私は、楽天経済圏に生きる家族なのですが、最近、楽天の調子が思わしくないので、ポイントに関しても「リスク分散」が必要だと感じる次第です。
なぁなぁになっているauから楽天モバイルへの移行も、これを気に見直して、「au」と「楽天」の2刀流パターンもありなんじゃないかと一考。
ここで、考えたいのが、どうせならKDDI系列でお得になれるサービスはないものか、ということ。
au Payなど、金融周りも堅実なKDDIですが、その規模の大きさから、「電力自由化」でもひとつ飛び抜けた存在感を発揮しています。
ということで、このページではau電気でお得になるのかどうかを調べていきたいと思います。
au電気のメリットをまとめる
この辺りは、他のサイトでも散々語られているところなので、ポイントだけ押さえていきます。
au Wallet ポイントが還元される
まず、電気代の支払額に応じて、auのポイントであるWalletポイントau Wallet ポイントと統合されたPonta ポイントで還元されます。これはひとつのデメリットとして、後述してます。
電気代キャッシュバック還元率
毎月の電気代 | 5,000円未満 | 5,000 – 8,000円未満 | 8,000円以上 |
ポイント還元率 | 1% | 3% | 5% |
申し込みは本当に楽
auユーザーの場合は、必要な情報をauが持っているので、「個人情報を利用しますよ」と言う承諾を得たり、スマートメーターに切り替えますよ、という承諾をするくらいの作業しかありません。
必要なもの
- 通信機器(スマホ、PCなど)
- 検診表
これだけあればOKです。
太陽光発電利用時は注意
「auでんき」では、余剰電力買取サービスを行っていないため、太陽光発電で発電された余剰電気の売電ができません。
余剰電力買取サービスをご希望の場合は、「地域の電力会社」のご利用をおすすめしております。
https://www.au.com/support/faq/view.k20000002435/
auでんきでは、「電力買取サービス」はおこなっていないので、売電ができません。地域の電力会社とコネクトしてください。
au Wallet ポイントがネック
メリットとしてあげておきながら、ネックとするのも何ですが、au Walletが適切に利用できているユーザーは少ないと思います。
au PAY マーケットで使いやすくはなったが
au PAY マーケットの店舗数がだいぶ増えてくれたので、価格面では楽天市場やAmazonなどのサービスと比べても「損はしない」くらいにはなってきました。
品揃えも、よほどのことがない限りは「ないものはない」と言えるくらいには充実しているよね。
ポイント生活まではできない
ただ、楽天市場の「生活しているだけでポイントがなくならない」ポイント生活者からすると、 Walletポイントを貯めるのは、何だか無駄なように感じてしまいます。
楽天モバイルなら、楽天ポイントもつく上に、生活費は全て楽天カードで支払えば、必要なものはだいたいポイント化できるし、ポイントがなくなることもない。
Ponta ポイントと統合される朗報
デメリットとしてau Wallet ポイントを語っていましたが、朗報です。
記事内修正をかけていますが、2020年6月よりau Wallet ポイントが、日常生活で使いやすい2大ポイントとして、Tポイントと人気を二分する、あの、Pontaポイントと統合されました。
これで、かなり使いやすくなって、ポイント喪失の恐怖に怯える事はなくなりそうです。
アプリは使いやすい
auの強みは、やはり地盤の強さや開発力です。
メリットにはあげませんでしたが、基本的に国内の大体の地域でauでんきが利用できるので、引っ越しの際には便利なのは、auのメリット。
さらに、スマートメーターと連動して、「電気使用量」がアプリで確認できるのも大きな特徴のひとつだと思います。
電気使用量は、毎日チェックしないので、請求が来たときに「愕然」としがちです。
まぁ、仮にアプリを利用して「プッシュ通知」で「使いすぎ」と警告を受けても、なす術はないんですけどね。
いや、設定温度を調整したりできるよ!
auでんき 電気が見える!電気の使いすぎもお知らせ!
