空気清浄機はなくても暮らせるので良いのですが、エアコンはないと死んでしまいます。

お住まいの地域によりけりでしょ。
私のような、新潟の僻地に暮らす人間だと、エアコンで暖をとる場合は暖房能力が重要視します。寒さには勝てない。寒暖差が緩く、お金の縛りもない自由にエアコンを選べる立場にある人は、「空気清浄機能付きエアコン」も気になるところだと思います。
このページでは、家電レビューを生業としている私が、メーカーの圧力を受けない立場で自由に「エアコンの空気清浄機能」について論じていきたいと思います。
エアコンの空気清浄機能とは
エアコンに、空気清浄機能、いる? という根本的な疑問から解決していきます。
当然、効果はある
当たり前ですが、世の中に「空気清浄機能」を謳ってリリースする以上、空気清浄機能はあります。

でも、エアコンの場合だと、空気清浄機のようにわかりやすい比較基準とかないんじゃないの?
- 日本独自の空気清浄機の基準がある
- ただし、世界的に認められるようなものではなく、メーカーの都合による部分も大きい
空気清浄機能はどうやって測定する?
まずは、空気清浄機がどうやって「空気清浄を測定」しているのか、から調べていきましょう。
日本は独自の空気清浄機能の基準があるため、諸外国製品と「どちらが空気を綺麗にできるか」を比較するのは案外大変だったりします。
JEM1467が基準
日本電機工業会で定める、家庭用空気清浄機に関する性能測定基準があります。
- 空気清浄機の定義
- 各種性能の測定方法
- 性能基準値
- 性能値換算方法および目安表
日本電機工業会に加盟しているメーカーは、この基準に従い測定している、そうです。
https://www.jema-net.or.jp/Japanese/ha/kuusei/qa.html
JEM1467では、空気の汚れの目安として測定の再現性が高い紙タバコを使っています。
「紙タバコ5本分の煙に含まれている粒子成分とガス成分」を1日分の空気の汚れとしていますが、これは実態の汚れより厳しい条件として考えています。従って各種性能実験においても、空気の擬似汚れとして紙タバコの煙を使用しています。
JEMって何よ?
ちなみにJEMというのは、JapanElectrical Manufacturesの略称で、詰まるところの日本電気工業会の略称です。
他国で用いられる基準はAHAMなど
AHAMはアメリカをはじめとした諸外国の電化製品の基準の拠り所となるもので、空気清浄機についてはCADR(クリーンエア供給率)という値を基準にします。
少し考え方が面倒なので、詳細な説明は割愛しますが、「早く対象の汚染物を除去できたら高得点」みたいな考え方。

事前に空気中に散布された粉塵をいかに早く回収できるかでポイントが決まります。

散布された粉塵を回収できたら最高得点なので、100点満点以上の数値が出ないのも特徴。
中国では新GB
中国の規格はGBというものらしいのですが、一般に公表されている資料がないので詳細は不明。ただ、チェック項目はしっかりとしているらしく、というより空気清浄機の必要性、というか求める機能の深刻さは日本以上なので、かなり実態に沿ったもの、らしい。
空気清浄機能の効果は「基準」に照らして実証される
長々と書いてしまいましたが、つまりこれらの検査を行なって「空気清浄機能としても認めて良いよ」というものだけが、空気清浄機能を名乗っているのです。
だから、エアコンでも、しっかりと基準にのって実証されたものであれば、無意味ということは、当然ない。
ただ、どれくらいの空気清浄機能を持っているか、というのは正直なところメーカー次第であるし、消費者もエアコンの空気清浄機能を本気で比較しようとはしないので、関心の寄らない部分でもある。

だからこそ、私のような暇なブロガーが空気清浄機能をチェックしておけば良いんだね!
エアコンの空気清浄機能はどうなっているの?
エアコンに限らず、空気をきれいにする、というのは以下の方法があります。
エアコンの場合は、元々、空気を循環させる機能があり、フィルターなども標準で装着されています。

空気清浄機能の土台は出来上がっているので、各メーカー、エアコンが汚れない工夫や、プラスアルファとしてイオン放出や電気集塵などの方式を取り入れている、という感じですね。
空気清浄機の加湿機能ってどうなってるの?
似たような問題に、「空気清浄機の加湿機能ってどうなの?」みたいな記事も書いていますが、興味はないと思いますのでスルーしてください。

