このページでは、空気清浄機「Airdog X5D/5s」について紹介したいと思います。
「Airdog X5D/5s」はリビングで使うのに適していますが、他の類似商品と比べて購入すべきかどうか、という点についても考えていきたいと思います。
「Airdog X5D/5s」を購入するか悩んだ時の参考情報
まずは「Airdog X5D/5s」について簡単に解説していきたいと思います。
「Airdog X5D/5s」の購入ポイント
Airdog X5D/5sについて押さえておきたいポイントとして、メリットとデメリットについて考えていきます。
「Airdog X5D/5s」を書いたくなるメリット
まずはAirdog X5D/5sを購入するメリットからまとめていきます。
「Airdog X5D/5s」を買うのはやめたいデメリット
次に、Airdog X5D/5sを購入するのを躊躇ってしまうデメリットについても触れておきます。
電磁波は安全?
メーカーの回答としては以下の通りです。
- Q電磁波は発生しますか?電磁波のレベルは?
- A
電磁波はわずかに発生いたしますが、国際基準で人体に安全といわれる範囲を大幅に下回っておりスマートフォンレベル以下となっておりますので人体に影響がでるものではございません。
※但しペースメーカーなどをご使用の方は医師にご相談ください。
ここで私が調べるべきことは「電磁波はどのように危険か」と「電磁波はどれくらい浴びると影響があるか」ということ。
電磁波って危険なの?
まずは、電磁波を浴びるとどのような危険性があるのかを簡単に調べておきます。
これらの症状は「電磁波を浴びると必ず起こる」というものではありません。どちらかと言えば、症状を訴える場合には、少なからず心理的要因=電磁波が出ているから調子が悪いんじゃないか、という不安があると思われます。
airdogの購入を考えている場合、他の人よりも過敏に何かを心配してしまう特性があるのではないかと考えています。ぶっちゃけ、airdog高いですし、普通はこんなに高い空気清浄機は買わないですし。
つまり、過剰に健康リスクを意識してしまう人がairdogを購入することで、電磁波(やオゾン)の健康被害を心配してしまう、という本末転倒な事態が起こりかねない、ということは購入前から注意しておきたいところです。
どれくらい強い電磁波を浴びると危険なの?
次に電磁波の強さによって健康にどれくらい影響を与えることになるのかを簡単に説明します。

我々はすでに日常的に電磁波の影響を受けています。ラジオやテレビの電波、各種無線、携帯電話などが日常的な電磁波の影響を与えるものです。
少し混乱しそうですが、極端な話、健康に確実に影響を与えるもので想像しやすい「太陽光の中の紫外線」や「医療機器のレントゲン」も電磁波の一種です。そうなると、「もしかしたら健康に影響があるのではないか」と心配になる方もいらっしゃると思います。
結論としては、「電磁波を浴び続けた場合の健康被害、正直なところ、まだわからん」というのが本当のところ。ただ、これは他の「遺伝子組み換え食品」や昨今でいえば「コロナワクチン」の影響と似たところで、「長期間の観察を経てみなければ、何もないとは言えない」ということしか言えないのです。

どれだけ可能性が低くても「お化けがいない」と証明するのは難しいのと似ていますね。

だけど、自分で解決できない問題を心配する人ほど「はっきりとした答え」を求めがち。
一方で、誠実な人ほど「可能性はゼロとは言えない」と答えるので、結果的に、「お化けはいる/コロナはない」みたいな、カルト的な極端な思考に染まってしまう可能性があると。余談ですけど。
話を戻すと、例えば、短期的に電磁波を浴びて「火傷した」や「集中できない」などの症状を訴えることは、安全基準内の電磁波においては問題ないと言われています。
携帯電話端末から発射された電波のエネルギーの一部は、人体に吸収され熱になりますが、定められた基準値(局所SAR)を超えなければ人体に悪影響はありません。 また、この基準値は十分な安全率(50倍)が適用されているので、この数値を少し超えたからといって、それだけで直ちに人体に影響があるというものではありません。
ただ、これが長期的に一定の電磁波を浴び続けた場合にも「何も起こらないか」と言えば、これはなんとも言えません。
1953年にテレビ放送が始まって、70年間何事もなかったとしても、「その環境で暮らしていた70年間は大丈夫だった」ということしか言えず、71年目以降のことや今の時代の環境で同じように無事でいられるかといえば、やはりそうではないのです。
話を戻して、ではairdogの電磁波は大丈夫なのかと言えば、とりあえず「携帯電話の電磁波よりは弱い」ということで、これを日常的に受けることは短期的には問題ないと考えられます。
そして、長期的に考えるにしても、電磁波以外にも健康に影響を与える要因は多く、そもそも外を歩けばモバイル端末で電磁波を発しているものは溢れかえっているわけで「心配しすぎが一番心配」みたいなことになるような気はします。
オゾンは安全?
まず、airdogがオゾンを発生するかどうかは、公式サポートにて回答があります。
- Qオゾンは発生しますか?
- A
イオンを発生させる事により、多少のオゾンは発生いたしますが
オゾン除去フィルターによりオゾン濃度を0.01ppm以下におさえております。
これは国際安全基準の0.05ppm/日より低い値となります。
電磁波について長々と解説したので、オゾンの安全性については別記事をご参照ください。

