あらためてパナソニックってのはすごいと思います。
除湿機って、そんなに機能いらないから、安いやつ買おうと思うじゃないですか。
でも、こうやってブログ書く人やってますと、一応人が調べないところまでがっつり調べて、比較して、最適な答えを出すわけです。
スペック(機能を数字化)をみると、パナソニックってメーカーは、実に痒いところに手が届いているかわかってるんですよね。
そして、結局、高い除湿機を買ってしまうという。。。
除湿機購入を、必要最小限の出費で押さえたい方にもお勧めの記事内容となっております。
除湿機は「シチュエーション」でマストバイが違う
除湿機は、除湿方式と除湿量(部屋)で買うべきスペックが決まってきます。機能性はほとんど問題にはなりません。
サンルーム(ランドリールーム)で使う除湿機のお勧めはパナソニック
やはり、機能だけをとりあげるとパナソニックがお勧めとなってしまいますね。
リビング用の大型機にせよ、サンルームなどの衣類乾燥特化部屋に使用するコンパクトタイプにせよ、パナソニックの除湿機は優秀です。
パナソニックは本当にスペックを上手にみせる
もしも、
スペック比較面倒だから、とりあえず無難なやつを選んでおくれ
と聞かれたら答えはシンプルです。
あとは、コストと折り合いをつけながら、使用場所によって不要な機能をカットしていけば、あなたがお探しの除湿機にたどりつけるって寸法です!
サンルームに置くためのコンパクトサイズがいい
わたしが使用するのはサンルームになるので、なるべくコンパクトなタイプを比較していこうと思います。
まずは、どのような商品があるのか、このページで解説していきます。後半には比較表を用意しましたのでご覧ください。
リビングなど生活空間に置く除湿機をお探しなら
リビングについては、サンルームとは違って、人が生活している空間で、しかも広い、という特徴があります。
選び方は全然違います。
だけど、結論はパナソニックでした。
各メーカーの「サンルームに合う」除湿機比較
まずは、各メーカーの「小型除湿機」を比較していきます。
コンパクトタイプ除湿機のスペック比較表
コンパクトタイプ除湿機 | 除湿方式 | 定格除湿能力/日 | 除湿可能面積(木造) | 衣類乾燥能力 | 排水タンク容量 | センサー | 運転音 | 消臭、カビ・花粉機能 |
シャープ「CV-H71」 | コンプレッサー式 | 7.1L | 9畳 | 2kg約180分 | 2.5L、ハンドル付きタンク | 湿温度センサー | 44db | プラズマクラスター |
デロンギ「タシューゴ アリアドライ マルチ DEX16FJ」 | コンプレッサー式 | 7.2L | 9畳 | 衣類乾燥モード | 2.2L、連続排水 | – | 39db | 銀イオン抗菌フィルター、こうアレルゲンフィルター |
コロナ「CD-S6318」 | コンプレッサー式 | 6.3L | 8畳 | 速乾モード | 3L、ワンタッチ開閉,連続排水 | 湿度センサー | 34db | – |
パナソニック「F-YZRX60」 | デシカント式 | 5.6L | 7畳 | 送風幅110cm,冬でも乾かせるデシカント式、仕上げモードあり | 2L | カラッとセンサー | 48db | ナノイー搭載、花粉モード |
日立「HJS-D562」 | デシカント式 | 5.6L | 7畳 | オートルーバーでワイド乾燥 | 1.8L | – | 50db | – |
アイリスオーヤマ「DDD-50E」 | デシカント式 | 5.0L | 6畳 | 90度首振り機能340cm幅 | 2.5L | 未搭載 | – | – |
このスペック表ってのは、どうせ流し読み程度しかしないんだけど、作るのは意外と大変でね。これから詳細は説明していきますが、やっぱりラインナップも幅広いパナソニックはちょうどいいところを突いてくるなと思います。
シャープのコンパクト除湿機の特徴
プラズマクラスターが除湿機に必要なのか
リビング用で高機能モデルも紹介していますが、シャープはやはりプラズマクラスターありきですね。
ニオイ除去ができるモデルとしては、コストパフォーマンスはかなりいい方だと思います。
まだ少し高いな、と感じる方は旧モデルも合わせて探してみるといいと思います。それほど機能は変わりません。
コロナの小さめサイズの除湿機
Sシリーズについて
- オートルーバー機能
- 夜干しモードで音控えめ
- コンプレッサー式で電気代が安い
- 速乾モード搭載
- おまかせモードで衣類が乾いたらオートストップ
- 3リットルの大きめのタンク
Pシリーズについて
- コンプレッサー式でしっかり除湿
- フィルターで補修したウイルスや菌を抑制
- 内部乾燥モード搭載
パナソニック
今回の本命であるパナソニックです。
ナノイー搭載の多機能モデル
コンパクトサイズで「カラッとセンサー」というオートOFFシステムを搭載しているのは結構珍しいんです。さらに、ナノイーで消臭効果も期待できるので、まさに痒いところに手がとどく除湿機です。