空気清浄機能のデメリット
空気清浄機能をエアコンにつけるデメリットを説明していきます。
コストが、高い
当たり前ですが、本来不要の空気清浄機能を取り入れるということは、その分値段が上がるということです。ただ、シンプルに空気清浄機能の値段が高いというわけではない。
フラッグシップモデルとしての高価格化
まず、空気清浄機能は言ってしまえば、エアコンとしては不要の機能です。
不要だけど、何となくあれば嬉しい機能というのは、だいたい「一番高いモデル」に搭載されます。フラッグシップモデルというやつですね。
そのため、当たり前ですが、一般的な普及モデルと比べると高い傾向にあります。
開発費用として相殺
しかし、空気清浄機能の分だけ高くなっているか、というとそうでもない。エアコンの値段は、作り上げるための原材料、人件費、開発費用、広告費用など諸々から計算されています。

しかも、エアコンを販売する国によっても価格が違うから、先進国では少し高めに、発展途上国では安く販売できるようにして帳尻をとったりしています。
話を戻しますと、当然、普及モデルよりもフラッグシップモデルの方が高い。ですが、単純な引き算では計算し尽くせないくらいのものがあります。

もっとわかりやすく噛み砕けば、開発費用はフラッグシップモデルだけで回収しているわけではないので、最先端の技術が多少の価格差くらいで買える、と考えれば安く感じる場合もあるということです。

不要な機能はつけないのが、一番安いことに変わりはないよね。
フィルターによって機能が左右する
空気清浄機の記事でも書きましたが、空気清浄機能ってのはほとんどフィルターと空気を循環させる力で決まります。
ある意味では、エアコンってのは空気を循環させるためのものですから、空気清浄機能とは相性の良い家電です。

空気循環の都合、室外機だけじゃなく、室内機であるエアコン部分でも部屋内の空気も取り込む必要があるから、フィルターの意味合いも大きいしね。
先ほどの開発費用の話もありますが、総合家電メーカーとしては、せっかく研究開発した空気清浄機の機能をエアコンに活用しないのはもったいない、というのもあります。
(ただ、エアコンが空気清浄機の売り上げを食う危険性はある)
エアコンフィルターの交換はしたくない
話を戻しますが、エアコンに空気清浄機能は取り込みやすいのですが、我々消費者側が盲点にしているのが、フィルターの問題。

フィルターは使えば使うほど、汚れていれば汚れているほど目詰まりを起こすから、メーカーが謳う空気清浄機能は、すぐに半減してしまうということ。
解決のために「メンテナンス不要型」が人気
エアコンのフィルター交換は、せいぜい掃除するくらいで買い換えまでする方はいないと思いますが、HEPAなどの高精細なフィルターの場合はそれほど長持ちしません。

でも、フィルターの買い替えなんてしたくない!
そんなユーザーの声に応えるが如く、メンテナンス不要を謳うエアコンは多く存在します。

フィルターに負担のない電気集塵式やイオン放出式が人気
空気清浄機能についても、フィルター性能よりも「プラズマクラスター」や「ナノイー」などの「微細な粒子を、何だかんだ科学の力でやっつける」みたいな機能を特化させています。

メンテナンス方法も、フィルター自動清掃なんて当たり前、「プラズマ放電」で自動集塵、フィルターも汚れない、みたいなものが多いですね。
感染予防もできるか空気清浄機能
感染予防に空気清浄機が活用できるかどうかを考えた記事があります。

ついでに、加湿器に「次亜塩素酸水を入れると最強じゃね?」という浅はかな考えを否定した内容の記事はこちらになります。

各メーカーのエアコンを比較していく
結論から言えば、空気清浄機能目的ではSHARP以外はありえない、買ってはいけない状態に陥ります。

でも、あくまでも、空気清浄機能なんて、エアコンのおまけ機能みたいなもんだからね!