ただ、オゾンを発生させて感染性微生物や臭気性物質を分解する作用を求めるオゾン発生器とは役割が異なり、airdogの場合は「イオン発生の際にオゾンが合成されてしまう」という副作用のようなものであり、オゾンフィルターも搭載されているので、安全性に関してはオゾン発生器とは異なると思います。
結論としては、微弱なオゾンであれば問題はないと思います。
オゾンと習慣的なニオイの危険性
オゾンは健康に影響するほどの濃度だと匂いがするので、匂いがしたときはそれなりに危険。さらに、人間の嗅覚は同じ匂いを嗅ぎ続けると認知しづらくなるので、オゾンの濃度が徐々に強まっている時に察知できないというリスクはあると思います。
メンテナンスフリーではないのに購入コストが高い
メンテナンスについては後半で書きましたが、この「それなりにメンテナンスが必要」なものに対して、さすがにコスパが悪いんじゃないのかっていうのがairdogの最も大きなデメリットだと思います。

0.0146μmの微粒子キャッチはすごいけど、家の中の密閉した空間だけそんな環境にして、部屋から出たら微粒子の暴露は当たり前なんだから、そんなにお金をかけるべきことだとは思いませんけどね。

HEPAフィルターさえちゃんとついていれば、ある程度の微粒子は吸着できるんだし、2万円くらいの空気清浄機を5回買い替えできる方が故障リスクにも対応できていいような気はしますけどね。
お金は余っているところには余っているので、経費にしたいってことなら病院などが導入するのは「意識高い医療施設」の感じが出せていいかもしれませんけどね。
Airdog X5D/5sの商品概要/知っておきたいポイント
Airdog X5D/5sについて知っておきたいポイントを箇条書きで説明しつつ、必要な解説だけ書き足していきます。
Airdog X5D/5sの特徴
- 超高価格帯モデル
- TPAフィルター搭載
- フィルター交換不要
TPAフィルターとは
電磁場を作り出し、有害物質を磁石のようにフィルターへ吸着させる技術のことを言います。Airdogが特許を取得。ウイルスよりも微細な0.0146μmの粒子まで除去できるとのこと。

ここで気になるのが、そもそも0.0146μmの粒子とはなんだ、ということ。
コロナウイルスの蔓延によって「ウイルス」の大きさが注目を集めましたが、このウイルスというのは4μm〜0.1μm程度の大きさ。
人間の体内に入ったら感染する可能性がある「ウイルス核」というものが、感染者の(唾液などの)体液に含まれ、飛沫になって空中を移動することで他の人に移っていきます。
感染において重要なのは、感染性微粒子を補足できるかどうか、ということになります。ちなみに、医療用マスクにおいては、このウイルスを遮蔽できるかどうかを試験しています。
- BFE(細菌遮断率約3.0μm )主に花粉症対策用
- VFE(生体ウイルス遮断約0.1~5.0μm )ウイルス対策用
- PFE(ラテックス微粒子ろ過率0.1μm ラテックス)ウイルス対策用
話を戻すと、仮に0.0146μmの粒子を完全に捕捉することができるのであればウイルス対策の空気清浄機としては問題はないと言えます。

ただ、一般的な感染予防においては、「感染性物質」を体内に入れない=感染経路の遮断が大切なわけで、会話中の唾液が空気清浄機を経由しないで他の誰かに付着してしまえば感染は成立します。

