家計簿アプリ、どれを選んだらいいかで悩んだ時に、スパンと自分が選ぶべきものがわかるとスッキリするんじゃないかと思い。
このページでは、「とりあえずこれを使っておけばいい」という家計簿アプリランキングと、おすすめとは違うものが欲しいであろうあなたのために「こんなあなただったら、このアプリにした方がいいよ」というおすすめをお伝えできたらいいな、と思って情報をまとめました。
ダラダラ書かずにスパンとお薦めしていくので、まずは数分だけお付き合いお願いします。
2024年の家計簿アプリ人気ランキング
私も家計簿アプリは散々色々と紹介してきたので、長々とした文章を読みたい場合は後半で紹介する記事リストからそれぞれのアプリの紹介記事をご参照ください。
このページでは、紹介ページで必要な情報だけを抜き取って簡単にまとめますし、なんだったら自分で使ってみるのが一番早いので、無料のアプリはまずは試してみるのがお薦めです。
2024/03/20時点でのランキング
家計簿アプリのまとめ記事はこちらにあります。他のページに移動するのは面倒という方はここで簡易版をご覧ください。
- マネーツリー(MoneyTree)
- Zaim
- OshidOri
- マネーフォワードME
- ファミリーバンク
2024/03/20に更新したランキングになります。
マネーフォワードMEが「金融サービスの連携数」が10件から4件に引き下げ対応となったことを受け、「有料前提」として4位に下げました。
無料での使いやすさとバランスで考えると、現在はMoneyTreeを上位に。
MoneyTree(マネーツリー)が1位の理由
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- 無料でできる範囲が圧倒的で、広告まで非表示
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- 他は無料で利用できるレシート読み取りが一部有料プランのみ対応
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- 個人情報やセキュリティ対応が誠実
これからの時代はMoneytreeのような「個人情報はしっかり守ろう、利用するならフェアであろう」みたいな家計簿アプリの方が安心できるんじゃないかと思い、2位へ。
Moneytreeを利用するかどうか悩んだら
Moneytreeの情報をまとめたページはこちらになります。
Zaim(ザイム)が2位の理由
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- 細かな機能改善は高評価
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- マネーフォワードとの二択になった時の押しの弱さ
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- 2位ポジションからの脱却に期待
zaimを選んで損することはないけど、マネフォが強すぎて競り合った時の「押し」が欲しいところ。
zaimを利用するかどうか悩んだら
zaimの最新機能やいいところ、悪いところ情報をまとめた記事はこちらになります。
また、zaimの有料プランについて悩んだ場合にはこちらのページを参考にしてみてください。
OshidOri(オシドリ)が3位の理由
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- カップル・夫婦特化というニッチな需要にしっかり応える
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- おカネレコプラスがライバル
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- 財布を分ける前に、まずは二人でお金の話ができる習慣を
私の反省なんですけど、夫婦でしっかり稼ぐ場合、財布わけがちだけど、一度分けた財布を一緒にするのってけっこう大変。
特に、子供が生まれると、今まで平等だった「稼ぎ」のバランスが崩れるので、フェアであり続けるには財布は分けてても目標や合算資産は把握できた方が絶対にいいです。本当に。
家計簿を共有!家族のかけいぼ-OsidOri
osidori無料posted withアプリーチ
OshidOriを利用するかどうか悩んだら
OshidOriの情報をまとめたページはこちらになります。
カップルで資産を管理することについて考えたことなどをまとめた記事はこちらになります。
MoneyForward(マネーフォワード)ME)が4位の理由
「無料で使いづらくなる」仕様変更があり4位へ。ただし、有料プランを検討した場合は圧倒的1位。今後もサービス拡充が期待できます。
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- ユーザー数が1,200万人と圧倒的
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- 東京証券取引所市場第一部へ上場という経営への安心感
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- 家計簿アプリとしての機能は申し分なし
当サイトでのマネーフォワードアプリの掲載は休止しています。
マネーフォワードを利用するかどうか悩んだら
マネーフォワードの新機能やいいところ・悪いところなどの情報が知りたければこちらの記事をご覧ください。
プレミアムプランの利用で悩んだ際にはこちらの記事をどうぞ。
ファミリーバンクが5位の理由