もっと根本的な、暖かさとかで選ぶべきだよね
優先順位としては低そうですが、空気清浄機の記事がそれなりに読まれているので、エアコンと空気清浄機をつなげる目的で、こんな記事を書いているわけです。

シャープ Airestエアレスト
まずは、シャープから。記事を書き始めたときは当て馬的に考えていましたが、まさかの圧倒的首位。
当たり前だのプラズマクラスター
私自身は、自分のブログで何度も「プラズマクラスターの効果は一応実証されている」という事実を目にしているのだが、それでもいまだに信用していない。

これはもう、科学的なエビデンス以上の、信仰のようなものがあるよね。私は、絶対に、プラズマクラスターを、信じない!

何なの、その邪教の大神官ハーゴン的な。
フィルターが空気清浄機レベル
当たり前と言えば当たり前なのですが、JEM規格に準拠しているということは、とうぜん空気清浄機レベルなのです。ただ、それを実感させてくれるのが、フィルターの存在感。



うん、これはエアコンのフィルターじゃないね。壁掛け式空気清浄機だ!
ちなみに、個人的にはデザインもかっこいいと思ったのですが、別に気を衒ったわけではなく、必要性を追求していたらたどり着いたデザインらしい。
4連シロッコファンのインパクト
これは公式HPのものを見てもらった方がいいと思いますが、4連シロッコファンと聞いただけではなんのことか想像つかないんですけど、その名の通り、4連シロッコファンでした。


ただのエアコンだと、空気を吸い上げる力がないからね、結果的に、こういう構造になっちゃうよね。
プラズマクラスターNEXT
わたしはプラズマクラスターとか信じないんですけど、さらに進化したのがNEXTです。
https://jp.sharp/aircon/airest/
パナソニック Eolia Xシリーズ
別に、パナソニックが先でも良いのですが、このサイトでは、除湿機にせよフットマッサージャーにせよ、挙句、蓄電池記事にまでパナソニックが登場してきます。

個人的には辟易として後回しにしたい気持ちはある。
パナソニックといえば、ナノイーですね
プラズマクラスターの方が売り出し方がうまかったのか、ナノイーよりもプラズマクラスターの方が世間的な認知度は高いような感じがしますね。

ナノイーのことを「プラズマクラスター」って呼んでたお客さんもいたしね。
ナノイーは、パナソニックの一押しなので、ここはしっかりとチェックしていきます。
ナノイー頼み
今回は、空気清浄機能についての記事なので、ナノイーの凄さばかりを語るのは恐縮なのですが、パナソニックのEoliaは、基本的にはナノイーを搭載したエアコンであって、空気清浄機ではないな、というのが感想。

フィルターや空気循環を良くするような機構については、特に宣伝していないですね。
ナノイーは高機能
ナノイーのできること自体は高機能。
- カビ菌を抑制
- 主要な花粉を無力化
- 生活5大臭に効果がある
- PM2.5を抑制
- ウイルスも抑制
- アレルギー物質も抑制
実生活で効果的かどうかは疑問が残る
とはいえ、そもそも「抑制」ってなんだ、とか、主要な微粒子の「主要」は誰が決めたんだ、とか、なんというか突っ込みどころは満載。
また、抑制効果が実証できるまでの時間が長く、しかも測定環境は6畳の密閉空間だったりと、曖昧さと実験環境に依存した結果。

ちなみに、記事を書き終えた今となっては、Panasonicに限らず、主要メーカーは「とりあえずみんな大好きな空気清浄機能はつけてみたから安心してね」くらいの感じで「おまけ機能」の枠は飛び越えないですね。

でも、まぁ、効果がないってことはないってことだね。
空気清浄機のような機能を求めて買うような機種ではないということです。
https://panasonic.jp/aircon/20feature.html
三菱 FZシリーズ
三菱のエアコンの高級路線であるFZシリーズ。
ピュアミスト
スチームより微小サイズの名のレベルの水粒に、電気を纏わせてなんちゃらかんちゃら。

