AppleユーザーでもYouTube Musicがお勧め、という記事を書いて数年が経ち、流石にそろそろ新しい情報を仕入れようかと思いたち、記事としてまとめる所存です。
私はiPhoneユーザーなので、基本的にはAppleユーザーが使いやすいサービスを探していきますが、Android系のスマホを利用している方が「Apple Musicもアリなのか?」と疑問が思った時には比較に利用していただけるとわかりやすいと思います。
2024年の「音楽サブスク」新着情報まとめ
音楽サブスクについて調べているついでに見つけた「新製品情報」や「発売が噂されるもの」などの情報をざっくりまとめて置いておきます。
音楽サブスクに関する新着ニュース
音楽サブスクに関する新着ニュースをまとめています。
音楽の「ダウンロード購入」と「サブスク」、どちらがお得?
2023年10月6日の、音楽配信サービスに関する情報をお届けします。
- 音楽を楽しむ方法として「ダウンロード購入」と「サブスクリプションサービス(サブスク)」があり、それぞれにメリットとデメリットが存在します。
- ダウンロード購入は一度購入すれば半永久的に楽しめるが、複数楽曲を楽しみたいユーザーにはコストがかかる。
- サブスクは月額料金で多くの楽曲を楽しめるが、配信が突然停止する可能性がある。
ダウンロード購入とサブスクリプションサービスの詳細
ダウンロード購入
- インターネット上のストア(例:iTunes Store、Amazon Musicなど)で楽曲やアルバムを購入し、ダウンロードする方式。
- 1曲あたり約250円、アルバム約2000円で購入可能。
- メリット:ダウンロードした楽曲は半永久的に利用可能、一部サービスでは高音質でのダウンロードも可能。
- デメリット:多くの楽曲を楽しみたい場合、コストがかかる。
サブスクリプションサービス
- 定額の料金を支払い、サービス内の楽曲を聴き放題にできるサービス(例:Apple Music, Spotifyなど)。
- 月額約1000円で7000万曲以上~1億曲以上が聴き放題。
- メリット:多くの楽曲を低コストで楽しめる、ファミリープランや学割でさらに安く利用可能。
- デメリット:楽曲の配信が停止する可能性があり、サービス解約で楽曲が聴けなくなる。
お得な選択はどちらか?
- お得なサービスは音楽の聴き方や家族構成によって変わる。
- サブスクは毎月4曲以上聴く場合、ダウンロード購入よりもコストパフォーマンスが良い。
- サブスクで聴けない楽曲や高音質で聴きたい楽曲はダウンロード購入も検討して、サービスを使い分ける方法もある。
音楽サブスクの新製品/新サービス/新機能情報
音楽サブスクの新製品/新サービス/新機能情報についてまとめています。
Spotify Premiumが150,000冊のオーディオブックを提供開始
2023年10月06日の、Spotifyのオーディオブックサービスに関する情報をお届けします。
- Spotifyがオーディオブックサービスの新しいビジネスモデルを発表。
- Premium加入者は追加料金なしでオーディオブックカタログの一部(150,000タイトル)にアクセス可能。
- サービスは初めに英国とオーストラリアで開始し、今年中に米国での開始予定。
サービスの詳細
- Spotifyは2022年にデジタルオーディオブックディストリビュータのFindawayの取得により、オーディオブックを米国で初めて導入。
- オーディオブック市場は全体の書籍市場の6%〜7%を占めているが、年間20%増加している。
- Spotifyアプリ内でオーディオブックを再生するには、SpotifyのWebサイトからオーディオブックを購入する必要があった。
- Premiumサービスの一部としてのオーディオブックへのアクセスを提供することで、エンドユーザーにとっての利便性が向上。
Spotifyの取り組み
- Spotify CEOのDaniel Ek氏は、オーディオブック市場が配布と発見の問題を抱えていると述べ、Spotifyはこれを解決しようとしている。
- Spotifyはオーディオブックカタログを300,000タイトルでローンチし、Premiumサブスクリプションを通じて使用できるのはその半分のみ。
- 購読者は月に15時間までサービスを利用でき、10時間の追加時間を「トップオフ」として購入することができる。
- Spotifyはユーザーの趣味に基づいてパーソナライズされたオーディオブックの提案も行います。
作者にとっての利点
- 新しいツール、例えば視覚的にカスタマイズ可能なプロモーションカードを利用して、ユーザーの注意を引きつけることができる。
- 今後、作者は自分のタイトルのパフォーマンスを理解するためのより高度なツールを利用できるようになる予定。
narasuとZULAが「Artist Spike」提供を開始
2023年10月6日の、サブスク型音楽配信代行サービスに関する情報をお届けします。
- 株式会社ローディアムの提供するサブスク型音楽配信代行サービス、narasuが、ZULAと提携し「Artist Spike」の提供を10月3日から開始。
- このサービスはアーティストやレーベルへのさらなる支援を目的とする。
- narasuは、ZULAのデジタルプロモーションに関するノウハウを受け取ることで、デジタルの面でアーティストを包括的にサポートする。
「Artist Spike」の詳細
- 「Artist Spike」は、デジタルプロモーションやアーティストブランディングの分野で実績のあるZULAのA&Rチームと連携して、強化されたアーティストサポートを提供。
- サービスの利用者は、音楽配信代行だけでなく、各配信ストアでの楽曲のプレイリストインを後押しする“サブミット機能”や、各種デジタルプロモーション、出版管理のサポートを受けられる。
