というわけで、先日「AppleWatch」購入許可がめでたく降りたわけですが、そうなると限られたお小遣いですから、「あれ、もう少し慎重に選んだ方がいいんじゃね」と思った次第であります。

なので、もう少しスマートウォッチへの見識を深めたいと思い、色々お勧め商品の情報を漁ってみました。
健康にフィーチャーする理由
さて、あくまでも健康管理のためのスマートウォッチであり、健康に、かつ馬車馬のように働き続けることが、購入の大前提なわけであります。なので、「かっこいい」とか、「多機能」とか、「カッティングエッジな」とか、そういうのはいらないのです。

あくまでも、健康管理のためだからね!
健康管理にお勧めしたいスマートウォッチ
先に、スマートウォッチにはどんなものがあるのか、お勧めのスマートウォッチをご紹介します。
おしゃれにつけて日常生活を演出(普段使い)
これは、「特に運動などに使用するつもりはないが、でもスマートウォッチを取り入れてみたい」というガジェットが大好きな方にお勧めのモデル。なるべく、おしゃれと感じるものをピックアップしてみたが、私のセンスに関しては何も言わないであげてください。
カシオ プロトレックスマート
おしゃれ、にさっそく疑問をぶつけるカシオのプロトレックスマートから。
- 流行りの光学式センサーを搭載したことで、心拍測定を可能に
- 運動強度が5段階でわかる心拍ゾーン表示や、運動能力の指標となるVO2maxの計測にも対応。
- マップ表示はもちろんのこと、衛星3測位による正確な軌跡で描かれるルートを記録でき、トレイルランニングにまで対応できる
G-SHOCKの正統進化
まさにカシオの全てを詰め込んだスマートウォッチ。

カシオということで、時計としての性能を存分に高めたらスマートウォッチになってました、みたいな商品だね。
WearOSに対応しているので、ちゃんとスマホアプリで管理できます。
Withings Steel HR Sport
続きましては、ウィジングスのスマートウォッチ。
まず、シンプルで仕事でもそのまま使えるデザイン性の高さは見ていただければわかっていただけるとして。それでいて(それなりに)高機能であるという点にも注目いただきたい。

文字盤と針が夜間では見えない、という時計としては最大の弱点さえ気にならなければコスパよく高級感のあるデザインは「買い」と言ってもいいでしょう。
ガーミン vivomoveHR
ガーミンのvivomoveHRは、アナログ時計にディスプレイを組み合わせた「アナログでありながらデジタル」「時計でありながらスマホ」を両立させたモデル。

機能はハイエンド機には劣るものの、vivomoveHRにしかだせない、アナログならではの魅力もあり、あえて選ぶスマートウォッチ、とも言えるでしょう。
GPSなどの機能がありませんが、通知やタイマー設定、音楽の操作など、「あえてスマホを取り出すのは面倒」という部分はしっかりとカバーされた良モデルです。

心拍測定や睡眠管理など、「スマートウォッチを買うなら挑戦してみたいこと」はできるようになっているので、まさに普段使いにぴったりのアイテムとお勧めできますよ。
SONY wena wrist
Sonyのwena(ウェナ)は、超高機能な時計「バンド」です。ヘッド部分が別売りなので、コストはほぼ倍以上かかるというセレブリティ仕様ながら、ヘッド部分を選択できるメリットは「おしゃれ」の枠組みをぶち壊して「好きなものを選ぶ」楽しさを提供してくれます。

運動の時はヘッド部分を外して、バンドだけにできるのはいいよね。左右非対称の違和感が少しでも和らぐし、安全っちゃ安全。
アクティビティに連れて行く(運動)
このカテゴリとして対象とするのは、「スポーツの時でも、登山でも、ヨガでも、好きなところに連れて行けるスマートウォッチ」のカテゴリです。

わかりやすく言うと、水泳以外のエクササイズに対応している、と言う感じでしょうか。
ガーミン fenix 6x
シンプルでありながら、さらに機能性まで求める場合は、ガーミンのfenixシリーズもいいのではないでしょうか。

