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新潟でも太陽光発電で得するのか【各市町村の支援制度を利用すべし】

ZEH基準にするためには太陽光発電が必須のようだけど、
太陽光パネルにもデメリットはある。
特に、新潟においては積雪&冬場の日照率が低いから、他県ほどのメリットはない。
にしても「社会情勢に左右されない電力供給」実現にはいい。

ZEHの記事が派生しすぎたので、整理するために太陽光発電だけは別記事にしました。

一般住宅における太陽光発電の基本的な構造|太陽光パネルとは

一般住宅における太陽光発電の基本的な構造

画像はソーラーフロンティア様から引用しています。

ソーラーフロンティアとは?
ちなみにソーラーフロンティアは、昭和シェルを筆頭株主とする日本の会社で、高品質なソーラーパネルの開発をしています。

ソーラーパネルも中国に勢いがあるので、ぜひ日本の会社にも頑張ってもらいたいものです。

太陽光発電のデメリット

メリットはわかりやすいので、先にデメリットからまとめていきます。

  1. イニシャルコストが高い
  2. メンテナンスコストも高い
  3. 太陽光パネルの重みによる住宅にかかる構造的負担もある
  4. 売電価格は制度頼り
  5. 新潟は雪国のためメリットは半減

では、以下詳細を説明していきます。

①イニシャルコストは半端ない

よく、「10年くらいで取り返せますよ」と言われている、太陽光発電のイニシャルコスト。

設置費用は大体150万円くらいからそれ以上になってくるとされています。

補助金が出るかとは思いますが、最近はZEHの補助金も引き下げられるし、あれは一応2018年までの制度だったので、今後いくらになるかは言及しないでおきます。

太陽光設置についてはどのタイミングでも何かしらの補助はあるかと思います。
無いようであれば少し待つのもいいかも。

簡易のやつなら安いのにね

スマホのバッテリーなどを充電するくらいなら、今はだいぶ安いものが出ています。もちろん、売電はできません。

②メンテナンスコストもかかる

年間15,000円くらいだと思ってもらえれば計算しやすいかと思います。

定期点検は基本不要とのことだが

定期点検は不要とのことですが、普段目につかないところで目視による確認が難しい上に、自分で屋根の上に登るのはちと不安。

ほいで、屋外ですから雨ざらしですし、暴風による器質的なダメージも考えられる。

日々劣化は進んでいく。

自分でメンテナンスできない=業者委託でコストがかさむ

ということで、ほとんどの場合、何か不具合があればプロにお願いすることになります。大体4年に1回くらい、2万円くらいかかるとされています。

周辺機器もメンテナンスおよび交換が必要

さらに、パネルだけじゃなく、パワコンなる「電力を使える形にする交換装置」みたいなものがあります。

これも20年では交換が必要。

③家自体への負担も大きい

パネルは、今後軽量化に電力創生も最適化されるので、今よりももっと軽くなることが期待されます、んが。

しろくまさん
しろくまさん

パネル、結構重たいんですよね。

「雨漏り」についての心配もよく聞かれますし、そうでなくても、少なからず屋根への負担は大きいです。
もちろん、ソーラーパネル業界的にはOKとしてますけどね。

 

新潟だとさらに積雪が入るので負担は倍増

積雪のある地域ではさらに注意が必要です。

もちろん、地域の設置業者に依頼すれば積雪対応をしてくれますが、新築の際には最初から太陽光パネルを載せたことを想定した設計にしておくことがベターです。

④制度の変更の影響が大きい

ぶちくまが家を建てる段になって、売電保証がなくなっていく方針となりました。

固定価格買取価格制度が変わりました|資源エネルギー庁

まぁ、もともとそれほどお金はかけられない状態ではあったので、「逆に即決で不要」となったのでよかったのですが。

ハウスメーカーの方で売電保証(何年間かは固定いくらで買い取りますよ)してくれているところもありますが、それも信用できるものとは言えません。

もちろん、制度の補助がなくとも、自家発電は今後も続くので有用ですけどね。

⑤新潟は冬場でも得することあるの?

