2020年のお勧めできるローコスト住宅会社として紹介させていただいている、ディテールホーム。

お勧めして数年が経ちますが、いまだに掲示板の口コミが悪くて心配になる!
ということで、2020年のディテールホーム情報を見直し、評価を改めていきます。
ディテールホーム【DETAIL HOME】のワンポイント解説
先に結論を申し上げるコーナーです。詳細は記事の下の方にあります。
ディテールホームの値段
坪単価「40万円代〜」というのが公式に発表されているディテールホームの値段です。
ですが、

40万円代からってなんやねん、もっと高くなるんですか?
というのが正直なところ。
坪単価は40万円代
まず、公式な値段としては、2017年のハウジングこまちでは、最低坪単価は「40万円代」とされています。
ここに口コミの情報をくわえますと、だいたい以下の坪単価となりそうです。
- 「ハーバーハウスより高いくらい」
- 「坪単価は60万円」

ハーバーハウスはガチで安いので、比較対象としては適切ではないのかも。
基本的には自由設計となるので、値段はピンキリ。ただ、かなり人気の会社になってしまったので、「単価の安い顧客は断られる」可能性もあります。現在の想定坪単価は60万円代と考えるのが妥当かと思います。
安くできるポイントは選択肢の多さ
ただ、価格対策として、施主が価格調整できるように建て材の選択幅は広く設定されていると思いました。
ディテールホームの悪い口コミが絶えない
私個人としては、口コミの掲示板は「結構荒れてる」と感じました。ただ、「匿名の掲示板は話半分以下に聞くべき」だと思います。むしろ、全国展開ではない会社で定期的に書き込みがあるのは人気の証拠とも言えるのかもしれません。
ディテールホームに資料請求するなら
資料請求は情報収集の中で一番お得な方法です。

豪華なカタログが無料で手に入るのに、利用しない手はない!
それよりも大事なのは、「他社と仕様や価格を比較できること」です。
請求方法は簡単ですし、入力が面倒な場合は、スマホで住所登録など簡単入力できる必殺技も紹介していますのでご参考に。
ディテールホームの資料ならライフルホームへ
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ホームページでも、「価格帯」や「キーワード」にハウスメーカーがまとめられているので、色々な比較がしやすいですよ!
ディテールホームの住宅評価
デザインはどうしても個人の所感になってしまうのですが、クールな感じのデザイン性の高さが好印象であるディテールホーム。
耐震等級は2を標準仕様
最近、免震のためにMIRAIEという制振ダンパーを入れるハウスメーカーが増えてきました。ディテールホームでは、早くからMIRAIEを取り入れており、地震への備えには万端と言ったところ。

制振ダンパーは「予算を超えてまで導入する必要はない」と考えています。MIRAIEなどは、低価格でできる制振対策なので、やらないよりはやった方がいいですけどね。

ダンパー入れるだけでそれなりに効果がある、という以上に、「耐震に気を使ってます!」というメッセージ性が得られるだけでも、費用対効果が良い商品なんでしょうね。
断熱はウレタン吹き付けもグラスウールも選べる
これ良いなぁ、と思ったのが、ウレタン吹付と高性能グラスウールが選べる断熱。あと、窓も予算に合わせて選べるんですね。
何が良いっていうのは、グラスウールでもある程度断熱性は保てるから、安く仕上げたいって時にはそれ相応の対応ができるっていうのは良いことです。

あと、防水についても使用しているデュポン社のタイベックという、なかなか良い素材の防水シートを使ってるよ、って書いてくれているところはすごく親切だね。
家の仕様がHPからわかるのは素敵
HPからでも家の仕様がわかるようにしてくれるっていうのは、非常に施主にフレンドリー性の高い提案をしてくれると思います。

ローコスト住宅会社では、仕様については変更になることが多く、書かれることが少ないです。
途中で仕様変更をシークレットにしたりできなくなっちゃうからね。
施主が選べるのもいい
ある程度、工法が定まっていた方が、マニュアル化しやすく、現場の動きもスムーズになります。ですが、自由設計を謳う以上、「様々な顧客のニーズ」に答えるのがだいじ。

