
イクメンって、もう完全にディスった単語になってきましたね。
「ぼくイクメンなんで」とか言わせて、普通にワンオペさせている夫をさらして「おいおい、ふざけんなよ」みたいな流れをつくりだす、悪意のあるメディアが増えて来たように思います。
というか、そもそものハードルが低すぎたよね。育児に参加すればイクメンとか。

イクメン(笑)
そこで、家事も育児も仕事も頑張る、こどもからもママからも尊敬される「パパ」になるべく、イクメンブロガーのぶちくまが最適なアプリを紹介するよ。

イクメンブロガー(嘲笑)

ひどい。
パパにお勧めしたい5つのアプリ
まず、先にお勧めしたいアプリをランキングでご紹介します
パパにお勧めアプリランキング
- パパninaru
- ベビレポ
- 手作り離乳食
- 予防接種スケジューラー
- ゆびつむぎ
上記と役割が被っているため好みで入れ替えを推奨するアプリ
とはいえ、「このアプリは自分にはあっていないな」というものもあると思うので、適宜入れ替えてもいいアプリも紹介しておきます。
- 育児手帳
- パパタイムズ
- ぴよログ
- ばぶメモ
余計なアプリを入れすぎると「あれ、どれ使ってたっけ」とか、不具合起きた時の原因探索が面倒になるので、最小限のインストールをお勧めしています。
これからの時代は、母子手帳アプリへ
母子手帳は母親のものという感じがしますが、あれは基本的に「子供の情報」を記録していく公的なもの。
実は、これがアプリで電子化して家族や自治体とも共有しやすい形に移行して行っています。できるパパも、育児に関心がないパパも、とりあえず自治体が母子手帳アプリと連携していないか確認してみましょう。

大事なことはまずインストールしておくこと
これはべつに読み終わってからでもいいのですが、おくさんに言われるよりも先にインストールして先手を打つことが何よりも大事です。
何だったら「こんなアプリ使ってみてるんだ」と会話のネタにしてもいいでしょう。
あかちゃんのために行動している雰囲気を出していくことが大事なんです。

いつまでたっても、わたしに確認しないと何もできないのが腹たつ
もしかしたら内心、ママはそんなことを思っているかもしれませんよ。ただ、

俺まじパパ頑張るから、アプリめっちゃダウンロードしたから、なんでも聞いて
とか、口を出し過ぎてもプレッシャーかけるだけなんで、あくまでもほどほどに。
アプリ選定の条件と理由
まず、基本的に、育児に必要なアプリは3種類あるよ、ということをママにお勧めしたいアプリの方で説明しましたのでご確認ください。要は、この「お勧めアプリ記事」のパパバージョンなんです。

情報系アプリ選抜
まずは、「パパとしての心得」を教えてくれる、情報アプリをご紹介。
第一お勧め候補は「パパninaru」を選出
「 ninaru baby 」はママの情報アプリとしてとても秀逸です。ママバージョンでも情報系アプリとしてお勧めさせてもらいました。

「パパninaru」はその名の通り、「パパ」のためのninaru baby。パパの情報サイトとしてとてもよくできています。
こそだてハックの記事が満載!
記事のほとんどが「こそだてハック」からの流用になるので、つまりはいい具合に物販アフィリエイトが混ざり込んだ秀逸な広告記事です。


すげぇだろ、抱っこ紐だけでこんなにたくさん記事があるんやで

ぶ、ぶちくまどっとこむ(当サイト)だってありますよ、抱っこ紐の記事くらい。

はい、宣伝を兼ねた巧妙な茶番でした。
アフィリエイト記事でも、必要な情報は豊富!
アフィリエイト自体が悪いわけではないので、年齢に合わせたおもちゃや、育児グッズを比較できるのはいいことです。
あくまでも、広告と連動しながら情報を発信していく、これからのアプリやサイトのあり方、ということですね。

参考になります。
アフィ記事ばかりじゃない参考になる記事盛りだくさん
その中にも、例えばこの時期であれば「熱中症対策」や、年齢に応じた「注意したい行動」、子供の成長を見守るための情報などの記事があります。
医療系の記事で、パパママ目線で参考になるようなレビューものは、今はほとんど検索からみつけられなくなりました。こういったサイトアプリでみつけられるのはいいですね。
パパへの応援コメントでモチベーションアップ

ママはいつもできていないことばかり指摘してきてつらい
甘えたこと言ってんじゃないよ、と言われそうですが、やはり褒められないとモチベーションは保てません。
そんなとき、そっとパパニナルを開いてみてください。

