先日、ダイソンが壊れたので現在修理中(バッテリー交換待ち)なのですが、どうにもDysonが肌になじまないので、これを機会に考えてみたんです。

我が家は、使用頻度や役割を考慮すると、「ハンディクリーナー」で十分なんじゃないかって。
というわけで、このページでは、「そんなに掃除機って必要じゃないけど、さっと使えて安くて丈夫な子育て世代むきのハンディクリーナー」をご紹介、するフリをして私が買いたいものを検討する情報が詰まっています。
我が家がハンディクリーナーを必要とする理由
我が家ではDysonV6 Triggerという、ダイソンのハンディタイプの掃除機を使っているのですが、こちらが2年を待たずしてバッテリー異常エラーを吐きだしました。

もともと、「ハンディタイプにしては重いし、トリガーシステムうざい」と思ってたくらいだから、いいきっかけなのかと思っています。
掃除機の出番
- 6畳程度の和室(畳)
- たまに車のシートの掃除
- 布団の掃除
- 棚のホコリ取り(クイックルワイパー併用)
- 急に現れる虫という闖入者への対応
- 子どもがお菓子ぶちまけた時
- 子どもが紙吹雪作ってた時
- 子どもがご飯粒ピンピン飛ばす遊びを開発した時
- 子どもが自分で「よいしょ、よいしょ」ってニコニコしながらダイソン引きずり倒してた時

これでもかってくらいに汚されて叱ろうと思ったら不意に可愛いことするから、にへらって笑ってすませちゃうんだよねぇ

よし、もう子どもでも簡単に使える、「軽くて」「丈夫で」「安いやつ」を買おう(壊してもいいくらい)
ハンディクリーナーに求める機能性
一応、探す上で「こんな機能が欲しい」というものをまとめておきます。
- 1万円くらいで1年間はハードに使う
- でも1回使う時間は5分~10分くらい
- 小さな棚に乗せて置けるくらい小型
- 妻の御眼鏡にかなうデザイン性
- できれば夜でも静かに使える静音性
- 牛乳にも対応できるか
- ハンディなら紙パックじゃなくてもいいけど、ゴミ捨てとメンテナンスに手間はかけたくない
こんなところでしょうか。
ハンディクリーナーのおすすめランキング
さて、いつも通り、おすすめランキングにカモフラージュした「これが気になる」のコーナーです。
我が家は潤沢に資金があるわけではないので、全てをレビューすることは叶わず。家電量販店にあればいつも試してみたりはしてますが、それは皆様の求める「普段の使い勝手」のレビューには至らないので、あくまでも情報提供、といったとことろです。
サンコー スイトリーナ
記事更新ついでに、スリムモデルが登場していましたのでご紹介します。
吸水に特化したモデル
ワイパー型の給水ノズルを付属しており、外側から水をヴァーってかけて窓の掃除や浴室の壁掃除にも使える優れもの。ハンディなので屋外で、車の洗浄などにも対応できるのは嬉しい。

そうか、浴室の水分を吸い取っておけば、湿度が抑えられてカビの予防にもなるね!

こすらないから傷になりにくくて、カビの繁殖源を増やすこともないしね
サイズ感はばっちこい
大きさは、W100×D250×H225mm、重さ682gなので、現在使用中のダイソンV6本体と比較すると大きさは同じくらいで、半分くらいの重さとなります。

うちの子供には重たいくらいだけどね
一歩間違えるとクソダサいデザイン
ただ、見方によっては「かわいい」と見えなくもないので、このギリギリの綱渡りを妻がどう捉えるか。
シャークニンジャ EVO POWER
いや、実を言うと、シャークニンジャの記事はずっと書きたいと思ってたんだ。だけど、書いているといつの間にかAmazonでポチってしまいそうで、我慢してたんだ。
と言うわけで、シャークニンジャは我が家の財政を守るためにも別記事にしておきます。