そもそも、新潟では色々と不便なことがあるのは事実。

積雪が多い地域では、様々なトラブルが想定されております。

まずは先ほども書きました、積雪による重みの増加。
これは上の③の家への負担にかかるところですが、積雪によって重みは倍以上となります。

積雪滑落による事故リスク

また、パネルの上って摩擦がないので、雪がスイーっと滑りやすくて、隣の家の窓ガラスまで勢いよく滑り落ちて破壊した、なんて可能性もあります。

発電量低下

一番大きいのは、積雪により発電量が減る(なくなる)こと。

まぁ、新潟の場合は、そもそも冬の期間の晴れの日を期待できないので、これは事前に想定しておくべきことではあります。

中には、「雪が積もっても晴れているときは発電するよ」と書いている記事も多くみられますが、新潟県民の皆様はご存知の通り、そもそも半分以上は曇りや雨、雪の日となるので山を越えた関東平野の皆様とは比べものにならないわけです。

また、屋根に太陽光パネルを置くことで、「屋根の上の雪かき」がより危険なものとなります。

ぶちくま
ぶちくま

いや、もうこのご時世、屋根に登って雪かきをする構造にしちゃダメだと思うんだよね

雪止めなど、対策をしっかりとって、あえて太陽光パネルで雪を溶かす・滑らせる方法を検討するのもありなのかもしれませんがね。

太陽光パネルは強化ガラスですので、溶けた水分も合わさって、恐ろしく滑ります。また、雪かきの際に太陽光パネルを破損する危険性もあります。

イニシャルコストが増えることも

また、イニシャルコストも増える可能性があります。

積雪に耐えられ得る太陽光パネルを設置するのであれば、専用のパネルとなりますので、少しお値段が上がります。また、上述したように、落雪対策や雪処理のための設備もあるとより便利でしょう。

でも市町村のサポートはちゃんとある

新潟県内も各市町村がサポートしてくれているので、デメリットを緩和する方法としてはお勧めできそうです。

新潟市が何にもないようなので、ご紹介できないのですが、豪雪地の長岡・上越あたりはちゃんと支援制度が充実しているようです。

団体名制度名称助成制度の概要
方法対象限度額・利率
長岡市省エネルギー設備等設置事業補助金補助金・市内に住宅を有する者または住宅を新築する者(建替え・購入を含む。マンション等集合住宅も対象。)で、当該住宅に太陽光発電設備を設置する者

・市税の滞納がない者

・補助率:導入経費の1/3以内

・限度額:1kWあたり5万円、5kWまで

上越市環境保全設備整備促進事業補助金補助金市内の住宅に住宅用太陽光発電システムを設置する個人(受給最大電力が10kW未満のもの)太陽電池モジュールの最大出力値1kWあたり4万円(上限12万円)
上越市住宅リフォーム促進事業補助金・市内に居住し、本市の住民基本台帳に記載されいる方、または個人が定住を目的に空き家住宅を再生する方(市外の方も含む)

・市税を滞納していないこと

・リフォームする住宅に住宅用火災警報器が設置されていること

・公共下水道等の共用開始区域内に住宅がある場合は、公共下水道等に接続済み、又は当該工事で接続すること

・申請者が所有し、かつ居住している市内の住宅等(個人が定住を目的に再生する市内の空き家住宅含む)

・市内に本社を有する法人又は住所を有する個人事業者が施工すること

太陽光発電システムの設置・交換工事費の20%(上限10万円)

市町村の太陽光発電導入に関する支援制度【一般住宅】はこちらをご覧ください。(Excel形式 56 キロバイト)

この他にも、

  • 三条市
  • 柏崎市
  • 新発田市
  • 小千谷市
  • 十日町市
  • 見附市
  • 村上市
  • 燕市
  • 糸魚川市
  • 妙高市
  • 五泉市
  • 上越市
  • 魚沼市
  • 胎内市
  • 湯沢町

これらの地域では平成30年度は支援制度があるようなので、ぜひご活用ください!

