このページでは、空気清浄機「Dyson Purifier Hot + Cool」について紹介したいと思います。
「Dyson Purifier Hot + Cool」はリビングで使うのに適していますが、他の類似商品と比べて購入すべきかどうか、という点についても考えていきたいと思います。
「Dyson Purifier Hot + Cool」を購入するか悩んだ時の参考情報
まずは「Dyson Purifier Hot + Cool」について簡単に解説していきたいと思います。
「Dyson Purifier Hot + Cool」の購入ポイント
Dyson Purifier Hot + Coolについて押さえておきたいポイントとして、メリットとデメリットについて考えていきます。
「Dyson Purifier Hot + Cool」を買いたくなるメリット
まずはDyson Purifier Hot + Coolを購入するメリットからまとめていきます。
私にとってはデメリットとなるものを言い換えたメリットでしかないので、簡単に言えばあまりおすすめできる空気清浄機ではない。
「Dyson Purifier Hot + Cool」を買うのはやめたいデメリット
次に、Dyson Purifier Hot + Coolを購入するのを躊躇ってしまうデメリットについても触れておきます。
空気清浄機と送風以外の機能はそれほど使えないな、というのが私がデメリットとして上げる点です。
無駄な機能は、製品の価格を上げるだけではなく、故障するリスクを増やすことにもつながるので、コスパが良くないんですよね。
ベースの機能である「空気清浄機」と「送風」は、さすがダイソンという感じがするので、極論は「Purifier(Pure)+Cool」で十分、ということですね。
ただ、フィルター交換は必要になるので、半年〜1年ごとに7,000円近い出費があることには注意が必要です。
総合的に考えると、そもそも空気清浄機にそれほどのコストをかける必要はないんじゃないか、ということに気づきます。
言い換えると、1台三役で高級な(だけどそれぞれの機能が金額ほど優秀ではない)空気清浄機を買うよりは、それぞれが、いつ壊れてもいいけど、とりあえずは満足した機能を提供してくれる家電をそれぞれ買った方が満足度は高いだろうな、というのが正直なところです。
ただ、家電を3台買うってことは、つまり、選ぶ苦労も3倍になるってことだから、情報処理能力に長けていない方だと「面倒だな」になってしまう。結果、ダイソンや日本メーカーがやりがちな「色々詰め込んだ高機能商品」を買ってしまいがちになる、ということですね。
Dyson Purifier Hot + Coolの商品概要/知っておきたいポイント
Dyson Purifier Hot + Coolについて知っておきたいポイントを箇条書きで説明しつつ、必要な解説だけ書き足していきます。
Dyson Purifier Hot + Coolの特徴
- Hot=ヒーター機能
- Cool=送風機能
- Purifier=空気清浄機能
- 1台3役できるが、全て中途半端とも言える
Dyson Purifier Hot + Coolのスペック
Dyson Purifier Hot + Coolのスペックに関する情報です。
ただ、スペック見て「おぉ、これすごいな」ってわかる人ならいいのですが、そんな方はネットでレビュー記事は探さない。
何がすごいかわからない方のために、後半で「性能/スペックで比較したい商品」のところで「実際のところ、すごいのかどうか」を解説します。
HP07のスペック
- 最小 / 最大消費電力
- 空気清浄モード 6 / 40
- 温風モード 1,400
- 最小 / 最大運転音 – ファンモード
- 空気清浄モード 23.8 / 48.6
- 温風モード 30.4 / 40.8
- 空気清浄能力 適用床面積
- 9畳II(30分) / 25畳III(60分)
- (8畳を浄化する目安 27分*II)
- サイズ
- 高さ:764mm
- 奥行き:248mm
- 幅:248mm
- 本体質量:5.69kg
HP09のスペック
- 最小 / 最大消費電力
- 空気清浄モード 6 / 40
- 温風モード 1,400
- 最小 / 最大運転音 – ファンモード
- 空気清浄モード 23.5 / 48.9
- 温風モード 34.4 / 44.2
- 空気清浄能力 適用床面積
- 9畳*II(30分) / 25畳*III(60分)
(8畳を浄化する目安 27分*II)
- 9畳*II(30分) / 25畳*III(60分)
- サイズ
- 高さ:764mm
- 奥行き:248mm
- 幅:248mm
- 本体質量:5.75kg