KDDI CORPORATION無料posted withアプリーチ
auでんきの知っておくべきデメリット
デメリットがすんなり書けちゃうのは、私の性格が悪いからであって、auでんきのサービスの質を問うものではありません。
電気料金は変わらない
基本的に、auでんきに変えたらから「電気代が安くなる」ということはありません。使用料金に対して、ポイントがつくようになるだけです。電気使用量によって、各世帯のお得度が変わりますが、ポイントに惹かれない場合は注意が必要です。
電力会社との電気料比較
電気量については、2020年3月現在についての情報です。あくまでも比較用としてご参照ください。
基本料金
基本料金 | 東京電力 従量電灯B | auでんき Mプラン |
10A | 286.00円 | 286.00 円 |
15A | 429.00円 | 429.00 円 |
20A | 572.00円 | 572.00 円 |
30A | 858.00円 | 858.00円 |
40A | 1144.00円 | 1144.00円 |
50A | 1430.00円 | 1430.00円 |
60A | 1716.00円 | 1716.00円 |
電力量による使用料金
電力量料金(1kWhあたりの料金単価) | 東京電力 従量電灯B | auでんき Mプラン |
最初の120kWh | 19.88円 | 19.87円 |
120-300kWh以上 | 26.48円 | 26.47円 |
300kWh | 30.57円 | 30.56円 |
auでんきの解約金
契約1年未満でauでんきを解約すると2000円の解約金がかかると記載がある、というサイトもありましたが、auでんきHPによれば、
「auでんき」では違約金はいただいておりません。
https://www.au.com/electricity/question/
https://www.au.com/electricity/question/
ということらしいです。ただ、地域の電力供給会社によっては2年間の縛りなどがあるプランもあるため、その場合に違約金がかかる、というケースもあるようです。
クレジットカードなどで電気料金を支払っている場合、クレジット会社のポイントが付加されることを考えると、それほどお得でないのかな、というのが本音ですね。
auでんきの構造が知りたい
少し触れましたが、「auと契約しているのに、供給する電力会社が違うってのは、どう言うことなんだ」という疑問が湧きましたので、調べておきました。
auでんきってどんなサービス?
まず、ざっくりとauでんきの話をすると、「大元の電力配給会社は変わらず、販売する会社がauになる。そのため、販売会社によって停電などの不利益が生じることはなく、独自のサービスが展開しやすくなる」というのが、電力自由化により生まれたauでんきの構造です。
まとめ買いで安くなる原理
細かいことを言うと、auが契約者分の電気を〇〇電力からまとめ買いする。少し安く手に入った電気を、少し安くなった分だけ割引して、契約者のもとに届ける、と言う感じですね。
とは言え、サービス提供のための経費もあるので、実際にはほとんど値引きのない状態で電気が売られています。ただ。Walletポイントとして還元されるのが特徴的ですね。
auは販売だけを行うところ
電気を買う会社が変わっても、電気が送られてくる仕組みは今までと変わりません。
例えば、電気料金が安くなったからといって停電が起こりやすくなったり、明るさが変わったりということは起こりません。どこで買った電気でも、安心して使うことができます。
電力自由化に伴い、条件さえ満たせばどこでも電力を販売できるようになりました。auの場合は、電力を販売する業務だけをおこなっており、実際に電気を作っているわけではありません。
auの仕事は、販売事務サービスとポイント事業
言い換えて仕舞えば、auがやっているのは、au Walletのポイントを付与できるサービスです。
窓口などもauになるので、スマホやインターネットの契約と一本化できるのは、企業にとっても契約者(ユーザー)にとってもメリットとなり得るところです。
あいだに「余計な経費」が挟み込まれただけ
さらに言い換えれば、元々不要な仲介業者が挟み込まれただけなので、本来であれば、余計に運営に経費がかかるところです。
ですが、この不思議なビジネスが成り立つのは、「電力自由化で顧客を逃したくない電力会社」と、「すでにあるプラットフォームを活かして、かつMVNOで契約者に逃げられたくないKDDIの囲い込み」というニーズがマッチしているから。
KDDIとしては、ポイント付与でユーザーを逃さない要素を増やすことができる。電力会社は、auと手を組むことで、既存の顧客の実質的な移動は防ぐことができる。というメリットがあるわけですね。
ユーザーのメリットは思った以上に、ない
前述の通り、価格面では特に優遇されるわけでもなく、Walletポイントとかいう、使い所のよくわからんポイントだけが付与されるサービスと言い切っても良さそうです。
安くしたいなら、他の電力会社と比較検討を!