空気清浄機の機能というよりは、エアコンの一機能くらいのものですが、ピュアミストで以下の粒子に対しての抑制効果があるとのこと。

1種類の菌・ウイルスに対してしか効果がない、のではなく、あくまでも検証に使用した種類が「1」ってことかと。
先ほどのパナソニックよりも、さらに曖昧で検証数もすくないという印象です。あくまでも、エアコンですね。
https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/kirigamine/product/fz/feature/cleanliness.html
ダイキン うるさらX
DAIKINは、空気清浄機に力を入れているのだから、ここは期待したいところ。
加湿ができるのはうるさらだけ
乾燥と風邪予防
乾燥は感染と隣り合わせ。湿度が下がることで、空気中にウイルスが飛散しやすい状態となります。(飛沫の水分が軽くなるため)ウイルス自体が湿度に弱いものがある、とも考えられています。
また、粘膜の乾燥により、本来人間が持っている保護機能が活躍しづらくなるので、冬場の乾燥で風邪を引く人が多くなるといわれています。
エアコンと乾燥
空気を直接暖めることで部屋全体の温度を上げるので、水蒸気は発生しません。つまり空気中の水分は増えずに、温度だけが上昇するため、湿度(相対湿度)が低下して乾燥を引き起こしてしまうのです。
https://www.daikin.co.jp/air/life/laboratory/dry/
どこの文献でもよかったのですが、DAIKINの記事が出てきたので引用しておきます。これでわかる方は基礎知識の豊富な方だと思います。

温度が上がると湿度は下がる、湿度が下がると、体の水分が奪われるという現象だけ覚えておけばいいね。
加湿が行えるのは空気清浄よりも大事かも
というわけで、湿度調整ができるエアコンというのは、それだけですごいということです。なんだったら、空気清浄機能よりも大事。
ストリーマー搭載
基本的には、DAIKINエアコンの微粒子に対する対策は「ストリーマ」になります。また、結露水を利用した洗浄機能もあり、エアコン自体を清潔に保つ工夫がされています。

でも、部屋の空気中をきれいにする機能とは少し違うようだね。
https://www.daikinaircon.com/roomaircon/products/r_series/index.html
東芝 暖太郎 DRNE
じつは、東芝は書くつもりはなかったのですが、パナソニック、DAIKIN、三菱と不甲斐ない結果に終わってしまったので、「あれ、これもう記事にならなくね」と焦り始めたのであわてて追加したのです。

思ったよりも真面目に取り組んでたね。
プラズマ空清
後述する富士通とほぼ一緒の機能なので説明は割愛しますが、東芝の方が少し機能が良さそう。

東芝エアコン「大清快」の「プラズマ空清」はプラズマ放電で汚れを帯電させ、熱交換器に吸着させる電気集じん方式。熱交換器に付着した汚れは自動で屋外へ排出されるから、手間いらず。フィルターの買い替えコストも、掃除の手間もかかりません。しかも、8畳の強力集じんパワー※2です。
https://www.toshiba-lifestyle.co.jp/living/air_conditioners/special/air/index_j.htm
富士通 Nocria Xシリーズ
富士通のノクリアは、かなりエアコンとしてのグレードは高く評価されています。なので、よそがやっている「空気清浄機能」についても、とうぜん搭載しています。

東芝と同じ、プラズマ空気清浄だけどね
意外と高い空気清浄能力
エアコンがきれいなら、汚れた空気が出ないなら、エアコンとしてはもうそれでいいじゃないかという気持ちなんですけど、一応調べ始めたからには最後まで書きます。
プラズマ空気清浄

電気集じん方式で、ホコリや花粉もキャッチ、カビ菌などを除去。小さなお子様のいるご家庭や花粉が気になる方に最適です。
https://www.fujitsu-general.com/jp/products/aircon/2020/lineup/nocria-x/clean.html
日立 しろくまくん Xシリーズ
正直、ここまで書くつもりはなかったのですが、ここまで大手家電メーカーを取り上げておいて、日立はスルーはなんか流石に角が立つんじゃないかと怯え始めたので、日立も紹介します。
凍結洗浄
日立のエアコンといえば、凍結洗浄ですね。室外機も室内機も、一度凍らせてしっかりと汚れを掴むことで、洗い流しやすくするというもの。自動掃除ロボの機能もあるので、汚れがこびりつく前に除去できるのが強み。
カビの抑制
プラズマイオンと加熱・低湿度制御でカビがつきにくくしています。
ステンレスイオン空清
「ステンレスイオン空清」と「空気清浄フィルター(別売)」で「PM2.5」(0.1~2.5μmの粒子)を約98%キャッチ
https://kadenfan.hitachi.co.jp/ra/lineup/xseries_j/feature03.html
まとめ:空気清浄機能付きエアコンを無理して買うこともない
今回は、わかりやすいですね。
SHARPが一番です。

