
年賀状、書くのやめたら気持ちがすっきりしました。
年賀状を書くメリット、デメリットを見直したところ、「もう、コスパに見合わないんじゃないか」と思って年賀状をやめたという記事になります。
ちなみに、2022年には子供も産まれて改心し、「むしろ、年賀状を使って積極的に子供の成長を喧伝したい!」という気持ちから年賀状を復活させました。手のひら返しがすごい。

年賀状を辞めるためのステップ
先に、年賀状を卒業するために必要な手順をまとめましたのでご覧ください。
年賀状卒業宣言を送る

「年賀状は今年でやめます」と宣言する内容の年賀(結局書くんじゃねぇか)を書き、然るべき方々に送ります。
非常識と思われる可能性はありますが、それで年賀状から解放されるなら安いものです。
年賀状卒業例文集
謹賀新年
時代の流れを受け入れるべく、令和最初のご挨拶を機に、私も今年限りで年賀状から卒業することにしました。無礼を承知の上で、今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願い申し上げます。令和2年 元旦
あまり多くは書かず、「他の人もやめているので、私も」というニュアンスを出すと、「えっ、今みんなそうなの?」みたいな感じで受け止めてもらえるかもしれません。
平成最後はかなり良いきっかけ
年号切り替わりのタイミングは、年賀状を辞める良いチャンスです。というか、年賀状卒業を出遅れないためにも、時代の波に乗っておくことをお勧めします。
令和元年もいいきっかけ
昨年の記事でしたが、今年までは「古い悪習(言い過ぎ)をたちきり、新しい時代に向かって突き進む覚悟」みたいな感じで行けると思います。来年の言い訳も考えておきます。
年賀状の負担は少しでも軽く
なんだったら、私はもうプリンタすら用意していません。年賀状も業者に依頼することにしています。
とはいえ、オリジナリティのある年賀状はもらうと嬉しいものであることは事実。

アプリでサクッと作ってしまいましょう。
アプリで解決するのが最大のコスパ
一旦、広告がてら年賀状アプリのご紹介を挟みます。年賀状についての愚痴が読みたい方は、スルーっとスワイプして読み飛ばしてください。
2021年の年賀状に関しては別記事でまとめていますので、そちらを参考にしてみてください!

「スマホで年賀状」がベストアンサー
5つほどアプリを比較してみましたが、私が使いやすいと思ったのは「スマホで年賀状」だったので共有しておきます!
宛名スキャンが鬼便利

年賀状の何が面倒かって、宛名情報の登録ですね。
毎年、「今年こそはExcelにまとめておこう」と思うのですが、だいたい年始は疲れ果てて何もしません。成人式の頃には、新年モードが終わって、普通に仕事始めちゃうので、宛名のことなんか、すっかり忘れてる。そして、また年賀状の季節がやってくると、「結局手書きが一番早いわ」ってなるんです。
何が言いたいかって、宛名はその都度書くのは面倒ってことです!
宛名スキャンは撮影するだけ

スキャン機能が搭載されているので、宛名の入力は「パシャ」だけで大丈夫です。スキャンは送信してから1日ほどかかるので、予定はしっかりと立てておいたほうがいい。
楽しいイラストで友人用、クールな挨拶用もあってデザイン幅広し
ゆるめのイラストで崩した年賀状にしたり、可愛いイラストと子供の写真を織り交ぜたりして、かなりオリジナリティが出せますね!

クールなデザインも多いので、いざ、仕事用に返信が必要な時に作っておくと便利です!

写真の挿入も簡単


見ての通り、スマホにある写真を挿入していくだけなので簡単です。
料金体系が「使いやすい」
実は、安いだけなら他の年賀状アプリも優秀です。スマホで年賀状の場合だと、印刷代が数十円高いんです。

ただ、基本料金がなくて1枚から使いたい方、というか私の場合は、「スマホで年賀状」がいいなと思いました。
お勧めしたいのは「数枚で良い」「お手軽」を求めるユーザー
年賀状アプリに関しては、以下のポイントが大事だと思います。
- 自分の好みのテンプレートがあるか
- 使いやすいか、簡単か
- オリジナリティが出せるか、子供の写真が馴染むか
- 値段が安いか
- 代行投函できるか
この中でも、代官投函もできて、宛名スキャンで簡単作成、しかもデザインの幅が広い「スマホで年賀状」が、アプリとしては最も優秀だと思いました。
しまうま年賀状
しまうまプリントでの写真プリントサービスについての記事も書きましたので、そちらも参考にしてみてください。