「そこまで除湿機に機能は求めない、乾けばいいんじゃ」という方は、ナノイーをカットしたり、タイマー搭載モデルにしたりすることで値段を下げていくことができます。
F-YHUX90
高機能モデル。お金があるならこちらのモデルにしたけど、流石に高いな、という気はしている。リビングならOKかも。
- コンパクトなハイブリッドモデル
- ナノイーX搭載
- ECONAVIで節電効果は高い
- 横置き風で洗濯物の下に置きやすい
- ワイド送風に対応
日立の除湿機
なんとなく劣化版パナソニックのように感じてしまいます。
HJS-D772
- デシカント方式
- オートルーバーでワイド乾燥
- スポット送風で集中乾燥
HJS-D562
多機能ではあるので値段次第
スペックが劣りますが、お値段も安くなっているところもあるようなので、タイミング次第で安ければ買いかなとも思います。(悪い製品ではないので)
アイリスオーヤマのコンパクトサイズ衣類乾燥機
IJD-I50
これはなかなか衝撃的な衣類乾燥除湿機でした。もう、普通にサーキュレーターがついていますからね。
- 蓋の密封性が上がってこぼれにくい
- ダイレクトに乾燥風を当てて速乾
- デシカント方式
- サーキュレーターとしても利用できる
扇風機は自分で用意してもいい
リビング編でも書きましたけど、除湿機+〇〇スタイルがアイリスオーヤマのお気に入りらしく。(リビングは空気清浄機に変身してました)
画像を見ていただければわかりますが、本当に扇風機をくっつけました、みたいな商品ですね。
そういえば、炊飯器もはかり機能をつかった製品出して大当たりしたから、その方向性でやっていくつもりなんでしょうか。
IJC-H65
サーキュレーターモデルがインパクトありすぎて、普通のモデルが霞んでしまいますが、やっぱりコスパはいいのがアイリスオーヤマ。
- コンプレッサー式
- 上下自動オートルーパー搭載
- 弱モードで音は静かめ
DCE-6515
これは簡易モデル。コンプレッサー式で手軽に利用したい、かつ部屋を温めたくないというシチュエーションでの利用がお勧め。
私が使用するにあたる条件をおさらい
まず、コンパクトサイズの除湿機のラインナップを見ていただきました。
すでに機能とコストのバランスを考えると、パナソニック感がむんむんとしておりますが、使用方法によっては不要な機能もあるのでガンガン予算を削っていきましょう。
使用する部屋はサンルーム
ぶちくま家では、「サンルーム」で衣類を干しています。南側の非常に日当たりがいい場所です。
しかし、スペースが狭いので、リビングまで部屋干しを強いられることも多々あります。
除湿機を選ぶなら「広さ」は大事
広さとしては「サンルーム」で使用するのか、リビングでも使用したいのかをはっきりさせた方が良いですね。
一応、リビングに置くタイプの衣類除湿器についても調べましたが、やはり私の使用目的で考えるとオーバースペック気味。
今回はコンパクト型に絞って考えていきたいと思います。
逆に、リビングで干すことを考える場合については、大型除湿機についても検討することをお勧めします。
求める機能はあくまでも衣類乾燥
湿度の高さに悩んでいるわけではないので、あくまでも部屋干しを速攻で終わらせることができる機種を選びたいところ。
使用する部屋の環境を考える
サンルームに絞って考えるのであれば、部屋の温度上昇などは考慮せずともよく、騒音もそれほど気にならない。
むしろ、人がいないこともあり、冬の部屋の温度は低いことが考えられます。
「コンプレッサー式」よりも「デシカント式」がいいと考えられます。
ちなみに、「静かな除湿機」を探している場合にお勧めの機種やうるさくならない方法などをまとめたページもあるので、そちらも参考にしてみてください。
消臭機能を求めるか否か
実はこの段階でほぼパナソニックのコンパクト除湿機に気持ちが傾いているのですが、パナソニックでは「ナノイー」機能をつけるかどうかで、選ぶ機種が決まってきます。
ここは価格差が消臭機能の魅力にかなうものかどうかが判断基準となります。
私の場合は「小型」「デシカント」のベスト
というわけで、サンルーム用ならパナソニックの小型デシカント方式のモデルに決まりました。おめでとうございます。
選ぶ際のポイント
上記検討事項より、F-YZUX60という解が求められました。結構、大変でした。スペック比較をまとめるのは大変。
サンルームで除湿機を使うために必要な知識
ここからは、知っておくと1,000円くらいの価値がある情報をお届けします。
サンルームは太陽ありきなので衣類乾燥対策は必要
どうしても、曇りの日にはサンルームの効果が薄れるのは、これは仕方がないことです。
基本的な対策としては、以下の3点が重要。
ただ、さらに冬場、湿度がぐっと上がって、温度は下がる雪国の冬場は洗濯物干しにとって最悪の季節。
これを乗り切るためには、文明の利器が必要となります。
ランドリールーム(洗濯室)って何だ?
