動画編集は「手軽」でなければいけない。その理由は至極、簡単で真っ当な理由だ。

それに加えて、スマホで簡単に動画を撮影できる時代だからこそ、専門的な知識が不要で、直感的に使える「動画編集」ソフトorアプリが大事なのです!
このページでは、スマホで簡単に動画が編集できたり、スマホで撮影した動画を簡単に編集できるソフトについてご紹介させていただきます。
動画編集で悩む理由
と、私はこれから動画編集をしたいのですが、正直なところ、どこから手をつけていいのかわからないのです。

というわけで、現環境を共有した上で、おすすめの方法とソフトなど紹介していきたいと思います。
動画を編集する目的
- ただ撮っただけの動画はかさばるし見るのも時間がかかる
- 祖父母へのプレゼントに最適な孫動画
- ブログでの動画解説がしてみたい
- ゲームのプレイ動画を撮っておきたい
私の動画編集歴
大したことはありません。ただ、PCをいじるのは好きだったので、イベントなどの動画を最終的にまとめて身内用のちょっとしたビデオをつくったりしたことはあります。
Windowsムービーメーカーでも大丈夫?
一昔前であれば、お店で買ったパソコンにはムービーメーカーが最初から内蔵されていて、字幕付きで切り貼りしただけの動画であれば特に問題はありませんでした。
今ではWindowsは初期搭載の無料動画編集ソフトはフォトアプリに機能を統合させたので、「動画編集のためにパソコンを買ってみたけどどうしたらいいかわからない」とうろたえる場面が増えました。
Macユーザーが動画編集ソフトを選ぶ場合
Macユーザーの場合は、基本的にはAppleが優秀な動画編集ソフトをリリースしているので、Windowsユーザーほどは悩む必要はありません。
Macユーザーの動画編集フローチャート
- 無料のiMovieを試す
- iMovieでできないことは他の無料動画編集ソフトで補う
- ソフトをまたがるのが煩わしく感じたらFinal Cut Proを試してみる
- さらにFinale Cut Proでも足りなかったら他のソフトを併用する
というわけで、お分かりのように、基本的にはiMovieで大丈夫、というところです。色々なソフトを利用してみるのもいいですが、持っている資源を最大限に活用することが大事です。
Macには最初からアプリでiMovieが無料でダウンロードできる
ということで、まず、大事なのはiMovieって本当に簡単で使いやすいのかってことですね。
iMovieは初心者がiPhoneを駆使して動画編集するには最適
結論から言えば、「もうこれで良くね?」と思わせてくれるくらいには、iMovieは優秀です。

Appleがどうしていいかって、「カッコつけたいから」ということよりも、「特に説明書がなくてもやりたいことができるから」だと私は思っています。
無料でiPhoneとMacと、何もせずに連動してくれるっていうのは本当に楽チンでいいですね。ちなみに、このiMovieってのも同様に、「iPhoneで撮った動画を、暇な時間に編集しながら、仕上げはMacでやる」みたいなこともできます。
Final Cut Proとかいう高いソフトは必要か
今回の条件であれば不要です。

あれはProの名前の通り、動画編集でご飯を食べたり、「俺、ネットで動画編集したりして飯食ってるんだわ」っていうふりするためや、Mac使ってる感を出すためにインストールするものであって、「特にこだわりはないけど人気だったからiPhone」みたいな感じのAppleユーザーであればiMovieで十分です。というか、無料アプリが使いやすいのがAppleユーザーのメリットですからね。
別記事にまとめましたので御照査ください。
動画編集ソフトやアプリを選ぶ際の選定基準
- 簡単
- 即座
- 安心
今回は、上記の選定基準が大事になってくると考えています。
使用方法は簡単かどうか
これは動画編集ソフトにおいて、おそらく一番大事なんだじゃないかと思っています。少なくとも、今回のユーザー層に向けての情報としては、一番重要視していいと思います。
初めての動画編集はマジで時間がかかる
だいたい、動画編集ってのは無茶振りから始まるものだと思っています。

結婚式の二次会で流す思い出ムービー、作っといて!

えっ、そんなのやったことないけど?

大丈夫、私もやったことないから。パソコン、得意でしょ?

パソコンは得意ではないけども。

お祝いスピーチをするっていうのもあるけど

私はビデオ作りに尽力したいと思います
みんなこの暴力的なまでのやり取りを経て、急いで動画編集のやり方を検索するんです。(パソコン得意ってなんやねん)
そうではあるのですが、例えば私のように子供の成長はイベントごとにまとめたいとかライトなユーザー層が簡単に取り組める、これは大事なことです。
なので、やりたいと思ったことが大事。
動画編集で具体的にやりたいこと
- カットしてスムーズにつなげる
- 字幕挿入
- タイトル
- クロップ(画面の拡大)
例えば「この動画のココいらないから削除」「んで、こことここの間に挿入」「日付とかここで字幕で入れたい」とか、思いついたことを、操作方法や動画編集の難しい単語などを調べることなく、思った通りにできる操作性が求められます、というか求めてます。熱望です。
簡単に保存やバックアップ、データ変換ができる
これは大事です。無料の動画編集ソフトは腐る程ありますが、データがどこに行ったか分からなかったり、せっかく作った動画が、相手の再生環境とマッチせずにデータを変換したくなることが多々あります。
iMovieが得意で苦手な部分
iMovieの最大の利点であり、苦手な部分と言えるのが、このデータ保存分野。
Apple製品同士の互換性はこれ以上ないほどに快適なのですが、それ以外となるとからっきし。これはiMovieの記事で詳細を書いていきます。
データ変換ソフトのおすすめ
色々なデバイスを使用していると、データの互換性など、気にかけることがたくさん出てきます。

