本日は新潟市西区は、新潟大学近くにあります、楽久というお店に行ってまいりました。
新潟大学五十嵐キャンパスの近くということもあり、学生用アパートがひしめき合っており、いかにも学生さんといった方たちが青春と貧乏を謳歌している感じ。

素敵や、素敵な街や!
なんだか胸がきゅんきゅんしますね。そんな時代がぶちくまにもありました。
楽久に行ったらチャーハン食べてほしい
楽久とは、新潟県新潟市西区の内野にあります、新潟大学近くのこじんまりとしたラーメン屋さんです。
どうやら、あっさりとしたラーメンと絶妙な味わいのチャーハンセットが人気らしいので食べに行ってきました。
楽久の場所を教えてほしい
さて、ノスタルジックを胸に、空腹は絶頂に、期待は最高潮に膨らみます。
新潟方面から西へ向かっていく場合、五十嵐キャンパスが右手方向ににあるはず。
その場合は、駐車場のほうが先に現れるので、車で来られた方は注意してくださいね。あまり目立つ感じの看板じゃなかったので一度は通り過ぎました。
砂利駐車場に8台ほど停められます。
楽久本体は住宅街側に入り込む感じ
駐車場から出て左手方向の小道に折れますと、楽久さんが見えます。
やや古めの外観です。店の前にも2台くらいの駐車場はあります。
潜入捜査を開始する
お昼頃に行くと大体満席です。
妙齢の奥様と、若いアルバイトの子でお店をまわしているので、着座と着丼の時差は結構あります。
ここは辛抱して待つしかありません。みんな、ゆったりとした感じで待っています。学生さんが教授とどこぞの言語でお話をしているので、
教授と学生の禁断の恋 ver.エキゾチックエクソシスト
でも想像しながら待つことにします。
楽久のメニュー
ちなみにメニューはラーメンと、ラーメンチャーハンセットのみです。
まぁ、この店に来るのは、だいたいおいしいチャーハンが食べたいときなので、これで十分ではあります。
このスタイルは、なんとなく月岡の「きぶん一」さんを思わせるものがありますね。あそこも大好きなラーメン屋さんです。
楽久のラーメンはあっさり
透明度の高いスープで、いかにもあっさりとした、往年のラーメンスープを想像させます。
そして、期待を全く裏切らない味なわけなのですが、実はこの、「往年のスープ感」というのが、
いまの時代では際立つオリジナリティになってます。

最近は、この「昔懐かしい味」を正確に表現できるお店が減ってしまいました
それらしい模造品はたくさんあるのですが、食べていると涙が自然とこぼれ落ちて、「あれ、俺なんでないてんだろ、はは」みたいなシーンを作り出せるラーメンは、もはや希少品です。
こってりラーメンは一瞬うまいが後半まずい
ラーメンを印象付けるには、「こってり」で「濃い目の味付け」のほうが印象としては強くなります。
一口目は「うまい」。
だけど、この手のラーメンは3口食べるともうおなかいっぱいで、あとはただただしょっぱいラーメンを口に運ぶ作業が待っています。
楽久は一生食べ続けたいラーメン
しかし、この「往年のスープ」というものは、一口目もそれなりにおいしいうえに、スープを飲むことまで想定された、抜群の塩分管理体制なのであります。
ただ、没個性感が強まってしまい、ちょっとおいしいくらいでは「往年のスープ」では勝負できないんですよね。
こうやって昔ながらのラーメンは死に絶えていったわけですが、今はむしろ「こってり」ラーメンに辟易した層が、こうしたあっさりラーメンを求めるように。
時代がさらなるオリジナリティを生み出したわけです。
いや、楽久さんがそこまで考えてやっているわけではないと思いますけどね。
シンプルに、おいしいラーメンを作り続けた結果だと思います。
と、まだラーメンも届かぬうちにラーメン考察をしているとちょうどいいくらいの時間がラーメンがランドオンです。

食べてないんかい!
楽久のラーメンとチャーハン、実食です!

うまい
空腹が過ぎると、油が強すぎると一口目から気持ち悪くなるのですが、このちょうどいい味付けが舌にも優しく、「あーおいしいな」と感想がこぼれます。

あー、おいしいな
となりの教授と恋人の禁断の恋も加熱中で、「うまいうまい」言ってくっとりますわ。

日本語喋れるんかい!
麺は細麺で、するりと口の中に滑り込んでは薬味のネギとメンマが程よい触感にアクセントを与えてくれます。
ラーメン食ってるぜって感じです。
麺を半分ほど片づけたところで、ついでチャーハンに蓮華が向くわけですが、このチャーハンのほうがくせ者でして、やや米は硬く感じるのですが、味付けは抜群です。
そしてこの硬めの米が、またラーメンスープと一緒に口の中に入れると表情を変えて、

うまい雑炊って、実は米立ちがしっかりとしているんだな、
といらぬ感想まで口にしてしまう次第です。
東区の三咲屋の塩ラーメンもさっぱりうまいけどチャーハンは苦手
ラーメン・チャーハンセットだと、普段は東区の三咲屋なんかによく行きます。
あそこのチャーハンはチャーシューをつけていたたれの味なのでしょうか、すこし甘すぎるなと感じるところ。
こちらのチャーハンは味付けのバランスが、少なくともぶちくま市場最高のやじろべぇ状態で、段違い平行棒です。意味は分かりません。
やじろべえっていうと、ドラゴンボールしか思い浮かばないのですが、実際にはどんぐりにつまようじ的なものをぶっさしてバランスをとるおもちゃだったりします。
「うまい」という表現のためにこんな駄文を量産してしまうわけでありますが、こればかりは実際に食べてもらったほうが早いのであります。
昔ながらのラーメンでインスタントでなるべく近づけるには
やはり、自宅でも「楽久」の味、楽しみたいですよね?
昔ながらのラーメン、といえばこちら。
なんの宣伝だかはわからないけども、美味しい醤油ラーメンではあります。
ただ、インスタントだとやはり、ちょっと味に深みが足りないんですよ。
そこで、ちょっとカスタマイズします。
まぁ、どこの漁師汁の具でもいいんですけどね。たまにインスタントラーメンに飽きると、こういったお手軽具材で味に深みを出すといいですよ。
なんの記事だこれ。
コメント
[…] とにかく炒飯の安定感は半端ないね。 以前、新潟大学付近のラーメン老舗の「楽久」というお店を紹介しましたが、 […]