「洗う、干す、畳む、アイロンがけ、収納」などの洗濯にまつわる機能が集約された専用の部屋が「ランドリールーム(洗濯室)」です。家事導線をコンパクトにして、嫌いな洗濯を生活導線から除外できると言うメリットがあります。
実際には、畳むのはそれなりにスペースが必要なので、小上がり和室などと近接させて機能面を多少は分散させるのが賢い間取りのようです。
サンルームの場合は、「日光を取り入れる」と言う目的と合致して、洗濯物を干したりするスペースとなっています。縁側のようにして日光浴しながら、大きめの窓を開放して風を通したりすると気持ちが良さそうですね。
お金があれば浴室換気用の乾燥暖房機を使ってもいい
よく、浴室なんかにつけたりしますが、浴室で洗濯物を干すことは、イコール浴室のカビを繁殖させる原因ともなるので、わたしはあまりオススメしていません。
浴室乾燥暖房機、めっちゃ高いしね
あまりの高さに、新築の際に泣いて諦めた思い出があります。
そして、設置に関しても自分じゃできないこともあって、かなり大変です。やはり、今回のテーマである、除湿機利用が一番シンプルかと思います。
サンルームは便利だけど部屋の大きさには注意
ちなみになんですけど、サンルームの適切な広さについて。
我が家は3畳ほどの広さで、2世帯だと全然足りません。単世帯であればあまり洗濯物を溜め込まない条件下であれば2〜3畳で十分ですね。
2世帯だとおそらく5〜6畳くらいのスペースが必要になりますが、それほどのスペースを日当たりの良いサンルームにあてがうのは流石にもったいない。
兼用のフリースペースを用意しておく、外干しも併用することで対策していくことが良い解決策となります。
除湿機仕様なら密閉した部屋構造を
最近の住宅は高気密・高断熱なのであまり気にしなくてもいいと思いますが。
除湿機は種類によって違いますが、部分的に乾燥させたり結露させることで、密閉空間の湿度を下げる効果があります。
部屋を開けっぱなしで除湿すると、効果がでるまで時間がかかるので、「衣類乾燥」という目的では好ましくありません。電気代の無駄です。
サンルームは本来、自然の風通しと太陽光の熱で洗濯物を乾かすため、場合によっては密閉空間となっていない可能性もあります。建築中の方は改めて間取り図を担当と相談してみるといいと思います。
自然の力で干すなら窓閉めっぱなしじゃ乾かない
上にも書きましたが、除湿機を使用しないで自然の力だけで乾かすなら、空気循環がない限り、洗濯物はほとんど乾きません。
湿度が飽和状態だと、衣類の水分が蒸発できないんですね。
サンルーム慣れしていない方だと、「隣がリビングだから扉は閉めておきたい」と言って、密閉させておく方が多くいらっしゃいますが、時間がかかって部屋干し臭が強化されるばかりなので、注意が必要です。
コメント
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本文は、ヨーロッパ中心史観を脱却し、東から見た視点で古代文明を考える新たなアプローチについて述べています。著者は、ギリシア・ローマとオリエントのつながりを強調し、東アジアと地中海を文明の二大源流と位置付けています。彼らは、ヨーロッパ人が自らの祖先として捉えてきたギリシア・ローマをオリエントから切り離す必要はなく、東側から見ればつながっていると主張しています。
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