自分のスマホで閲覧するだけならいいけど、家族用、果ては祖父母にも見せるとなると、テレビでも観れるようなデータ形式に変換する必要があります。
iPadをプレゼントするなど粋な計らいもいいのですが、結局使ってくれないってのが我が家の実態。なので、DVDを焼いたりもできるといいですよね。

今、私が使っているのが、VideoProcというソフトです。こちらも記事にしてみたので、参考までに。

動画を編集しないで保存方法でなんとかしたい場合
動画編集はクソ面倒なので、別の方法で溜まっていく動画をうまいこと処理したい場合に知っておきたいことをまとめておきました。
iCloudに溜まっていく数分の動画
いやマジでiCloudのデータを圧迫しています。私の家では、家族共有でiCloudのデータ200GBを利用しています。自分はまぁいいとして、家族で利用するとなると200GBでもすぐに足りなくなってしまいます。その原因は、そう、子供の動画です。

iCloudの容量が足りませんって出るんだけど。

動画が溜まりすぎてるから、少し消してね。どうせ見ないでしょ?

えっ、見てるよ。だから消さないでね。

いや、だからデータが足りないって警告が出てるじゃないですか。

消さないでね。
はい、埒が明かないので解決策をいくつか提案していきます。
データ圧縮をかける
これは、先ほどのVideoProcで簡単にできます。ビットレート下げたり、お好みの方法が選択できるので、本当に便利。
バックアップファイルを保存する
この辺りはバックアップのバックアップとして利用すると便利ですね。例えば、一度全ての動画を外部HDDなんかに保存します。んで、保存すると、だいたい奥さんに「あのビデオどこやったの」って聞かれるので、そういう時にGoogleフォトアプリなんかにもバックアップしておくと、簡単に動画再生したりすることができるので便利です。

じゃあ、Googleフォトだけでいいんじゃない?
基本的にはそれでOKなのですが、Googleフォトなんかは無料で利用できるのですが、流石に無制限ということではなく動画であれば多少圧縮されて保存されます。スマホで見るぶんには全く問題ないのですが、子供が少し大きくなった時に大画面テレビでみる場面なんかだと少しアラが出てくることもあります。さらに未来の、子供の結婚式なんかでデータ提供する際には、やはり非圧縮の元データがあったほうが便利だと思います。

というわけで、やはりデータを撮っておきながら、みやすい形に編集しておくことが大事ってことね。
スマホでできる手軽さを求めて
あとは、ソフトやアプリのおすすめを紹介して終わりたいのですが。

iPhoneユーザーならiMovieでよくね、みたいな感じがでてるけども。
あくまでも、一つの結論としては、iMovieのようなOS純正アプリをしっかり使いこなせるのが一番簡潔な方法と言えます。ただ、こんなに長い文章書いておきながら、iMovieでOKの結論は、なんというか、少しブロガーとしてはどうなんだ、という気がします。
だから、それっぽくランキングで終了しましょう!
ほとんどお任せな動画編集アプリランキング
- Quik
- Clips
Adobe Spark Video→Adobe Creative Cloud Express
Quik
GoProの会社がリリースしており、やはりアクション性の強い動画を、テンプレートを使うだけのほとんどお任せで、かなりおしゃれな動画に編集できます。
Clips
AppleだとiMovieばかりに目がいってしまいがちですが、「もう動画を適当にアレンジして、それっぽくしてくれ」というざっくりとした編集意欲程度であればClipsがおすすめです。
ライブタイトルが便利
音声認識でテキストの文字起こしをしてくれる「ライブタイトル」にも注目ですね。また記事書きます。
Adobe Creative Cloud Express
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注:Adobe Sparkは、2021年12月にAdobe Creative Cloud Express に改称されました。
https://www.adobe.com/jp/express/
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こちらは大御所のAdobeのソフトで、ライトな方。
スライドショー作成アプリなので、実際には動画編集とは別物とも言えますが、iPhoneなどのスマホで撮影した画像素材として動画も使用できるのが特徴。
PowerPointなどを作るような感覚でポンポンと動画を投げ込んでいくだけで楽しい映像作品を作ることができます。
少しなれたらアレンジ自在なアプリへ
- Adobe Premiere Clip
- iMovie
- Splice
Adobe Premiere Rush
Androidも含めれば一番スタンダードな動画編集アプリと言えるでしょう。しかも、無料。ただ、本格的に使うなら、Adobeお得意のCreative Cloudの利用を考えたくなるところ。

最終的にはお布施が必要になってくると考えた方がよさそうね。

でも、このクオリティで無料で動画編集アプリを提供してくるあたりが、Adobeの懐の深さやね。
Adobe Premiere RushはSNS投稿がいい。
これは、正直、私が欲しいだけだからあまり気にされなくて良いのですが、まさに私の使いたい機能が盛り込まれながら、SNS投稿までのサポート力が甚大なのが、Adobe Premiere Rushです。
Clipよりも、より直感的に、しかも簡単にSNS投稿レベルまで編集できます。なぜ使わないかって、エクスポート3回までという制限があるからです。

ムムム、まだAdobe傘下にはくだりたくないなぁ。。。
iMovie
こちらは散々説明したので省略。
Splice
割と好印象だったのがSpliceでしたね。これもGoProの会社がリリースしているんだけど、Quikよりもよりクリエイティブに映像づくりを楽しみたい、という方におすすめですね。
なので、初級編としてQuikにお任せ編集をやってみてもらい、テンプレ以上のものを作ってみたくなったらSplice、といった感じです。
Splice、なくなった?
GoProアプリにQuikが統合されたと聞いてきたのだけど、Quikは残っているので、GoProアプリがいろいろできるようになってはいるみたいです。
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