ステーツをお調べの方にお伝えします。

ステーツはイシカワグループでありながら、イシカワ越えした「顧客のニーズに応えたデザイン」を可能にしながらも、「コストは抑え気味」にできる、お勧めのローコストハウスメーカーです。
ただ、ベストな選択かどうかお悩みの場合、チェックするポイントは「口コミ」よりも、あなたのニーズにあった商品提案力があるかどうか、に注目してみましょう。

ステーツ(STATES)ってどんな会社?
なんと、HPからはまったく会社の概要が分からず、イシカワグループに属していることしかわからない。そういう時はリクルート情報も要チェック。

どうやら、イシカワグループの中でも、住宅建築業を専門とするために生まれた会社らしい。
イシカワとの違いは提供地域
イシカワグループの中で、住宅建築業を専門に扱う会社として生まれたのが、ステーツです。
https://www.states.co.jp/faq/
違いとしましては、ステーツはイシカワで扱っていない北陸甲信地方を中心に展開しておりますので、それらの地域にお住まいでイシカワグループの住宅をご希望される方には、弊社が対応させて頂く形となっております。
ということで、イシカワの中でも、「北陸甲信地方」に展開しており、かつ、一般家庭住宅を手掛けることを専門にした会社ということになります。
ステーツの個人的な印象
他の住宅会社とどこが違うのか
ローコストを検討するときに、イシカワ、ハーバーあたりと競合すると思いますが、新潟のステーツと他の会社、どこが違うのか一言で説明すると、

ちょっとおしゃれでちょっと高い
こんな感じだと思います。
イシカワやパパまるよりも自由度が高い
あくまでも、個人的な感想にはなりますが、イシカワやパパまるよりもできる範囲が広く、ハーバーハウスよりも(ほんの)ちょっと高い。
ローコストの名に恥じぬ価格
さすがイシカワグループです。価格に関しては安心そのもの。ステーツに関しても、ローコスト住宅の中でもトップクラスの価格を維持しております。
イシカワといえば、良質住宅。質の高い家でも、他社と比べて「半分の価格でつくる」ってやつです。それがステーツだと、ちょいとポップでおしゃれに宣伝されていますね。
ステーツが安い理由
ステーツが安い理由は以下の通り。
- 全支店直販制度
- ワークプランニング開発マニュアル
- 営業コストカット(広告・イベント費用など)
- 大量仕入れ
- 職人稼働率を100%に近づける
- クライアントコラボレーションシステム
と、これはあくまでも公式HPに書いてある通りのこと。大事なのは、この情報をどう読みこなすのか、ということです。つまり、納得して安いならステーツにする価値は十分あります。
クライアントコラボレーションシステムってなんだ?
なんだ?
当社では受注した全ての工事をコンピューターで管理し、最も効率的な施工順序を常にチェックし、最適な全体工程をつくっております。しかしこれは、施主様の好きなタイミングでの打ち合わせや、施主様の思った通りの工程での工事に対応できない場合がございます。最適かされた全体工程をご理解いただき、お客様に協力していただくことで、コストが大幅に変わります。
https://www.states.co.jp/housing/1.html
頭に入りづらい文章っていうのは、だいたい曖昧な箇所がある場合です。この文章は、「最大効率でやれば安くなるけど、お前の都合で遅くなったら高くなるからな」という意味合いが含まれているように受け止められますね。

つまり、「クライアントコラボレーションシステム」や「コンピューター」など耳障りのいい単語を置いて「施主が日程面では協力する」ことを依頼しているってことですね。
素直にそう書けばいいのにね。
ステーツの商品展開を探る
まずは、ステーツの商品ラインナップを見てみましょう。
ステーツでは、「自由設計型」と「規格型住宅」の2種類に分けられています。

以前は規格型をベースに、半ば自由設計みたいな感じだったんですけどね。ネーミングセンスが斜め上だったのか、商品展開をやめてしまったのかしら。
BEING
2020年の商品モデルです。私の感覚で言えば、30坪1,241万円は驚異的です。坪単価自体はあてにならないので、こういった実際の建坪ごとの価格帯がわかる方が親切です。
30坪1,241万円から手に入る自由設計の住まいBEINGシリーズがお届けする3つの価値
https://www.states.co.jp/lp/being/sp/