基本料金はかかるがリピート割引あり
先にデメリットを申し上げてしまうと、基本料金がかかります。基本料金がかかるサービスに関しては、「発注枚数が多い人」が得をするのが基本。

なので、私には不似合いだったので今回はアンインストール。
逆に言えば、とりあえず毎年決まった枚数が必要な方は、まずはしまうまで必要枚数確保しておくと、毎年の年賀地獄の負担が少し軽くなります。
GLAM PRINT
どちらかといえば、すっきりとした年賀状を作りたい時に。
PhotoShopで自分で作った感が欲しいなら
あくまでも個人的な感想ですが、シックでクールな年賀状など、独自のデザインに拘りたい方はグラムプリントが頗るお勧めです。
ツヤのありなしで質感が全然違う
あと、個性的、というか印象に残る年賀状って、紙質から違うんですよね。特に、自宅印刷だとのっぺり感がどうしても出ちゃうのですが、GRAM PRINTなら発色やツヤ感を選べる「ツヤの選択」ができるのは他社にはないメリットかと。
リピート割でもっとお得に
ちなみに、多分間に合わない方が多数かと思いますが、12月初旬(早期割)までに注文し、かつリピート会員だと基本料金が無料になります。というか、これを利用できないとグラムで依頼するメリット薄れるので是非利用してほしい。
https://glam-print.com/index.php?action_nenga_top=true&service=nenga
【サラ sarah】年賀状
スマホアプリで「スマホ写真を簡単にフォトブックに変えてくれる」ことで定評のあるサラ(sarah)ですが、年賀状特化のアプリもリリースされました。
Sarahでフォトアルバムを作る、という記事も書きましたので、そちらも参考にしてみてください。

今年のおすすめ年賀アプリ

サラは2020年から使っていますが、これが割と今のおすすめですね!
いいと思ったポイントはこんな感じ
- 「自分で作成」も「完全お任せ」も対応できる
- 少ない枚数から安心価格
- デザインは他社が優勢だが「令和風デザイン」でハズレがない
- 印刷用紙も選べる
とりあえず、自分としては利用しやすい感じでした。
【つむぐ年賀】
好き嫌いはあると思いますが、私はあまりグッと来なかったですね。ですが、「手作り感」がいいなと思った方にはちょうど良さそう。
こどもがいるなら「つむぐ」がいい

私は「こどもベース」の年賀状はあまり好きではないのですが、自分にこどもが生まれるとやっぱり載せたくなっちゃうんですよね。
「つむぐ」は子どもの写真を加工しながら、配置場所などのレイアウトを体感的にアレンジできるのがオススメできるポイント。
年賀状は、とにかく手を抜く
年賀状に消耗して、楽しい年末年始が台無しになるのはもったいないと、私は思います。

「手抜き」と書きましたが、私にとっては、年賀状の目的はあくまでもコミュニケーション。お互いが気疲れ合いするのではなく、気遣い合いが大事です。
あくまでも、一つの意見ではありますが、年賀状をやめるとどうなるか、お読みいただければ幸いです。
年賀状書くことやめたらスッキリした理由
さて、合間に広告的な文章を入れ込みましたが、本題に入ります。

わたしは数年前から年賀状を書くことをやめました。
理由はシンプル。「書くのが面倒だから」

わたしは職業柄、盆も正月も、昼も夜も関係なく働いているものですから、職場としても年賀状を出し合う風習なんぞありません。
古い友人はメールかラインで挨拶します。来る年賀状といえば、企業の挨拶年賀か、こどもが大きくなりました報告くらいです。

一体、誰に向けて、何を発信したらいいのかよくわからなくなりました。
すでに年賀状は卒業していたという事実に驚く
いやね、先日、「もう年賀状書きましたか」って聞かれて、いえ、今年はまだですねぇ、なんて返答した後に、

そういえばここ数年、年賀状書いてないや
という事実に気づいて愕然としました。
みなさん、どれくらい年賀状と向き合っているのでしょうか。平成最後の正月ですし、いい機会なのかも知れません。

っていうか、みんなちゃんと年賀状書いているんだ。
年賀状はもう卒業しよう、という大胆な発想

そもそも、年賀状って何で出さないといけないの?

