金剛力士、とか、質実剛健とか、なんかそういう硬い感じの文字面を見るだけで、
なんとなく腰が痛くなるよ。
腰痛持続、どうもぶちくまです。
コンテッサを購入しましたので、使い勝手がいいようにキャスターを交換しました。
床を傷つけないように、ウレタンキャスターに交換。
必要物品はタオルとグリス(ただしグリスは結局未使用)
いい具合にフローリングでも使えるようになりました。
という記事になります。
前回は、コンテッサを選ぶまでの、他社メーカーと見比べたりしていました。

さて、今回は、さらっと愛椅子のコンテッサのキャスターを交換してみたのでレポートしてみます。
コンテッサにウレタンキャスターを装着した理由
オフィスチェアの中でもコンテッサはとりわけ重たい
コンテッサ、いい椅子です。
ほぼデザインに一目惚れして、かといって新品を買うお金もなく、中古のコンテッサを買うことにしました。
中古でもすごく綺麗で、だけどこれ壊れるまで座りたい椅子だなぁ、と思いました。長く座る予定であれば、新品で買ったほうがいいですよ。椅子の寿命は10年ですから。
さて、そんなコンテッサですが、あまりにも重量級なので、普通のプラスチックっぽいキャスターだと、フローリングが傷ついてしまいます。
今回は、実際にウレタンキャスターに変更した方法、手順の解説と、使用感をレビューしていきたいと思います。
そのほかのオフィスチェアとコンテッサの比較記事は
ハーマンミラーやエルゴヒューマンなどの人気高級オフィスチェアから、王道のコクヨ、イトーキのワークチェアと比較した記事はこちらになります。

公爵夫人は大変重たいようで持ち上げるのはしんどい
コンテッサは素晴らしい椅子です。
コンテッサは、伯爵夫人なる意味を持つらしく、岡村製作所のデスクチェアにはいろいろな爵位が授けられています。
さて、この伯爵夫人、大変上品な面構えなのですが、尋常じゃなく重たいです。レディにそんな言葉をかけるとは、とお思いでしょう。

ただ、尋常じゃなく重たいんです。
女性相手に失礼は承知ですが、28㎏くらいあるらしい。
一般的な肘掛付椅子が20kgとのことですから、一般的なレディとして20歳女性の平均体重が55kgですから、なんと一般女性に相当すると、77kg。BMIでいうと30を超えてくるので、いわば治療的介入が必要なレベルです。

これはどげんかせんといかん!
ちなみに米俵は60㎏、かつての江戸ではこれが持ち上げられたら一人前とのことでした。現代版で言えば、コンテッサを2階に持ち上げることができれば晴れて一人前の男として認められてもいいところ。

正直、二階にあげるのしんどかったです。
ただでさえ、そもそもが腰が痛くてコンテッサを買ったというのに、なんだって追い打ちをかけるようにこんなにも重たいのか。
到着早々、ぶちくまの罵詈雑言を浴びながらも、コンテッサは今日も美しく輝いております。
いや、中古だったのでそんなに光り輝いてはいませんが、それでもこのフォルムは非常に美しい。
コンテッサはフローリングが傷つくというレビューも
しかし、あまりの重さに、新築し床に張られたばかりのフローリングへのダメージが心配。
最初はマットを敷くことも考えたけど、掃除が面倒になりそうだし、せっかくのキャスターでゴロゴロ遊ぶ夢がかなわん。
そういうわけで、対応策として、フローリングにやさしいウレタン製のキャスターを検討。
コンテッサ等オカムラ専用のウレタンキャスターがあるとのことで、さっそくAMAZONってみる。
ウレタンキャスターへの取り替え方法
実際に、コンテッサにウレタンキャスターを取り付けていきたいと思います。
必要物品を用意する
- ウレタンキャスター5個セット
- シリコンスプレー
- 汚れてもいいタオル
- コンテッサを横にした時にしくマット
これだけ用意してあれば十分です。
ウレタンキャスターはこんな感じで。

ウレタンキャスター5個セット
必要物品として、他サイトのレビューにグリスがいるって書いてあったので、より使いやすいシリコンスプレーを購入。
あとは、すでに埋め込まれているキャスターは黒い油が滴るくらいについているというので、雑巾的なものを敷いておきましょう。
ぶちくまはミスコピした紙を敷きました。
ウレタン部分を触ってみると、あまりやわらかい感じはしません。 なんとなくしっとりしているかな、くらいなもんです。
公爵夫人を優しく床に寝かせる

公爵夫人はお眠のようだ
まずは、重たい侯爵夫人をそっと床に寝かせます。
「デリケートなお姫様はベッドにそっと寝かしつけないとな」とかそういうのはいい。キャスターでグリンといって床を傷つけないようにだけ傷つけよう。
キャスターを抜く
これは特に道具など必要なく、ちょいとぐりぐりすれば抜けました。

麗しの御御足を拝見
空いた穴にウレタンキャスターを突っ込みます。
ウレタンキャスターを代わりに突っ込む
これもちょいとぐりぐりしたら簡単に入りました。

あれ、シリコンスプレーいらなくね?
まぁ、中古だったのでギシギシするところにシリコンスプレーかけてみました。かけると音がならなくなったりします。
滑りの悪い家具など、金属以外のものにも使えるので、ほかの場面で活用しましょう。
ん、もう終わり?
あまりにも簡単だったので、記事としてはあまりにも薄い話になってしまいました。
ウレタンキャスターの使用感
交換後はぬるぬる動くので快適です。
硬いと思ったのですが、座ってみると音が少なくなって、衝撃も和らげていそう。
ただ、ウレタンに交換しても、基本的に椅子を使用する限り傷はつくそうです。ちょっとしたささくれから、フローリング材がはがれてくることもあるみたいです。
我が家はちょっと木目がでてくるちょっと高いフローリングなので、できれば傷つくことなくこのまま使いたいのですが、とりあえずはウレタンキャスターのみで傷予防していきたいと思います。
コンテッサ セコンダ登場!
ちなみに、2017年に、コンテッサの新製品、セコンダが発売されました。ちょっと高いですが。
クッションが普通のじゃなく、お尻に優しくなりました。
座り心地はどう変化したか〜2018年追記
改めましてぶちくまです。
2018年の腰痛事情とウレタンキャスターの使用感をお伝えします。
腰痛は改善傾向ぶちくまは老化現象
腰痛は概ね軽快して来ましたが、それはシンプルに歳をとりすぎて、「あぁ腰痛いわぁ」とか独り言でつぶやくようになったので、後輩たちが気を使って重たいものを運ぶ仕事を代わってくれるようになったからです。

みんな、ありがとう。これ絶対パワハラだよね。
さて、それでも長時間座っているとやっぱり腰にきます。
コンテッサはリクライニングの硬さがちょうど良かったみたいで、少しつらくなると「うーん」とリクライニングすると腰が少し伸びていいみたいです。
あと、シンプルにストレッチとかが効きますな。

ウレタンキャスター使用感レビュー
ウレタンキャスターは少しだけ座り心地も柔らかい感じになります。
あと、幸いにしてまだフローリングは傷ついていません。
あと、ゴロゴロいう音があんまり響かないので、夜中の作業になっても階下の家族を起こすことなく仕事に集中できます(仕事したくない)。
ただ5000円の価値があるかというと難しいところ。最近はシンプルにマット敷いたほうがいいような気はしている。
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