ちょっとタイミングがあれで普通のアドバイスコメントでしたが、たまにパパを応援してくれるコメントをしてくれます。

いつも見守ってくれるのはアプリだけや

あなたはまず、ちゃんとこどもを見守ってください!
関東圏ならパパタイムズをフル活用
うちは田舎で対応できてないのでオススメにはしませんでしたが(苦笑)
「パパタイムズ」も情報系アプリです。ほとんどがママの情報サイトの流用のようで、様々なサイトの記事を厳選して読むことができる、というスタンスです。
関東圏に限らず、福岡などの大都市系はおさえているようですが、裏日本までは勢力は届いていません。


人口比率で言えばカバー率は高そう。
パパ情報を厳選しているわけではない
私は使っていて「別にこれ、パパ向けのアプリじゃなくね?」と思うことはしょっちゅうあります。どちらかというと、こども向けの情報を「ママタイムズ」と「パパタイムズ」に名前を変えているだけ、のような。
それでも、それなりの情報は集まってくるので、たまにのぞいたりはしています。

新潟の情報はどうしたらいいんだ、と頭に浮かびましたが、それこそ私が随時発信すべき立場でした。すいません。
育児記録にお勧めのアプリ
育児の記録は意外と大事。特に、夫婦で共有していることで、急な発熱で通院する際に、記録が残っているだけで医師にしっかり相談できるというのは、本当にありがたい話です。
育児記録アプリに関しては、ぴよログがだいぶ進化していたので別途比較用に記事を新調しました。こちらも参考にしてみてください。

家族共有には、ベビレポがお勧め
ママ用の育児アプリでもお勧めしましたが、「シンプルで使いやすい」上に「家族で共有しやすい」というバランスの良さで、今一番お勧めしている育児記録アプリは「ベビレポ」です。

ベビレポが登場するまでは、「ちょっと可愛すぎる」ぴよログか、「有料版」での利用となるBabyTracker 育児ノート」をお勧めするしかなかったのですが、最近はベビレポが一番いいと思います。
可愛すぎない記録画面
私は職場で思い出したように記録を付け足すことがあるんですけど、このときに「可愛すぎる画面」だとやっぱり小恥ずかしい気になってしまいます。



ベビレポは、本当に入力画面はシンプルなので人目を気にせずに入力できるのがいいですね!
タイマー系の機能が重宝
私が利用していた時は、別のアプリを使用していたのですが、いいなと思ったのが「トイレ/授乳タイマー」です。

私たちパパは、子供がうまれても体に育児機能が搭載されたりしません。自分の力で気持ちも生活習慣も育児にシフトしていく必要があります。
母乳の時間も、おっぱいのハリでわかるものではないですし、ママたちほどセンサーが発達していないので、子供の雰囲気の変化だけでお腹が空いたかどうかを把握することもできません。
育児をするということは、ママと協力するということではありますが、自分一人でひとつの命を守る覚悟も必要です。ついうっかりミルクをあげ忘れて、脱水の症状を見落としてしまえば死んでしまうかもしれないのが赤ちゃんです。
そのため、基本的にはミルクをあげた時間とミルクをどれくらい飲んだか哺乳量を記録するのは当然なのですが、ついでに「次は2時間後には上げるようにしよう」などと計画的にリマインドするようにする必要があります。

おしっこなんかも、一度連れていってから4時間後くらいには一度声かけをしたほうが、子供も余計な失敗をすることがなくなるのでお互いにとって負担が減らせるようになりますよ。
情報ツールとしてもあり
個人的にはレコードのためのアプリにまで「育児情報」を詰め込むと、プレッシャーに感じてしまう機会が多くなってしまうのでお勧めまではしませんが、必要最低限の情報くらいは知りたいものです。


成長記録に関しては、グラフで簡単に身長や体重の記録が確認できる上に、発育曲線の分布でも把握しやすいようになっています。
次点で「BabyTracker-育児ノート」
パパの育児記録に必須の機能がありますね。

