我が家は温水ルームヒーターというものを使っていて、冬でも暖かだと満足しているのですが、妻は「乾燥がすごい」と不満があるようです。
別に加湿器を利用していたのですが、加湿力が足りないのと水の交換が頻繁なので買い替え・買い足しを検討していたところ、Hysureより加湿器を提供いただくという渡りに船。PR記事になります。
実際に使ってみた感想をまとめていきますので、「価格は安すぎるくらいだけど、本当に使えるの?」と不安に感じた方に読んでもらえるといいな、と思ってレビューしていきます。
Hysure PRO 4を実際に使用したレビュー
では、Hysureの2,200mlが我が家に届いたので、早速レビューしていきたいと思います。
Hysure PRO 4のスペック
Hysureの加湿器には、2,200mlのサイズと5,000mlのサイズがあります。
機能としてはどちらも加湿器として最低限のものとなっているので比較は不要ではあるのですが、「どちらを買えばいいのかな」という方の参考になれば嬉しいです。
水タンク | 5000ML | 2200ML |
ワンタッチ | ✓ | ✓ |
上から給水 | ✓ | ✓ |
空焚き防止 | ✓ | ✓ |
ミストサイズ | 8μm | 8μm |
最大連続加湿 | 40時間 | 20時間 |
最大加湿量 | 250ml/h | 200ml/h |
運転音 | 28db | 28db |
電気料金(24時間稼働) | 10.8円 | 10.8円 |
適用範囲 | 20畳 | 18畳 |
梱包サイズ | 36.2 x 32.8 x 21.6 cm | 27.4 x 25.6 x 17.8 cm |
Hysure加湿器のポイント
- 加湿能力は小部屋向き
- 操作は超簡単でボタンを押すだけ
- 加湿のみの単機能で「タイマー」「リモコン操作」「湿度センサー」などはない
- 超音波式で、とっても静か
Pro5(5,500ml)モデルとどちらがいいか悩んだら
- 少し小さめのサイズが欲しいならPro4(2,200ml)モデル
- 価格で選ぶならPro4(2,200ml)モデル
- 長時間利用するならPro5(5,500ml)モデル
- 広い部屋で使うならPro5(5,500ml)モデル
Pro4(2,200ml)モデル
Pro5(5,500ml)モデル
加湿器としての性能
ここからは少し細かいところまで解説していきます。
加湿量
加湿量は3段階から選ぶことができます。最大加湿量は200ml/h(Pro 5なら250ml/h)なので、部屋の断熱・気密性能によりますが、加湿量としては決して多いというわけではありません。
リビングなどの大きな部屋で使う場合に、すでに乾燥(湿度30%程度)している環境下から湿度を保つ場合には、もう一段階、加湿量の高い機種を選ぶ必要があります。その場合は、加湿量を維持するために「ハイブリッド型」を選ぶことになるので、加湿器の購入費用も何段階かアップすることになります。
最大加湿量と部屋の広さの関係(参考)
最大加湿量 | 洋室 | 和室 |
200ml/h | 6畳 | 3畳 |
300ml/h | 8畳 | 5畳 |
400ml/h | 11畳 | 7畳 |
タンク容量
タンク容量は、使用時間と交換頻度について一緒に考える必要があります。
Hysure Pro 4では、2,200mlを入れることができる水タンクを搭載しているので、20時間まで連続利用することができます。あくまでも「最大」なので、加湿するパワーによりますが、日常利用する場合は、乾燥を招くエアコンなどの使用と連動するので、日中に何度も水を交換する必要はないということになります。
リビングなどの広い部屋で利用する場合には、Hysure Pro 5(5,000mlモデル)の方が交換の手間を省くことができます。
タンクの清掃はこまめに行う
ただし、注意点としては、加熱式のようにタンク内の水を煮沸することはないので、超音波式の水タンクは雑菌などが繁殖して汚染しやすい特徴があります。
タンク内の水が汚染すると、汚染した蒸気を撒き散らすことになります。いずれにしてもこまめな水交換と洗浄は必要なので、1日1回くらいはタンクの清掃と水の入れ替えをする必要があると言えます。
例え水タンクの量が多くても、こまめな掃除が必要な以上、部屋のサイズや湿度に合わせて適切なサイズを選ぶことが大切です。