飲み会の座席中心にairdogが置かれていれば多少の効果はあれど、部屋の隅に置かれた空気清浄機は無意味とは言えないまでも、「感染予防」としては会話中はマスクしろよが正解ですね。
ただ、消臭目的であれば、においの原因物質を吸着できる可能性は他の製品より段違いで高いと言えます。
Airdogは本当にフィルター交換不要なの?
airdogは「帯電フィルター」を搭載しており、この帯電フィルターを通過しようとする微粒子に「プラスイオン」を帯電させることで、フィルターにくっつきやすくしている、という構造になっています。
ちなみに、帯電して微粒子を捕まえる、というものはダイキンのTAFUフィルター(帯電フィルター)と似たような機構にはなっています。電気集塵自体は他のメーカーでも採用しています。
ただ、この電気集塵機能は「フィルターに付着しやすくする」機能であり、「フィルターをきれいにする」機能とは逆をいくもの。
静電HEPAフィルターでは、フィルターの網目の細かさに加えて、静電気の力で粒子を吸着させます。
https://n-faq.daikincc.com/faq/show/10419?site_domain=n-faq
比較的大きな粒子はフィルターの網目で捕集します。
小さな粒子は、静電気を帯びやすい性質があるため、フィルターの静電気で引きつけて吸着させます。
網目の細かさだけで粒子を捕集するタイプのHEPAフィルターに比べ、目詰まりしにくいため集塵力が長持ちするという特徴があります。
このように電気的にフィルターに吸着させる場合は、目詰まりが起こりやすくなる為、フィルターにも工夫が必要。
従来の静電HEPA(ヘパ)フィルターの場合、フィルターに汚れが付着するとフィルターの繊維上に汚れが広がり、フィルターの静電力が徐々に低下し、汚れが捕集できなくなってしまうそうです。フィルターの初期性能を100とした場合、10年後には50%に半減してしまうとか。
https://getnavi.jp/homeappliances/201801/

ややこしいのですが、「集塵」するほど汚れやすく、目詰まりを起こせばフィルターの寿命は縮まるということですね。

AirdogのTPAフィルターは、電磁場を発生させて、有害な微粒子をパイプのようなものに吸着させる構造になっています。そのため、フィルターの交換は不要ですが、フィルターの洗浄が必要になります。

我々、フィルターの交換費用は気にするけど、洗浄に関しては時間と手間、水道や洗剤のことも考えないといけないことをついつい忘れてしまいますよね。

個人的には、メンテナンスフリーであることにはお金をかけて良いと思いますが、別のメンテナンスが発生するなら、空気清浄機のフィルターは交換した方が良いと思いますけどね。
24時間連続運転で約9.7円(L1モード時)という情報があるらしいのですが、公式販売サイトに電気代としてのスペックとしては載っておらず。
X5DおよびX5sの消費電力が、最大で55Wなので、こちらで計算すると1日4時間使用で1ヶ月の料金は178円程度となります。
airdogのお手入れは大変?
私は率直に大変そうだな、と思いました。

私は看護師だったので、どうしてもすぐに臭いを取らなければいけない時に強力な空気清浄機を使うことがあったけど、実際問題、メンテナンス面倒なやつって使いたくないんですよね。

airdogは医療現場でも使われている的な広告が出ているけど、現場としては(経費とか知らんから)フィルター交換だけでメンテナンス済ませてくれるか、業者回してくれるメーカーの方がありがたいですね。

毎日掃除する部分がないのは救いですが、2ヶ月ごとにそれなりのメンテナンスが必要になるのは大きなデメリット。
フィルターによっては、ねじ止めされているものもあるので、定期的にメンテナンスが必要なものが苦手な方にはお勧めしません。