- さらに、YouTubeマネタイズに関するサポートや、narasuでは以前できなかったカバー動画の収益化サポートも提供される。
株式会社ローディアムCEOのコメント
- ZULAとの提携により、双方の強みを活かして相乗効果を生むことを期待。
- 提携を通じて、音楽業界に新しい価値をもたらし、人々の音楽体験を豊かにすることを目指す。
- ZULAとnarasuの共同成長と、その結果としての成功を楽しみにしている。
音楽サブスク系サービスの2024年の動向を探る
毎年更新したいとは思いますが、更新日時での最新情報をまとめておきます。
各社比較早見表
目視での確認で、記事更新が追いつかないのであくまでも参考値としてご確認ください。
2024年更新分
項目 | Apple Music | Amazon Music Unlimited | Spotify | AWA | LINE MUSIC | 楽天ミュージック | YouTube Music |
月額料金 | • 1080円(個人) • 580円(学生) • 1680円(ファミリー) | 「Amazon Music Unlimited」 • 1080円(個人) • 580円(学生) • 480円(ワンデバイスプラン) • 980円(Prime会員) • 1680円(ファミリー) 「Amazon Music Prime」 • 600円(個人) • 300円(学生) | • 980円(個人) • 1280円(Premium DUO) • 480円(学生) • 1580円(ファミリー) | • 980円(個人) • 270円(アーティストプラン) • 480円(学生) | • LINE STORE:980円(個人) • アプリ内購入:1080円(個人) • LINE STORE:480円(学生) • アプリ内購入:580円(学生) • 1680円(ファミリー) | • 980円(スタンダードプラン) • 580円(学生) • 780円(楽天サービス利用者限定プラン) • 500円(ライトプラン) | • iPhone:1450円 Android/Web:1080円(個人) • Android/Web:580円(学生) • iPhone:2180円 Android/Web:1680円(ファミリー) |
配信楽曲数 | 1億曲以上 | 「Amazon Music Unlimited」 1億曲以上 「Amazon Music Prime」 1億曲以上 | 1億曲以上 | 1億4,000万曲以上 | 1億曲以上 | 1億曲以上 | 1億曲以上 |
無料プラン | 3カ月 | 30日間 | 3カ月 | 1カ月 | 3カ月 | なし | 1カ月 |
特徴 | • Apple定額配信 • オリジナル番組 & MV • Siri連携 | • ネット音楽ストア & 定額サービス • Prime Music & Unlimited • 広告なし, オフライン再生 | • Apple定額配信 • オリジナル番組 & MV • Siri連携 | • サイバーエージェント & エイベックス • 無料でもオンデマンド再生 • プレイリスト作成 & 公開 | • 定額制ストリーミング • オフライン再生可能 • 歌詞チェック & 年間プラン | – | • 音楽最適化サービス • 無料フル再生可能 • 広告なし, バックグラウンド再生(有料) |
選ぶポイント | • iCloud同期 • 「For You」プレイリスト | • プライム会員特典多数 • Prime Music & Unlimited選択 | • iCloud同期 • 「For You」プレイリスト | • アーティストプラン • ライブチケット先行予約等特典 | • 30秒試聴可能 • 着うた設定可能 | – | • 最大10台同時利用可能 • Google Play Music有料会員特典 |
2023年更新分(ログ)
項目 | YouTube Music | Spotify | Apple Music | Amazon Music Unlimited | LINE MUSIC | AWA |
月額料金:個人 | iPhone: 1,280円 Android: 980円 | 980円、(Premium DUO) 1280円 | 980円 | 980円 | 960円 | 960円 |
月額料金ファミリー | iPhone: 1,950円 Android: 1,480円 | 1580円 | 1480円 | 1480円 | 1400円 | – |
配信楽曲数 | 未発表 | 5000万曲以上 | 7500万曲以上 | 7000万曲以上 | 7400万曲以上 | 8000万曲以上 |
無料プラン | あり | あり | なし | あり | あり | あり |
転送速度(音質) | 256kbps | 320kbps | 256kbps | 320kbps,(HD)850kbps,(ULTRA HD)3730kbps | 320kbps | Excellent(320Kbps) |
寸評おすすめ:AppleMusicが一歩リード
記事を書き上げる前は「YouTube Music推しだわな」と思っていたのですが、執筆中の「ALAC・空間オーディオ配信、追加料金なし」のニュースに胸が躍って、お勧めは「AppleMusic」にしました。
もともと、コスパはよかったので「iPhone利用」なら間違いなし、でもAndroidのことも考えるとね、という評価だったのですが、音質と体験の提供は大きい。
Amazonは音楽配信の枠組みを超えたトータルで考えるとおすすめなんですけどね、利用者を想定しないでサブスクの利用価値だけで考えるとおすすめまではできない。