それは、年賀状というのは日本古来の伝統的な云々、ということではなく、それは出す人がいるから出さないといけないのです。
誰かの「年賀状出さないといけないよなぁ」というわがままに振り回されているだけなんですよ、本当のところは。
そしてそれは概ね日本郵政の資金源の確保のために他ならないわけで、毎年、嵐がCMしているように「年賀状出せ」っていう情報操作に踊らされている形なわけです。
我々はとある一企業を支えるためだけに、この年末のクソ忙しい時期に、何だかよくわからん猪の年賀はがきを買って、あくせくと住所録を入力しているわけですよ。
年賀状が嫌いなわけではない、決して。
とはいえ、我々が幼少の頃は、1月1日になると郵便配達のおじさんか、あるいは郵便アルバイトの近隣高校の野球部が雪に埋れるのを横目に、年賀はがきを持ってくるのを、今か今かと待ち望んでおったわけです。
これも事前に「年賀はがき送るから住所教えて」という密約が買わされていたから楽しみに待っていられるわけですが、きっと今のご時世、個人情報の都合できっと禁止されているはず。いや、もういっそ禁止してくれ、積極的に。
もう幼少の時期から刷り込みのごとく12月になると来年の干支を調べて、「羊は描きやすいけど、竜なんてどうやって書いたらいいんだ」なんてことに頭は悩ませていないということなのでしょうか。
んで、結局蛇になって数日間学校でいじられるというテンプレ。

じゃあ、今の小学生も年賀状なんか楽しみにしていないってことになるのかしら。

そうなると、社会がもう年賀状を必要としていない、という結論もそんなに飛躍したものではないんじゃないの。
年賀状を卒業するためのシンプルな方法
さて、ではすでに年賀状を卒業していたぶちくまが年賀状の卒業の仕方をお伝えします。
ある程度覚悟して聞くべし!
①送る相手がいない状況をつくる
これに尽きると思う。

まぁ、友達無くすのは大人になると割と簡単ですし(悲哀)
そもそも友人レベルであればメールやLineでいいわけです。
上司との戦い
問題は、社会的に薄い関わりの人たちや、あるいは心情的には送りたくなくても社会的に送らなければならない相手ですね。

私は必要ありませんが、仕事上の付き合いで年賀状を送らなければいけない場合は、なかなか避けようがないじゃないですか
心密かに暗殺されるのを願うか、「もしもボックス」で「年賀状送る人がみんないなくなった世界」を願う他ない。
そこまで心悩ませる年賀状って一体何なんだ、という気はしている。
②年賀状システムは消滅したと世間に信じ込ませる
この方法で、ネット界隈ではすでにクリスマスとヴァレンタインは消滅しているので、同様に「年賀状は今年も廃止ですよ」ってなんとかして世間をごまかしていけばいいと思うの。
③年賀状は送らずにSNSにアップする時代に
これは珍しく現実的な発想だけども、年賀状って送らないといけないんですか。
SNSに年賀状アップして、どうしても年賀状欲しい人は、それぞれの相手のSNSの年賀ページにアクセスして、自分で勝手にダウンロードしてプリントアウトでもすればいい、みたいな感じでいいと思うんだけど、いかがかしら。

まぁ、年賀状を心情的に送りたくない人は、できればSNSでの関わりも持ちたくないところではあるのが、このアイデアの玉に瑕なところだとは思っている。
2018年試しにアップしてみた結果
実は、2018年は年賀状をつくってみました。

というのは、フォトショップのような画像編集アプリを入手したので、試しに使ってみたかったという、あくまでも利己的な理由なのですが。
ラインのあけおめメッセージに載せたところ、割と好評でした。

画像編集アプリだと作成も簡単なのでいいですね!
④年賀状を不幸の手紙化する
個人的には、送った時点で相手に返信を要求しているということは、相手に少なからぬ労働を強いている時点で不幸の手紙のようなものだと思っているのだけど。

「年賀状は送ると相手が不幸になる」みたいな都市伝説が流れれば年賀状は廃れてくれるんじゃないかしら。

その前にこんな発想を広めようとするブログが潰されそうな気がするけれども。
そこまで行かずとも、もともと「相手に不幸があったときには送らない」という決まりもあるので、相手をいたわって、あえて送らないという選択もありだよね、という雰囲気を出していけば案外許されるかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
⑤限りある資源を、的な切り口から
年賀状って紙ですよね。紙ってことは、木を伐採して製造されているわけですよね。

それってエコじゃないよね。

屁理屈感が強い。
ちなみに、皆さんは届いてきた年賀状ってどうしてます? ぶちくまはとっておきますよ、一応ね。
でもね、これが何十年と続いているベテラン年賀状マスターはどうしてるんだろうね。

捨ててるよね、絶対、捨ててるよね。
⑥一年に一回限りの年賀のやりとりでよしとしようとする性根を疑う作戦
年に一回くらいのご挨拶くらいしっかりしなさい、とかうちの親だったら言う所だと思うけど、逆に、年に一回だけの挨拶で済ませようとする年賀状だったら、むしろ近況をやりとりしあえる他のツールを使った方がいいと思うの。
年に一回子供の写真を送られてきた所で「大きくなったね」しか話題が広がらない年賀は、どうしても単発で終わりがち。