家族で口座共有できるファミリーバンクのサービスが面白かったので紹介しておきます。
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- 「家族でWebサービスのログイン共有」など、家計簿とは違う方向へのアプローチあり
- 家計簿としては「たくさんの口座連携をしたい」という需要は満たせない
- 他の家計簿を利用していて「家族で収入・支出を統一した窓口が欲しい」という時におすすめ。
ファミリーバンク-共同口座アプリ(夫婦・カップルのお金管理)
FamilyTech, Inc.無料posted withアプリーチ
ランキング基準のポイント
ランキングの考え方について、簡単にまとめておきます。
- 無料はお薦めしやすい
- 有料の場合は、コストに見合うか、納得できるかがポイント
- 似たアプリよりは性質・ユーザー層が異なるアプリをお薦め
- 多機能よりも「実際に使う機能」を評価する
- 安全性はユーザー次第な部分もある
無料か、有料か、本当の意味でのコスパで選ぶ
まず、ブログ書いている側からすると、やっぱり無料がお薦めしやすいです。
というより、どんな商品でも、どんなサービスでも、「体験」に勝るものはなくて、無料は実際に使って試せるからミスマッチが減らせるんです。
有料サービスだと、お薦めして「違うな」と思ったら、これ読んだ方は私の情報に振り回されてお金を失うことになるじゃないですか。それって、やっぱり嫌なもんですよね。
家計簿アプリは、後述しますが無料で使うハードルは低いのですが、一方で、データとして売りやすい個人情報をターゲットにしているので、「無料だけどリスクもある」ってのが本当のところだと思います。
だから、「セキュリティやプライバシーの安全性」をお金で買えるなら、そこに価値を置く方にとっては嬉しいことなんじゃないかと。
また、有料プランが月額500円だとして、紙の月間家計簿を毎月購入すれば同じくらいお金がかかります。紙の家計簿の場合は、データ保管にどんどん本棚のスペースを奪っていきますし、レシートの管理なんかも必要になります。
そう考えると、スマホアプリに毎月500円くらいだったら払ってもいいのかなってのは考えるところ。私は無料で満足しているので払いませんけど、先ほどの「安全性」も絡めて、お金で解決できる部分は支払ったほうが幸福度は高まります。
多機能よりも「自分機能」で無駄をなくす
後半で家計簿アプリの機能性について「どんなことができるか」はまとめますが、これから家計簿アプリを選ぶ方にとって大切なことは「自分にとって必要な機能を見定める」ことです。
例えば、「レシート読み取り機能」は、普段の買い物が現金中心の方は必要性を検討するところだと思います。ただ、現実問題として、レシート内容を細かく転記して、実際にそのデータから何か読み解くことがあるのか、というのは一度考えたいところです。
例えば、食費が多い家庭で、食費の内訳を詳細に調べることで「我が家はお菓子を買いすぎている」ということに気がついて、かつお菓子を制限する対策が取れるなら効果があると言えます。
でも、日用品を細かく記録しても「やっぱりその消費は避けられないな」という場合がほとんどで、我慢するための家計簿なんて続くわけがないんです。我慢が快感のタイプの人は家計簿続けるの好きですけどね。
言い換えると、「大好きなお菓子を我慢しないために、何ができるか」が究極的な節約であり、家計をコントロールする意義だったりするので、家計簿アプリも「自分がしたいことのために利用する」のが一番です。理想論で生活が窮屈になるのはうんざりなのです。
私の場合は、家計簿アプリは「とにかく家計を把握する」ことが大事なので、マネフォにレシート読み取り機能があるけど使うことはありません。会計は全てクレジットカードで家計と個人事業の経費を分ける作業をなるべく減らしたいからです。
つまり、私にとって家計簿アプリを使うのは「手間を減らす」ことが一番。だから自動連携機能を重視しています。
何が一番かは人によって異なるので、「節約の歴史をなるべく詳細に残したい」方であれば、レシート内容を読み取って、かつ写真に残してモチベーションを高めるのがいいと思います。
ランキングを決める上では、「特定の機能が、他の家計簿アプリより優れている」という場合には評価を上げるようにしています。なるべく、多くのニーズにマッチするアプリに出会えるように露出しておくわけです。逆に言えば、似たようなアプリはあまり並べておかないようにしています。
安全性は個人に大きく依存する
安全性も後半でお話ししますが、家計簿アプリの安全性は両立することが難しく、利便性を求めればプライバシーが犠牲になり、機能性を求めればお金がかかるようになります。
そのため、結局は「どれを大事にするか」という選択の話になり、自分で選ばなければなりません。ただ、自分で選ぶ負担があるから色々なサイトを眺めて「自分に合う一番」が知りたいわけなので、この辺りは情報発信してサポートしていく所存です。
家計簿アプリの詳細を調べる
当サイトで紹介したことがある家計簿アプリやおこづかいアプリなどの記事一覧を載せておきます。
家計簿アプリ
今年おすすめの家計簿アプリ「レシート読取は時代遅れ」という記事でアプリの選び方やおすすめについてまとめています。
家計簿アプリの選び方
- パソコンでも家計簿アプリを使う場合はどうしたらいい?
- 家族で共有して使いやすい家計簿アプリはどれ?
- 家計簿が続かない時に「諦めるべき項目」をまとめました
- 小学生、これからお小遣いをあげるなら「家計簿アプリ」を利用しよう
- 中学生にスマホ持たせる時に「家計簿アプリ」を仕込むべき理由
- 年金の管理にも使える!シニア世代におすすめの家計簿アプリ
- 家計簿の選び方「デジタル、アナログ、お手軽アプリ」どれにする?