Apple Musicはスタンダードをキープ
AppleMusicには別途サービスの解説記事などを用意します。ここでは要点だけ。
- 対応楽曲数、利用料ともに「スタンダード」
- Apple WatchやHomePodなど、利用できるAppleデバイスは増え続ける
- 純正デバイスでの使用感は最高級でかつ割安
- 音質面では2021年に「Apple Lossless配信」に対応し、アーティストが収録したそのままをAppleMusicで再生可能に
- 「空間オーディオ」で新しい音楽体験を提案
- ファミリー利用でAppleOneを使えば、AppleArcadeもAppleTVも格安に楽しめる
Appleユーザーは、Appleデバイスを使ってAppleの情報さえ追っておけば損はしないので情報収集面でも労力的にも楽チンでいいのですが、ブロガーとしては同じところに腰掛け続けるのはいかがなもんなんだ、というのもあるので、Google系サービスにもアンテナ貼ってます。
普通のユーザーとしては「入ってくる情報を制限する」ことも大事だと思うので、Appleの安定感は一般家庭が平和に暮らす上ではお勧めだと言えます。
Apple Musicの使い勝手が知りたい
Apple Musicを長年使ってきた感想などをまとめました。駄文系です。
YouTubeは2020年のGooglePlayMusic廃止から統合の道を
Google Play Music、私も期待してAppleMusicと並行してプレイリストなどいじっていたのですが、2020年にサービスを終了し、YouTube Musicと統合することになりましたジーザス。
蓋を開けてみれば、これまでも最高峰だったGoogle Play MusicにYouTubeのサービスも統合されただけなので、サービスの量は増えた感じ。
使い勝手も、悪くはないんだけど、若干ごちゃついたのとMVなどに時間を取られるようになったので、音楽は音楽でいいな、と毎日反省しながらMV見てる。
新勢力はあるのか
私の中での選択肢は、AppleMusicか、YouTube Musicの二択です。ここに「Amazonプライム会員」の属性を持つ方と「ハイレゾ環境を構築したい方」は「Amazon Music」の可能性が追加されます。
そのほかの新勢力に関しては、検討の価値があるかどうかだけ簡単に触れておきます。
「TikTok Music」
TikTokが新たに始める音楽ストリーミングサービス「TikTok Music」について紹介します。
「TikTok Music」の特徴
- 「他の音楽ストリーミングサービスと同様の機能を有し、楽曲のフルカタログにアクセス可能」
- 「ユーザーのライブラリに楽曲を追加することが可能」
- 「曲の推薦やパーソナライズされたキュレーションを提供し、TikTok動画で流行った曲を見つけやすくなっている」
- 「Shazamと同様の楽曲識別機能を有し、曲の発見が容易」
価格
「未公表」
お得度
「未公表」
サービス開始期間
「ブラジルとインドネシアで既に開始しているが、他の国や地域での開始時期は未公表」
「TikTok Music」のメリット、デメリット
- 「TikTok動画で流行った曲を見つけやすい」
- 「曲の発見が容易」
- 「サービス提供地域が限られている」
Amazon Music
新勢力ということはないのですが、全く触れないと「ちゃんと調べてんのか」とお叱りを受けそうなので。
Amazonプライム会員なら、AmazonMusicのプライムプランを利用可能に。イージーリスニングなら十分にこなせるくらいで、逆に音楽ちゃんと聴きたい場合は楽曲提供数は物足りないので、対抗馬として考えるなら「Unlimited」プランからとなります。
後述しますが、AWAなどの「アーティスト購買形式での聞き放題」などとの併用で真価を発揮したりもします。「必要分だけ選ぶ」ができるなら、「プライム」会員と他のサービスとの併用もありかも。
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海外は先行して「ロスレス」が無料に
ちなみに、日本での対応がどうなるかは分かりませんが、Amazon Musicの有料プランには「Unlimited」と「HD」があります。HDは、いわゆるロスレス音源での配信となり、つまり音源圧縮による音質劣化がない、CDレベルの音質で楽しめるというもの。
音源としては「HD(High Definition」からさらに上位互換の「ULTRA HD」の提供も開始。対応楽曲数は少ないですがCD以上の品質での配信となるので、再生するスピーカーにも拘りたくなるところです。
今後は「360 Reality Audio」で新しい音楽視聴体験ができるものの、スピーカー再生に対応するなどが期待されているようです。ユーザー数が多いこともあり、発展の余地が無限大に広がっています。
LINE MUSIC
楽曲数は7,400万曲で同価格帯の音楽配信サービスとしては及第点。
音楽配信サービスの面よりも、「LINE」との連携で「みんなと共有」したり「呼び出し音」として利用できたりとリア充仕様の設計。私には全く響かないが、LINEで「私って音楽とか嗜むんだよね」アピールがしたい場合には選択肢に入るのかもしれない。
あとは、シンプルにミュージックビデオなどの配信数もあります。
LINEは経済圏を作っていることもあるので、経済圏で生活する方ならポイ活の一環として採用することもありかもしれません。
Spotify
音楽聴き放題で無料プランの金字塔。
これをやられたら他のサービスがとてもじゃないけどやっていけないよね、って数年前に書き込んでから、なんやかんや他のサービスと共存しているのが現実。
