育児記録用のアプリ、一度使い始めてから「やっぱり合わないな、不便だな」と感じることもあります。
せっかくここまで記録したのに他のアプリに変えるのもな、という気持ちもあって変更する気にはなかなかなれないものです。

つまり、「よし、育児記録をつけよう!」と思った時がアプリを選ぶ最後のチャンスってわけです。
最近の育児アプリはどれも機能が充実していて、正直、よほどのことがない限りは「失敗したな」というアプリを使うことはないと思います。

ただ、合う合わないは人それぞれ、何より育児記録を続けるには、「モチベーションの維持」と「簡易さ」が本当に大事で、本人の気力だけで解決できるような問題ではないのです。
このページでは、この中から選んでおけば間違いはないという育児記録アプリ「ぴよログ」と「ベビレポ」を比較しつつ、あなたの育児記録が継続できるような情報をまとめ上げていきます。
どの育児記録アプリを使ったらいいのか悩んだら
まずは、「選ぶのが面倒だからチャチャっと決めたい」という方に、最低限の情報で育児記録アプリを選べるように情報をまとめていきます。
最低限、育児記録アプリに必要な機能
まずは、育児記録アプリってどんな機能があればいいの?という話を。
色々機能があれば便利だけど、基本的には必要最低限の機能さえあれば事足ります。
- 夫婦共有機能
- 母乳・ミルクのログ
- 母乳・ミルクのタイマー
- 体重の記録
- トイレ・オムツ交換のログ
- トイレ誘導タイマー

私のように「時間感覚が弱い」方の場合は、タイマーと連動して記録もして、さらにリマインドしてくれると助かります。タイマーかけることを忘れるレベルのそそっかしさなので。
夫婦でデータを共有する機能は必須
基本的には、夫婦で利用するのはこれからの時代ではマスト。データが2人以上で利用できるような連携機能は必須です。

逆に言えば、夫婦で利用するアプリになるので、パートナーとどのアプリにするかは事前に決めておかないとすれ違いになってしまう、ということにもなります。
最低限「摂取量」と「排出量」をケアする
あとは、育児において必要なデータってなんだ、という話になります。
医療関係で働いていた経験からすると、絶対に必要なのは哺乳量の把握になります。哺乳量は「哺乳時間orミルク量」に加えて、体重の変化が重要になります。
さらに、生理機能の記録としてはトイレ関連も重要。体に入った水分量と、合わせて出て行った水分量が大事になります。

子供はおしっこも大事だけど、排便も詰まりやすいのでその点のケアも大事。特に、排便に関しては情報の共有をしていないと「あれ、最後のうんちはいつだったかな」ということになりやすい情報。

夫婦交代でやっていると気付かぬうちに数日排便がなくてお腹パンパン、なんてことになりかねないので、これは記録しておきたい情報だと思います。
赤ちゃんの様子を医者に伝える準備
ちなみに、赤ちゃんの場合は、大人のように「体調不良があればとりあえず採血」という対応で体の調子を調べるのが難しいので、ご両親からの問診がとても大事な情報になります。
逆に言えば、受診の際には割と細かく聞かれたりもするし、親側からも積極的に気になった情報を発信しないと重大な見逃しを起こしてしまう可能性があります。

私は医療職でありながら、ドクターとの会話が苦手なので、何か聞かれると固まってしまうので、アプリに記録してあると安心します。
客観的なデータは少しでも記録しておいた方がよく、場合によっては育児レコードアプリをそのまま医師に見てもらった方がいい場面もあります。つまり、記録って大事っていうことです。
あったら便利くらいの機能
必須というわけではないけれど、こんな機能があったら便利なので、選ぶ際の参考にしてほしい機能です。
- PDF化
- 成長のグラフ化
- スマートアシスタントとの連携
- 画像記録
写真に関しては別のフォトアプリでもいい
例えば、医療機関に受診する際に、気になることは写真に残しておくと診察がスムーズになります。特に皮膚病編で出たり消えたりする発疹などは撮影しておきたいところです。
ただ、これは無理に育児記録アプリと連動することはないので、あればいいな、くらいにはなります。アプリによっては撮影枚数に制限がある場合があるので、必要枚数が記録できないと面倒なので。
あと、子供の写真は後々データとしてストレージ(記憶量)を圧迫するものなので、最初から家族で共有しやすいフォトストレージ機能のついたサービスのアプリで保管しておくのがいいと思います。