ツインバード全般のハンディクリーナー
いや、実を言うと、ツインバードの記事はずっと書きたいと思ってたんだ。だけど以下略
と言うわけで、ツインバードは私の県民愛を証明するためにも無料で別個記事にまとめました。

ブラック&デッカー 「リチウムオーブ」
なに、このガンダムのHAROみたいなやつ!
と言うわけで、テンション上がって思わず検討候補に入れてしまったアイテム。
ブラックアンドデッカーとは
ブラックアンドデッカーはDIYをしている人ならわりと聞いたことのあるメーカーかと思いますが、わりと掃除機に関しては力を入れているのと、「他のメーカーの出さない」微妙なニッチをついてくるのが得意なイメージです。
フロアフレキシー

例えば、フロアフレキシーなんかも、一見は使い勝手の悪そうなキャニスター型の掃除機にみえるんだけど、これ、ハンディクリーナーなんです。
ダイソンを使ってると、スティッククリーナーって、どんだけ軽量化しても重心がずれて重たく感じるんですよね。ちょっと床に置いてノズルを引っ張ったほうが掃除としてはラクなんですよね。そんなニーズにきっちり応えるために、1.5mも伸びるノズルをつけたらこんな形になっちゃった、という商品なんです。

ブラックデッカーの商品開発風景を想像すると、おっさんたちが「こんなのよくね?」とかいってデザインラフみせてけたけた笑ってるのがみえてくるよね。
みようによっては、海棲の首長竜が優雅に首を下ろす様にもみえるね。
乾湿両用型のダストバスター
キッチン周りで使うなら、ブラックデッカーにはこんな商品もあります。
これから「水分もいける」ハンディクリーナーをいくつか紹介するのでここに枠は割きませんが。コスパが良いのと、よくわからない中華製よりはブラックデッカーのものが欲しい、という方にはよさそう。
オーブの解説
オーブの説明に戻ります。コスパは間違いなくデザイン製も含めて妥当性はありますが、掃除機が欲しい、という場合には少し荷が重い印象。
キッチンの台の上に置いておけるくらいのお手軽さで使用できるのはすごくいいのだけど、サイズ的にもダストボックスは使用のたびに捨てられる「まめさ」が要求されるので、我が家の適応には少し厳しいかな、といったところ。
エレクトロラックス rapids Wet & Dry
いわゆる、乾湿両用の「水物」もいけちゃうハンディクリーナーの代表格。

小さなローラーが付いているので、我が子は喜んでおもちゃにして走らせられそうです。
乾湿両用のここが気になる
水分はどれくらい吸えるの?
ダストカップには100mlまでの水分を蓄えることができます。逆にいえば、コップいっぱいこぼした場合は全て吸いきることはできません。
メンテナンス大変じゃない?

子供がこぼすものだと、不純物の多いジュースや臭いの元となる牛乳なんかが多いけど、そんなのも吸い込んで大丈夫なの?
ダストカップとフィルターは洗える構造になっているので、適宜洗浄することで清潔を保つことはできます。でも食洗機などは使用しないように注意書きはあるので、手間に感じる方はいらっしゃると思います。
壊れやすいんじゃないの?
水分は電化製品の敵なので、故障のリスクとは隣り合わせです。ダストカップを超えるような水分を吸ってしまうとモーターなどの機械部分にまで水分がいってしまう可能性もあり、注意が必要です。
ただ、構造上水分に対しての耐性はあるため、「普通の掃除機でうっかり水分を吸い込んでしまった」というありがちなミスに比べれば、むしろ故障のリスク対策ができているとも考えられます。
https://www.electrolux.co.jp/globalassets/5-support/manuals/ja-jp/jp_rp50-51-61-wd_13-05_v3.pdf
ちなみに、ニッケル水素電池ではなく、いまのトレンドでもあり充電回数など気にしないですむリチウムイオン電池のタイプもあります。ただし、確認したタイミングではコストが倍くらい異なるので、お財布との相談でいいかと。
パナソニック MC-SBU1F
パナソニック製も比較用に一応取り上げておきます。
パナソニックからハンディ単機能モデルはなくなる
当然ちゃ当然の流れですが、パナソニックは「スティッククリーナー」モデルがハンディ機能を搭載しているので、ハンディ機能だけのクリーナーは販売されなくなりました。