そう、家族共有機能。
これが搭載されているアプリは、「ぴよログ」「ばぶメモ」があります。ですが、ぴよログは可愛すぎるし、ばぶメモは機能が不十分。

というわけで、パパ向けにお勧めしたいのは「BabyTracker-育児ノート」という育児記録アプリ。

Baby Tracker 育児ノートでできること
何ができるかというと。
- おっぱいやミルクをどれくらいあげたか
- オムツ交換はいつしたか
- ご飯はどれくらい
- 睡眠はどれくらい
といった内容を簡単に記録できます。
記録を振り返りたいな、と思った時にはアプリの方でチャートにしてくれるので、
- いつもこのくらいの時間におなかがすくんだな
- しばらくうんちが出ていないな
- 夜中にお腹をすかして泣くから、寝る前のミルクはそろそろ増やしても良さそうだな
といったことに気付きやすくなります。
育児ノートの家族共有機能
実は、BabyTrackerは有料で600円の「Pro版」と、無料版があります。
無料版は機能が制限されていて、すぐにグラフを確認できなかったり、家族共有機能がロックされていたりします。
でも、同期機能は使えるので、DropBoxを使用すればドロップボックスにバックアップをとりつつ、家族で共有することもできます。
DropBoxを使用して家族共有する方法
これには、「DropBox」で家族共有アカウント(子供用でもいい)を作成する必要があります。
そして、基本的にアプリは各端末ひとつずつなので、普段からDropBoxを使用している場合は使い勝手が悪くなります。

- DropBoxでアカウントを作成する
- 「育児ノート」の設定を開く
- 「バックアップ・同期」をタップ
- クラウドにリンクするをチェック
- どのクラウドにリンクするか選べるので、Dropboxを選択
- 共有のDropBoxアカウントを設定してください
次に同期設定です。同期したい端末で「育児ノート」を開いてください。
クラウドにリンクして共有する

基本的にやることはシンプル。
クラウドにリンクするように設定して。

グループに参加するだけ。
- 先ほどと同じように、設定から「バックアップ・同期」を選択します。
- さっきと一緒ですが、まずはクラウドにリンクしてDropboxの共有アカウントをリンクしてください
- リンクしたら、「同期」を選択してください。
- 同期をトグルをタップして有効にしてください。
- すると、同じDrobboxにすでにデータがある場合は、「シード」が選択できるようになっています。
- ここに自分のアカウントのこどもがあればそちらを選択。
同期されました!

今回は、iPadとの同期にしたのでこんな感じ。同じ要領で、ママとパパがクラウドでリンクすればOKです!
Dropboxはたまに共有エラーがあるから注意
ただ、個人的に、Dropboxの同期システムは、微妙なラグがあることがあって、端末で同時にいじるとうまく反映しないことがあるので、オススメまではできません。(このアプリに関しては今のところ大丈夫ですけどね)
心配な場合は、おとなしく有料版を購入してもいいと思います。有料版を購入する際には、ママバージョンとファミリー共有の記事を読んでおくことをお勧めします。

ぴよログやばぶメモのことも書いてあるのでぜひぜひご覧ください!

離乳食作りはパパが活躍できる仕事

普段料理をしていなくても離乳食はつくれるから大丈夫!
離乳食作りは積極的にパパがおこなうべき育児です。

ママにはおっぱい差で負けていたけれど、離乳食はパパの主権奪取のチャンスです!
どれだけ普段、スキンシップしていても、最終的にはおっぱい差でパパは負けてしまいます。

本気で豊胸手術を考えました。まぁ、それでも母乳は出ませんが
エルゴベビーの記事でも書きましたが、うちの子はパパの場合は前向き抱っこしか許してくれません。これもきっとおっぱいのせい。


それはこどもの気分のせいでしょ
まぁ、いずれにせよ、離乳食はパパがやるべき仕事です。
これまで料理の経験がなくても、やることはシンプルだし味付けなんてほとんどしないでいいから、いい機会だと思って挑戦していきましょう!
離乳食作りには「手作り離乳食」がお勧め
離乳食作りをパパにお勧めするにあたり、やはり重要なポイントは
- 「簡単にできるレシピがある」
- 「月齢に応じて食べていい食材が一目でわかる」
ことが大事だと思います。


そんな便利なアプリ、本当にあるんですか?

あるんです! それがこちら!
はい、「手作り離乳食」ですね。
「手作り離乳食」は一目でわかる月齢食事一覧表があり簡単にチェックできる

これはいいですね。
ちなみに、月齢で食べていい食材が書いてあってチェックできるアプリはわりとたくさんあるのですが、レシピと連動しているとなると数は限られてきます。
アレルギーにも対応したレシピが秀逸

アレルギーにも対応しています。
アレルギーチェックに関しては、すこしだけ下記で紹介します、「ステップ離乳食」の方が便利です。
でも、レシピ検索で使えるのはありがたい機能です。
食材チェックリストは家族共有できるとなお良かった
たとえば、カラダノートの「ステップ離乳食」だと家族共有機能があるので、「あれ、この食材ってたべたことあったっけ、でもママは仕事中だし」なんて時でもチェックできるのでいいですね。

