水素ガス吸入療法と巷で流行中の高濃度H2発生器具を混同しないで

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水素ガスを取り入れる方法としては、吸入が一番直接的で効果が高いと考えられている。

そもそも吸引と吸入を混同されている方が多すぎるので、
この業界が健康をターゲットにしただけの似非医療マーケティングで溢れていることが、よぉくわかります。

そんな愚痴をこぼしつつも、まずは「水素ガス吸入療法」についてご説明しましょう。

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水素ガス吸入療法とは

水素ガス吸入療法は、先進医療技術として注目されている治療ですが、若返り効果などを期待したものというよりは、心肺停止した緊急状態にある患者に投与することで脳機能の維持(障害予防)や回復を促すというもの。

先進医療技術51番「水素ガス吸入療法」

番号 51
技術名 水素ガス吸入療法
適応症 心停止後症候群(院外における心停止後に院外又は救急外来において自己心拍が再開し、かつ、心原性心停止が推定されるものに限る。)
概要 成人院外心停止後患者のうち、自己心拍再開後も昏睡が持続する患者を対象とし、集中治療室で18時間2%水素添加酸素を人工呼吸器下に吸入する。この間、ガイドラインに準拠した集中治療を行う。主要評価項目は90日後神経転帰良好の割合とし、副次的評価項目は90日生存率、生存期間、modified Rankin Scale(mRS),GCS,およびMini-MentalState Exam (MMSE)とする。

http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensiniryo/kikan03.html

という、厚生労働省から認可された、最先端の治療法があるわけですが。

実施できる病院は限られる

こういうのを見ると、

ぶちくま
ぶちくま

水素ガスすげぇ!

となりそうですが、これ、ちゃんと管理された病院だからできることです。

家庭用の水素吸入とは違う

まして、ご家庭で楽しむ水素吸入を治療とみなすエビデンスの文献ではない。

むしろ参考にするなら慶應義塾大学病院の治療説明の記事かな。

水素ガス吸入療法|慶應義塾大学

あるいは研究企業のハイブリッドトライアルさんでもいい。

心停止後症候群に対する二重盲検無作為化試験

根拠、根拠と言うと嫌われそうですが、とにかく言いたいことは、

ぶちくま
ぶちくま

治療のための吸入と、現在出回っている水素関連商品を混同するな!

ということですね。

狙ってる効果も方法も対象患者も別物であります。

水素ガス吸入療法の治療方法

成人院外心停止後患者のうち、自己心拍再開後も昏睡が持続する患者を対象とし、集中治療室で18 時間 2%水素添加酸素を人工呼吸器下に吸入する。

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12401000-Hokenkyoku-Soumuka/0000132216.pdf
ぶちくま
ぶちくま

商用の水素吸入器具がまったくのデタラメ商品だということを言いたいのではなく、医療業界として水素が健康に好影響を与えることは期待できる。

ということはひとつ、言えそうだな、と思っています。

水素ガス吸入療法からみる妥当なコスト

以下のPDF資料によると、

先進医療にかかる費用)
本技術に係る総費用は 3,974,896 円である。
先進医療に係る費用は 778,990 円で、このうち企業負担は 743,380 円、実施施設負担は 35,610 円となり、よって患者負担額は 0 円である。

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12401000-Hokenkyoku-Soumuka/0000132216.pdf

あたりは参考になるかなと思います。

院外心停止後患者に対する水素ガス吸入療法|厚生労働省

これは、「簡単に家庭に導入できるようなコストではないんだぜ」ということを実感していただければいいのかな、という意味合いで挿入した情報です。

水素ガス自体はもっと安価に用意できるとは思いますが、治療で使用する場合は、どうしてもいろいろなしがらみもあって高額化する傾向にあります。

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効果の高い水素吸入についての考察

検討が必要なポイントについては以下の項目。

  • 効果は得られるのか
  • 適切なコストか
  • 安全な方法か
  • 他の方法(内服塗布)と比較して

水素はガスで吸入するのが一番効果は高いと考えられる

水素ガスを体に取り入れるのは吸入が一番です。肺から血流に乗って、ガスが抜けきる前に全身に拡散される可能性が一番高い方法だといえます。

水素を体内に取り入れる経路はどれが信用できるか|考察と効果まとめ
水素は、水素水を飲む方法はもちろんのこと、水素を取り込む方法は、「飲用」「吸入」「塗布」「入浴」など多岐にわたる。 でも、実際に効果的に水素を取り込むのはどんな方法がいいか、考察してみました。 水素に興味がある方は読んでもらいたいが、どちらかといえばつまらない記事です。