「音楽を無料で聴く」っていうことはすでにYouTubeがやってきたから、もうそんなに需要がないんだろうね。
特別な視聴体験として、「Appleは自社デバイスとの親和性」「YouTubeは動画とAndroidの融合」、「AmazonはAlexaとプライム会員」という強みを持ちながら、さらにその特徴を伸ばす形で維持・成長した中で、いまいち強みがわからんのがSpotify。
「無料でここまでできる」が強みにならないこれからの時代でどう戦うかが注目。
AWA
配信楽曲数は8,000万曲を超える日本の大手音楽配信サービス。
サイバーエージェントとエイベックスの共同出資で立ち上がった会社らしく、アプローチをかけるなら「クリエイター・アーティスト側」から。配信独占などで地位を保ってきましたが、昨今、音楽配信事業自体が「サブスク」の流れを受け止めざるを得ず、有名アーティストが軒並みサブスク解禁を発表してAWAの独自性が崩れつつある。
アーティストプランで「差別化」から「共存」へ
現在は、使いやすいプランとして「学割」はもちろんのこと、「アーティストプラン」として、270円で1アーティスト無料になるプランも使える。
これは、言い換えると他のサブスクとの共存策みたいなもんで、他のサブスクでほぼ無料で聴ける中、「このアーティストだけはちゃんと聴きたい」を購入させるプランだといえます。
後述しますが、今は「イージーリスニング」で適度に音楽との距離感を保ちながらも、アクティブに時間を割いて「好きな音楽を聴く」という時間配分についてもリスナーは考えていく必要があります。
イージーリスニング分野は他のサービスに任せて、アクティブに音楽と向き合いたい時にAWAを使ってもらえるような施策、という感じで解釈しています。
パターン別、お勧めの音楽サブスクリプションを考える
音楽サブスクリプションとの付き合い方として、最新の動向を踏まえながら好き勝手に論じていきます。間違った情報があればコメントしておいていただければ、随時反映させていきます。
音楽との付き合い方も、千差万別、百花繚乱、唯我独尊。子々孫々。色々あっていいからこそ、自分に合った方法などありましたらぜひぜひコメントください。
高品質で音楽を聴きたい
まずは、気になる音質の話。早い話が「ハイレゾ」系の話ではあるのだけど、音楽の体験はまた別次元に進み始めている感じはする。
高音質とは
音質の基本は「kbps」というデータになります。これはデータの転送速度のこと。音楽配信の場合は、シンプルにこのデータ転身速度の値の大きさで音質を比べます。
加えて、音楽配信の上で重要になるのは「圧縮形式」です。これは「エンコーダ」「フォーマット」あたりの情報。フォーマットとしては、AACやMP3、Appleロスレス、FLAC、AIFF、WAVあたりが主流。
AIFFとWAVに関しては非圧縮フォーマット。AppleロスレスとFLACが「ロスレス圧縮」で概ね原音に近い圧縮形式。AAC、MP3はロッシー圧縮といい、圧縮割合によって音質が劣化していきます。
ややこしい単語にBluetoothのコーデックの話がありますが、ここではあまり関係ないので省略。
Appleはハイレゾ/ロスレスに追加料金なしで対応
ちょっと下調べついでだったのですが、AppleMusicが完全にロスレス対応していました。
Apple Music、ドルビーアトモスによる空間オーディオを発表、さらにカタログ全体がロスレスオーディオに
Appleが音楽事業から手を引くことは絶対にないとは思っていましたが、HomePodの生産中止を受けて「方向性を間違えたか」と不安になっていたところにこのニュース。iPodから受け継ぐ音楽因子はしっかりと残っていたようです。
ALAC(Apple Lossless Audio Codec)によるほぼ全てのカタログ対応は、音楽配信事業としては他のサービスに水を開けるくらいには衝撃的。言い換えると「CDの時代」が完全に終わりを告げるくらいのニュースです。
ALACで配信されるなら、HDDをパンパンに膨らませていたCDから取り込んだALACデータが削除できるということですからね。
高音質視聴から体験への変革
ある意味では、音楽配信のサービスとして「高音質」が一区切りつけられたということでもあります。
Appleがアーティストから受け取った音楽データを、ほぼ同じ状態でリスナーに配信しているわけなので、これ以上の「高音質」が存在しなくなるわけです。
とはいえ、リスニング体験に更なる付加価値をつけることになるのが「空間オーディオ」の提供になり、また新しいステージへと誘ってくれております。
空間オーディオとは
空間オーディオは、アーティストがファンに向けて、真の多次元サウンドと鮮明さを備えた臨場感あふれるオーディオ体験を作り出す機会をもたらします。
https://www.apple.com/jp/newsroom/2021/05/apple-music-announces-spatial-audio-and-lossless-audio/
空間オーディオの場合は、後半で紹介する「360 Reality Audio」の「原音に奥行きを出す音響技術」というよりはDolby Atmosのような「立体音響が原音」のものをそのまま配信するサービスになるんじゃないかと思いますが、この辺りの詳しいことはこれから調べます、すいません。
対応機種
H1チップまたはW1チップを搭載したすべてのAirPodsとBeatsのヘッドフォン、および最新バージョンのiPhone、iPad、Macの内蔵スピーカー
https://www.apple.com/jp/newsroom/2021/05/apple-music-announces-spatial-audio-and-lossless-audio/
360 Reality Audio