AIアシスタントでの記録は便利だが使いこなせない
個人的にはすごく便利だなと思うのが、ぴよログの「AIアシスタントで記録」できる機能なのですが、我が家にHomePodがあっても音声で頼むのって「やり方を知っている人」だけになるんですよね。だから、あっても案外使わない、という気もするのであればいいかな、くらいの機能で。

発育記録は「平均的」じゃなくても焦らない気持ちが大事
発育の記録に関しては、標準偏差を成長曲線などで比較しやすいようにグラフ化されるとわかりやすいです。ですが、必須の機能かといえばそういうわけではなく、あくまでも成長の指標のひとつであるため偏った見方にならないように注意が必要です。

栄養状態などの参考にはなるけど、子供にはそれぞれの発育もあるから、数字で一喜一憂しないことも大事、ということです。ただ、親は当然、普通じゃないと心配になりますけどね。
ベビレポとぴよログ、どっちがいいの?
これから長々と機能解説はするのですが、ぶっちゃけそんな面倒なことしなくてもダウンロードして好きな方を選んだ方が早いです。
とはいえ、一度使うと他のものに変えづらい記録アプリだからこそ失敗したくはないと思うので、2つに厳選した上で、さらに使いやすさを選びやすいように特徴を簡単に説明していこうと思います。
ベビレポの特徴
- 共有できる人数が6人と多め
- 記録までのアクセスのしやすさは抜群
- 育児の悩みが相談できる掲示板がある(デメリットでもある)

とにかく記録のしやすさが一番いいですね。
ぴよログの特徴
- スマートウォッチやAIアシスタントに対応
- プレミアムプランもある豊富なデザイン
- 予防接種や陣痛タイマーなどのアプリも登場

私が使っていたころよりも、デザインが選べるようになっていて、シンプルデザインで使いやすくなっていました!
ベビレポ・ぴよログ比較表
機能 | ベビレポ | ぴよログ |
共有 | 最大6人 | ○(上限なし) |
授乳計測 | 母乳・ミルク | 母乳(左右対応) |
記録方法 | アイコンタップ | アイコンタップ |
成長曲線 | グラフ表示 | 複数表示も可能 |
修正月齢 | × | ○ |
お世話通知 | トイレ・授乳 | 授乳のみ |
育児履歴 | ○ | ○ |
まとめグラフ | ○ | ○ |
AIアシスタント | × | ○ |
PDF化 | ○(表紙選択可) | ○(製本サービスと連携も) |
2021年10月現在の情報です。詳細はそれぞれの公式HPか、アプリをダウンロードしてご確認ください。
どっちをダウンロードしたらいい?
個人的には、ぴよログは高機能なのでうまく使いこなせない方も多いと思いますが、大体のことはできるので「使っているうちに慣れる」という方はぴよログがいいかな、と思います。
一方で、「とりあえずしっかり記録だけできれば」という場合には、ベビレポの方がシンプルで記録のしやすさの点ではいいと思います。機能が少ないわけではなくて、必要十分なものはあるので、本当にどちらを使っても損はしないと思います。
ぴよログ
ベビレポ
育児記録アプリで知っておきたいこと
すでに大まかな部分では解説しましたが、いまいち「どうして育児記録アプリなんて使う必要があるんだろう」と考えていたり、「結局、自分にはどんなアプリがあればいいんだろう」と感じた方もいらっしゃるかと思いますので、ここから少し丁寧に解説していきます。
そもそも、育児記録ってつけるべきなの?
まず、「なんで育児記録をつける必要があるのか」について説明していきます。
ケア交代のための引き継ぎ情報を簡略・確実にする
夫婦で育児をするにあたり、どうしても煩雑になりがちなのが「情報の引き継ぎ」です。私は看護師だったので患者の情報を次の勤務者に申し送ることでケアの継続性を担保していくわけなんですが、夫婦だとこの引き継ぎが割となあなあになってしまいます。
ただ、突然子供が熱を出したりしたときに、引き継ぎ直後だと「あれ、これなんで泣いているの? 最終排便いつ?」だったり、嘔吐の原因が飲ませすぎただけなのか病的なものなのか、情報がないと混乱してしまいます。
病児ではないのでそんなに厳密に申し送ることはないのですが、本当に、体調不良は突然にやってくるので、親も慌ててしまうのです。
受診の時の情報提供
引き継ぎにもつながることですが、育児記録をつけるのは基本的には「子供の安全を守るため」というのが最優先の課題だと思っています。親は医療のプロではありませんから、日常的な「違和感」から受診行動につながるのですが、この違和感の言語化ってのは案外に難しいものです。
もちろん、プロの小児科医もそれは承知の上なので、間違ってもいいからとにかく「どこが変」というのは伝えてもらいたいんですけど、親は親で「余計なことを言ってはいけないのではないか」と思って言えなかったりする場合もあります。
この際に、違和感の言語化の手助けとなるのが、育児記録だと思います。
例えば、普通の子なら違和感のない排便感覚でも、その子にとっては便秘となって腹痛の原因となって泣いているのかもしれません。
表面的には「よく眠れていないだけ」でも、普段はしっかりと眠ることができている子が夜中に何度も目が覚めるようであれば別の要因があって眠れなかったのかもしれません。
いつもと違う、はいつも一緒にいる保護者の感覚でしかわからないものがあります。これが言葉だけだと「いつもはしっかり寝るのに、昨日だけ寝なかったんです」だと、そういう日もありますよ、となりますが、実際にデータで見た時に、別の要因で気づけるものがあって検査をしたら感染症があった、なんてこともあるかもしれません。