正直なところ、最上位モデルは「ホルムアルデヒド分解機能」があるかないかの違いで、製品の機能というよりはフィルターの力です。
ホルムアルデヒドは、いわゆる「シックハウス症候群」の原因となる代表的な化学物質。最近の家であれば、そもそもホルムアルデヒドの使用は抑えられているので、あまり恩恵を受けることはないと思います。
「Dyson Purifier Hot + Cool」のメーカー情報
Dyson Purifier Hot + Coolについての簡単な知識と、空気清浄機をメーカーで選ぶ際の参考となる情報を列記しておきます。
Dyson Purifier Hot + Coolのメーカーは「Dyson(ダイソン)」
見た目からダイソン感が迸っていますが、ダイソンらしいデザインだとも言えます。
創業者のジェームズ・ダイソンさんはイギリスの方ですが、ダイソンの本社はシンガポールにあります。
さらに言えば、ダイソンの初号機「G・フォース」は日本の商社エイペックスが製品化、シルバー精工の製造で1989年に発売されています。この時に得たロイヤリティでダイソン社が誕生した、とも言えます。
有名な掃除機以外には、今回のような空気清浄機やヘアドライヤー、加湿器なども製品化されている。概ね、掃除機のモーター技術の転用である。
ちなみに、電気自動車の開発もしていたが、2019年に撤退している。
Dysonで空気清浄機は買うべき?
前述の通り、空気を吸い込む掃除機と、空気を取り込む空気清浄機は大まかな機構は一緒。
むしろ「無駄に空気を取り込んでゴミを分離する作業」が必要な掃除機よりも、とりあえずたくさんの空気を取り込めばそれでいい空気清浄機の方がDyson製のモーターの実力が発揮しやすい家電分野と言えるかもしれない。
強力なDyson製モーターが活躍しやすい家電カテゴリが空気清浄機なので、「フィルターさえいいものが作れれば」Dysonは世界的にもおすすめのメーカーだと言えそうです。
他にもある、Dysonの空気清浄機
メーカー名の空気清浄機で、購入時に比較・検討しておきたい商品を簡単に紹介していきます。
Dysonの空気清浄機「Purifier Humidify+Cool PH03」
「Purifier Humidify+Cool PH03」についてはまた別記事でご紹介します。ここでは比較しやすい情報だけ抜き出してお伝えしていきます。
- Humidify=加湿
- Cool=送風
- タンク内はUVライト(紫外線)で除菌
「空気清浄機+送風」は相乗効果が強いのだけど、個人的には加湿機能までは無理に入れる必要はないかなと思います。
ただ、加湿器も空気清浄機もサーキュレーターも置くとなるとスペースは取るしごちゃつくので、寝室などで省スペースで家電を納めたいという場合にはおすすめ。
Dyson Purifier Hot + Coolを空気清浄機の他の商品と比較する
Dyson Purifier Hot + Coolが他の空気清浄機と比べておすすめといえるかどうかを調べていきます。
空気清浄機のおすすめ商品ランキング
2024/03/20時点での、Dyson Purifier Hot + Coolと似たような使い方をする空気清浄機のおすすめを紹介したいと思います。
- ダイキン MCK70
- SHARP HX-RK12
- Afloia KILO
ダイキン MCK70シリーズがおすすめ「価格で比較」
Dyson Purifier Hot + Coolと比較する上で、「価格」で近い商品について考えてみます。
Dyson Purifier Hot + Coolは価格帯で言えば「高額、ハイグレードモデル」です。その点で、似たような価格帯で比較したい商品はダイキン MCK70シリーズです。
機能としては「ヒーター」を付与するか「加湿器」を付与するかという違いがあるので単純に比較できるものではありませんが、(新潟の場合は)室温調整にHot+Coolでは力不足であるため、冷暖房を別途用意する必要はあります。
冷暖房を使用する場合、湿度の調整が必要になるので、結果的に、「じゃあ加湿器がいるじゃん」ということに気が付きます。だから、空気清浄機を買うなら、どちらかと言えばDAIKINのハイグレードモデルを買った方が満足度が高いと思います。
ダイキン MCK70シリーズの特徴
- シンプルですっきりとしたタワー型のデザイン
- 高額な分、フィルターは長寿命
- フィルター交換がない分、お手入れは大変
SHARP HX-RK12がおすすめ「性能で比較」
Dyson Purifier Hot + Coolと比較する上で、「性能・グレード」で近い商品について考えてみます。
Dyson Purifier Hot + Coolの性能の特徴は「ヒーター機能」です。他のメーカーで「ヒーター」と同じ特徴を持つものは、SHARPのHX-RK12があります。