マキタ
デザインが昭和時代から平成を通り越して令和に着地してしまったみたいなんだけども、その点さえ克服してしまえば機能面、サポート、将来性全て含めても満点をとる逸材。
バッテリーだけ充電できるのがいいんだよね。ただ、付け替えすら面倒になるのが我が家の特性なので、そこは注意かなと思ってるんだけど。
CL108FD
現在のマキタのスタンダートモデルともいうべき製品。紙パックではなくカプセル式でゴミ捨ては簡単ですが、ご希望により別途サイクロンアタッチメントを取り付けることで、 ごみがアタッチメントの方で遠心分離されて吸引力が落ちなくなる。

シンプルでかつ使いやすいが売りのMakitaを選ぶならアタッチメントまでは不要かと思いますが、実際に使ってみて気になったら買ってもいいかも。
CL282
マキタを使い続けた人が、Makitaに惚れ込んで、あえて、Makitaでハイエンド機を購入したいという方のための製品。マキタらしいデザインを突き詰めたら、ガンダムの腕くらいのデザインまで成長しました。
アイリスオーヤマ
アイリスオーヤマ、ネット通販とも相性が良かったのか、最近注目されていますね。

家電芸人がよく紹介するようになったけど、何かスポンサーでもついたの?
よくある2Wayスティック
これは特筆すべき機能は何もないのですが、安すぎてびびった。
アイリスオーヤマといえばモップ付きのコードレスクリーナーのイメージがありますが、モップでいいならもうクイックルワイパーでいい、といつも独り言が溢れる。
BOSCH GAS18V-1
わたしは節操なく紹介しているように見えて、優柔不断だから実際その通りなのですが。今回も「まーどうせシャークかツインバードあたりで決まりでしょ」と絞られていた選択肢から、情報収集をするごとに「あーこれもいいなぁ」と無駄に選択肢を増やして帰ってくるのですが。
まさに、その典型で、一眼見て、「これは紹介しないといけない!」と決めたのが、BOSCHのクリーナー。

生まれ変わるなら、こんなたくましい腕にしてほしい
と思わず神に祈りを捧げたくなるようなフォルム。ドイツを母国とするBOSCHらしい、力強いデザインです。
軽いわけがない
なんと、こんなに重たそうなフォルムをしているくせに、仕様を見ると1.6kgという驚き。

いやいや、ドイツ独自の重さの単位でしょうよ。
ドイツ人の身長2メートルくらいの人が「カルガルデスネ」とか言ってるだけな気がするの。絶対、もう片方の手には泡がこぼれてる1リットルのビールジョッキが見えるもの。

なんか、軽くなったDysonでも2kg超えとか重すぎ、とか言ってた自分が恥ずかしいです。
ちなみに、ハンディじゃないDysonはクリーナーヘッド含めると2.72Kgなので、1.6kgはかなり軽量です。
デザインがBOSCH
BOSCHらしいデザインで、家中がBOSCH製品で溢れている家にはベストマッチするデザイン。しかも、BOSCH共通のバッテリーが使用できるから互換性の高さは他社とは比較になりません。

あのー、我が家には一台もBOSCHなんて書いてあるものはありませんが。

いやいや、あるじゃないですか、これが。
フカイ工業 FC-830
BOSCHから、フカイ工業に頭を切り替えます。
さて、一気に値段帯を下げて、しかも軽量720g(悪意)という軽さ。液体も吸えるので、今回の条件に全てマッチしているというおすすめ商品。今までのは何だったんだ。
レビューは酷評
ですが、レビューを見てもらうと分かる通り、吸引力が格段に落ちるのと、思った以上に大きい、しかも使用時間が15分で充電に10時間かかるという設計。このあたりを許容できるかどうかで、購入の岐路に立たされそう。
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