- 連携しない家計簿アプリ|このご時世でもオフラインがいい
- 家計簿アプリが安心な理由と、危険な不正Appの違いを見極める
- 夫婦・カップル・パートナーと一緒に使える、おすすめの家計管理アプリ
この家計簿アプリはどう?レビュー記事
- ドコモならマネフォから「スマー簿」に切り替えた方がいい?
- 子供のお小遣いでも大丈夫?家計簿プリカ「B/43」レビュー
- OsidOriで家族・夫婦・パートナーの貯金を把握できるようにする
- 家計簿アプリ「Dr.Wallet」は現金会計多めの方におすすめ
- 「おカネレコプラス」使い勝手で選ぶなら無印で十分か
- 「らくな家計簿」はシンプル系の中では格段にいいアプリ
- 家計簿recemaru [レシマル]の残念なポイント
- 家計簿アプリ「Moneytree」がいまいちと感じるところ
- 「おかねのコンパス」は家計簿としてはイマイチでも資産管理はピカイチ
MoneyForward ME
- スマー簿とマネフォ、有料プランも考えるならどっち?
- マネフォ乗り換え先のおすすめ「連携数4で継続、併用ルートも検討」
- マネーフォワードME、プレミアム会員に移行するか悩む
- マネフォ、資産管理に特化したプランが始まる
- 家計簿アプリ「マネーフォワードME」の不満と心配事
- 家計簿アプリを2年間使用してZaimをやめた理由【マネーフォワードと比較】
Zaim
おこづかいアプリに関する記事一覧
- こどものお小遣い管理、キャッシュレス会計アプリがお手軽すぎて
- スマホで稼げるアプリの注意点と、お勧めのお小遣いを増やす方法
- スマホの保険は入らないほうがいいのか「修理・紛失・盗難補償」
- 貯金ができる・増やせるアプリ「意志ではなくシステムの問題」
- 「バンドルカード」と「B/43」子供に持たせるならどっち?
- 位置情報が利用されるのはこんなサービス
家計簿アプリってどうやって選ぶべき?
家計簿アプリの選び方について、簡単にまとめておきます。
家計簿アプリと安全に関すること
家計簿アプリと安全性に関することを、少しだけ丁寧に解説します。
家計簿アプリに求められるセキュリティとは何か
まず、家計簿アプリにとってセキュリティが大事なのは以下の理由からです。
- 個人の消費行動が家計簿アプリのデータで記録されている
- 個人の金融情報(口座やクレジットカードの情報)が第三者である家計簿アプリ運営のデータにも保存されてしまう
- 家計簿アプリには金融機関ほどのセキュリティが求められていないので、運営によって対応がまちまちである
つまり、「プライバシーに関わるデータ」や「お金に直結するデータ」を、「それほど信用のないアプリ運営」に管理を任せるという点で、セキュリティはめっちゃ大事だということです。
そのため、家計簿アプリによっては「金融機関以上にセキュリティにこだわる」ところもあります。一方で、セキュリティに関しては情報を渡したユーザーの自己責任とする家計簿アプリもあります。
では、家計簿アプリのセキュリティで何が大事かといえば、以下のポイントになります。
- 不要なデータは預からない
- ユーザーだけが知り得る「秘密鍵」で情報を暗号化して管理する
- 利用されるデータの用途が説明されている
- 第三者機関のチェックを受けている
まず、基本的には「大事なデータは預からない」のが原則です。
これは家計簿アプリのサービスによるところですが、口座やクレジットなどの大事な情報は、預かる側も神経を尖らせるところ。管理に自信がない企業なら連携機能はつけるべきではありません。あれは大手だからできるサービスです。
また、預かったとしても、「即時破棄」するか「暗号化して保管する」ことが求められます。
ただ、一度手を離れたデータがどのように保管されているかはユーザーから把握する術はないので、運営のセキュリティをチェックするには、より説明が具体的なところを選ぶべきです(たとえ何を言っているかわからなくても)。
AppleのiCloudのセキュリティなんかは、Appleにも解読できない鍵をiPhone側で生成して暗号化してからAppleのクラウドにデータ保管されています(そういうことになっています)。これなら、仮にアップルのサーバーが襲撃されてデータが奪われても、利用しているiPhoneがない限りはデータを解読することが(理論上は)できないことになります。
運営の誠実さ、という点も評価するなら、利用規約やプライバシーポリシーが「ユーザーに読まれる前提」となっていることも大事です。わざと長々と書かれているのではなく、ユーザーにとって大事な(不利になるかもしれない)情報がピックアップされて提示されたり、表やグラフを使って視覚化されていると尚良いと思います。
第三者機関のチェックも必要です。ただ、「第三者機関」と書かれているだけでは何をしているかさっぱりわからないので、セキュリティ関連の認証を受けていることは重要な指標だと言えます。
「第三者機関の承認があれば絶対に安全」だとは言えませんが、家計簿アプリを選ぶ上では「ないよりはあったほうが信頼できる」と考えておいて間違いはないと思います。ないところは本当に何もないので。
プライバシー、個人情報はどこまで配慮されるべき?