ただ、空気清浄機って、フィルター交換不要タイプってのはだいたいメンテナンスが面倒なので、airdogに限らず、この辺りのコスパをどう考えるかだと思います。
Airdog X5D/5sのスペック
Airdog X5D/5sのスペックに関する情報です。
ただ、スペック見て「おぉ、これすごいな」ってわかる人ならいいのですが、そんな方はネットでレビュー記事は探さない。
何がすごいかわからない方のために、後半で「性能/スペックで比較したい商品」のところで「実際のところ、すごいのかどうか」を解説します。
X5s
ついでに、X8ProとX3sのスペックも載せておきます。
項目 | X8 Pro | X5s | X3s |
清浄空気供給量 | 139畳 | 42畳 | 31畳 |
---|---|---|---|
サイズ (cm) | 高さ:76cm 奥:38cm 幅:38cm | 高さ:65cm 奥:31.6cm 幅:30.6cm | 高さ:52cm 奥:26cm 幅:26cm |
定格電力 | 110W | 55W | 27W |
質量 | 20.5kg | 11.1kg | 5.9kg |
最小除去粒子 | 0.0146µm | 0.0146µm | 0.0146µm |
実装センサー | AQIセンサー CO₂センサー | AQIセンサー | AQIセンサー |
CADR | 1031.4㎥/h (17.19㎥/分) | 315㎥/h (5.25㎥/分) | 233.4㎥/h (3.89㎥/分) |
運転音 | 26~50.5dB | 22.3~51dB | 22.3~46dB |
消費電力 (モード別) | Sleep:20W L1:26W L2:63W L3:86W L4:100W L5:110W | Sleep:12W L1:15W L2:18W L3:23W L4:55W | Sleep:8.7W L1:9.83W L2:11.1W L3:15.8W L4:27W |
X5D
清浄空気供給量 | 42畳 |
---|---|
実装センサー | AQIセンサー CO₂センサー |
最小除去粒子 | 0.0146µm |
サイズ (cm) | 高さ:65cm 奥:31.6cm 幅:30.6cm |
定格電力 | 55W |
質量 | 11.1kg |
運転音 | 22.3~51dB |
消費電力 (モード別) | Sleep:12W L1:15W L2:18W L3:23W L4:55W |
「Airdog X5D/5s」のメーカー情報
Airdog X5D/5sについての簡単な知識と、空気清浄機をメーカーで選ぶ際の参考となる情報を列記しておきます。
Airdog X5D/5sのメーカーは「不明」
Airdog、フィルターの開発がシリコンバレーだということはわかったのですが、そのフィルターを使ってどこの会社が作っているのかはよくわかりませんでした。
製造は中国らしいので、結局のところは無名メーカーが作っているとも言えるのですが、トゥコネクトの大元はメルコグループというところなので、この辺りの関連会社が作っていると考えるのが腑に落ちます。
メルコグループはデジタル家電で有名な「バッファロー」を主体に展開しているグループです。ちなみに、食品の「シマダヤ」もメルコグループ。
そして、このメルコグループのダイレクトマーケティング事業をおこなっているのが「トゥコネクト」です。日本人の好きそうな特許を買って、高級空気清浄機をブランド化して売るなんて、なかなか商売上手ですね。
この先はメーカーに関しては面倒なので「トゥコネクト」ということにして話を進めていきます。
トゥコネクトで空気清浄機は買うべき?
一度、冷静に「トゥコネクト」で販売されている主力商品を見ていこうと思います。
- Airdog
- いびきトルネル
- デジタルフォトアルバム
- おもいでばこ
- シャープの家電
- あんしんが見えるシャープ防犯電話機
これでなんとなくターゲット層が見えてくると思いますが、ある程度お金を持っている中年〜高齢の夫婦なんだと思います。
だからなんだ、ということもないのですが、この辺りの層は、家電の比較というよりは「高価格であることが安心」みたいなバブリーな世代。
「子や孫もいるからちゃんとしたものを」と考えるものの、家電の良し悪しをスペックで比較できずに、なんとなくキャッチーな触れ込みでしかも高額という安心感からAirdog買っちゃう人たちこそがターゲットなわけです。
だから、特にお金もない人が、本当に健康を気遣って購入するような商品ではない、というのが私の見立てです。