運転時間と最大加湿量による運転時間の違い(参考)
運転時間 | 最大加湿量200ml/h | 最大加湿量300ml/h | 最大加湿量400ml/h |
2時間 | 400ml | 600ml | 800ml |
6時間 | 1.2L | 1.8L | 2.4L |
10時間 | 2.0L | 3.0L | 4.0L |
Hysure PRO 4では2Lの水タンクが搭載されており、最大加湿量も200ml/hなので、10時間などの長時間利用に対応しています。
元々、超音波式は音も静かで電気代はそれほどかからないので、「長時間、一定の湿度を上乗せする」という使い方だと最適だと思います。
エアコンを使うと湿度が40%以下になってしまう、というときに併用すると奪われる湿度分が補正される、というようなイメージですね。
ミストサイズ
Hysureの加湿器は8μmのミストを作り出すことができます。
このミストは吸入目的であったり「マイナスイオン」効果を期待して作っているミストではないので、ミストサイズにまで気を配ることはないのですが、水の粒が大きいと空気中に湿度を行き渡らせる前に落下し部屋中に湿度を行き渡らせるのには不都合です。
粒が大きいほど散布口付近に水が止まるので、噴霧方向によっては炊飯器のそばにいるようにすぐにびちゃびちゃになってしまいます。家具や家電を傷めることにつながりかねません。
ミストサイズのわかりやすい表を少しお借りしますが、霧の中を歩いていると服が湿ってきますが、もやくらいになると視界では認知可能ですが、肌でしっとりと湿り気を感じる程度です。
Hysureの加湿器は、超音波による振動で発生させる「蒸気(スチーム)」のサイズとなります。超音波なのでスチーム自体は熱くないので子供がいる家庭でも安心して利用することができます。
逆に言えば、水滴の大きさはスチームサイズなので、一般的な蒸気と一緒なので蒸気排出部に一定時間結露しやすいものを置いておけばびちゃびちゃになります。というより、どんな加湿器であれ結露する環境が整えばびちゃびちゃになるのは当然ではあるのですが。
クーラーとしても使える
ちなみに、このスチームは炊飯器のような熱い蒸気ではないので、触れると少しひんやりと感じます。
気化による熱の吸収で得られる清涼感なのですが、この効果を利用すれば夏季にエアコンなどと併用することで涼しく感じることもできます。
日本の夏の場合は湿度が高いので単体での利用は考えにくいところですが、エアコンとの併用であれば室温は下げすぎずに体感レベルでの涼しさを高める効果は期待できます。
外観に関すること
外観・見た目に関する感想などをまとめていきます。
素材感
Hysure Pro 4/5はABS樹脂を使っています。我々が想像するいわゆる「プラスチック」といった素材ですが、これらの合成樹脂は性能が高く、安心して使える素材でもあります。
種類 | 特性 |
アクリロニトリル | 耐熱性、機械的強度、耐油性 |
ブタジエン | 耐衝撃性 |
スチレン | 光沢性、加工性 |
最近の合成樹脂は、金属やガラスのような加工が可能なものもあるので侮れないのですが、Hysureに関しては普通の白物家電的なプラスチックです。特殊な装飾加工などもないので、「外観が美しい」という印象はないです。
Amazonのトップ画像だと少し光沢がありそうな加工に近い印象を持ちますが、製品取扱をしている画像が一番素材感がわかりますね。
電源ライト
装飾の一部としても重要な電源のライトですが、緑色に発光するようになっており、このライトのおかげで、見えにくい水残量が水面に反射してわかりやすいようになっています。
この電源ライトは赤色にも点灯してエラーを伝えてくれます。
電源・操作ボタン
小さめのボタンで存在感は薄いですが、そもそも操作するためのボタンはこの電源とパワー切り替えを行う操作を兼任しているひとつのボタンしかありません。
パワーを切り替えるといっても、実際には流れる水量を調整するくらいの役割なので、機能としては実にシンプルです。ボタンひとつで押さえることで最高のコスパを実現していることもあり、加湿器としては余計なセンサーや洗浄機能を搭載するよりは、これくらいの方が故障もしづらくていいのかな、という気はします。
安めの加湿器ってどうやって選べばいいの?