Apple Watchがいまいち使えない理由の一つに「稼働時間」の問題があります。あれは、毎日充電しないといけないから睡眠トラッカーが使えないんだよね。
やはり、スマートウォッチは1週間は充電なしで使いたいところ、でもスマートウォッチの機能性は捨てたくない。そんな場合には最大で21日間稼働するfenix6xがすこぶるおすすめです。

機能面は「スマートウォッチでしたいことはほぼできる」といった感じ。後述で水泳特化スマートウォッチもせつめいしますが、fenix6xも水泳まで対応する防水等級をそなえています。
コスペット(KOSPET) Optimus Pro
中国製の匂いが強い

コスペットってのは聞いたことがないな
そう思って調べてみました。まず、Amazonの販売ページを見ると、なんとなく「あぁ中国製ね」と感じる「雑な情報処理」「翻訳の甘さ」「検索だけを意識した長い商品名」「定型文レビュー」をいかんなく発揮している。

あの人たちって、なんでちゃんとした翻訳家を雇わないんだろうね。
ただ、中国製の特徴の一つに、「機能はフルで詰め込む」「なのに(心配になるくらい)安い」というものがあります。
中国系のSTOREは顧客対応では「即新品交換」など、初期故障にも躊躇なく対応してくれるのでその点は安心ですが。

なので、チャレンジとして最初に買うスマートウォッチとしてはむしろお勧めしたい(感想を聞きたい)。
コンセプトとしては、時計からの脱却、腕につけられる「スマホ」といったところ。先にも書きましたが、機能面は(誇大広告的に)すごいし、コスパは最強。SIMカードを使用できて通話にも対応。
Lcsriya V80S
中華系を紹介してもいいとなると、なんとなく一気に肩の荷がおりるのですが、こんな商品もあります。

スマートウォッチと言うよりは、ウェアラブル端末に近い感じですが、なんとイヤホンにもなるという優れもの。

こちらも、イヤホンとしては最上級の機能を備えており、心拍・睡眠計測ができて、なんと、音楽も聴けます。
水泳に特化する(防水)
先ほどのActivityに、Swimを加えたマルチアスリートにお勧めしたいモデルを揃えました。
Apple Watch
アップルウォッチに関しては「シリーズ比較」記事でも詳細に解説していますので、ここでは割愛しますが、シリーズ2以降は、プールでの使用も想定した耐水性を備えています。

POLAR VANTAGE V
ウェアラブル端末や活動量計について調べていたら「いいな」と思ったメーカー。チタンの高級感あふれる「無骨さ」と、ポラールのHPから漂う「ガチのアスリート感」が、なんか色々やばい。

スマートウォッチを機能面でしかみていなかった自分が恥ずかしくなるレベル。そう、運動してなんぼ、でした。
ガーミン vivoactive
自分では特に意識していませんでしたが、ガーミン3個目となると、なんとなく宣伝臭くなりますね。金銭の授受はありません。商品の提供はお待ちしております。

fenixやForeAthleteよりもお手頃に、しかし使いたい機能はしっかりと抑えた「ガーミンを知るならまずはこれを」という商品。
Descent Mk 1
ちなみに、ガチでダイビングで長時間潜るっていうんならこっち。公式HPでも、「ダイビング」にはこちらをお勧めしています。まぁ、当サイトではさすがに値段の都合もあるのでページだけはっておくよ。
Fitbit iONIC
adidasと提携しており、アディダスのコーチングが受けられるというもの。耐水性も高く、水泳との相性は抜群。すっきりとしたデザインで大人づかいもできるし、十分に魅力的。コスパもいいため、記事執筆時は欠品。
https://www.sourcenext.com/product/pc/oth/pc_oth_002136/
Fitbit Versa 2
Fitbit製品が欠品していることもあるので、もう一つだけご紹介しておきます。
Alexa側にシフトして、音声操作機能まで搭載した「これからの時代を生きるスマートウォッチ」です。できることは、iONICに比較すると「Alexa」と「常時表示モード」くらいですが、アレクサ対応に関しては、できることが大幅に広がるのでコストしだいではあるけど、選ぶべき商品とも言える。