感染予防に気を遣っている=いい空気清浄機を買ったんだから風邪をひくはずがない、みたいなことを言う外来患者、いるじゃないですか。

この世代は、男であって、いい会社に入れば、年功序列で一応はポストが用意されていたから、本当の自分の能力を誤解している方ってのは多いんですよね(辛辣)
話を戻すと、トゥコネクトで買うべきかどうかを判断するというよりは、自分たちが本当にairdogを必要としているのか、ただの空気清浄機でいいのかは今一度検討してほしいな、とは思うところです。
他にもある、トゥコネクトの空気清浄機
トゥコネクトの空気清浄機で、購入時に比較・検討しておきたい商品を簡単に紹介していきます。
トゥコネクトの空気清浄機「Airdog X8Pro」
「Airdog X8Pro」についてはまた別記事でご紹介します。ここでは比較しやすい情報だけ抜き出してお伝えしていきます。
- CO2センサー内蔵
- 139畳分の空気をきれいにする清浄力
- サイズは大きめ
トゥコネクトの空気清浄機「Airdog X3s」
「Airdog X3s」についてはまた別記事でご紹介します。ここでは比較しやすい情報だけ抜き出してお伝えしていきます。
- airdogの中ではコンパクトサイズ
- ちゃんとTPAフィルターは搭載
Airdog X5D/5sを空気清浄機の他の商品と比較する
Airdog X5D/5sが他の空気清浄機と比べておすすめといえるかどうかを調べていきます。
空気清浄機のおすすめ商品ランキング
2022/10/11時点での、Airdog X5D/5sと似たような使い方をする空気清浄機のおすすめを紹介したいと思います。
- DAIKIN MCK70
- パナソニックF-VXV90
- Blueair Protect
Blueair Protectがおすすめ「価格で比較」
Airdog X5D/5sと比較する上で、「価格」で近い商品について考えてみます。
Airdog X5D/5sは価格帯で言えば「高額/フラッグシップモデル」です。
その点で、似たような価格帯で比較したい商品は高級空気清浄機の金字塔「Blueair」のフラッグシップモデルであるProtectを比較するべきです。

単純に価格で比較した場合に、12万円台でオシャレ度ではBlueairが私としては好みですが、フィルター交換があることに抵抗を感じる場合にはAirdogも検討してもいいと思います。
単純な空気清浄力としては、カタログスペックではAirdogが「より小さな微粒子をキャッチできる」という点では優秀です。一方で、空気清浄機としての総合的な使い勝手を考えると、BlueairのProtectの方が私としてはお勧めできます。
DAIKIN MCK70がおすすめ「性能で比較」
Airdog X5D/5sと比較する上で、「性能・グレード」で近い商品について考えてみます。
Airdog X5D/5sの性能の特徴は「微粒子への対応レベルとフィルター交換不要」です。他のメーカーで同じ特徴を持つものは、DAIKINのフラッグシップモデルである「MCK70」がいいと思います。
- 加湿機能あり
- 和室には合う「焦茶」のカラーバリエーション
- ツインストリーマで微粒子を分解・無効化
- 交換の手間が減るTAFUフィルター

メーカーの商品ページは、自社製品をよく見せるための実験データも載せるのでごちゃつきがちですが、airdogにはそれがないってのが「わかりやすいけど不信感はある」に繋がってそうですね。
どちらがおすすめかといえば、私ならダイキンで型落ちしたやつを安く買いますね。
浮いたお金で交換用フィルター買うか、もう一台買って寝室に置きます。大型のやつ一台で解決しようとするとうるさいし故障リスク高まるので、空気清浄機に関しては、必要な場所に、必要なサイズのものを置くのが正解。
パナソニックF-VXV90がおすすめ「使用シーンで比較」
Airdog X5D/5sと比較する上で、「使用シーン」で近い商品について考えてみます。
Airdog X5D/5sを購入する場合に想定する利用シーンは「リビングなどの人が集まる場所に使用する」ことになると思います。その場合、比較したい商品は、パナソニックの「F-VXV90」です。
なぜ、パナソニックかといえば、総合家電メーカーの強さで、エアコンや加湿機能などの、他の空気環境を調整する家電との親和性が非常に高いことがメリットしてあげられるからです。
- 「ミルエア」アプリでカスタマイズしやすい部屋の空気環境
- パナソニックのエアコン「エオリア」と空気清浄機が連携
- 「3Dフロールーバー」搭載で立体的に効率よく空気を循環
- ナノイーX(48兆)では約3時間で99%以上花粉を抑制

パナソニックの空気清浄機に好意的なのは「ウイルス感染対策」は前面に出していないこと。感染対策は「手指消毒」と「マスク」が、何だかんだでいいんです。

なぜ、感染対策が実施されなくなるかっていえば、人間は面倒臭いことが嫌いだからです。だから、空気清浄機の運転も、なるべく人が介入せずに自動で調整してくれるのが一番です。
だから、効果があるかの審議は残るものの「ナノイー」で微粒子を分解・無効化して、パナソニック家電で空調管理をアプリでお任せできるのがこれからのスマートホームではとにかく強い。