Hysureの加湿器をご紹介していきましたが、当たり前のことを言えば「高い加湿器は機能が豊富」ですし、安い加湿器はそれ相応の機能しかありません。
しかし、安いから「悪い」ものかといえばそうではなく、高い加湿器でも故障はしますし、安い単機能モデルの方が故障リスクは少なかったりします。
そこで、最後のまとめとして、「リーズナブルな加湿器の場合、どこに注目して選ぶべきか」というポイントだけ説明して終わりにしたいと思います。
まずは自分の利用したいシーンを考える
部屋の乾燥が気になる場合、考えるべきことは「実際の湿度」と「部屋の広さ」です。
どうしても肌感覚だけで湿度を考えがちですが、肌の乾燥は乾燥シグナルのひとつ。できれば客観的な数値を測るためにも、部屋に湿度計を置いて置くことをお勧めします。
ちなみに、最近のスマートリモコンやスマートセンサーといった商品があれば、部屋の温度や湿度はもちろんのこと、光量や人感センサーといった機能を持っているものもあります。
冬場などは環境ベースで乾燥し、しかもエアコンの使用などで追い打ちをかけて湿度が下がるので、「どれくらいの水分を足すべきか」を知るためにも湿度の把握は重要です。
これらの室内センサーを利用すれば、「45%以下で加湿器を動かす」というトリガー(スイッチ)にもできるので、環境を見直すついでに、お部屋のスマート化もおすすめしています。
部屋がスマート化することで、使用する家電の性能はそれほど要求しないことにもなるので経済的です。高級品を買わなくても、全て自動で動いたり、スマホで起動できた方が便利ですからね。
加湿方式は超音波一択
加湿器の加湿方法は大きく分けると3種類あります。
- 加熱式(ヒーター式)
- 気化式(フィルター式)
- 超音波式
それぞれの特徴については、別に「子供がいる家庭での加湿器の選び方」という記事があるのでそちらを参照していただければいいのですが、コスパの良いモデルに関しては「超音波式」を選ぶのが無難だと言えます。
簡単に言えば、ヒーター式はストーブにヤカン方式、フィルター式は扇風機で洗濯物を乾かすイメージ、超音波式は水を超音波で揺らして小さくするイメージです。
なぜ低価格帯の加湿器では超音波式がいいかといえば、ヒーターの場合は安全性の問題、フィルターの場合はカビの問題があるからです。
ヒーター式の問題点
ヒーター式の場合は、ヤカンに火をかけるストーブ部分が家電として大事な部分になるわけですが、ここがお粗末な代物だとあまり蒸気が出ない上に、火事の問題があるので、安全装置の設置が必須になります。
フィルター式の問題点
フィルター式の場合は、清潔管理ができないと、フィルター部分がカビてしまい、健康のために湿度を保ちたいのに扇風機でカビを撒き散らす装置になりかねません。
超音波式も水タンク内に水を溜めておけば雑菌が繁殖する元となりますが、超音波式は割とシンプルな構造なので、掃除がしにくいわけではありません。フィルター式のフィルターがやられるのは致命的ですが、超音波式は拭き掃除を心がけるだけで雑菌の繁殖は防ぐことができます。
安全性のこと
ちなみに、ヒーター式は熱を通すので他の加湿方式に比べれば衛生面では煮沸効果もあって少しは衛生的と言えますが、ヒーターが関与しない部分で雑菌が繁殖する可能性は否定できず、さらにヒーターが内蔵されていることにより、子供が遊んだときに火傷するリスクがあります。
ベストを言えば、それぞれに安全機能・清潔機能がある高機能モデルを選ぶのが一番ですが、あくまでも機能を絞った良コスパモデルを選ぶ際には超音波式が無難だと言えます。
Pro4(2,200ml)モデル
Pro5(5,500ml)モデル
まとめ:Hysureの加湿器を買うかどうかを悩んだ時の決め手
最後までお読みいただき、ありがとうございました。最後にHysureに興味を持っていただけた方のために、「買うべきかどうか」という点で内容をまとめますので、参考にしてみてください。
Hysureの加湿器をお勧めしたい方
- コスパで加湿器を決めたい方
- 面倒な操作はしたくない方
- 食器を洗うくらいの感覚で日頃のお手入れはできる方
- 利用目的が決まっている方で「長時間の連続運転」を考えている方