親は気になるエピソードだけに焦点を当てて考えてしまいますが、医療者は関連エピソードも知りたいので、一緒に育児記録を見ながら問診することで気づけることもあるんです。
思い出・振り返りのため
これはモチベーション側の要因でもあるのですが、やっぱり、子供の記録ってつけておくと振り返りの時に楽しいんですよね。
育児中は常に必死だから、もう2度とこんなツライ思いはしたくないくらいの気持ちがあったりするんですけど、育児記録は見ているだけでも「あー、必死で頑張ってきたんだな」って証明にもなるし、育児も含めてしっかりと向き合ってきた自分の自信にもつながるんですよね。
思い出という点では、PDF化して紙に残しておけるのが一番ですが、このグラフの変遷だけを見るだけで、親の、あるいは子供にとってもかけがえのない時間を過ごしていたことがわかるものになっています。
子供が初めて40度の熱を出したってだけのグラフでも、そこにはちゃんと思い出も残っているわけで、コンビニに冷えピタ買いにいったなー、とか、何なら飲めるかわからんからとりあえず全種類のジュースを買ってみて冷蔵庫パンパンにした、とか、多少美化されたりするけど、鮮明に覚えているもんですよね。
育児記録を継続するために大事なポイント
ついでに、育児記録って9割が1歳までで挫折するという統計もあるようなのですが、どうやったら育児記録が続けられるのかについても少しだけ書いていきたいと思います。
どうして育児記録って挫折するの?
今回は、ケアのための育児記録を想定しているので、私としては電子カルテで言うところの「経過記録・温度板」くらいの精度で考えていて、バイタルサイン(体の調子を表すポイント)がみやすく整理されているくらいでいいと思っています。
つまり、いつトイレしたか、どれくらいミルク飲んだか、という記録が取れればいい、と考えています。
ケアしながら記録も、は難しい
まず、このケア記録の入力が滞るのは、単純に入力すべき時にはケア者はケアに従事しているということが原因だと思います。つまり、オムツを変えているときに排便の記録はしづらいし、オムツを変えたからゆっくり記録ができるかといえばそういうわけではないのが育児。
今は大きめの病院なら看護師はPDA(入力ができる端末)やスマホなんかでケアをしたその場で記録ができるようになっていますが、それでも入力が疎かになりがちです。我が子のケアでも、すぐそばにスマホがあるからといってすぐに記録ができるわけでもありません。