airdogは、家電メーカーと比べると、空気清浄力は高くても使い勝手に関しては合格点をうろちょろしているくらいのもの。総合的な使い勝手を考えた上で価格をみると、どうしてもお勧めはできないんですよね。
実際に使用した人のレビュー・口コミ情報まとめ
実際に使用した方の評価が一番参考になると思いますので、情報をまとめておきます。
AmazonやECサイトでのレビュー
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピング/PayPayモールでの評価は、以下の商品ボタンを押すと検索することができます。
Twitterの評価
色々反応を見ていると、「高級空気清浄機Airdogが置いてある安心感」みたいなのはあるみたいで、ブランド戦略成功している。
Instagramでも聞いたんですけど、今空気清浄機を買おうと思っています。
— 藤井 瑞希/Fujii Mizuki (@mizuking0805) October 9, 2022
ダイソンかAirdogで迷ってます。
今のところAirdog優勢です!!
どちらか使ってる方よーて方教えてほしいです☺️
キャンプ場のコテージ調べてたら
— MB4L (@MBMotoaka_rolfe) October 7, 2022
あらまー高級空気清浄機airdogが置いてある!!!
これは凄い投資だね。
コテージってさ汚い所多くて凄いホコリで子供達は酷いアレルギーに悩まされる。ってairdog置いてあるコテージは既に綺麗そうだけど(笑)
ペット連れとかいるのが使った後とかあると超助かるね。
おはようございます✨
— GYANZAWA/ガンしゃん/ガンさん(別名:ギャン玉フェイス) (@GYANZAWA56) August 10, 2022
昨日頑張ったおかげで在宅勤務を勝ち取りました👍✨今日も頑張ります👍✨
昨日フォトナお休みしたのでネタが無い😭
という事で、暇を持て余した息子の作品…
【Airdog(空気清浄機)】🤣
ファイターズの試合をCSで観てるとCMよくやってる🤔
欲しいらしい🤣#Airdog pic.twitter.com/NA2g2p27QT
公式アカウントの発信
公式アカウントの発信に対して、クレームが多いと少し心配になります。この辺りの評価もチェックしておきましょう。
Airdog X5D/5sの購入の際に気になるQ&A
- QAirdog X5D/5sのコスパって、実際のところどうなの?
- A
Airdog X5D/5sのコスパは、率直に言えば「かなり悪い」と言えます。
これは、シンプルにairdogが高いというだけなのですが、その「高額」に見合った機能があるかどうかというのが問題になってくると思います。
よくわからないからとりあえず高いものを、という価値観に耐えうる経済力があれば問題ありませんが、よくわからないならまずは「何のために空気清浄機を購入するのか」を整理する必要があります。
- QAirdog X5D/5sって怪しい感じがするけど、詐欺とかではない?
- A
詐欺とかではないです。確かに暴力的に高い空気清浄機ですが、10万円クラスの空気清浄機自体は数は少ないですが存在します。
加えて、例えばBlueairの最上位モデルが12万円以上しますが、これはさらにフィルター交換が必要になるので、メンテナンスコストも高くつきます。つまり、価格としては「存在してもおかしくはない」くらいではあります。
では、なぜ怪しい感じがするかといえば、メーカー品ではないからです。
トゥコネクトという販売代理店が仲介していますが、シリコンバレーで開発されたフィルターの特許を使っていることはわかるものの、実際にどこのメーカーが作っているかがはっきりしない点で「何だか怪しいな」という印象を受けます。
メーカーが直接宣伝しないので、airdogの宣伝を見ても「ショッピング番組」を見ているような胡散臭さが抜けず、結果として「これって本当なの?」という視聴者の疑問が生まれていると考えています。
- QAirdog X5D/5sよりおすすめの空気清浄機はありますか?
- A
Airdog X5D/5sよりもおすすめしたい空気清浄機は「DAIKIN MCK70」です。理由としては以下のポイントを参考にしてみてください。
- Airdog買うならDAIKIN2台買った方が実用的
- 微粒子キャッチはAirdogだが、そのほかの機能面ではDAIKINがいい
- Airdogはお金を出した割にメンテナンスが多い
- Qリビングで使うことを考えていますが、Airdog X5D/5sはおすすめですか?
- A
Airdog X5D/5sをリビングで使用する場合には「おすすめ」です。理由としては以下のポイントを参考にしてみてください。
- 空気清浄力は随一
- ウイルスサイズの微粒子も吸着できる安心感
リビングで使う家電例
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