もちろん、「水深50mの水泳」にも対応しているモデルです!
スマートウォッチに健康管理させるということ
ほとんどの方は興味ないと思う情報もお届けするのが当サイトの流儀でして、「なぜ、昨今、スマートウォッチが取り沙汰されるのか」というポイントについて深く解説していきます。
健康の情報が大好き
日本人は健康情報が好きだからね。実践しない方も多いみたいだけど
若者にも普及
実は、若者の間にも、「健康への投資」が増えているのだとか。
「生活者1万人アンケート調査」結果を分析してみると、積極的におカネを使いたい分野として、医療・健康関連費が大きく伸びていた。若者の趣味としても、「スポーツ・フィットネス」が伸び、利用している施設やサービスでは「スポーツジム」「マッサージ」「スパ」などが伸びている。体を鍛えたり、リフレッシュ・デトックスするなど、体に投資する傾向が強まっている。
https://toyokeizai.net/articles/-/145211
話題にはなるけど実践はしない
日本人は、情報収拾までが大好きで、実践となると二の足を踏む民族です。というよりも、休息の取り方がすごく下手くそなんですよね。

先にあった令和の大型連休でも、「どう休んでいいかわからない」とか「長すぎて困る」なんて意見があったくらいだもんね。

ほんで、実際にどんな風に休日を過ごすかというと「ごろ寝」と「インターネット」が上位だったりします。

時間が取れたら「ドライブや小旅行」の割合が増えるんだけど、これ、多分温泉に行くつもりだよね。
「動かない=休む」ではない
疲労回復には「適度なアクティビティ」が身体的にも精神的にもメリット多めで必要なことなんだけど、「結局、何もしたくない」のが(全員とは言わないが)多くの日本人の特徴と言えそうだね。
運動に対する意識も例外ではない

ちなみに、なぜ実践できないのか、については「理由がない」や「わからない」といった危機感もなければ考えることもしない、というのが第一にあります。

その次に、「忙しすぎて」という理由が来るのだけど、じゃあ休日の「ごろ寝」とかインターネットって、なんなの、とは思うよね。
30代男性は滅ぶべき生き物
というわけで、運動に消極的な意見しか上がらない30代の男性は、滅ぶべくして滅ぶわけです。

という、余談でした。
健康管理に求められる要素
さて、スマートウォッチの話に戻りますが、じゃあ健康管理って何なのよってところで、「何からできるか、を考えていきます。
日常的なアクティビティに求められる要素
- 楽しめること
- 短時間でできること
- 仲間が得られること
- 一人でもできること
- 収入に見合ったコスト
つまり、「得られるものが多い」ことと、何より「やらない理由を減らすこと」が大事です。
具体的なアクティビティ例

- ウォーキング
- スイミング
- ストレッチ、ヨガ
- ボルダリング
- 登山、トレッキング
- スカッシュ
- ジムトレーニング
本当は、仲間を巻き込んだ方が楽しめるし継続もできそうな感じがありますが、「仲間の都合に左右される」ようになると確実に長く続かないので、「自分で楽しい」が一番です。
スマートウォッチに必要な機能
- 歩数計測
- 消費カロリーの記録
- 心拍計
- 移動距離(GPS)
- 睡眠計
用途に合わせて、不要な機能は削除していった方が安くなる傾向にはありますが、今、スマートウォッチを求めると、だいたい、この辺りの機能は全て入っています。
スマートウォッチでどこまでできる
では、アクティビティに合わせてスマートウォッチを選んでいきたいところですが、「どの機能を選べばいいのか」がいまいちわからないですよね(私が)。