最終的には別記事に移動することになるとは思いますが、情報収集ついでにここにログを残しておきます。
Appleの「空間オーディオ」と競合することになるであろうサービスは、SONYの「360 Reality Audio」になると考えられます。ただ、これはサービスというより新しい音楽提供の形態に近いのかもしれない。
360 Reality Audioは、オブジェクトベースのソニーの360立体音響技術を使った新しい音楽体験です。
ボーカルやコーラス、楽器などの音源一つひとつに位置情報をつけ、球状の空間に配置。
アーティストの生演奏に囲まれているかのような、没入感のある立体的な音場を体感できます。
https://www.sony.jp/headphone/special/360_Reality_Audio/
360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)
これは、基本的には「空間録音」技術、オーディオ機器、アプリケーションなどの複合的なアプローチから、どの切り口からでも新しい体験ができる、というようなものです。たぶん。
とにかくたくさんの音楽を聴きたい
楽曲数で言うなれば、YouTube Musicに敵うものはありません。
YouTube Musicは無限に音楽が増え続ける装置
これまでのGoogle Play Musicの提供楽曲数というベースがありながら、YouTubeの配信コンテンツから音楽データを抜き取ったものまでが曲数として数えることが可能なので、言ってしまえばミュージシャン・クリエイターの数だけ楽曲数が増え続けます。
楽曲配信でYouTubeを無視する人は、もう収益性を無視したボランティアしているみたいなもんだからね。(そんなことはない)
多くの人に楽曲を届けたいのであれば、YouTubeを利用しない手はないですからね。
アマチュアからプロ、さらにはオリジナルからカバー、リミックスなんかも含めたら、本当に無限大に展開するわけです。
- AppleMusic:7,500万曲
- YouTubeMusic:7,000万曲
コスパ最高を考える
月額利用料金を軸に最適な音楽サブスクサービスを考えていきます。
980円が一般ライン
コスパとしては、1楽曲あたりいくらで聴けるのか、というアプローチも可能なのですが、ほとんどの場合「自分が聞かない音楽」で割増されるだけなので、公表楽曲数の多さは、我々の音楽QOLにはあまり関与しません。
もちろん、たくさんの楽曲があった方が「自分にとっての最高の音楽」に出会える可能性は高いのですが、音楽の好み自体が変動するし、自分の向き合い方次第なので、やはり量より質。質としても、音楽の質だけではなく「体験の質」をより重視していく傾向にあると思います。
音楽って、「いい音楽を聴く」のは大事なんだけど、「いつ聴くか」「誰と聞くか」ですごく価値が変わるんだよね。いい本を読むは内的世界の充実なんだけど、いい音楽を聴くのは「内的」「外的」どちらも相互に高める触媒なんだよね。
さて、とはいえのべつまくなし、手当たり次第にサブスクサービスをかじるのも時間の無駄でありお金の無駄。ぶっちゃけていえば音楽のコスパはどこも大差ありません。
有料サービスならプライム会員が安い
Amazon Musicだけは「プライム会員」の関連があるので少し別の括りになるのですが、他のサブスクは概ね横ばい。YouTubeが動画を含めると抜きん出るし、AppleはAppleOneのファミリープランを使えばTVプログラムもゲームもできるからお得。
コスパに関しては、音楽と一緒に楽しみたい「何か」を軸に決める必要があります。
無料ならSpotifyかYouTube
無料の音楽なら、音楽だけを楽しむなら「Spotify」で、動画も含めるならYouTube。Androidスマホのことを考えると8割くらいの方にはYouTube Musicをお勧めします。
無料の代償が大きいことを知る
ただ、動画閲覧も含めると、人生の大局を見ると「時間の喪失」が多くなります。Googleは広告もえげつないので「気がついたら音楽じゃなくて広告閲覧に時間を使っていた」まであり得るし、その方向性に持っていきたいのがGoogleなので、「見えざるリスク」は大きいことはお伝えしておきます。
これからの時代を生きる子供って、この「見えざるリスク」のある「無料サービス」によって人生を台無しにしていくことが容易に想像できるから、我が子くらいは取捨選択できるスキルを身につけて欲しいな、とは思いますよね。
余談でしたが、適切にお金を払うことは、「見えざるリスク」の予防策にはなるので、親が子供に買い与える場合はファミリープランなどを利用して家族全員で生活の質を高めていく選択をしたいところです。余談ですけどね。
独自のサービスを突き進む
独自のサービスとしては、Appleが音質面で半歩リード、Amazonも高音質プラスαで飛び抜けムード。動画の神様YouTubeはさすがだとして、案外、それぞれの独自性を生かしながら展開しています。
個人的には、サブスクリプションはだらだら契約せずに数ヶ月おきに入れ替えて使用してみるのがお勧め。
音楽はサブスク、は今後も変わらないし、アーティストへの還元と広告事業と他のサービスへの導線配備ってところで各社が工夫しているだけだから、自分に合うものもその都度変わることを念頭に置いて、「他も試してみよう」で自在に移動できるスキルが我々リスナー側には必要なんだと思います。
手持ちの音楽環境を生かす
音楽を聴くとき、最近では多くの方が「スマホ」と「イヤホンorヘッドホン」という環境で聞かれているようです。
音楽は構えて聴くものではなくなったのかもね。
私はイヤホンでは耳が痛くなるし、ヘッドホンは首が痛くなるので、大体スピーカーですね。
