパの考え方は実に難しい。お金があれば、最新のフラッグシップモデルを買えば満足できます。ただ、それでもユーザーのニーズに合わなければ不満が出てきます。コストも性能も、実は大した問題ではありません。

いい買い物、というのは「自分のニーズ」をしっかり見極めた上で、ぴったりと当てはまるものを購入できたときに出てくる言葉。「これが欲しい」が決まったら、ぜひツインバードの製品もチェックしてみてください!
コメント