ここに、記録をする時には少しでも工程を簡略化して「さっと入力できる」ことが記録を続けるポイントであるということがわかります。
スマホも操作しないのがベスト
さらに、スマホを操作せずに、スマートスピーカーで「ミルクを〇〇ml飲んだ」というだけで記録してくれれば、そちらの方がいいですよね。
つまり、スマホすら持たずに入力できるのが一番記録としては望ましい形だと言えます。
そのうち、家庭内のケアカメラが自動で何のケアをしているか識別したり、体温測ったら自動で記録して、トイレに座ったら体重計と連動しつつ、さらにはおしっこやうんちの成分までわかって記録される、なんて時代が来そうですね。というか、実はその技術はすでに開発されているんですけどね。
とにかく、記録のためには実は記録を意識しないでできるくらいが丁度良く、その場合には根気よりも簡易さを利用したアプリの方が記録が続けやすい、という話でした。
育児日記は続かない
一方で、まめな方は「日記」もつけたいと思うところだと思います。
日々の子供の成長を言葉で記録していきたい。ですが、前述の通り、基本的に育児中は記録を取る時間がありません。まして、子供の日々の詳細な記録を言語化して書き留める時間は確保したくてもなかなかできるものではない。
写真日記でもいい
この辺りは、毎日の写真などで代用していくのがいいのかな、と思います。
この記録を「育児記録アプリ」にまとめるべきか、別途「日記アプリ」を用意して記録するかは悩ましいところですが、育児記録アプリの中には「毎日の写真」を記録する機能があったりもするので、自分が残しておきたい記憶がどんなものなのかを考えて、アプリを選ぶ参考にしていければいいのかな、と思います。
継続のためのポイント
- なるべく簡単な記録方法
- 記録までアクセスしやすいアプリ
- アプリの立ち上がりも早い
- 片手で操作できる
- 音声入力もできる
- 画像も添付できる
ちなみに、今回紹介しているベビレポもぴよログも、基本的には望ましい形の記録方法になっているのでお勧めしています。
もちろん、それぞれのアプリが得意な部分が違うので、できれば1週間ずつ試用してみて使いやすい方を決めてからアプリを使い続けるのが一番だと思いますが、好みのデザインもあると思うので、どちらか好きな方が選べればいいと思います。
アプリによっては、月齢に合わせてコメントがもらえたり、育児情報も閲覧できるものもあるのですが、個人的には記録は記録にして、少しでもアプリの負荷を軽くしているものの方が好ましいと思っています。
育児情報に関しては、別に「育児情報アプリ」を選んで利用するのがいいかな、と思います。なるべく情報としては医療者が監修しているものが望ましいのですが、掲示板などはどうしても「経験」だけに頼った情報が多く、しかも「できない人に共感しない」人も多いので、結構、傷つきます。
育児記録って何をしたらいいの?
アプリに必要な機能を選ぶ上で、根本的に「何を記録すべきか」ということについても把握しておきたいところです。
記録すべきことリスト
- 母乳(左右)と哺乳時間
- ミルクの哺乳量
- 搾乳
- おむつ交換
- トイレ
- 睡眠時間
- 食事量(離乳食)
- 体重(身長)
- 体温
- 予防接種
- 内服記録
内服に関しては、子供のお薬手帳があればいいのですが、子供が嘔吐した時に「いつ飲んだか」は記録しておくと便利と言えば便利です。大体は食後なので飲み忘れてなければ食事の記録と合わせればいいのですが、飲み直しにするかスキップにするかは結構悩ましい問題なので。
あとは、これらは月齢や年齢によって不要な項目があるので、記録の際には「表示する項目をカスタマイズできる」とアクセスしやすくなります。
育児記録と日記って違うの?
先ほども少し触れたので、簡単にまとめておきます。
- 育児記録の中に「日記」という要素が含まれる
- 日記は毎日つけることで満足度は高まるが絶対でもない
- 記録は毎日とっておき、普通と異常(違和感)の違いを浮き彫りにする
- 日記は感情面の記録であり、ケアでもある
- 育児記録アプリに、メモ程度に日記を書いていってもいい
手書きノートとアプリ、どっちがいい?
これは、アプリであるべきか、紙のノートにすべきか、という話です。
手書きの特徴
- モノとして残しやすい
- ノートとペンさえあればできる
- 書くのは面倒
- こだわり始めるとキリがない
- スクラップブックのように様々な媒体の記録を複合しやすい
- 赤ちゃんのそばに置いておけば、ケア者がいつでも記録を参照できる
アプリの特徴
- 記録が簡単にできる
- スマホさえあればできる
- フォーマットが決まっている
- 共有機能がなければ「そのアプリ」がその場にないと記録が共有できない
- 入力したデータがグラフ化しやすい
- 無料でできることが多い
兼用するのもあり
私は全くノートは作りませんでしたが、一冊くらい子供の近くに置いておけば、ちょっとしたメモに使ったり、気づいたことをさっと書いたりすることができます。そして、大事だなと思ったことは写真にとってアプリで共有することもできます。
何やかんや、世代としてはまだまだ「さっとノートテイキングする」方が心理的な障壁が少なくてすぐにできる。電話のメモ取りもなんだかんだ紙ですしね。
逆に、アプリのPDF化機能を使って、一ヶ月ごとに出力して、子供用の日記などに挟んで行ってもいいわけです。使いやすい方を、使いやすいように活用していくアイデアが大事なのかな、と思います。
ベビレポを選ぶべき理由
まずは、とにかく記録のしやすさを追求するならベビレポのご紹介です。
ベビレポとは
ベビレポは株式会社パーミッションが開発したアプリです。
パーミッションは従業員約9名の会社で、ウェブサイトの企画・制作・運営などを行い、広告代理業などもしています。
赤ちゃん用のアプリとしては、ベビレポの他にも赤ちゃんが泣き止む音が出る「ベビオト」というアプリもリリースしています。
ベビレポの主な機能
ベビレポの詳細な機能解説になります。面倒だったら読み飛ばしてください。
記録に関すること

