この記事で、「スピーカーを投げる」シリーズは完結ですね。最後は、盛大にワイヤレスイヤホンをぶん投げましょう。
ワイヤレスイヤホンをとにかく投げたい
理由なんていらない
もう、特に理由はない。むしゃくしゃした時、なんて条件付けだっていらない。山があれば登る。お金が落ちてれば拾う。イヤホンがあれば投げる。これは自然の摂理です。
投げたいイヤホンの条件
- 水平線に向かって伸びる防波堤の先端
- 片手に握りしめたイヤホン
- 抑えきれない感情
今回、想定したイヤホンを投げる条件になります。とりあえず、あなたの感情に同条件をインストールしておいてください。
片方だけなくなったイヤホン
これは投げるイヤホンとしては最適、というよりはむしろ序の口ですね。以下の理由が言い訳として成立してしまっています。
- 片方なくなったから、もう片方が不要になっている
- 片方なくしたことによる、誰も責められないもどかしさ
- 片方だけになったイヤホンを見るたびに湧き上がる腹立たしさ
- あの日の思い出
これだけ理由があるのですから、イヤホンがあればとりあえず投げましょう。
悔しいことに防水
しかし、最大の難点があります。そう、最近のイヤホンって、防水性が高い。うっかり、投げ捨てたイヤホンが海岸に打ち上げられた日にはあなたは感情の処理に戸惑うはずです。
- 一瞬、いいもの見つけたと思ってしまう自分に対するやるせなさ。
- 「これは無くしたイヤホンなのか、投げ捨てたイヤホンなのか」結論の出ない疑問
- 一応確認したくなる衝動「防水性能ってどこまでいけるの?」
- 蘇るあの日の思い出
運動用にウェアラブルスピーカーを検討した際に、ワイヤレスイヤホンについても調べたので、是非ご参考までに。
本当に海でいいの? イヤホンを投げつけるべき場所ランキング
なので、とりあえず、海に投げるのは保留しましょう。もっと完膚なきまでにイヤホンを叩きのめし、かつ我々の気持ちの収まりの良い場所が、きっとあるはずです。
原宿通り
休日の原宿通りなんてすごくおすすめです。なんとなく、投げつけてやりたい気分を増幅させる何かがありますし、何よりイヤホンが群衆に踏まれていく様はそれなりに壮観です。

ただ、心優しい若者が人混みをかき分けて拾ってくれたりすると、なんだかこの国のためにすごく悪いことをしたような気分になるので注意が必要です。
国会議事堂
多分、色々と大ごとにはなりますが、あなたの日頃の鬱憤を晴らすには、国会議事堂は大変に相性の良い建築物であります。
セキュリティをかいくぐって、いかに民衆の声が届いていないか、そんなメッセージ性を込めてイヤホンを投げましょう。そんな気持ちがなくても、とりあえず投げましょう。
佐渡金山
砂金に混じって、イヤホン見つかったら素敵やん。
新たな佐渡伝説が生まれちゃうのでやめときましょう。
東京競馬場第3コーナーを曲がった大欅の麓

あれ、あんなところにケヤキの木なんてあったかしら

なんか、イヤホンの形してないか?

あ、あの時の、、、嘘でしょ?
競馬を見るたびに思い出す、あの日の思い出。
競り市場
解体されるマグロから、まさかのイヤホンとの邂逅。
年始の大間のマグロもびっくりの価格で競り落とされるはずです。
投げやすいイヤホンの形状比較
投げるときに気をつけたいのは、投球フォームの問題もありますが、むしろフォームを気にするより、いかに感情をぶつけられるかが問題です。そこで大切になってくるのが、「イヤホンの形状」になります。
ブーメランタイプ
ウェアラブルスピーカーなら多分返ってくる。
いつぞやの「車の運転中におすすめしたいウェアラブルスピーカー」もだいぶ投げやすい部類かと。
ダーツ式
ダーツ式は、最近のワイヤレスイヤホンのケースにしまい込んで投擲するパターン。投げるというよりは突き刺すイメージでいきましょう。
勾玉タイプ
一番、投げやすいといえば投げやすいのが、やはりオーソドックスな勾玉タイプでしょう。片方だけでもよし、数セット集めて豆まきみたいにしてもいいでしょう。
AirPod
類似品も多いので、場合によっては拾った人が使い始めることでしょう。

ある意味では、幸せのおすそ分けやね。
いかがでしたでしょうか。あなたのイヤホンライフは、これまで以上にずっと豊かに、彩りよく輝き始めることでしょう。
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