次に、プライバシーや個人情報について、我々は「どこまで守ってもううべき」で、「どの個人情報を提示したらいいのか」について少しだけお話しします。
守ってもらうべき個人情報
まず、家計簿アプリにおいて収集される個人情報の一例としては以下の通りになります。
アカウント登録に付随するデータ
- 氏名(アカウント名)
- 年齢
- メールアドレス
- 電話番号
アプリの登録の際に入力した個人情報は、基本的には匿名化されるデータです。
ここが漏洩するのは家計簿アプリのセキュリティとしては致命的とも言えるので、これらのデータとアプリで収集した家計簿データは切り離して保管されるのが望ましいとされます。
つまり、ユーザー情報はログインなどのためのデータとしてしか活用されず、家計簿データは「匿名アカウントA」として保存することで、どちらかが漏出したとしても、収集したデータとログインデータは結びつかないようにしておくのが基本です。
ただ、それをちゃんとやっているアプリかどうかはユーザー側で見分ける必要があります。
家計簿アプリを利用によって保存されるデータ
- 収入や支出の記録
- レシート読み取りなどに保存された内容
- 設定した収入・支出に関する情報(固定収入、振込日、締日など)
- 家計簿アプリの利用状況(時間帯や更新・入力頻度など)
- 連携している金融機関やサービス
- 閲覧した広告とその時間
- ライフプランなどで入力した内容
家計簿を利用する場合、保管される情報はかなりプライベートな内容まで踏み込むことになります。
アプリ側のサーバーで保管されるデータは、それぞれのアプリによって異なります。
基本的には断りがない限りはユーザーの利用データは匿名化された上で保存されて、かつアプリ運営や第三者機関がビジネス利用するデータとして売買される可能性があります。
この辺りは利用規約などで「ユーザーの許可がない限りは使用しない」などの文言が書かれている一方で、「アプリの利用規約に同意した時点で提供された個人情報は利用できる」などの内容が記載されている場合があります。
基本的には個人情報保護法で不用意にデータとして売買される訳ではありませんが、個人情報部分だけをマスクして詳細なデータは保管されている場合があり、この辺りはそれぞれのアプリによって対応は異なります。
ちなみに、zaimでは匿名加工情報も公開されており、利用されるデータがどのようなものかは想像しやすいと思います。
逆に、特にデータ加工と匿名性について説明がないまま、レシート情報などでマーケティング促進のデータ売買を目的に家計簿アプリで情報収集している場合は、アカウントIDと加工前データがガッツリ紐付けされており、「見る人が見れば誰かわかる」レベルのデータが売買されている可能性もあります。可能性、ですけどね。
見てもらえればわかるように、これらのデータが蓄積して保管されているのはそれなりに危険なことであり、家計簿アプリのセキュリティ対策とプライバシーポリシーはものすごく重要だ、ということさえ実感していただければ幸いです。
スマホに保管されているデータ、スマホの設定に関するデータの利用
- アプリのトラッキングデータ
- 位置情報の参照
- カメラ利用時に取得されるデータ(参照される画像データ)
- 通知設定
- ヘルスケアアプリとの連動
- カレンダー、リマインダーなどの予定アプリとの連動
- パスワードの関するデータ
- メール、メッセージなどのコミュニケーションツール
- 連絡先の参照
基本的に、家計簿アプリがデータとして手に入れることができるのは、「位置情報」と「トラッキングデータ」くらいなものですが、これらはiPhoneではスマホの設定で制御可能です。
逆にいえば、家計簿アプリを運営する側としては収集しておきたいデータになるので、「Appのトラッキングを許可」するように誘導しますが、この辺りはユーザーの利便性で判断して構わないと思います。
もっとわかりやすく言えば、ディベロッパー(家計簿アプリの運営)がトラッキングを許可することでメリットを提示できないようであれば、許可する必要はないとも言えます。