スマートウォッチに求める機能にはどんなものがあるのか調べてみました。
防水機能がすごい
今のスマートウォッチは、防水・防塵機能が大変に優れています。特にスポーツなどのエクササイズのサポートに優れたモデルは「汗」への対応はもちろんのこと、「水泳」までできるモデルがあることに注目。
防水等級のIPとは
ちなみに、防水・防塵のグレードには、「IP」という等級が使用されています。防塵性能が一桁目の数字、防水機能は2桁目の数字で等級を表しています。IP68となると「水泳」などにも対応できるレベルの防水性能になります。(あくまでも規定の環境なので、使用方法によっては当然故障します)
ちなみに、iPhone7から防水性能としてIP67の等級としています。これくらいあれば、生活防水としては安心できるレベルです。
スマートウォッチに求められる等級
- IPX6:日常生活には困らない
- IPX7:水濡れの多い家事や、汗をかく運動をする予定
- IP68:水泳で使いたい
なお、水泳レベルになると、IP8でも「防水に特化した」ことを謳い文句にしている機種をお勧めします。
防水等級
防水 | 説明 | 保護の程度 | タイプ |
0 | 無保護 | 特に保護されていない。 | – |
1 | 滴下する水に対する 保護 | 鉛直に落下する水滴によって有害な影響をうけない。 | 防滴形 |
2 | 15°傾斜した時落下 する水に対する保護 | 正常な取付位置より15°以内の範囲で傾斜したとき、鉛直に落下する水滴によって有害な影響をうけない。 | 防滴形 |
3 | 噴霧水に対する保護 | 鉛直から60°以内の噴霧状に落下する水によって有害な影響をうけない。 | 防雨形 |
4 | 飛沫に対する保護 | いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響をうけない。 | 防まつ形 |
5 | 噴流水に対する保護 | いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響をうけない。 | 防噴流形 |
6 | 波浪に対する保護 | 波浪または、いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響をうけない。 | 耐水形 |
7 | 水中への浸漬に対する保護 | 規定の圧力、時間で水中に浸漬しても有害な影響をうけない。 | 防浸形 |
8 | 水没に対する保護 | 製造者によって規定される条件に従って、連続的に水中に置かれる場合に適する。原則として完全密閉構造である。 | 水中形 |
防塵等級
防塵 | 説明 | 保護の程度 |
0 | 無保護 | 特に保護されていない。 |
1 | 50mmより大きい 固形物に対する保護 | 人体の表面積の大きな部分、例えば手などが誤って内部の充電部や可動部に接触する恐れがない。直径50mmを超える固形物体が内部に侵入しない。 |
2 | 12.5mmより大きい 固形物に対する保護 | 指先、または長さが80mm 超えない指先類似物が内部の充電部や可動部に接触する恐れがない。直径12.5mm を超える固形物が内部に侵入しない。 |
3 | 2.5mmより大きい 固形物に対する保護 | 直径または厚さが2.5mm を超える工具やワイヤなどの固形物体が内部に侵入しない。 |
4 | 1.0mmより大きい 固形物に対する保護 | 直径または厚さが1.0mm を超えるワイヤや鋼帯などの固形物体の先端が内部に侵入しない。 |
5 | 防塵形 | 粉塵が内部に侵入することを防止する。若干の粉塵の侵入があっても正常な運転を阻害しない。 |
6 | 耐塵形 | 粉塵が内部に侵入しない。 |
スマホとの連動がすごい
スマートウォッチっていうくらいだから、スマホとの連携ができるのは、当然っちゃ当然。
WatchOS
Apple Watchは、WatchOSというもので動いておるのですが、詳細については別記事へどうぞ。

Wear OS by Google
iPhoneユーザーなら、AppleWatchが第一選択になるかと思いますが、選択肢は幅広いに越したことがない。
Androidに限らずiPhoneとの連携も可能
Wear OSなら、Google系のサービスとの連携がスムーズ。Googleアカウントがあれば、GmailやGoogleカレンダーなどを同期させることも容易。

これからの時代は、本当に好きなものを、自由に選択できる方が生き方がおしゃれな感じがするよね。
Tizan
サムスンのモバイルOS。サムスンの家電に搭載されて、スマホやテレビと簡単に連携することができます。ただし、それぞれのOS(iPhoneや、Androidスマホ)に基づいた連携機能には弱いなど、デメリットもある。
運動記録とレポートがすごい
この辺りは、Apple Watchのシリーズ比較記事で、運動との関連などをご紹介し知恵ます。
デザインがエモい
もうね、デザインがいいですね。
これまでは、どうしても「時計」であることを主張するために、文字盤が必要になってましたが、スマートウォッチは、もう時計の既成概念にとらわれる必要がないので、様々なデザインに挑戦することができます。