3つのスタイルから選べる

ネーミングから、逃げてしまったのか。。。
スタイル別の住宅価格

モデル | 30坪 | 35坪 | 40坪 | 45坪 |
CP | 1241万円 | 1366万円 | 1506万円 | 1646万円 |
HS | 1301万円 | 1426万円 | 1556万円 | 1706万円 |
DT | 1551万円 | 1676万円 | 1816万円 | 1956万円 |
CP Styleの特徴的な設備
- 現場発泡ウレタン吹き付け(壁:80mm、天井:70mm)
- 床は高性能ポリスチレンフォーム(40mm)
- アルミ樹脂複合ペアガラスサッシ
- 3.5寸角
- 第三種パイプファン24時間換気システム
- エコキュート370L
- 省エネエアコン1台
- 外壁:窯業系サイディング16mm使用
断熱系が少し心配ではあるけど、新潟市内とかなら暖冬傾向も考えて許容範囲ですね。
HS Styleの特徴的な設備
- 現場発泡ウレタン吹き付け(壁:80mm、天井:150mm)
- 床は高性能ポリスチレンフォーム(50mm)
- 樹脂複合トリプルガラスサッシ
- 4寸角
- 第三種パイプファン24時間換気システム
- エコキュート370L
- 省エネエアコン1台
- 外壁:窯業系サイディング16mm使用
- TOTO、LIXIL系の設備も(一部)導入可能
ローコストより上のクラスな印象は受けます。キッチンやトイレの設備関連は、個人的にはもう一ランクあげたくなるかな。(アパートっぽいラインなんですよね。)
DT Styleの特徴的な設備
- ダブル断熱
- 樹脂複合トリプルガラスサッシ
- 4寸角
- 第一種熱交換型換気システム(ここまでやるならメーカー書けばいいのに)
- エコキュート460L
- 寒冷地仕様省エネエアコン1台
- 制震ダンパー
- 外壁:窯業系サイディング16mm使用
- TOTO、LIXIL系の設備も(一部)導入可能

ステーツの価格目安がいい

いいですね。具体的なパーセンテージやアンケート総数など、グラフを構成する基本要素明示されていないのが気になるところではありますが。
ステーツの購入された建物税別価格の目安
- 【1,500〜1,999万円】
- 【2,000〜2,499万】
- 【〜1,499万】
- 【2,500〜2,999万】
- 【3,000万〜】
2世帯型のビバーチェ
昨今は新潟でも2世帯を選ばれる方が増えていると聞きます。(子育てしんどいってのはあると思う)
「二世帯の家【vivace ビバーチェ】」は、45坪で1,846万円という、「あれ、普通の一軒家並みで2世帯?」という驚きの価格設定。
安心の標準設備
- 高性能断熱材 現場発泡ウレタンフォーム
- システムキッチン
- エコキュート(370L)
- ユニットバス
- 節水型トイレ
- リビング用エアコン2台
- 食器棚
- 洗面化粧台
- 照明器具
- カーテン
- 24時間換気システム
- モニター付きインターフォン

突っ込みたい部分がないわけではないですが、価格帯で考えればかなり高いパフォーマンスだと思います。
禅〜ZEN〜
伝統的な「畳」と現代を象徴する「リビングダイニング」、ふたつのテイストを併せ持つスタイルが、くつろぎの場を創り出す 禅「~ZEN~」。 洗練された価格は、今求められているものを、理想と現実の中から見出した結果です。
https://www.states.co.jp/lineup/details_5.html
和のテイストを取り入れた現代風のお家、ということで、それはもう「和洋折衷」ですね。
こちらは、完全規格住宅なので、値段はコミコミ35坪で1,320万円。CP Styleよりも安い。土地があれば、頑張れば現金一括もいけそうな価格帯まで落としましたね。
標準設備は、基本的な部分はおさえている
- 高性能断熱材 現場発泡ウレタンフォーム
- システムキッチン
- エコキュート(370L)
- ユニットバス
- 節水型トイレ
- 高性能暖房エアコン1台
- 食器棚
- 洗面化粧台
- 2階トイレ
- 照明器具
- カーテン
- 24時間換気システム
- 高性能断熱玄関ドア
- モニター付きインターフォン
これまでの商品ラインナップ
蛇足ですけど、ステーツのラインナップの変遷をログしておきます。
2018年はお洒落なローマ字で決めてみました
さて、これは、、、わかりづらいですね。商品の特徴を表しているのですが、「どの商品が、どんな家なのか」想像できますでしょうか。

個人的にはカッコ良くて好きですけどね。広告多量にうって認知度高めれば普及しそうじゃないですか、、、本末転倒ですけど。
2017年ごろはプレミアムとエコノミーの狭間で
賛否あった、かどうかはわかりませんが、住宅において「価格感を強調しすぎる」のは得策ではなさそうですね。