Hysureの加湿器を使う場合は、最大のメリットである「コスパ」を軸に考えていきます。
コスパに関しては、たとえ故障があったとしても修理するよりも買い替えの方が安く済むという点で「高い買い物をした時のミスマッチ(買ったはいいもののいまいち使えなかった)」というリスクを避けることができます。
加えて、機能が少ないということは故障する部品も少ない上に、操作も単純になります。
自動で湿度を調整するなどの機能がなく、タイマーもないので使用するときには自分でどれくらいの時間、どのくらいの加湿量で使用するかを考える必要があるのはデメリットとも言えます。
ですが、大体は水の入れ替えをするときに普段のお手入れ(拭き掃除など)をしつつ、空焚き防止で水タンクがなくなるまで使うというのが加湿器の一般的な使い方になります。
加湿器の場合、安全性や清潔を保つためにもお手入れは必須なので、どうせやらないといけないことを後回しにする機能を増やすより、不要な機能を削ってコスパを高めて必要な部屋に、必要な分の加湿力を配備することが大事だと思います。
各部屋に用意できるコスパというのもいいですね
お得なセール情報
11月26日(金)から12月2日(木)まで、つまりブラックフライデーのセール期間に、Hysureの加湿器は30%割引の特選タイムセールの対象となる予定です。
購入用のショップリンク
最後に、今回紹介したHysureの加湿器のリンクを用意しておきました。各ショップを利用する際に活用してください。
コメント
「配備 故障 タブレット」に関する最新情報です。
徳島県立学校に配備されたタブレット端末の故障が多発している問題について、教育委員会は1人1台の体制を回復したと発表しました。2学期開始に間に合うように各学校にタブレットを配布し、不足を解消しました。さらに、約2600台の予備端末を用意しており、今後も故障が増えることが予想されるため、予備で対応する方針です。
http://www.asahi.com/articles/ASS8W21DKS8WPUTB005M.html?ref=rss
「清涼 ヨーカドー ロゴ」に関する最新情報です。
イトーヨーカドーが全国の店舗で「イトーヨーカドー清涼祭」を開催し、清涼アイテムを取り揃えている。清涼祭のロゴがTwitterのアイコンを彷彿させると話題になっており、担当者は「涼しさを届ける青いヨーカドー」というコンセプトに基づいてロゴを変更したと説明している。清涼祭の期間中は大森店の塔屋も青色に変更されている。
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「洗浄機 超音波 超音波 洗浄機」に関する最新情報です。
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「家電 クーラー クーラー 扇風機」に関する最新情報です。
山善がバッテリー家電シリーズ「ELEIN(エレイン)」を発表し、コンパクトクーラーや扇風機などが第1弾として発売されることが明らかになった。ELEINシリーズの中心となるリチウムイオンバッテリーを使用し、家電製品をコードレスで使用可能とする。さらに、ポータブル電源やソーラーパネルもラインナップされており、アウトドアや災害時にも活用できる。今後は生活家電や調理家電、AV機器などでもELEINシリーズを拡充していく予定である。価格はオープンプライスで、バッテリーや家電製品の店頭予想価格が公開されている。
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「家電 炊飯器 選び方」に関する最新情報です。
家電ジャーナリストの岩崎氏によると、炊飯器の価格と美味しさは比例するということです。炊飯器の選び方について、加熱方式や内釜の厚さ・素材が美味しさに影響することが紹介されています。また、欲しいメニューがあるかどうかや容量、お手入れ、保温などの基本機能も考慮する必要があります。炊飯器の選び方について詳しく知りたい方は、岩崎氏の連載記事を読むことをおすすめします。
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