聴き方が変わると、求められる音質も再生機器の相性も考える必要はあるのですが、その辺りを「いかにルーズに」「しかし快適に」「より楽しく」音楽と付き合えるか、というのは案外ポイントなんじゃないかな、と思っています。
音質は「いい方がいい」と思いがちですが、音質がいいというのは、つまり「データ容量が増える」事になり、スマホリスナーとしては耳の痛い問題になります。
では、自分にとって「準備しやすい音楽再生環境」とマッチしやすい音楽サブスクリプションとは何なのか。
自分が使用する再生端末を考える
まずは各サービスが想定する再生端末を紐解いてみます。
「音楽を聴く」場合、考えなければいけないことは「音源」と「再生機器」、そして「スピーカー(音響機器)」です。スマホで音楽配信サービスを利用するところまで決まっている場合、「音源はサブスクサービス」、「再生機器はスマホ」までは決まっているので、あとは自分が「何を使って聴くのか」というところに注目します。
基本的にはOSによる縛りはない
AppleMusicやYouTube Musicは、独自のOS(Android、iOS)と相性が高いのはもちろんなのですが、AppleMusicでもYouTube Musicは再生可能ですし、逆も然り。再生できる端末に大きな差は生じません。
どちらのOSでも、再生するのはアプリなので、各アプリストアからアプリをインストールすれば対応可能です。
かつては音源を保存するために「音楽データのフォーマット」を気にする必要があったのですが、サブスクリプションは契約期間中には聴き放題となるのでダウンロードして保存することに身構える必要は無くなりました。
スマートスピーカーを使う場合は少し注意
あとは、分岐点となるのは「スマートスピーカー」だと思います。
スマートスピーカーを利用する場合、対応する「配信サービス(AppleMusicやSpotifyなど)」で利用できるものが決まるパターンと、スマートスピーカーを操作する「アシスタント(SiriやAlexaなど)」によっても影響を受けます。
Appleは何も考えずにHomePod miniでいいんだけど、Google系がこの点で少し厄介。AmazonのAlexaスキルの使い勝手がいいので、Alexaを軸にスマートスピーカーでの音楽視聴を組み上げた方がシンプルになります。
各OSによる再生端末シミュレート
編集中です。端末リストだけ書いておきます。でも、基本的にはOSで利用サービスが縛られることは考えにくいです。
AppleMusicの再生端末
- iPhone
- iPod
- iPad
- AppleWatch
- AppleTV
- CarPlay
- HomePod
- Android端末でもOK
YouTube Music
- Androidスマホ
- Chromecast
- GoogleHome
- iOS端末もアプリ利用でOK
Amazon Music
- EchoなどのAmazon端末
- Fire HDなどのAmazon端末
- Android、iOSどちらもアプリで対応
買い揃えるよりも活用しやすいサービスを選ぶ
対応端末は自社プロダクトを想定してはいますが、ほぼ自由です。ただ、サービスの連続性を考えると、Appleの統一された規格と、自社デバイスを相互に利用するアイデアは素晴らしいので、「全部アップル」の人だけはAppleMusicがお勧め。
例えば、先に紹介した「空間オーディオ」や「360 Reality Audio」を楽しみたい、という方は、対応する配信サービスを利用する必要があります。Appleは自社統一なのでわかりやすいのですが、360 Reality Audioの配信は、ヘッドホン環境は「deezer」「nugs.net」、スピーカーでは「amazon music」と「nugs.net」になります。
360 Reality Audioは独自形式のフォーマットではなく、MPEGの標準規格として定められた「MPEG-H 3D Audio」を利用しています。つまり、この「MPEG-H 3D Audio」に対応していれば再生は可能。音楽データを最適化する工程が360 Reality Audioであり、最適化された音楽の再生に適したスピーカーやイヤホン、ヘッドホンを利用することで、「異次元の音楽体験」が可能になります。
再生のハードル自体は低いけど、最適化するためにはやっぱり配信・再生アプリ・再生機器で調整する必要があり、その調整役が360 Reality Audioという感じです。
レコメンド機能の秀逸さで選ぶ
これからの音楽体験で重要なのは、「既存の音楽をリピートする」ことよりも、気分に合わせて「未知の音楽と自然に出会う」演出にあると思います。
私もおじさんなので、最新の音楽チャートにはとんと興味がなくなり、「あの頃はよかった」と過去に自分で作ったプレイリストを再生したりするのですが、ノスタルジーに浸れるのは30分くらい。かつての音楽を聴いて「あの頃の感情を再現」することを望みながらも、現在の感情が全く追いついてこないので、妙な虚しさを覚えます。
あれは、友人たちと一緒にいた思い出だから楽しくて、おっさんになってから一人で聞くと「懐かしさ」よりも「もう絶対にあの頃には戻れない」現実と向き合う作業が待っているよね。
とはいえ、我々おじさんもYOASOBIとかしたいのですが、何から聴き始めたらいいのかを考える余裕はないおじさんです。この点、レコメンド機能が優秀だと、適度に「知っている曲」を流しながら「こんなやつなら聴きやすいでしょ」と似たような音楽、あるいは既存のアーティストの最新楽曲などを再生してくれるので便利です。
自分で聴きたい音楽を選べないようなやつは音楽聴く資格ねぇよな、とか思っていた20代の頃の自分はどこにいったんだろうね。息、してる?
