マネフォ、資産管理に特化したプランが始まる

スポンサーリンク

マネーフォワードMEに新プランが登場しました。

このページでは、新プランの登場に伴い「プランをアップグレードするか」「このまま使い続けるべきか」に対して参考になるような情報をまとめていきます。

3行でわかる「資産形成アドバンスコース」
  • 「資産形成アドバンスコース」は月額980円のプレミアムプラン
  • マネフォMEのプレミアムプランが「スタンダード」に
  • 投資資産の状況を「ポートフォリオ」「配当」から確認することが可能
スポンサーリンク

マネーフォワードMEのプラン、どれが最適?

資産形成アドバンスコースを選ぶべきかどうか、マネーフォワードのプランについての情報をまとめておきます。

マネーフォワードMEのプラン

マネーフォワードMEのプランについて解説します。

そもそも、マネーフォワードMEとは

家計簿アプリ「マネーフォワードME」について簡単におさらいします。

  • 家計簿・資産管理アプリ利用率No.1
  • パソコンでもアプリでも利用できる万能家計簿アプリ
  • クレジットカードや銀行口座と連携して自動記入
当サイトでのマネーフォワードアプリの掲載は休止しています。

マネーフォワードMEのプラン種類

マネーフォワードMEには以下のプランがあります。

  • 無料プラン
  • スタンダードプラン(旧プレミアム)
  • 資産形成アドバンスコース

マネーフォワードMEの標準機能

無料プランで利用できる主な機能は以下の通りです。詳細は公式HPでご確認ください。

Web機能
項目無料会員スタンダード資産形成アドバンス
データ閲覧可能期間過去1年分制限なし制限なし
連携可能数4件まで制限なし制限なし
グループ作成1件まで制限なし制限なし
連携口座の自動更新頻度高い高い
連携口座の一括更新×
カードの残高表示×
家計資産レポート×
資産内訳・推移グラフ×
広告非表示×
CSVダウンロード×
アプリ機能
項目無料会員スタンダード資産形成アドバンス
負債内訳・推移グラフ×
ポイント・マイルの有効期限の表示・通知×
カード引落し時の残高不足の通知×
配当履歴・予測・内訳××
資産のタグ付け××
Myポートフォリオ××
株式の業種別内訳××
株式・投資信託の配当利回り別内訳××
サポート・保証
項目無料会員スタンダード資産形成アドバンス
プレミアムサポート×
データバックアップ保証×
サービス継続性保障(SLA)×

「資産形成アドバンスコース」について知りたい

今回、新しく導入された「資産形成アドバンスコース」についての情報を簡単にまとめていきます。

「資産形成アドバンスコース」の概要

以下のふたつのページが利用できるようになります。

  • 「ポートフォリオ」ページ
  • 「配当」ページ
「ポートフォリオ」
ポートフォリオ、マネーフォワードMEに資産形成アドバンスコースが登場
  • 国内株式、米国株式の業種別、配当利回り別の資産内訳を見える化
  • 自分好みのタグ付けと、自分だけの「My ポートフォリオ」が作れる
「配当」
配当、マネーフォワードMEに資産形成アドバンスコースが登場
  • 配当履歴および今後の予想、その内訳を見える化
  • 銘柄の偏り、その配当額、利回りを一度に把握

「資産形成アドバンスコース」のメリット

「資産形成アドバンスコース」を利用するメリットについてまとめます。

「資産形成アドバンスコース」のおすすめポイント
  • 資産の視認性が高まり、チェックポイントを絞ることができる
  • 家計簿と資産管理がゴチャつきがちだったのが整理される

資産管理は人によって正解が異なるので、短期保有で売却益を取りに行く場合には資産の動きは簡単にチェックできた方がいいと思います。

一方で、中〜長期保有で「資産を日本円以外で所持してリスクヘッジする」というタイプの方は、それほど頻回に資産の動きをチェックすることもないと思います。むしろ、減っていく資産にストレスを感じてしまうかも。

連携数が多いスタンダードタイプで十分か、あるいは連携数無制限の「おかねのコンパス」などを利用して、家計簿と資産管理を分けてもいいかもしれません。

「資産形成アドバンスコース」のデメリット

「資産形成アドバンスコース」を利用するデメリットについてまとめます。

「資産形成アドバンスコース」の残念なところ
  • 料金月額980円/年額10,700円は家計簿としては割高
  • 口座連携だけなら「おかねのコンパス」や「OneStock」などがマネーフォワード系でも便利

資産形成アドバンスコースを利用する方は、家計簿としての利用方法はあまり考えていないかもしれませんが、家計簿は「節約指向=出費を抑える」であるのに対して、資産管理は「投資」の意味合いが強く、リスクをとって利益を取ることが目的になります。