もっと我々はコミュニケートするべきなのである
そんな社交性があれば、年賀のやりとりを面倒くさがるようなことはしないのだけども。
年賀状のメリット
ここまで来ると、もう自分の性根が腐ってるんじゃないかと思ってきたので、逆に年賀状を出したくなるようにメリットを考えてみるよ。
①出す人が減れば減るほど一枚の価値があがる
やっぱり何だかんだでもらって嬉しい年賀状。

最近の若い人はあまり出さなくなったようですが、逆に、上司に少し丁寧な年賀状なんか送りつけとけば好印象間違いなし。
でも、一回出すとそれ相手との関係が絶たれるまで続けないといけないから覚悟はしておこう。
あと、本音ではもらうと返すこと考えないといけないからもういっそもらわない方が、とか思っている人はもうこっち側のダメくまですね。
②経済効果
経済効果が計り知れないですね。
- 計り知れなさすぎて考える気も失せるけれど、印刷所と製紙場と郵便局にお金が入る。
- 面倒くさいから、文明の利器を使いたくなるので、プリンタと年賀状アプリやソフトウェアを購入する。
- 購入しに行くのに、ガソリン使う。
- 気合い入れるのに、エナジードリンク買う。
- ついでにコンビニで間食も買っちゃう。
- 年賀状がなくなると、およそ関連している人たちの仕事がちょっと減る。
- 出無精の人が本当にどこにも行かなくなる。
- より孤立する。
これらを阻止するのが、年賀状なわけですね。ほんとかよ。
③人間関係の物的証拠が得られる

俺とお前、繋がってるよな
という物的証拠が得られる。
ただ精神的には、年賀状送って帰ってこないこととか想像すると発狂しちゃうでしょ。年賀状に人間関係まで求めちゃダメだよね、これデメリットだよね。
あえて年賀状を送るなら最大効果を狙うライフハック
さて、どうせ年賀状を送るならメリットを最大限に活かしたいところ。
年賀状のメリットをおさらい
- 新人社員・職員は上司を徹底的に狙うべし
- 住所録をビジネスに役立てるべし
- 便利なツールは使い倒すべし
結局はビジネスの話になるので辟易とするところですが、年賀状を出すのであれば、最低でも「いい年賀状をもらったな」と感じさせることが大切です。

私個人は「上司に出すにしても線引きが面倒だな」と思うところですが、せいぜいコストは60円ですから、コストに対しての得られる効果はかなり大きいとも言えます。
あと、幸いにして便利な世の中なので、住所録さえあればクリックひとつで発送までしてくれるサービスだってあります。
こういったものを活用していくといいでしょう。
上司のご機嫌とりに年賀状を使うメリット
先に説明した通り、年賀状を出す人は年々減っています。
新入社員であれば、社内で年賀状を励行していない限りは、同期は出さないでしょうね。
逆手にとって、年賀状を出すだけで世渡り上手になるライフハックをお教えします。
年賀状は内容は問われないので気が楽
年賀状はほとんどフォーマットができているし、一筆添えるにしても「今年もご指導お願いします」くらいなもんで、文章を考えなくていいというのは非常にラクです。
新年の話題作りに
新年は「休み中何してた」だのの話題になりますね。

わたし、かなりインドアなので「テレビ見てました」とかしか言えない。実際にはテレビすら見てないでネットばっかりなんだけど。
そんな時でも、年賀状を送っておくと年賀状の話題に広げることができます。昨今の年賀状事情なんかを先輩に話すと面白がって聞いてくれると思いますよ!
上司から来たのに自分は出していないというリスク回避に
わたし、一度だけあるのですが、なぜか上司の方から年賀状が不意打ちで出されたことがあるんですね。

やべぇな
って思いました。わたし、年賀状出さないですから。

慌ててコンビニに白い年賀状買いに行って速攻でつくった覚えがあります。
特に、そういう真面目な先輩ってのはきっちりしているわけで、後輩としては「元旦」に年賀状が届くようにしておきたいところ。
うだうだ悩んで出さないくらいなら、心穏やかに新年を迎えるためにも、年賀状を出した方がメリットがあると言えるでしょうね。
年賀状が不要となる結論
いろいろ書きましたが、結論としては、「年賀状について語ると、なんだか悲しい気持ちになる」ということですね。

これ以上悲しくなると、年賀状以上に、大事な何かを失ってしまいそうな気がする。
コメント