みんないい家が建てたいのは一緒だけど、現実はコストに縛られることになります。その中で、「どこを妥協すれば理想の家が建てられるのか」を相談できるのがいい会社だと思います。
換気方法が第3種は心配?
換気方法について、家を建てる前にはあまり考えないかもしれませんが、24時間家の中の空気を管理するシステムなのでかなり重要です。
第3種換気は、吸気に対しては自然な外気口から取り入れて、吸気に関しては人工的にファンを回して、部屋なかの空気を押し出す、という方式です。
家自体は陰圧(負圧と書くところも)になるので、空気は陰圧に引っ張られて、家の中に空気を引っ張り込んでくる形になるわけですね。

第3種換気のメリット
第3種換気のメリットはとにかく安価であること。
多少計画的な空気の流れを計算する必要はありますが、ばちんとハマれば、電気代も安くすみますし、大規模な換気装置を必要としないので、設備費も安いです。
第3種換気のデメリット
デメリットもあります。
外気が汚れていると換気するほど汚い空気が流入
まず、どこから空気を取り入れるか。
また、取り入れた空気は結局外の空気なので、(新潟なら大体のところは大丈夫だと思うけど)外の空気が汚ければ、家の空気も普通に汚れます。
冬場も冷たい空気が流れ込みます。
ドアが重たくなる
陰圧になると、家のドアが重たくなります。完全に密閉されていれば、ドアは開けられないレベルになります。
この辺りをHM側どう考えて第3種にして、どう対策しているのかは、ぜひ聞いてみた方がいいポイントですね。
基本は第1種換気が推奨されています。
保証やアフターサポートは
とりわけアフターサポートが強い、という印象は受けません。んが、こういった自社でメンテナンスサイトを作る心意気は大好き。
というか、HPをしっかり作り込んでいるハウスメーカーが好き。
シーリング材の交換とかは参考になります。
基礎に対するシロアリ被害保証は自信の現れだと思うの。
シロアリ被害補償
当社の採用している基礎パッキン工法で万が一シロアリ被害が発生した場合でも、10年間にわたり、最高1,000万円まで補償いたします。その構成部材をきちんと使用すればシロアリの被害は防ぐことができるという自信があるからこその制度です。
アフターサポートに関しては、実際に見て見るのが一番、ということで。
時折、エスコートホーム、という、実際に建てたオーナー宅を拝見できる企画があるので、参加できればぜひに。
DETAIL HOMEの口コミは「荒れてる」?
デザインについての高評価がとにかく目立ちますね。
このスレッドに関していえば、悪い意見が気になるところですが、もちろん否定する意見もあるので、この辺りは読み手がどう評価するかでしょうね。
心配になる書き込み一例
あくまでも意見の一例です。個人的にはあてにならないレベルかな、と。
基本価格はかなり上がっている?
イシカワ、ハーバー、ステーツだと程度のメーカーで普通に35坪の家建てられた。
https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/232774/
確かにおしゃれかもしれないけど、やっぱ親身になってくれる営業って大切だと思うわ

ちょこちょこ、スタッフの対応が悪いという意見は見られます。ただ、人間、予算の話になると敏感だから、ひとこと余計なこと言うと、こんな感じで書き込みとして現れるのかも。
不具合報告
内容を鑑みて、一時的に引用を控えます(筆者)
https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/232774/res/1-1000/

不具合報告は胸が痛くなりますね。なるべく、失敗のない家づくりはしたいところです。
「お客様の声」も判断材料に
ちなみに、HP内にも「お客様の声」があります。

ぶちくまも建ててもらったHPにはコメント寄せましたけど、悪いこと書く訳ないよね(笑)。
ただ、こういうところの参考になるのは、コメント量が豊富でより具体的な部分を褒めているのは、真実味が大きいということ。
ぶちくまは色々なHPをみながら、「このコメントは本気で感謝しているやつだな」「これはもういやいや書いてるな」とか考えている、ちょっと悪い趣味をお持ちです(苦笑)
売り手が顧客を選ぶのはありかなしか
例えば、小規模のハウスメーカーだと、年間に建てられる家は、多くないわけじゃないですか。せいぜいが、10件とか、20件とかです。