では、優秀なレコメンド機能とは何なのか、少し考えてみます。
好みは変わる
最近、人間の嗜好性・好みについての本を読んだのですが、人間の好みは簡単に変化するそうです。「何が好きか」で個性は決まりそうなものですが、こうなると人間の個性なんて簡単に定義づけられるものじゃなくなりますね。
簡単にいえば、まずは「自分が好き」というものはやはり「好き」なものになります。これは音楽について考えれば「すでに出来上がったプレイリスト」ということになります。
これはそのまま「楽曲の再生回数」として反映されます。人間は、慣れれば慣れるほど好きになります。ただ、音楽の性質によっては「耳馴染みがいい」ものほど「すぐに飽きる」ことも知られています。
あとは、いわゆるレビューの評価を気にします。レビューの評価が良ければ自分も高評価とするパターンもありますが、自分の好きなものを否定するレビューに関しては「レビューが悪い」と楽曲に対する好感があがったり、あるいは「レビュワーが好きかどうか」という論点にすり替わったりします。
レコメンド機能が秀逸かどうかを考える際には、簡単にいえば「当たり障りなく聴きやすい音楽を流し続ける」ことと「適度に刺激となる音楽を挟み込む」ことを、いかにユーザーにストレスなく体験させるか、ということになります。
積極的に未知の音楽を遭遇したいという要求には、人気ヒットチャートや新着・ニューカマーや未再生の音楽などが多く収録されたプレイリストを提供したり、イージーリスニング中には似たような楽曲に時折未知のものを混ぜ込んで刺激を入れる、あたりのバランスがうまくできているレコメンド機能が優秀だといえます。
AppleMusicのレコメンド機能
Apple Musicの場合は、個人アカウントに対して独自に編集されたプレイリストとして「Get Up!」「Chill」「New Music」「Favorite」という4種類が用意されます。
ラジオ番組としても自分の好きなアーティスト情報などをもとに自動で編集して流し続けることもできるので、「何度も同じ曲が聴きたい」時にはプレイリスト再生、作業用としてはラジオを流すなどの使い分けが可能。プレイリストの編集もAppleMusicで週に一回は勝手にやってくれるので聞き飽きることはありません。
前述の通り、音楽を好きになるためには「何回も聞いて耳馴染みをよくする」過程が必要。自動で更新されるプレイリストは、再生しているだけで「聴き馴染みの良い曲」が増えるので、「好きが増やせる音楽アプリ」としては最高峰だと思っています。
また、積極的に未知の曲を開拓する場合は、「好みのアーティスト」を軸にプレイリストを選択したり、人気DJのラジオ番組、Apple Musicスタッフやアーティストが編集したプレイリストを通して新規開拓が簡単にできます。
繰り返し聴きたい、という音楽に出逢ったら履歴などをみて「プレイリスト」に追加するだけ。この作業をするだけで、追加曲でのプレイリストが作れたり、今後のお勧め曲としてプレイリスト編集で選曲されたりします。
YouTube Musicのレコメンド機能
YouTubeも中々に秀逸です。ただ、選択肢が多すぎるためか、AppleMusicほど「ズバン」と決まらない感じ。AppleMusicは、たまにこっちの感情透けて見てるんじゃないかってくらい専属DJが楽曲回す時がある。
Your Mix
視聴傾向からお勧め曲がピックアップされる。一番使いやすいレコメンド機能。
Discover Mix
ユーザーの好みから「聞いたことがない」お勧め曲をピックアップしてくれる。
New Release Mix
お気に入りのアーティストの新曲を中心にプレイリストを作ってくれる。
My Mix
好きなアーティストごとにパターン化して最大7つのMixが作られる。「今の気分は大体このアーティスト」と決まっている時に便利。面倒ならMySupermix」で全てのMixを総括したものもある。
音楽サブスクリプションを格安・無料で楽しみたい
音楽を無料で楽しむ、は実はそれほど難しい話じゃなくなりました。Amazon Musicはプライム会員になれば無料みたいなもんだし、アカウントを使い回し続ければ、各社サービスを循環しながら無料期間だけで聴き続けることも可能です。面倒だけど。
前述の通り、「無料であること」は、大体「時間」か「情報」を売る作業に他ならず、有料よりも高くつくことは大いにあり得ます。ただ、私もチートなどの方法を考えるのは好きなので、ついつい情報発信してしまいますが、リスクは大きいし実施しない方が幸せな人生だということだけはお伝えしておきます。
アカウントを作り続ける
まずは、アカウントを量産するということ。音楽配信サービスの場合は9割以上が無料期間があります。各社、アカウントの持ち主を割り出す方法は若干異なるので一概に言える話ではありますが、これだけ音楽配信サービスが溢れているので、各社の無料期間を渡り歩きながら、無料期間だけでやっていくことは可能。
アカウントと個人を紐づけるもの
- 端末固有番号
- IPアドレス
- メールアドレス
- クレジットカード番号
- 住所や名前などの個人情報
言い換えると、端末を適度に変えながら、複数のメールアドレスと使用できる住所さえあれば無料期間で渡り歩くことは可能です。個人的には、この作業時間があればほとんどの方は有料サービスを複数受けることができるくらいには稼げると思うので、コスパは悪いと思います。
例えば生活保護などで収入・支出ともに管理する必要がある方などは、多少小狡く生きていく方法としては覚えておいていいかもしれません。
リッピング・コピーガードを回避する
リッピングやコピーガード回避については何度か記事にしましたが、基本的にはコピーガードは外すと個人利用でも法に問われる可能性があります。
配信された音楽データの場合は、契約期間が過ぎると独自のDRM(デジタルコンテンツの著作権管理)が施されており、「ダウンロードできても利用できない」ようになっています。
ただ、このDRMを回避する方法というのも出回るようになるのがインターネットが普及したこの世の中。