というか、SHARPのエアコンは空気清浄機です。
でも、空気清浄機とくらべ始めると、「もう、別で空気清浄機、おいたらよくね」になるのでやめておきましょう。

次点で東芝、富士通とつづき、日立でフィニッシュ。
エアコンの空気清浄機能比較表
エアコン | 名前 | 清浄時間 | 空気清浄適用床面積 | フィルター | PM2.5 | 臭気 | メーカーの特徴 |
Sharp | Airest | 8畳/5分 | ~55畳(91m²) | 集塵脱臭フィルター | ○ | ○ | プラズマクラスターNEXT |
Panasonic | Eolia | 記載なし | 記載なし | フィルター自動お掃除 | ○ | ○ | ナノイーX |
三菱 | FZ | 記載なし | 記載なし | フィルターおそうじメカ | ? | ? | ピュアミスト |
DAIKIN | うるさらX | 記載なし | 記載なし | フィルター自動お掃除 | × | × | ストリーマ |
東芝 | 暖太郎DRNE | 10畳/50分(半減は7分) | 20畳 | 自動除去、プラズマ集塵 | ○ | △ | プラズマ空清、マジック洗浄熱交換器で汚れを吸着 |
富士通 | Nocria Xシリーズ | 8畳/90分(90%、JEM準拠) | 記載なし | 自動お掃除、プラズマ集塵 | ○ | △ | プラズマ空清 |
日立 | Xシリーズ | 30分/25m²(70%) | 記載なし | 自動お掃除、ステンレスフィルター、空清フィルター別売 | ○ | × | ステンレスイオン空清 |
空気清浄機と比較することも忘れない
根本的には、空気清浄機の方がいい場面も多いのです。エアコンで空気清浄機能が故障した時のリスクもありますし、メンテナンスのしやすさでいえば空気清浄機の方が取り扱いやすいです。
日本製で「長くフィルターを使いたい」ならDAIKIN
空気清浄機としてのおすすめなら、日本製ならDAIKINです。ただ、次に紹介するように基本的に「フィルターは消耗品」ということを念頭に置く必要はあります。

フィルター交換を厭わないならブルーエア
個人的には空気清浄機ならブルーエアがお勧めですし、私はメンテナンスコストまで考えたら「もういらないや」って思って買いませんでした。そういう選択肢もありよね。

寝室で使用するなら考えたいこと
空気清浄機を寝室に設置する場合に考えたいことなどをまとめました。

除湿機も利用する
寝室って、どちらかといえば多湿状態が維持されて「かび」の方がアレルゲンになったりします。除湿機についての記事もあります。

低価格帯でおすすめしたい空気清浄機
エアコンに空気清浄機能をつけるよりも、簡単にフィルター交換できてしかも安い機種を購入するのが一番お手軽ですし清潔です。AirRobo(エアロボ)のAR-400という空気清浄機も消化しています。

空気清浄機能付きエアコンに関するよくある質問
- Q空気清浄機能付きのエアコンを買うのと、空気清浄機とエアコンを買うのはどちらがいいですか?
- A
優先順位によります。価格や設置位置などに制限がある場合に関しては空気清浄機能付きエアコンを買うことも検討しますが、空気を綺麗にすることを優先して考えるのであれば空気清浄機とエアコンは別々で用意することをお勧めします。むしろ、エアコンと空気清浄機は併用することでお互いの利便性が高まることもあります。
- Q空気清浄機能付きのエアコンは本当に空気が綺麗になりますか?
- A
エアコンも空気清浄機も、部屋の空気を循環させる機能がある家電製品であるため、エアコンのフィルターを強化することで空気清浄機のように使うことはできるようになります。
最近のエアコンは、フィルターの自動清掃機能なども搭載されているため、空気清浄機としての使い勝手としても便利ではあると思います。
ただし、故障した時のリスクやフィルターを交換する必要性が出てくることを考えると、空気清浄機を別に用意して、役割を分けた方が使い勝手は良いと思います。
- Q空気清浄機能付きのエアコンは無駄じゃないですか?
- A
空気清浄機能がつくこと自体はメリットだと思いますが、その分のコスパに見合うかどうかは疑問符がつくところだと思います。
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