同時期に顧客が来たら、多分、単価の大きい客を取りますよね。
んで、自分たちから「他のお客様の方が(お金のかかった)いい家を建ててくれそうなので」って言って、断ることはないわけじゃないですか。

あえてひどい対応をとって、客側から断るの待ち、みたいなことも、あるんですかね。
まぁ、独り言でした。
ディテールホームの価格
この辺りを書いてくれるハウスメーカーはほとんどないですよね。口コミでしかわかりませんでした。
以下も引用です。
少しお話をさせていただいたのですが、雑誌などでは坪単価40万円~とあったのですが、
「うちは60万円~と思ってください」と言われました。
https://m.e-mansion.co.jp/thread/232774/
私が聞いた時は「ハーバーハウスよりも少々高め」ぐらいでしたよ。
https://m.e-mansion.co.jp/thread/232774/
3000万あれば四十坪の家が建てられます。(ディテールさんでは。)まぁ家は土地が高く家を安くすませたんですけど。
https://m.e-mansion.co.jp/thread/232774/
まぁ土地で1000万、家で2000万と考えれば…
まっ、とにかく3000万あれば普通の家が建てられると思います。
ということなので、ローコスト同士で比較したら安くはないと言ったところでしょうか。
ただ、雑誌で40万〜って書いて、40万円代で引き渡したことあるのか、それはハウスメーカー側には聞いてみたいところですね。その情報で訪問した顧客からするとミスマッチでしかないわけですし。

もし、ディテールホームが気になっているなら、様々なコストでの相談を受けてくれそうなので、実際に見積もり出してもらったら、必ず、「どの仕様でこの値段なのか」は確認した方がいいね。
商品ラインナップから見る価格帯
私が、デジモの定額住宅がわかりやすいと絶賛していたら、ディテールホームも定額住宅を導入してました。(顧客いるなら、無理に定額を導入することもないとは思いますが)

viola
ディテールホームの定額住宅です。
価格表
2020年1月の情報です。なお、40坪以降は一部省略しています。
坪数 | 価格 |
28坪 | 18,100,000円(税込) |
30坪 | 18,700,000円(税込) |
32坪 | 19,300,000円(税込) |
34坪 | 19,900,000円(税込) |
36坪 | 20,500,000円(税込) |
38坪 | 21,100,000円(税込) |
40坪 | 21,700,000円(税込) |
50坪 | 24,700,000円(税込) |
60坪 | 27,700,000円(税込) |
violaのコミコミ内容
- 制震装置
- 造作テレビボード
- 造作洗面化粧台
- 住宅設備(キッチン・UB・WC)
- ビルトイン食洗機
- トリプルガラスサッシ
- エアコン(LDK・寝室)
- カーテン
- 壁面タイル
- LED照明
- ガス or オール電化
- 屋外給排水
- 長期住宅設備保証(10年)
- 瑕疵担保保険料
- 申請費用
viola基本スペック
項目 | 内容 |
外壁材 | 金属系・窯業系サイディング |
建具 | 1F:ハイドア 2F:2mドア |
造作家具 | TVボード、洗面化粧台 |
サッシ | トリプルガラス |
空調 | 壁掛けエアコン |
換気 | 第3種換気 |
断熱材 | 高性能グラスウール |
UA値/C値 | 0.6/0.8 |
BELS | 4 |
耐震等級 | 1 |
制震装置 | あり |
長期優良住宅 | なし(オプション対応) |
violaはお勧めできるか
violaはお勧めできません。violaのメリットは、「ディテールホームで建てた」と言う、いわばハウスメーカーのネームバリューだけです。この価格帯で、このスペックで建てるのなら、イシカワかハーバーで建てた方がいいと思います。

ディテールホームの情報まとめ
とりあえずまとめてみます。
なんだか、結局口コミばかりになってしまいました。
なんども言いますが、口コミは当てにならないので、実際に見学会などに出向いて、自分で確認するのが一番スッキリします。

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