ベビレポの記録に関する情報です。アイコンも大きくて、入力もシンプルです。
育児記録


育児記録も、余計な項目はなく、片手で簡単に記録できるようになっています。
項目の非表示機能

項目は不要なものは表示しない方が見やすくなります。使うものを優先的に上位表示しておくと、すぐに見つけることができます。
成長記録の確認

ベーシックな感じの成長曲線です。
家族共有

最大6人(本人+5人)まで登録可能な共有機能があります。
昨今では、二世帯住宅での需要も考えて、家族みんながケアできる状態が一番望ましいと思います。赤ちゃんのそばにタブレットや不要になったスマホなどを置いておいてもいいですね。
便利機能
ベビレポをお勧めしたくなる便利機能についてご紹介します。
授乳タイマー

今日の写真登録

1日一枚だけ写真の登録が可能になっています。一枚は少ないような気もしますが、だからこそ厳選した一枚を並べていく楽しみがあると思います。
お悩み相談

個人的には育児記録アプリには不要で、育児情報系のアプリの掲示板の方がいいかと思います。記録用には余計なデータのダウンロードは入れたく無いので。あと、情報にかえって惑わされるのも良くない。
PDFのダウンロード

使い分けたいポイント
ベビレポの利点はやはり、記録のしやすさだと思います。
最初に書きましたが、育児記録のアプリに関しては、「面倒臭さ」を感じたらもう継続が難しいので、「アプリがすぐに立ち上がる簡単さ」と、「記録のしやすさ」が重視されます。
ベビレポに関しては、必要になる機能は大体揃っていますが、デザインにこだわりすぎて余計な負荷がかかったりはしてないので、シンプルで使いやすいというのがまさにベビレポの最大のメリットだと思います。
ベビレポのダウンロード
ぴよログを選ぶための詳細情報
続いでは、「育児記録にあってほしい」機能は全部詰まっている上に、使いこなせないくらいに多機能と言えるぴよログについて解説していきます。
ぴよログとは
ぴよログは、榊原防犯株式会社という旧社名を持つことでもわかるとおり、防犯に関するシステムや設備を販売・レンタルなどしていた会社です。
ちなみに、社長の榊原洋平さんは、もともとは大手電気メーカーに勤めていた経歴があり、榊原防犯から社員3名でぴよログを2017年にリリースしています。
ぴよログ開発Twitter
Tweets by y_sakakiぴよログの主な機能
ぴよログの豊富すぎて把握しきれない機能です。
記録に関すること
ぴよログの記録に関する機能をまとめています。
記録の共有ができる