たとえば、マネーフォワードMEでは、ツール提供元/広告配信事業者一覧を出しています。
アプリ利用規約に同意して、トラッキングを許可した場合には、アプリの利用状況や他のサービスに遷移したデータに関しては、トラッキングツールのデータ解析を受けたり、広告配信事業者がユーザーのデータを参照した上で最適な広告が表示されるようになります。
例えば、トラッキングを許可することによってどのような情報が収集されるかは、iPhoneの場合はAppStoreの「Appのプライバシー」というところから確認できます。
情報漏洩に強い家計簿アプリの条件とは
実際に、家計簿アプリのセキュリティ対策やプライバシーポリシー遵守に関する情報は、アプリ運営が公表している情報からユーザーが「本当にやってくれているかどうか」を判断するしかありません。
そのため、以下のようなポイントをチェックしながら、「使っていて安心な可能性があるアプリ」を評価していくことが大事だと思います。
「曖昧なことは書かない」「わかりにくく書かれていない」あたりが大事です。
曖昧にするほど、短くて読みやすいとも言えるのですが、曖昧なことは「知られたくない」「やりたくない」ことなので、具体的に書いて嘘をつくことはしたがらないんですよね。利用規約の改定も面倒だし。
ちゃんと説明するほど長文にはなるけど、ユーザーが探したい情報がわかりやすく見つけられるように工夫されている規約は、隠し事を減らそうという意思が見えて信頼できますね。
安全性で選ぶなら「Moneytree」
安全性だけを考えて家計簿アプリを選ぶなら、私なら「Moneytree」を選びます。もちろん、総合評価では今利用しているマネーフォワードMEにはなるんですけど。
Moneytreeは、家計簿アプリ3強の中では広告に依存せずに無料で使えることが多いアプリです。しかも、セキュリティやプライバシーあたりの説明が丁寧なので、「個人情報が露出したときのリスク」と「運営への信頼性」のバランスがいいです。
マネフォやzaimに関しては、おそらく実際のセキュリティレベルはMoneytreeよりも高いんだとは思いますが、こちら側が提供している個人情報の重さと、我々のデータ化を取引している企業までは信頼できないことから、「一番にはできない」という理由があります。
マネフォやザイムはちゃんとデータ加工してマーケティング利用しているとは思いますが、中の人や取引企業までは信頼できないですからね。
moneytreeも完全に安心できるわけではないんですけど、マネフォやザイムほど個人の消費データ売買を売りにはしていないと思うので。リスクへの露出度が低いかなという評価です。
Moneytree 家計簿より楽チン
Moneytree無料posted withアプリーチ
家計簿アプリのコスパに関すること
ここからは、「コスパのいい家計簿アプリ」に関することについてまとめていきます。
どうして無料なのか?を考える
無料アプリが「なぜ、無料なのか」についてはよく考えてみた方がいいと思います。
- 無料じゃないとユーザーがダウンロードしない
- 有料サービスに移行させる自信がある(プレミアム機能がお得)
- 広告サービスへの誘導ができる
- ユーザーの消費データが高く売れる
- 詐欺・不正アプリで個人情報を抜き取っている
ほとんどの家計簿アプリは「広告収益」「消費行動のデータ販売」「プレミアムプラン」で利益を上げています。
よほど知名度の低いアプリを選ばなければ「口座情報」や「スマホ内の個人情報」を利用した詐欺サイトへの誘導などはないと考えていいと思いますが、念の為注意はしておいてください。
とにかく、まずは使ってもらわないことには有料プランへの移行も勧められないので、最近の家計簿アプリは基本無料だと考えて間違い無いと思います。
安全な無料アプリを選ぶという場合には、「ユーザー数が多い」アプリを選ぶのが無難です。ユーザー数さえ多ければ、運営はいくらでも収益化できるので。逆に、ユーザー数が少ないのにどこから収益取れているのかわからんアプリは触れない方がいいと思います。
有料ならいくらならコスパがいい?