僕の家、エコノミーなんですよ、とか言えないよね。。。他の人に紹介できないのはもったいないね。
ステーツと私「実際に見積もり依頼してみる」
3年経ったのでぶっちゃければ、ステーツも私たちの家づくりの候補として上がってましたし、見積もりも依頼しました。
ステーツを候補として選んだ理由
- コストパフォーマンスは一級品
- (家づくりをしていた時期は)自由設計が多く、お洒落な家が多かった
- 家づくりを始めたばかりで「イシカワよりもローコスト感がない」と感じた
- 展示場や見学会での対応は、すごく丁寧
ステーツをお断りした理由
- 期間限定キャンペーンの説明もなければ、適応されるかどうかもわからない「不公平感」があった。
- 他社から悪い噂を聞いた(大工の腕が悪い、など)
- 見積もりの間取りが「要望を叶えようとしすぎて住める家になっていなかった」

何度も言いますが、基本、「口コミ」系はあてになりません。私たち夫婦の家づくりは、最終的には「価格に踊らされた」感じで、結局、高くつきました。
ステーツの評判、口コミってどうなの
気になるステーツの評判です。あくまでも口コミの引用ですのでご参考までに。
お金・コストに関する口コミ
ステーツさんは「建物代、土地代、住宅ローン費用、家具家電代、保険代金など掛かる諸費用の目安」を最初に大まかに計算してくれて「諸費用+土地代なら建物は大体○○○○万円が無理なさそうですね!」と逆算までして、初めて家を建てる身としては本当に助かりました
https://www.e-kodate.com/bbs/thread/10483/res/104-1103/

これは、本当に、あるあるですね。予算のミスマッチが起こるのは、施主が考える「コミコミ価格」と業者がゴリ押したい「建前価格」が全く違うから。
満足度に関する評判
新潟県内、2年前にステーツで建てました。
https://www.e-kodate.com/bbs/thread/10483/res/104-1103/
営業の方の実直な人柄に惚れて契約しました。引き渡しの日は早めに来て、新居廻りの残材やごみを拾って下さっていました。私自身が細かい性格なので、何度かクレームもつけましたが、真摯に対応して頂きました。

私もステーツの社員の人柄はいいなぁと思っていました。
アフターサービスに関する口コミ
耐震用ボードを止める釘は内部から見ると8割方止まっていなかったし、窓の高さや扉の向きも設計と違うし結構大変だったよ。そういう住宅メーカーだと知ってて安いから建てるのは有かもね!!
https://www.e-kodate.com/bbs/thread/10483/res/104-1103/

施工に関しては、こんな感じで不安にさせてくれる口コミが、結構、見つかります。ローコストは多いんだけど、ここは特別多い。
昨年建築して引き渡し8か月後のものです。
https://www.e-kodate.com/bbs/thread/10483/res/104-1103/
こちらのページを見てびっくりしました。
うちに関して言えば、金額以上の建物、広さで、大満足してます。
アフターメンテナンスですが、会社としての決まりの点検はありますが、それよりも頻繁に営業のかたも、現場監督の一級建築士さんもよく連絡もくださいますし、私からも相談しやすいです。

もちろん、いい口コミもあります!
不具合関連の口コミ
去年ステーツで建てました。新潟県内です。不具合は盛りだくさんでした。10年15年住めるか不安(笑)安いからで片付けたくないですけどね。
https://www.e-kodate.com/bbs/thread/10483/res/104-1103/

ローコストだから諦めも必要、、、ではなくて、契約した以上は図面通りに建てるのが約束。それができないなら、安い価格で契約するべきではないんですよね。
コーキング、外壁工事に関してはあまり評判が良くない。新築なのに外壁がデコボコ、コーキングの幅が広くホコリが付く、
https://www.e-kodate.com/bbs/thread/10483/res/104-1103/
などの書き込みも散見する。実際某モデルハウスは西側の外壁がカビ、コケだらけになって3年ほどで建て替えた。

いわゆる「予想」で書き込まれたもの。ただ、読んでいる方は「事実のように感じる」場合もありますね。
率直に言ってやめたほうがいいです。
我が家はステーツで建てて10年弱経っていますが、5年ほど前から欠陥工事ではないかと思われる事象が起きていて営業担当にその都度連絡しましたが対応がすごく遅く、こちらが本気で怒らないと動いてくれません。
https://www.e-kodate.com/bbs/thread/10483/res/104-1103/

アフターケアって、対応が本当にまちまちになるから、ストレス溜まるんですよね。。。
ステーツの情報まとめ
ステーツの資料請求はSUUMOで!
SUUMOなら他の気になる会社と一緒に資料請求できます。
同じような価格帯だと、ハーバーハウス、パパまるハウスとなります。必ず比較してから、モデルハウスに行くようにしましょう。

じゃないと、家づくりが失敗する一歩を踏み出してしまうことに。。。

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