パートナーと記録の共有ができるのはぴよログも一緒です。基本的には共有相手の人数制限はなく、共有コードを利用したアプリであれば情報が共有されます。
ちなみに、共有しているユーザーはちゃんと表示されているので、知らない相手が勝手に共有している場合でも確認はできます。
グラフにまとまる


成長をひと目でわかりやすく確認できるのがグラフ化なわけですが、1週間ごとのまとめで哺乳状況を確認することはもちろん、成長曲線と合わせて子供の発達をグラフで表示してくれます。
AIアシスタントで記録できる

私はスマートホームも推進していたりするのですが、実はスマートスピーカーを手に入ればすぐに全てスピーカーに依頼できるわけではなくて、色々と面倒な設定があったりするわけです。
NatureRemoのようなスマートリモコンがあればほとんどの家電は簡単に動かせるようになるのですが、案外、スマホ側のSiriの設定が面倒だったりします。
ここでは細かくは解説しませんが、簡単に言えば、このSiriにコマンドを教え込んでくれるボタンのようなものがあって、これを使えば自分が音声で記録したいことが簡単にSiriで利用できるようになります。
赤ちゃんの複数登録

赤ちゃんの追加登録は当然できるのですが、ちゃんと使い分けができるようにカラー選択などができるようになっています。
予防接種の記録
ぴよログ単体でも予防接種の記録ができるのですが、姉妹アプリである「ぴよログ予防接種」と連携することで、ワクチン接種の目安時期やスケジュールの共有も簡単にできます。
便利な機能
ここからは、記録以外にもできますよ、という便利機能をまとめていきます。
授乳時間お知らせ
授乳タイマーをセットすることで、授乳時間を通知することもできます。

片手で簡単に操作できる授乳タイマーもぴよログの魅力のひとつですが、アラームの設定から時間もワンタッチで登録できるように工夫されています。
PDFで電子書籍化

PDFでは、ぴよログで記録したものをA4用紙やA5用紙に出力することができます。普通はここまでのことは記録アプリには実装しないのですが、ぴよログは開発のこだわりなのか、できそうなことは大体実装するチャレンジ精神がありますね。
記録・日記の検索

検索も簡単にできます。用途としては、日記などつけている場合には振り返りとしても使えますし、
修正月齢対応

修正月齢は、出産予定日よりも早く生まれた場合に、本来の出生月齢と比較するとズレが生じるため、発育の基準を読みやすくするように誕生日ではなく出産予定日で比較する際に用います。
カスタム項目

ぴよログは入力できる項目が多いのですが、むしろ多すぎるので普段の入力では邪魔になる項目が結構あります。これらの項目を非表示にしたり、順番を入れ替えて使いやすいようにカスタマイズできます。
Dark Mode対応

ダークモード、案外重要で、赤ちゃんが夜中に起きた時にスマホで記録したい時に、赤ちゃんに強い光を当てないようにダークモードで光量を落とすことができます。
デザインの設定


昔書いた記事では、デフォルトの可愛いアイコンに、バックグラウンドもゴリゴリの可愛いデザインだったので「男性にはお勧めしない」と使用を敬遠していたのですが、今はシンプルアイコンも搭載して、プレミアム専用のかっこかわいいアイコンまで利用できるようになっています。