まず、無料のアプリが安いかといえば、そういうわけでもありません。
家計簿アプリを「なぜ使うか」ということになると思いますが、節約目的なら節約できなければ意味がないですし、資産管理ならデータ化できなければ投資効果が上がりませんし。
例えば、毎月500円の出費で、無理なく毎月1,000円くらい節約できれば、有料アプリでも使った方がいいですよね。
節約だと実際にはそれほど効果はないですが、投資だとデータを確認できるだけで数万円の利益が出ることもあります。投資の場合は「機会の獲得」が大事なので、情報収集が捗る方が圧倒的にいいと言えます。
では、有料でも「安い」と言えるラインはどこか。各種アプリのプレミアムプラン価格は以下の通りとなっています。(2022年8月現在)
- Money Forward Me:月額500円
- zaim:月額480円
- Moneytree:月額360円から
- おカネレコ:月額480円
- Dr.Wallet:月額600円
- OshidOri:月額480円から
価格でいえば、有料家計簿アプリの相場は月額500円程度だと言えます。
Moneytreeが少し安めの価格となっていますが、Moneytreeの場合、ビジネス用モデルじゃない有料の個人プランは月次レポートとデータ出力くらいなので、むしろ割高かもしれません(無料の機能が豊富すぎるので)
マネーフォワードやザイムは年プランもあってコスパが良くなる上に、使えるようになる機能も独自性の高い「お金を払う価値のあるサービス」だと言えます。
有料でも利用したくなる家計簿アプリの機能とは
では、具体的に、どのような機能があれば「有料でもいいか」と思えるのか。前述の通り、お金をかける場合は「お金を払うよりも高い効果」が得られることが大事です。
例えば、500円払って節約が500円しかできなくても、お金の勉強になるのであれば月額500円で知識が手に入った、とも言えます。
逆に、他にもやることがあるのに、家計簿アプリ(というより、投資)のお金のことばかり気になってしまう、だと、相性は悪いな、と感じるところ。
個人的には、家計簿アプリを使うのは「余計なお金の管理をしたくない」が一番大きいので、口座連携して必要な収支だけ把握できればいいと思っています。その場合、やはりマネフォやzaimが「お金に関するやることが減らせる」ので使いやすいと感じています。
私の感覚では、「レシート読み取り」という機能があっても、出費の細かいデータ化には興味がないし振り返りもしないので、不要な機能です。有料プランで読み取り機能が開放されても使うことはないでしょう。
逆に、レシートの細かい記録ができることで、「家計簿頑張ってる!」とモチベーションが高まる場合には必要な機能だと言えますし、お金をかけるべきだとも言えます。細かい節約をモチベにする場合には、やはり節約効果を実感できないといけませんからね。
有料で開放される機能例
- 連携機能の更新頻度
- 口座連携可能数
- FP(ファイナンシャルプランニング)系サービスの利用
- 詳細な家計レポート及びデータ表示
- 提携ポイントなどの使用期限表示
- 広告表示オフ
- カスタマイズ機能の開放
- 確定申告などの税制サポート
- データ出力・バックアップ機能
- レシート自動読み取り
- 過去データの閲覧
一部は無料で利用できる家計簿アプリもあって、組み合わせによって克服することもできますが、さまざまなアプリを使うほどデータの視認性が下がるので、この辺りの使い勝手にお金を払えるかどうかも大事ですね。
有料・プレミアムプランでえらぶ家計簿アプリは「マネーフォワードME」
コスパのバランスの良さで選べば、マネーフォワードMEが最適だと言えます。
年額での支払いになれば他の有料アプリと比較してもお得な上に、収支をデータ管理する場合のメリットが大きいのがマネーフォワードのプレミアムプランです。
当サイトでのマネーフォワードアプリの掲載は休止しています。無料で選ぶ家計簿アプリは「Moneytree」
無料で使う場合におすすめできるのはMoneytreeです。
有料プランのコスパがそれほど良くないというのもありますが、無料で使ってこそ輝くのがMoneytreeだと言えます。
Moneytree 家計簿より楽チン
Moneytree無料posted withアプリーチ
機能で家計簿アプリを選ぶならどれ?
有料で利用できるプランについては解説しましたが、実際のところ、どこまで無料で、どこまで有料で利用できるのかも気になるところ。
家計簿アプリは基本無料の時代だからこそ、どんな機能があれば嬉しいのかを少しまとめてみたいと思います。
家計簿アプリによくみられる機能
- 口座連携機能(残高表示)
- クレジットカード連携機能
- 各種ポイント・電子マネーの残高表示(有効期限表示にも一部対応)
- 家計簿の収支レポート
- 残高不足時の通知
- クレジットカード引き落としなどの通知
- 家計簿データのCSV、Excel出力
- 支出内容の自動カテゴリ振り分け
- 繰り返し支出の登録