太陽光発電のメリット

ここからは、太陽光発電によるメリットを説明していきます。

  1. 売電収入が得られる!
  2. 蓄電池も合わせれば安定した創エネができる
  3. 電力自由化が追い風となって、売電競争が起きるかも

①電気が造れる、売れる

太陽光パネル自体の性能も上がっているので、このメリットがどんどん強化されていくことでしょう。

くわしいひと
くわしいひと

その一方で、売電価格の固定買取額は年々下がっていますけどね

一般家庭では月に15,000円程度お得になるというデータもありますが、これはもうそれぞれの家庭と設置場所によるところがあると思う。

ぶちくま家みたいに、2世帯だったり、割合屋根面積を広く取れる家、管理のしやすい平屋なんかにすると、また変わってくることでしょう。

オール電化の方がメリットを享受しやすい

電気への依存度もあります。オール電化にしていれば、一番恩恵を受けやすいでしょう。

また、現在、原子力発電も縮小していく傾向にあり、そもそもの電気生成については見直されていく世情となっています。

安定した電力供給を受けるためには、自分たちでも電気を作る→ZEHにつながっていくわけですね。

ZEHのメリットデメリットよりも、まずはどういう家にしたいか

2017年以降の売電価格

 

年度10kW未満10kW未満 ダブル発電
出力制御対応機器設置義務なし出力制御対応機器設置義務あり出力制御対応機器設置義務なし出力制御対応機器設置義務あり
2017年度

(参考)

28円30円25円27円
2018年度26円28円25円27円
2019年度24円26円24円26円
2020年度
調達期間10年間

 

売電価格計算方法

計算方法がよくわからないかと思いますが、基本的には一般家庭では10kW未満となります。試算としては2018年度は26円に、売電できる量が、だいたい電力消費量の7割程度と考えるのが妥当です。

つまり、計算式は以下の通り。

年間平均発電量×0.7=約4,000kWh
26円×約4,000kWh=104,000円

参考値に参考値を掛けて計算しているので、かなりアバウトな数字ではありますが。

さらに、新潟県などの雪国の場合は冬季には思ったような発電量にはならないことも想定しておきましょう。

 

ぶちくま
ぶちくま

ハーバーハウスのソレイユでも売電価格の参考値を出しているけど、新潟県の会社でありながら積雪を考慮しない値で出しているのはちょっと不親切かな。

ついでに太陽光発電もふまえたお勧めの住宅会社は

ハーバーハウスはお勧めのハウスメーカーですが、この点は少し残念でしたね。

2018年は他にもお勧めのハウスメーカーをまとめています。ご参考になれば。イシカワのGROWなんかに太陽光を載せてもいいと思います。

だいたい発電量ってどんな感じなの

あくまでも参考値です。

項目1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
日数312830303130313130313031
日射量1.732.623.674.524.854.484.554.913.873.372.251.56
発電量261.2339.3529.1654.7721.2630.6620.4678.8517.6476.0291.7229.1

やはり、冬季の日射量が減るのが残念なところです。

ただ、意外と夏場は日射量が稼げるので、年間を通せば差は少し縮まります。

東京と新潟の日射量の違い

東京と新潟の日射量の違い

東京と新潟の日射量比較|新潟県

 

②蓄電池とのダブルコンボ

太陽光発電の周辺機器との関連性・関連図解説

ソーラーフロンティアHPより引用

今や蓄電池も性能が上がっており、ほとんど電力的なロスがない状態で蓄電池が使用できます。

これも導入・維持にはお金がかかりますが。

売ることを想定しなくても、自分たちで使い切る分を昼夜関わらず電気を使用できるのはいいことです。

③電力自由化により売電価格が見直される可能性も

東北電力など、これまでの電気会社は太陽光売電価格を引き下げる方針できていますが、
世の流れは電力も自由化。

(減る可能性もありますが)売電価格が見直されて、より高価格で電力が売れる時代となる可能性があります。

新潟における太陽光パネル設置まとめ

新潟においてはデメリットも大きくなりますが、「自分で電気を創る」ということにメリットを感じる方は、ぜひ太陽光発電を導入することをお勧めします。

ZEHという、自分の家のぶんの電気は自分たちで作ろう、という国の政策もあります。

売電によるメリットについて考えると、今後はあまり高価買取はないだろうなぁ、と二の足を踏むところですが。

安定した電力供給や、社会情勢の変化に左右されない家づくりを考えれば、太陽光パネルはあり、です。

ただし、あまりに設置条件が悪い家に関しては、設置しない方がお得な場合は多分にあるので、設置会社と相談してみることをお勧めします。

コメント

  1. […] 新潟でも太陽光発電で得することってあるの? […]

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