住宅ローンで疾病保証を金利上乗せする?【悩むようであれば不要】

ぶちくま
ぶちくま

住宅ローンを考えるのも大変なのに、さらに団体信用生命保険とかややこしい話まで絡んできて、もう頭がパンクしそうです!

大丈夫です。答えはシンプル。

しろくまさん
しろくまさん

住宅ローンは住宅ローン、保険は保険で分けて考えよう!

このポイントだけ外さなければ、あとは悩む必要なし!

ぶちくま
ぶちくま

でも、一生に一度のことだし、もしものことがあったら大変じゃないですかー。。。

ぶちくまと同じように、住宅ローンを選ぶ時に悩むのが「疾病保障はどうしたらいいのか」という疑問。

団体信用生命保険、という中国の格式高い論語のようなキーワードが事態を厄介にしているのです。
もしかしたら、銀行から「今なら金利も安いし、疾病保障を幅広く取っておいた方が、将来のリスクが」うんたらと説明を受けて、混乱していらっしゃるのかもしれません。

でも、金利上乗せの疾病保障は不要です

金利が上乗せなら疾病保障は不要とする最大の理由

団体信用生命保険は、「死んだら住宅ローンを払わなくていいよ」というものです。
言い換えれば、30年ローンで3000万円の住宅ローンを組んだ場合は、「30年間のどこかで死んだら、残りのローンを払わなくていいよ」というようになります。

さらに、ケースで分けて考えてみましょう。

元利均等返済、30年固定金利で1.5%の場合

  • 30年ですぐに死ねれば、37,272,768円
    (死ぬことがわかっていれば家は建てませんが)
  • 10年後に死ぬことができれば、22,218,093円
    (この辺りはまだまだお得感があります)
  • 20年後に死ねば、12,503,648円
    (返済額が減っています)
  • 30年後は、当然0円です。

つまり、年齢が上がって死ぬリスクが増えるほど、返済額は減ってもらえるお金は減ります。

だからいらない、というわけではないのですが、大事なことは「必要なリスクに合わせて、必要な保険に入る」ことはいいのですが、「なんだかよくわからないけど、なんか怖いから入る保険」ほど無駄なものはないのです。

金利0.3%上乗せで支払いは150万円増える

住宅ローンによりますが、3,000万円を固定金利1.5%の住宅ローンを借りた場合で考えてみます。疾病保証が0.3%の場合、上乗せとなる金額は、1,574,485円となります。
つまり、保険金160万円で保障金額が3,000万円という保険ですね。ただし、保障金額は年々減っていきます。

だいたい、数字だけみて保険がお得かどうかわかれば保険会社は成り立たないんですけども。

実際にライフネット生命で比較してみる

ライフネット生命(は計算しやすいので)だと、どういう生命保険をうりだしているのでしょうか。

  • 30歳で10年掛け捨て、3000万円の定期死亡保険で月額2,704円、総支払額324,480円(4000万円の保険金額なら月額3,522円で422,640円)
  • 40歳から50歳まで2000万円の保険金額に切り替えたとして、月額3,600円の総支払額は432,000円
  • 50歳から60歳まで1000万円の保険金額だと、月額4,217円で総支払額506,040円。

まぁ、こんなに単純なわけじゃないんですけど、とりあえず疾病保証と同じノリで保険をかけると、総支払額1,262,520円となりました。

差額は311,965円、31万円ですね。

金銭的なメリットもあるのですが、大事なことは、このパターンの生命保険の場合は

10年ごとに保険契約を見直している

というのがとても大事です。

すこし、イメージしやすくなりましたか?
かんたん保険料シミュレーション|ライフネット生命

自分のリスクと補償額に合わせて選べた方がいい

保険は、年齢やその時のリスクに合わせた方がいいです。さらに、見直しできるようにしておくのがベスト。

果たして、50歳から60歳の時に、1000万円の死亡保険がいるか、と考えてみてください。

本当に必要かどうか、今の段階で即決できますか?
しかも、その分の負担を、20代や30代から支払う必要はある?

それは誰にもわかりませんが、リスクに対して正しい支払いをすることが保険料を安く、無駄なく、便利に利用する基本です。無駄は減るし、対応の幅も広がります。

団体信用生命保険の場合中途解約ができない

団体信用生命保険は、住宅ローンを借りる際には入らないといけない場合が多いです。(フラット35だと不要の場合もあります)
もちろん、これはどうにもこうにもしようがないのですが、疾病保証に関して、いるかいらないかを選べるようであれば、保険についてもしっかりと考えた方がいいですよ。

団体信用生命保険の疾病保障をつけるべき人

ただ、みんながみんな、入らなくてもいい、というわけでもありません。

生命保険に入りたいけど入れないが、団体信用生命保険になら入れる人

この場合は、疾病保障で死亡保険を賄うことができるのでお勧めできます。

たとえば、精神疾患で精神科に通院した経緯があり生命保険には入れない。
ただ、団体信用生命保険で既往が問われずに保険加入できる。

などのパターンですね。
だいぶ限られるパターンとなりますし、そもそもローンがおりない可能性もある状況であることが考えられますが、とにかく、「団体信用生命保険の疾病保障は一律不要」というわけでもないと思ってください。

金利上乗せじゃなく無料特典としてついてくる場合はすごくお勧め

別記事にしましたが、最近はネット銀行は住宅ローン顧客を獲得するために、金利を下げるだけではなく、色々な特典を用意して、「最低金利」にプラスして「疾病保障」までつけてくれているものもあります。

この場合は、とにかくお得です。上に書いたように、100万円以上する保険がついてくるわけですからね。

団体信用生命保険の疾病保障についてのまとめ

  • 金利が上乗せになる疾病保障はいらない
  • ネット銀行独自の無料特典で疾病保障がつくならかなりお得
  • 病気のリスクに対しては生命保険で補う
  • そもそも保険が本当にいるかはちゃんと考えたほうがいい

でした。

 

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