- レシートの自動読み取り
- カラー・フォントのカスタマイズ
- カテゴリのカスタマイズ(カテゴリ別に予算設定できるアプリも)
- 家計簿データのグラフ化
- 集計期間の編成
- カレンダービュー
大手アプリほど、上記機能のほとんどが利用できる傾向にあります。ただ、不要な機能まで面白がって利用していると、今度は個人情報漏出リスクが高まるので、必要な機能だけを搭載したアプリを選んだ方が安全です。
アプリごとの機能一覧表
2022年8月現在です。あまり更新しないので、各サイトにて詳細情報をご確認ください。
家計簿アプリ | レシート入力 | 連携サービス | ユーザー数 | PCでの利用 | 予算設定 | データのダウンロード | カテゴリのカスタマイズ | 共有機能 | データ移行 | 有料プランの料金 | 広告表示 |
Zaim | ○ | ◎ | 900万DL | ◯ | ◯(カテゴリごとに可能) | ◯(有料) | ◯(有料) | ◯(アカウント共有) | ◯ | 480円(月額) | あり |
マネーフォワード ME | ○ | ◎ | 1,200万 | ◯ | ◯(カテゴリごとに可能) | ◯(有料) | ◯(小カテゴリのみ) | ◯ | ◯ | 500円(月額) | あり |
Dr.Wallet | ○(オペレータがデータ入力、100枚まで無料) | × | 150万 | ◯ | ◯(カテゴリごとに可能) | ◯(有料) | ◯ | – | ◯ | 600円(月額) | なし? |
おカネレコ | △(有料) | △(有料) | 450万 | ◯(有料) | ◯ | ◯(有料) | ◯(18個まで、有料だと90個まで) | ◯(有料) | ◯ | 480円(月額) | あり |
Moneytree | 有料 | ○ | 550万 | ◯ | ◯(有料) | ◯(有料) | ◯(小カテゴリのみ) | ◯ | ◯ | 380円(月額) | なし |
OsidOri | × | △(有料) | 15万 | – | ◯(一部有料) | – | ◯(有料) | ◯(共働き特化) | ◯ | 880円(月額) | あり |
らくな家計簿 | × | × | 1,700万DL | ◯(有料) | ◯ | ◯ | ◯ | – | ◯ | 730円 | あり |
機能性で選ぶ家計簿アプリは「Zaim」
ちょっとzaimに遠慮した1位ですが、マネフォとzaimが単純な機能性では1位です。
マネフォとzaimで力を入れているところは異なるので、「資産管理総合」ならマネフォ、「家計管理総合」ならzaimといった感じで利用用途に合わせて選べるといいと思います。
当サイトでのマネーフォワードアプリの掲載は休止しています。家計簿Zaim
Zaim Inc.無料posted withアプリーチ
子供に使わせる場合の選択肢に「プリペイド式カードアプリ」
少し用途は変わりますが、子供のお小遣い管理に「B/43」というチャージ型カードを利用してアプリで家計簿として管理する方法もあります。
B/43(ビーヨンサン) - 家計簿プリカ
SmartBank, Inc.無料posted withアプリーチ
バンドルカードと合わせて検討したいアプリですが、バンドルカードよりも情報が共有しやすいのがポイントだと言えます。
家計簿アプリに関するQ&A
- Q一番人気の家計簿アプリはどれ?
- A
一番人気の高い家計簿アプリは「マネーフォワードME」です。私が家計簿アプリについて調べて7年も経ちますが、ずっと1位です。
ちなみに、ダウンロード数では「らくな家計簿」も多いですが、日本以外のダウンロードも含まれていると考えられるので、日本国内の実質的なユーザー数で言えばマネーフォワードMEが一番人気のアプリだと言えます。
- Q無料でも使える家計簿アプリはどれ?
- A
家計簿アプリは、(買い切りではない限り)どのアプリでもほぼ無料で利用できます。広告収入やプレミアムプランの利用者だけでも十分に収益化できるからです。
無料で、かつ安全に利用できる家計簿アプリに限定するなら、利用者の多い家計簿アプリを選ぶことをお勧めします。
- Q安全に使える家計簿アプリはどれ?
- A
家計簿アプリの安全性は「家計簿アプリのサーバー側のセキュリティ対策」と、「家計簿アプリを使うユーザー側の安全管理方法」によって決まります。
個人情報を守ってくれるセキュリティに力を入れているのはマネーフォワードME、Zaim、Moneytreeが金融機関にも見劣りしないセキュリティ対策をしています。
個人のデータを守るという点では、生体認証や二段階認証に対応しているマネーフォワードなどがお勧めです。
- Qオフラインで使える家計簿アプリはどれ?
- A
連携機能を利用する場合にはインターネットへの接続は必須ですが、オフラインでも利用できる家計簿アプリもたくさんあります。
オンラインで利用する家計簿アプリでもオフライン対応している場合もあります。
- Q操作方法に悩まない、シンプルな家計簿アプリはどれ?