電力自由化に伴い、もっと革新的にターゲット層を絞って「お得なプラン提供」ができている新生電力会社もあるので、丁寧に比べるのが大事だと思います。
将来的にはもっとお得になる
とは言え、これはあくまでも新電力会社が興る黎明期の話。今後は、サービスはもっと競争していくことが考えられます。
すでに電力会社と手を組んでいるKDDIとしては、自社の通信技術を応用して、各家に取り付けたスマートメーターから、自動検診で得られるデータをもとに、もっと個別に電力プランが提供できるようになるはずです。
大手住宅会社やガス会社なども、手を組む会社によって、独自のサービスを展開していくと、面白そうですね。
スマートメーターとは
通信機能を持った電気メーターです。
従来型のアナログメーターでは、月間の電気使用量しか分かりませんでしたが、スマートメーターであれば30分毎の電気使用量が取得できるようになります。
https://www.au.com/support/faq/view.k161833470/?bid=we-dcom-denki-faq-0021
コメント
「スペイン 太陽光発電 ppa」に関する最新情報です。
AppleはスペインのセゴビアにあるCastaño Solarプロジェクトから105MWacの太陽光発電をib vogtとの契約により購入することを発表した。この取引は、Appleが再生可能エネルギーを活用するコミットメントを強調しており、2024年12月に完全稼働する予定だ。ib vogtはスペインを太陽光発電の主要市場と位置付け、企業に低コストで低炭素なエネルギーを提供する機会があると述べている。Appleは世界各地で再生可能エネルギーを活用する取り組みを進めており、スペインでの取引はその一環となっている。
https://news.google.com/rss/articles/CBMiP2h0dHBzOi8vY2FmZS1kYy5jb20vc3VzdGFpbmFibGUvYXBwbGUtc2lnbnMtc29sYXItcHBhLWluLXNwYWluL9IBAA?oc=5
「kwh apple 電力」に関する最新情報です。
Appleのデータセンターが2023年に使用した電力は23億4,400万kWh以上で、再生可能エネルギー由来の電力購入契約によって賄われています。過去5年間で電力消費量は増加していましたが、2023年に初めて僅かながら減少し、483kWhとなりました。
https://news.google.com/rss/articles/CBMiYmh0dHBzOi8vY2FmZS1kYy5jb20vc3VzdGFpbmFibGUvYXBwbGUtZGF0YS1jZW50ZXJzLXVzZWQtbW9yZS10aGFuLTIzYm4ta3doLW9mLWVsZWN0cmljaXR5LWluLTIwMjMv0gEA?oc=5
「インドネシア 太陽光発電 pln」に関する最新情報です。
インドネシア国営電力会社(PLN)の子会社であるPLN Icon Plusとシャープソーラーソリューションアジア(SSSA)が、太陽光発電事業に関する協業覚書を締結しました。この協力により、インドネシアにおける再生可能エネルギーの普及拡大に積極的に貢献することが期待されています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001121.000012900.html
「キャンペーン au pay ponta」に関する最新情報です。
KDDIが実施しているau PAYとPontaのキャンペーンをまとめました。9月からさまざまなキャンペーンが更新されており、10〜30%のポイント還元やお得な施策が盛りだくさんです。キャンペーンの中には、三太郎の日やたぬきの吉日などの特別な日にポイントがもらえるものや、毎月毎週もらえるクーポン、日清麺職人でもらえる特典などがあります。また、球場でのお買い物がお得になるキャンペーンや、2000円以上のお支払いで使える10%割引クーポンなどもあります。さらに、地域ごとのau PAYキャンペーンもあります。キャンペーンの詳細は記事をご覧ください。
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2309/03/news030.html