ストリーミング配信系は、ダウンロードした後に独自の暗号鍵が支給されて、視聴する場合は随時鍵を使用して期間内は利用できる、というような仕組みです。暗号鍵で解錠されたデータに関しては保存されれば期間後も視聴可能、ということになります。
強引な手法では、契約期間中に好きな音楽を「アナログ録音」してしまう手もあります。このアナログ録音を自動でやるソフトがあれば、手間なく「ある程度の音質」で楽曲を楽しむことができます。
何度も言いますが、基本的に勧められる行為ではありません。
家族・ファミリープランを友達と共有する
無料で楽しむ、という視点を少しずらすと、例えばファミリープランで最大6人まで利用可能、というサービスを家族以外の複数人で利用する、という方法もあります。これも何度か記事にしました。
友人というのは大体において「期間限定」の関係性です。トラブルになるのは目に見えているのですが、昨今の割り勘サービスなどで気軽に集金もできるので、学生時代にルームメイトと利用する、などのシーンは想定しやすいです。
お金のトラブルは縁の切れ目は全くその通りで、少額だろうが高額だろうが、トラブルになった後の関係性は金額の埋め合わせよりも大変です。
個人アカウントを複数デバイスで共有する
さらにお金を払わない方法としては、「音楽サブスクリプション契約用」のアカウントを作って、これを使用可能デバイス内で共有するという方法もあります。
個人アカウントの場合、複数デバイスでの同時再生はできないパターンがほとんどですが、ルームシェアの環境下でとりあえず置いておくデバイスなどに合同アカウントで対応する、などのシチュエーションでの利用が可能になると思います。
結局、ちゃんとお金払うが一番安い
色々書きましたが、サブスクリプションは安いです。これまでCD一枚3,000円でお小遣いがなくなっていた時代に比べれば、音楽を生活に馴染ませる費用として格安です。無料で音楽聴ける時代に、1,000円くらいアーティストに還元していかないと、世の中から音楽がなくなって「音楽のような広告」だらけになってしまいます。
少し書きましたが、人の好みはある程度狙って捕まえることができるので、みんなが耳にする音楽は、広告価値を高めるために、馴染みやすいキャッチーでポップな音楽ばっかりになっちゃうかもしれません。
みんながお金を払っているものほど、「自分だけは払わない」ことで優越感を味わうこともできるだろうけど、フェアでいることも大事だったり。
長々と書きましたが、Apple Musicのロスレス配信と空間オーディオが楽しみで仕方がない。音楽ニュースで胸が震えたのは久しぶりです。皆様にも同じ感動が届くように願っております。
コメント
「ai apple release」に関する最新情報です。
Appleは、AI機能に重点を置いたmacOS Sequoiaを9月16日にリリースすることを発表しました。これは、同社にとって最も早い主要デスクトップオペレーティングシステムのリリースとなります。Appleは、PC市場での競争が激化し、消費者技術におけるAI機能の需要が高まる中、新しいハードウェアのアップグレードを促進するためにこの迅速なリリースを決定しました。従来、AppleはデスクトップOSの更新を9月下旬または10月に行っていましたが、今回はそのタイムラインを変更しました。
https://techcrunch.com/2024/09/09/apple-to-release-ai-focused-macos-sequoia-on-september-16/
「pitch show tiktok」に関する最新情報です。
VCピッチショー「Meet the Drapers」がTikTokと提携し、第7シーズンに突入します。この提携により、起業家たちはショートフォーム動画アプリを通じて自分のスタートアップを一般に向けてプレゼンテーションし、視聴者が好きな提案に投票できる仕組みが導入されます。最終的には、選ばれた4人のファイナリストがショーのエピソードで審査員の前で競い合い、Tim Draperからの100万ドルの投資を目指します。「Meet the Drapers」はこれまでにブラジル、インド、サウジアラビア、UAE(ドバイ)、デンマーク、台湾などで収録されており、グローバルな視聴者を対象としたプログラムです。
https://techcrunch.com/2024/09/06/vc-pitch-show-meet-the-drapers-partners-with-tiktok/
「redis license release」に関する最新情報です。
Redisは、ライセンスを変更した後に最大のリリースであるRedis 8を発表しました。CEOのローワン・トロロップは、この変更が会社のイノベーションを促進するものであると述べ、従来のオープンソースライセンスが大手クラウドプロバイダーによる無償利用を許していたため、イノベーションが抑制されていたと指摘しました。新しいライセンス(RSALv2およびSSPLv1)により、RedisはAI関連のユースケース向けにベクターデータベースとしての機能を強化し、開発者がより迅速にドキュメントを取得しコードを書く手助けをするAIコパイロットも導入しました。
https://techcrunch.com/2024/08/23/after-changing-its-license-redis-drops-its-biggest-release-yet/
「discover discover フィード google」に関する最新情報です。
Google Discoverのフィードを自分の好みにカスタマイズする方法について説明されています。おすすめ記事が合わない場合は、興味のあるトピックを管理することで細かく調整できます。また、ハートのアイコンをタップした記事も表示されるので、便利に利用できます。
https://www.lifehacker.jp/article/2407-google-discover-feed-more-useful-than-you-think/