水素自体の拡散性の高さも期待できるところですが、血液まで水素をのせることができれば、自然と身体中に行き渡ることが期待できる、ということはできそうです。

ぶちくま
ぶちくま

あくまでも、水素に効果があれば、の話ですけどね

水素ガスのコストについて

さて、当然、導入にはお金のかかる水素ガス吸入。

自宅に導入するのはかなり難しいのかな、というのが率直な感想です。

いくらで水素ガスが吸えれば適切か

もちろん、水素ガスをだすことができる吸入用機器はいろいろなメーカーから出されているので、水素ガスを吸うことはできるかと思います。

しろくまさん
しろくまさん

ただ、治療域まで、しかも安全に、かつ変化を感じることができるか、というと、ねぇ。

どれくらい吸えば「治療効果」があるか

治療域、というのも、現段階で大学病院がようやく限定的に研究運用しているような段階です。

酸素濃度が◯%以上であれば効果がある、とは言えませんし、商用で売り出されている水素ガス発生器具の広告文句で「〇〇ppm以上の水素ガスが発生!」なんていうことも根拠を示しているわけではありません。

ぶちくま
ぶちくま

高濃度水素だから効果が高い、とは言えないと私は考えています。

「たくさん摂ればいい」というものでもないし。水素ガスとは言え、まったく無害か、というとその保証はどこもできないわけで。水素を発生させる過程で、メーカーが何を付加しているのかもわからないし。

吸入がいいって太田博士も言ってる

さて、水素研究の第一人者である太田成男教授によりますと、水素分子の摂取方法として、水素ガスの吸入(原文だと吸引)が一番単純な方法として紹介されています。

吸引した水素ガスは短時間で体内に取り込まれ作用するので,急性の酸化ストレスに対する防御に適している。

https://seikagaku.jbsoc.or.jp/10.14952/SEIKAGAKU.2015.870082/data/index.pdf

私も、摂取方法として吸入が一番シンプルで、多量のガスを血流に流せる方法かなと思います。

飲水よりは吸入の方が楽だ

飲水より、吸入の方が確実に使用者の負担は軽い。と言うのは、どれだけ高濃度に水素を溶かそうが、摂取量をキープするためには「それ相応の水を飲む」必要があります。

飲む場合と吸う場合の違い

血中に水素ガスを吸収させることが目的であるとすれば、肺から(ほとんどガスは放出されるだろうとは考えられるけど)吸収された方が、血中には流れやすい。

肺には、酸素を含めたガスを取り込みやすいように毛細血管が張り巡らされています。喘息などの呼吸器疾患の薬のように、患部に直接沈着させる必要はありませんが、飲用に比べれば代謝経路を経由する必要なく全身の血流に乗せやすいとは考えられます。

吸入療法ガイド

ぶちくま
ぶちくま

飲用の場合は、体内に取り込まれるまでに大部分のガスが抜けると私は考えている。十分量を飲むのもつらい。絶対に腹をくだす自信がある。

いくら消化に優しい水素水といえども、ね。

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実際に水素吸入できる器具を探す

さて、実際にどんな商品があるのでしょうか。

コストも形状もバラバラですが、お気に召すものを試してみるのもいいかもしれません。

ミライプラス【ラブリエエラ】

ミライプラスはすでに水素を完全にマーケティングし商用として売り出すことに成功している会社です。

ぶちくま
ぶちくま

吸入器具だけでなく、飲用や水素風呂のアイテムなども多数取り揃えている。興味がある方は是非、一度、HPを除いてもらいたい。

画像を使用したいところだが、HPで硬く禁止されているため、文章の引用も控えておく。

ちなみに、ポータブルの吸入機で、しかもスタイリッシュなデザインでなかなかかっこいい。

【ポータブル水素吸入器ラブリエエラン】

アクアバンク【KENCOS2】

名前はiQOSっぽいけど、水素ガスがかなりお手軽に吸入できます。というか、デザイン部門ですね。

外出先でも水素吸入ができる

水素吸入を、外出先でも負担なくできます。

効果の期待は、私の口からはなんともいえないところですが、リラックス効果はありそうです。

ミライプラス【ダブル水素ボトル】

とりあえず「高濃度」がいい、というのであればこちらの水素ガスボトル。10,000ppm以上の水素ガスを発生させます。

ぶちくま
ぶちくま

水素を体内に取り入れる経路に吸入を選ばれた方であれば、魅力的な商品かと思います。

【ダブル水素ボトル】の商品ページがこちら!
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水素吸入についての総評

これまでの情報をもとに、「水素を吸入すべきか」私の見解をまとめます。

自分が信じる商品の購入をお勧めします

私も、なまじっか医療関係で働いている人間なので、おいそれと「これが効果がある」とは言えません。

ぶちくま
ぶちくま

私にもメンツがありますし、有効なエビデンス(根拠)が乏しいのが現状、としか申し上げられません。

期待はしたい

ただ、同時に水素に対する期待感はあるので、同じように感じていらっしゃる方がいれば、簡易に水素を体内に取り入れることができる吸入タイプの器具は、一考の余地はありそうです。

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