つまるところ、空気をきれいにすることとヒーターを一緒に手にしようとするから話が面倒になるので、シンプルにSHARPのセラミックファンヒーターをお勧めします。
SHARP製品がヒーターに強いわけではありませんが、プラズマクラスターで気になるニオイなどをケアすることはできます。効果はさておき。
空気清浄機能がついたエアコン、という手もありますが、空気清浄機を探している方には流石に不要だとは思います。
SHARP HX-RK12の特徴
- 加湿もできるヒーターなので、感じる暖かさが違う
- 加湿力も業界トップクラス
- プラズマクラスター搭載
Afloiaがおすすめ「使用シーンで比較」
Dyson Purifier Hot + Coolと比較する上で、「使用シーン」で近い商品について考えてみます。
Dyson Purifier Hot + Coolを購入する場合に想定する利用シーンは「リビングでの空気清浄」になると思います。その場合、比較したい商品は、Afloiaの空気清浄機。いわゆる中国製の格安品です。
Afloia以外にも選択肢は多くありますが、リビングで空気清浄機を回しているだけで、サーキュレーター的な使い方もできます。シンプルに部屋の中をきれいにするだけなら、ちゃんとしたフィルターを搭載した空気清浄機であれば十分に役割を果たすことができます。
Afloiaの特徴
- 1万円を切る空気清浄機
- フィルターはHEPAなので必要十分(厚生労働省が推奨するレベル)
私も使用していますが、余計な機能がない分、操作は単純で、毎日気軽に使うことができます。
実際に使用した人のレビュー・口コミ情報まとめ
実際に使用した方の評価が一番参考になると思いますので、情報をまとめておきます。
AmazonやECサイトでのレビュー
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピング/PayPayモールでの評価は、以下の商品ボタンを押すと検索することができます。
Twitterの評価
一度は使ってみたいダイソンの加湿空気清浄機。給水タンクも除菌してくれるのはありがたい!ヒーターやエアコンは室内が乾燥するんだよね。夏は扇風機になるし、音声で操作できるなんてやっぱりDysonは凄いわー!https://t.co/nQuwpwBjme
— yuka (@yuka_1201ol) October 15, 2022
公式アカウントの発信
公式アカウントの発信に対して、クレームが多いと少し心配になります。この辺りの評価もチェックしておきましょう。
Tweets by DysonJPDyson Purifier Hot + Coolの購入の際に気になるQ&A
- QDyson Purifier Hot + Coolのコスパって、実際のところどうなの?
- A
Dyson Purifier Hot + Coolのコスパは、率直に言えば「多機能が故の高額化」だと言えます。
ダイソン独自のモーターに魅力を感じているなら、唯一無二の空気清浄機として購入を検討するのも良さそうです。
ただ空気を循環させてフィルターがついていればいい、くらいの空気清浄機でよければDysonはコスパが悪く感じられます。
- QDyson Purifier Hot + Coolよりおすすめの空気清浄機はありますか?
- A
Dyson Purifier Hot + Coolよりもおすすめしたい空気清浄機は「ダイキン MCK70シリーズ」です。理由としては以下のポイントを参考にしてみてください。
- 同じ価格帯でありながら、維持コスパが安い
- 省スペースに詰め込んだDAIKINの空調技術がすごい
- 日本のメーカーを応援したい
- Qリビングで使うことを考えていますが、Dyson Purifier Hot + Coolはおすすめですか?
- A
Dyson Purifier Hot + Coolをリビングで使用する場合には「おすすめしない」です。理由としては以下のポイントを参考にしてみてください。
- 空気清浄機自体が「広い空間」には不向き
- リビング全体を冷やしたり温めたりすることはできない
- 結果、Hot + Coolのメリットが活かせる空間とは言い難い
リビングで使う家電例
リビングについてはこちらのカテゴリも参考にしてみてください。
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コメント
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https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/1596976.html
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