でも、結局ディスプレイとして使用するわけだから、四角くなりがちだよね。しかも、いろいろな機能を詰め込むほど大きく、分厚くなるし。
デザインに関しては、個人の感じ方がありますので。恐縮です。
スマートウォッチで血圧を測る
なぜか、血圧について思いのほか、掘り下げて調べてしまったので、最後に血圧とスマートウォッチのお話をしてお別れです。ご静聴、ありがとうございました。
本当に血圧が測れるの?
測れます。ただ、測定方法によっては「正確ではない」ものもあり、あくまでも目安とするだけのものがほとんどです。
医療機器としての認定が厳しい
AppleWatchの話題でも触れましたが、アメリカで認可が下りると製品としてリリースされるわけですが、日本を含め諸外国では認可されずにお蔵入りする機能が多くあります。
血圧を決める要素
念の為、血圧についての知識をさらけ出しておきます。血圧は、以下の5つの要素で決まるとされています。ほとんどが、抹消血管抵抗と心拍出量、血液量ですが。
- 心拍出量(心臓が拍動するときの力強さ)
- 抹消血管抵抗(毛細血管の血の流れやすさ)
- 循環血液量(体にある血液の量)
- 血液の粘稠度(血がドロドロかさらさらか)
- 大動脈の弾力(動脈硬化、血栓)
血圧が影響を受けるもの
また、血圧は変動の大きい値です。何度か連続して測るだけでも、割と数値にばらつきが出たりします。環境による影響も大きく、病院で測ると血圧は高く出やすかったりします。
- 日内変動(自律神経)
- 起きているか、立っているか
- 排尿・排便時
- 入浴(温度差)
- ストレス
- 運動
- 性別
- アルコール
- 喫煙
そもそも、「血圧」は何を測定しているのか
スマートウォッチは、一般的に見る「腕を突っ込んだりしてマンシェットに圧迫されて測るもの」とは違う感じがしますね。
血圧の意味合い
腕を圧迫して血管を圧迫することで血管が収縮したときの「最大血圧(収縮期)」と、血管が拡張したときの「最低血圧(拡張期)」を計測します。
昔の血圧計は聴診器で何の音を聞いていたの?
今ではみたことない人も多いかと思いますが、水銀血圧計はもはや看護師が実習前に看護学校で使うもの、みたいになってますね。(こっちの方が早くて正確、という人もいますが)
このとき、聴診器を腕に当てて何かの音を聞いていますが、これは「血流が再開通する」時に生じる「コロトコフ音」というものを聞いています。これが聞こえ始めた時が、「収縮期血圧」で、完全に抵抗がなくなって音が消失するタイミングが「拡張期血圧」と言います。

あれは、拍動する血管の音を聞いていたんだね
血圧の測定方法
リバロッチ・コロトコフ法
先述の、「コロトコフ音」を聴診する方法です。流石にスマートウォッチとは関係ないので割愛。
オシロメトリック法
血管を圧迫して「脈派」を測定するのが「オシロメトリック法」というものになり、現在の電子血圧計の主流となる方法です。
スマートウォッチで測れる血圧は、カフは使用せずに(圧迫せずに)センサーのみで血管をモニタリングするもので、カフを使用しない分、コンパクトで常時測定しやすいのですが、その分、不正確であり医療機器としては認可されずらいのが現状です。
オシロメトリック法で測れるスマートウォッチ
少し例外的なので先に紹介しておきますが、このオシロメトリック法で測定できるスマートウォッチもあります。というよりも、時計機能のあるスマート血圧計ですね。
オムロン HeartGuide
まだ、日本での取り扱いがないです。血圧計に特化し、おそらくガチで血圧管理が必要な方にも対応できる「医療機器」としての登録許可を待っているとのことです。
トノメトリ法
先のオムロンの情報を読んでいるうちに、「あれ、これはもしかしてトノメトリ法の可能性もあるか」と思ったので、ご紹介だけはしておきます。
トノメトリ法とは、手首の体表近くにある橈骨(とうこつ)動脈に圧力センサを平らに押し当てて、1拍ごとの血圧を測定する血圧測定方法です。
https://www.healthcare.omron.co.jp/corp/news/2016/0418.html
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