- A
シンプルなアプリを探している場合は「らくな家計簿」がお勧めです。余計な連携機能などはないため、初期設定さえしっかりやっておけば、紙の家計簿よりも簡単に面倒な入力作業を軽減することができます。
コメント
「企業 ランキング 人気」に関する最新情報です。
2025年卒の新卒就職人気企業ランキングが発表され、みん就株式会社が1310人の大学生・大学院生を対象にアンケート調査を行った結果が報告された。航空会社が人気を集め、全日本空輸が6年ぶりに1位に躍進したことが明らかになった。ランキングのトップ10には、JCB、集英社、資生堂、花王、楽天グループ、伊藤忠商事、ソニーミュージックグループ、日本航空、NTTデータ、全日本空輸が選ばれている。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_6621f835e4b0868a1b906b2a
「2024 2024 公開 forward」に関する最新情報です。
マネーフォワードは、統合報告書『Forward Map 2024』を公開しました。この報告書は、会社の使命やビジョン、価値観などを伝えるとともに、ステークホルダーと共に社会の発展に向けて歩んでいく姿勢を示しています。報告書は、財務・非財務情報だけでなく、会社の価値観や文化を伝えるために工夫を凝らして作成されています。読者が会社のこれまでの取り組みや将来の展望をより深く理解し、共に成長していくことを目指しています。
https://corp.moneyforward.com/news/release/corp/20240412-mf-press-1/
「2024 2024 公開 forward」に関する最新情報です。
マネーフォワードは、統合報告書『Forward Map 2024』を公開しました。この報告書は、会社の使命や取り組みを伝えるために毎年アップデートされており、今年は特に大幅な更新が行われました。報告書は、財務・非財務情報だけでなく、ValuesやCultureなどの定性情報も含み、会社の方針やビジョンを明確に示しています。読者が会社の取り組みや将来の展望を理解しやすくするため、デザインやレイアウトにも工夫が凝らされています。報告書は、マネーフォワードグループの理解を深め、誰もがチャレンジできる社会の実現に向けてステークホルダーと共に歩んでいくことを目指しています。
https://news.google.com/rss/articles/CBMiRGh0dHBzOi8vY29ycC5tb25leWZvcndhcmQuY29tL25ld3MvcmVsZWFzZS9jb3JwLzIwMjQwNDEyLW1mLXByZXNzLTEv0gEA?oc=5
「terms roku users」に関する最新情報です。
Rokuは、ユーザーが新しい利用規約に同意するまで、テレビやストリーミングデバイスを無効にする措置を取った。新しい利用規約には、法的紛争解決条項が追加され、ユーザーはRokuの弁護士との協議を経て解決案を提示されることになる。この変更は実際には昨秋に行われたものだが、最近になってユーザーに通知された。
https://techcrunch.com/2024/03/05/roku-disables-tvs-and-streaming-devices-until-users-consent-to-forced-arbitration/
「提出 新法 開放」に関する最新情報です。
AppleとGoogleの規制に関する新法案が通常国会に提出される見込みです。この法案では、AppleにApp Store以外のアプリストアを認めることや、アプリ内決済に代わる外部決済を認めるなどの規制が盛り込まれています。政府は、利用者の選択肢を増やし、競争を促進することを期待しています。この新法案は、独占禁止法とは異なり、事前に独占的な行為を禁止するものとされています。Appleはセキュリティなどの問題を理由に反対しています。
https://news.google.com/rss/articles/CBMiJGh0dHBzOi8vaXBob25lLW1hbmlhLmpwL25ld3MtNTczODE4L9IBKGh0dHBzOi8vaXBob25lLW1hbmlhLmpwL25ld3MtNTczODE4L2FtcC8?oc=5
「レポート プライベート 投資」に関する最新情報です。
オルタナティブ投資に特化したPreqinは、2024年版の「Preqin グローバルレポート」シリーズと「オルタナティブ投資動向2024」を公開しました。レポートのハイライトによると、プライベートデットの資金調達は順調であり、セカンダリー市場も回復の兆しを見せています。一方、ヘッジファンドは資金流出にも関わらず増加しており、不動産市場はディールや資金調達の減速傾向にあります。インフラ市場では資金調達の回復が見られます。また、2024年2月1日にはオンラインセミナーが開催され、オルタナティブ投資の動向と見通しについて解説されます。セミナーは無料で参加できます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000054135.html
「2024 2024 総合 ces」に関する最新情報です。
パナソニックはCESで2024年の展望を示し、総合家電の進化に前向きな姿勢を見せました。特に車載分野や環境への取り組みで存在感を示しています。パナソニックはサーキュラーエコノミーへの取り組みを強化し、持続可能なくらしを提案しています。また、最先端のHPCシステムを車載分野でアピールし、テレビなどの最新家電においてはAmazonとのパートナーシップを発表しました。
https://news.google.com/rss/articles/CBMiL2h0dHBzOi8vbmV3cy5teW5hdmkuanAvYXJ0aWNsZS9uZXdzaW5zaWdodC0yNjQv0gEA?oc=5
「2023 2023 振り返り ai」に関する最新情報です。
2023年において、iPhoneは撮影機材として活躍し、生成AIの試用も盛んに行われました。Apple製品に熱心なフォトグラファーであるスタパ齋藤氏が、2023年の振り返りを行いました。スタパ齋藤氏は、MagSafe対応のiPhone向けミニ三脚などのアクセサリーを使いながら、撮影の実力を高めていきました。また、FROST AIR ULTRAというMagSafe対応のケースも試用し、手触りやデザインに満足しています。さらに、2022年に公開されたStability AIや生成AIの進歩にも興味を持ち、各種AIを試していく中で新たな発見や面白さにハマっていったと述べています。
https://news.google.com/rss/articles/CBMiRWh0dHBzOi8vay10YWkud2F0Y2guaW1wcmVzcy5jby5qcC9kb2NzL2NvbHVtbi9zdGFwYWFwcGxlLzE1NTU1NDcuaHRtbNIBAA?oc=5