家計簿の場合、出費を抑える目的で「定期購読の出費を増やす」ことは本末転倒だと考えるのですが、資産管理の場合は「経費」と考えて、利益を増やすことができれば月額料金が発生すること自体はマイナスにはならないと思います。

もし、まだ「資産管理には興味があるけど、銀行にお金を預ける以外の何かを始めたい」くらいの場合であれば、NISA枠分の管理として「おかねのコンパス」などのアプリくらいから始めることをお勧めします。

資産管理 おかねのコンパス資産管理アプリ

資産管理 おかねのコンパス資産管理アプリ

Tokai Tokyo Digital Platform Co., Ltd.無料posted withアプリーチ

「資産形成アドバンスコース」を利用する上での注意点

「資産形成アドバンスコース」を利用する場合に注意したいことについてまとめます。

「資産形成アドバンスコース」のチェックポイント
  • 「ポートフォリオ」「配当」ページが本当に便利か
  • 家計簿と一体になることで「資産動向が気になりすぎる」リスクもある
  • 証券口座のある金融会社のサイトで十分な人には不要

「資産形成アドバンスコース」とスタンダードプランとの違い

「資産形成アドバンスコース」
  • 月額500円/年額5,300円
  • アプリ版のみの機能
  • 「ポートフォリオ」「配当」ページが利用できる
「スタンダードコース」
  • 月額980円/年額10,700円
  • これまでの有料サービスは継続して利用できる

私は「資産形成アドバンスコース」にすべき?

資産形成アドバンスコースの利用を悩んでいる際に、シチュエーションや利用者の特徴を踏まえた上でお勧めできるかどうかを考えていきます。

「資産形成アドバンスコース」を選ぶべきポイント

  • 現在、すでに「スタンダードプラン」を利用しているかどうか
  • その上で、追加で倍額課金が可能かどうか
  • 複数の証券口座を利用しており、管理が手間だと感じている

基本的には、家計簿アプリとしてのマネーフォワードMEと、資産形成アドバンスコースのプランは切り分けて考えた方がいいと思います。

「資産形成アドバンスコース」を選ぶべき方

  • 証券口座を複数利用しており、運用成績の視認性を向上させたい
  • 家計簿アプリの中で資産管理も一緒にやりたい

マネーフォワードMEはあくまでも「家計簿アプリ」であるので、資産運用の管理を「ひとつにまとめたい」という方が利用すべきサービスだと思います。

正直なところ、価格980円、スタンダードとの差額480円に見合うサービスかどうかはかなり微妙なところだと思います。グラフなどで視覚化はできますが「何ができるようになるか」という体験の変化までは提供できていないのが現状かと。

「資産形成アドバンスコース」の評判・口コミ

「資産形成アドバンスコース」がSNSでどのように話題になっているか、参考になった情報などをまとめておきます。

Twitter情報

スポンサーリンク

最新情報、「資産形成アドバンスコース」の更新情報

「資産形成アドバンスコース」に関する更新/アップデート情報をまとめていきます。

2023年のアップデート情報

2023年の更新情報になります。

2023年2月27日

  • 「配当」ページの追加
  • 「ポートフォリオ」ページの追加

過去の更新情報

過去の更新情報はこちらのボックスに入れておきます。

スポンサーリンク

まとめ:知っておきたい「資産形成アドバンスコース」

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

「資産形成アドバンスコース」を利用する際に知っておきたい情報をまとめておきます。

「資産形成アドバンスコース」のポイント

  • 月額980円のサービスでポートフォリオや配当がまとめて見ることができる
  • スタンダードコース500円との価格差分のサービスの価値が見出せるか
  • 今後のアップデートの方針だけでも見えてくれば楽しみ

「資産形成アドバンスコース」に関するよくある質問

Q
「資産形成アドバンスコース」はお得なプランですか?
A

「資産形成アドバンスコース」はお得なプランだとは言い難いです。

「資産形成アドバンスコース」の特徴は以下の通り。

  • スタンダードコースは500円で、アドバンスコースが980円
  • 価格差480円に「ポートフォリオ」「配当」が見やすくなるだけ
  • 今後のアップデート次第では金融サービスを跨いで管理しやすくなるかも

家計簿アプリについて知っておきたい情報リスト

当サイトで取り扱っている家計簿アプリに関する情報をまとめておきます。

家計簿アプリ

今年おすすめの家計簿アプリ「レシート読取は時代遅れ」という記事でアプリの選び方やおすすめについてまとめています。

2023年の家計簿アプリ、どれにする?「レシート読取は時代遅れ」
家計簿アプリに関する諸注意やおすすめなどの情報をまとめました。家計簿アプリの危険性や、安全なアプリの選び方について説明しています。
家計簿アプリの選び方

 

この家計簿アプリはどう?レビュー記事

 

MoneyForward ME
Zaim

おこづかいアプリに関する記事一覧

コメント

タイトルとURLをコピーしました