ただ、レシピはないので、パパには少しハードルが高いかもしれません。
レシピさえあればとても素敵アプリだった「ステップ離乳食」
どうせだから一応紹介しますと、「ステップ離乳食」も使い勝手はいいです。

先ほどの「手作り離乳食」とほとんど同様に、あかちゃんが食べられる食材をチェックしていくことができます。

こんなかわいいシールで、食材にたいしてのあかちゃんの反応も記録しておくことができます。
「好き」「嫌い」だけじゃなく、「アレルギー」チェックもしていけるのがいいですね。
ステップ離乳食と合わせるなら「きほんの離乳食」

わたしはあまりアプリをごちゃごちゃさせたくないんですが、もし離乳食レシピだけ別アプリにするなら、「きほんの離乳食」あたりをインストールしておくと便利です。
「きほんの離乳食」なら月齢に合わせた離乳食の進め方がわかりやすい
このあたりはアプリを信用しすぎて勝手に進めずママと相談することをお勧めしますが。
月齢によって「そろそろ硬さをあげてみようかな」とかそういった目安がわかるようになっています。

これは我々新米パパにもとても役に立つ情報だと思います。
素材からの検索もできるので、冷蔵庫で使いきってしまいたい食材がある時に、レシピの参考になったりもします。
レシピもわかりやすい「きほんの離乳食」

まず、画像が綺麗ですね。食材のツヤまでよくわかります、画質抑えているので伝わらないとは思いますが。

予防接種スケジューラー
予防接種は「わざと混乱させようとしているんじゃないか」というくらいに、スケジュールを立てるのが難しいです。
ママバージョンでも説明しているので、パパ用の説明だけ簡単に。
予防接種のためにパパが準備しておくこと
予防接種のスケジュールは、一度ズレ始めると修正が大変です。
こどもが熱をだして延期になる場合は仕方がないのですが、もしママの体調不良になった場合は、「べつに次の機会でよくね」よりも、「おれが休みとって連れてこうか」が言えた方がイクメンです。イケメンです。
いずれにせよ、連れていくのも結構大変なので、もし多少おやすみが取れるお仕事であるなら、一緒に予定を考えて2人で連れて行けるのがいいかなと思います。
泣きますしね。

勘のいい子だと、様子がいつもと違うだけで泣きますからね。
スケジューラーを活用して、「あれ、そろそろ麻疹の接種時期じゃない?」と言えるパパになりましょう。(自戒)
遊び系のアプリとして「ゆびつむぎ」
まぁ、iPhoneアプリのベストセラーになっていたので、ほとんどの方が知っているかもしれませんが。

ゆびつむぎは、適度な刺激と飽きのこないイラストで、「適度な時間」集中して遊べるお勧めアプリです。
ゲームゲームしすぎてると、こどもは熱中しすぎますし、まったく何も刺激がないと興味も持ちませんし。
「ゆびつむぎ」とは
「ゆびつむぎ」は画面をタッチすると「どうぶつ」やら「おさかな」やらがただ出てくるアプリです。それ以上のものではありません。
さわると画面が反応してアニメーションがでて動物が鳴いたり、動いたりします。
音も合わせて出るので、こどもは結構楽しくて、10分くらいは夢中で遊びます。
んで、結局それだけなので、飽きます。
ただ、これくらいの熱中度がいいのかな、と思って私はお勧めしました。
スマホもいいが「何度も遊べる」身近なものへの関心が大事
あくまでも、スマホアプリで遊ばせる時は「補助的」なくらいがいいのかなと思います。
絵本も古本でいいから、とにかく触れさせて、パパが読んだり、自分で読ませたりする刺激の方がこどもにとっては楽しいと思います。
アプリや動画はダウンロードすればどんどん新しい刺激にはなります。ただ、学習を深めるには「同じもので何度も遊ぶ」という体験が必要です。
適材適所ではありますが、とりあえず「ゆびつむぎ」は適度な刺激で1歳未満でも遊んでくれる優秀なアプリだと思いました。
結局、どの育児アプリをダウンロードすればいいのか
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
色々お勧めはしましたが、基本的には「育児記録」「予防接種」「育児情報」をそれぞれひとつずつダウンロードしておけばOKです。
また、パパとしては、必ず一度はキッチンに立ってみることをお勧めします。「料理なんかしたことないよ」という方も多いと思いますが、ほとんどのママだって離乳食を作るのは初めてです。むしろ、この機会に子供のためにご飯を作らないで、いつ作るんだ、って話です。
お勧めアプリのまとめ
まとめなのでさっくりと。
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