赤ちゃんっぽさが出過ぎると、いかにもイクメンやってますみたいな感じが出るから嫌だったんだよね。まだ若くてツッパってただけなんだろうけど。
他のアプリとの使い分けポイント
ぴよログは、今回紹介したのはほんの一部ですよ、というくらいに機能が豊富なので、正直なところ使いこなせるかどうか自信がなくなる方も出てくると思います。
もちろん、使い勝手としては他のアプリと同じようなレベルまで機能を絞って利用もできるので、普段使いで特に気にすることも無いっちゃ無いのですが、スマホの操作に苦手意識のある方は「もっとシンプルなやつでいいや」と感じるかもしれません。
ただ、私のようにスマホ大好き、ガジェット大好きという輩からすると、「AppleWatchとも連携? Siriで記録までできる?」なんて情報だけで興奮できるので、長くぴよログを使いたいな、と感じる部分もあります。
あくまでも、使用するのは夫婦二人なので、二人で使いやすいアプリがベストだと思います。ただ、スマホを使わずにAlexaやSiriで入力できるのは本当に便利ですし、便利ゆえにSiriがイマイチ言うことを聞いてくれない時には腹も立ちます。
ぴよログのダウンロード
その他の育児アプリのおすすめ
では、最後に「いいや、ぴよログもベビレポも性に合わん」という方に、お勧めというよりは他にこんなアプリもあるよ、という情報だけ残しておきます。
育児記録アプリのおすすめ
同じような育児記録系のアプリです。散々紹介したのでもうぴよログかベビレポでいいじゃん、という気もしますが、納得いくまで選びたい気持ちもわかります。存分に選びましょう。
パパっと育児@赤ちゃん手帳
- 写真つきの日記が書ける
- アイコンを選ぶだけという手軽さ
- 相談窓口の検索も
シンプル日記
- 本当にシンプルな日記
- 育児記録と日記を分けたいときに
- 写真も一緒に記録できる
授乳ノート
- 見やすいグラフ表示が可能
- 授乳タイマーあり
育児ノート
- シンプル系の高機能育児記録アプリ
- 海外の育児系アプリの大手
- 日本の感覚だと戸惑う入力はあるかも
ママにお勧め
ママにお勧めの育児アプリはこちらにまとめています。

パパにお勧め
パパにお勧めの育児アプリはこちらにまとめてあります。

家族でお金の情報も共有する
これはただの宣伝ですが、私のサイトで人気のある「家計簿アプリ」についての解説をしている記事がよく読まれています。

MoneyForward ME
マネーフォワードの記事はこちら。

Zaim
Zaimの記事はこちら。

OshidOri

結局、育児記録にはどのアプリを使えばいいの?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事は1万文字を超えましたが、もし最後まで読み通すことができた方がいらっしゃればシンプルに嬉しいですし、それ以上にその忍耐に感服です。きっと育児にもつらい場面はあると思いますが、この記事を全部読める力があればなんだって乗り越えられるはずです。
せめてもの報いに、散々長々と書いたこのページの要約を書いておきますので、頭の整理やダウンロードにご活用いただければ幸いです。
ベビレポ、ぴよログ、どっちにする?
- シンプルな記録を目指すならベビレポ
- 機能で後悔したくないならぴよログ
- 一番いいのは、どちらも少しずつ使ってみること

好き嫌いは誰にでもあるので、実際に使ってみて「使いやすいな」という方が正解ですよ。どちらも無料ですし。
コメント
「今日 くれる くれる ウォッチ」に関する最新情報です。
本記事は、運動、睡眠、ストレス管理を効果的にサポートしてくれるスマートウォッチとバンドの3つの選択肢について紹介しています。まず紹介されているのは、ストレスマネジメント機能がついた「Fitbit Sense 2」です。このウォッチは革新的な機能を詰まっており、ストレスの管理に役立ちます。次に紹介されているのは、Fitbitの力を持ち合わせた「Google Pixel Watch」です。このウォッチは睡眠サポートに最適であり、健康管理に役立ちます。最後に紹介されているのは、フィットネスバンドの王道「Xiaomi Smart Band 7」です。このバンドはコストパフォーマンスに優れており、運動や睡眠の管理に役立ちます。これらのスマートウォッチとバンドは、日常の健康管理において役立つツールとなるでしょう。
https://news.google.com/rss/articles/CBMiSWh0dHBzOi8vd3d3LmxpZmVoYWNrZXIuanAvYXJ0aWNsZS8yMzA5LWxodC1zbWFydC13YXRjaC1oZWFsdGhjYXJlLW1hdG9tZS_SAQA?oc=5