和スイーツとかき氷の名店、「貴餅」さんにおじゃましました。
新潟市の西区に来たら、必ず立ち寄りたい茶店。これほど美味しいのに、
現在、支店は出店予定はありません。
と高らかに宣言するように、「美味しさを求めて三千里」なんです。
しかも、なかなか日持ちのしない和菓子ばかりなので、新潟市西区民に独占禁止法が発布されたご様子。
お近くに来られた場合はぜひ、一度食べてみてください。
新潟市西区で甘いもの食べたくなったら第一候補は「貴餅」
さて、西区に立ち寄った際に、よめくまがどうしてもかき氷を食べたいといいまして。
どうやら、本格的なかき氷がたべられるとのことで、まさによめくまのニーズにベストマッチ。
こうなってしまうともはや仕方なく、逸る気持ちを抑えてお店へ向かいます。
貴餅はどんな店?
京都で和菓子の修行をされた店主が新潟で和菓子店を開業したのが始まりとのこと。
和菓子も「食べ物」のひとつ、「食べ物」の大切なことは「美味しさ」と「安全」です。「美味しさ」は「良い材料」と「鮮度」。「安全」は「無添加」と考えております。
店主の金山さんがHPで上記のように話されています。貴餅の和菓子は日持ちはしないのですが、このような強い信念を持って和菓子づくりにのぞまれているのですね。
貴餅のお勧めメニューは
我々はかき氷を食べに行くので、かき氷が美味しいのはもはや、当然のこと。
でも、どうせ立ち寄るなら、他にも「本物の和菓子」、食べたいですよね。
店頭でのお菓子の販売の他、店内お座敷にて季節のお菓子をお召し上がり出来るほか、夏は19種類の自家製みつをかけたをかき氷、利尻昆布と花かつおのだしを利かせた冷たい京風そうめん、あんみつ、ところてん。冬はこんがりと焼いたお餅の入った丹波大納言ぜんざいやあべかわ餅、えび餅入りの京風にゅうめん、鰻雑炊、もずく雑炊なども好評頂いております。
季節感を味覚から楽しめる「かき氷」や「ぜんざい」はもちろんのこと、京都で修行された店主ならではの商品は、ぜひお土産にプラスして、「店内」で風味まで楽しみたいところですね!
「貴餅」はどこにある?
小新インターからお越しの場合は、小新インターを降りてから7つ目の信号(右側にセブンイレブンが見えてから次の次の信号)を左折後、 1.0Km直進し左側に当店の看板が見えます。
亀貝インターからお越しの場合は、亀貝インターを降りてから「坂井輪、寺尾」方面へ1.2Km直進。坂井輪JAを右折後、0.7Km直進後右側に当店の看板が見えます。
駐車場は、当店前に4台、ご用意いたしました。
私はお店の前に止めることができましたが、店の近くにも専用駐車場があるので、駐車場が埋まっている場合はそちらを利用しましょう。
実際に貴餅に行ってみる
ちなみに、当日はあいにくの天気で、どちらかといえばかき氷といった感じではなかったのですが、それなりの方がかき氷を食べに来られていました。
ほかに用事もあったので、持ち帰りにして適当なところで食べました。

でも、やっぱり店内でたべとけばよかったな、と後悔してます。
これはかき氷の宿命ではあるのですが、ほわほわのかき氷というのは短命でして、すぐに溶け始めては周囲の氷に冷却されて凍るので、どうしても硬くなっていきます。
つまり、持ち帰りは致命的なわけであります。
しかし、それでも食べ始めて7~8口目まではほわほわしたくまの毛皮のような口触りに舌つづみを思わず踊りうちです。
かき氷メニューの一覧
品名 | お値段 |
宇治みるく金時 | ¥ 760 |
宇治金時 | ¥ 710 |
みるく金時 | ¥ 710 |
みるく氷 | ¥ 600 |
宇治氷 | ¥ 600 |
宇治みるく | ¥ 710 |
氷ぜんざい | ¥ 600 |
あんみつ氷(黒蜜) | ¥ 650 |
あんみつ氷(白みつ) | ¥ 650 |
マンゴーのかき氷 | ¥ 650 |
苺みるくのかき氷 | ¥ 650 |
苺のかき氷 | ¥ 550 |
氷菓(梅酒のかき氷) | ¥ 550 |
大島氷 | ¥ 550 |
みぞれ | ¥ 480 |
ライムかるぴす氷 | ¥ 480 |

かき氷メニューだけで、こんなに長い表が必要だと思いませんでした
宇治抹茶ミルク

宇治抹茶ミルク
宇治抹茶は2人でいったのなら一人は頼んでおきたい、夏の定番チューンです。ほろ苦い、というわけではないのですが、夏でバカになってる舌をまろやかな抹茶の風味で包み込んで、夏バテ予防になると勝手に信じてます。
画像は食べかけで大変申し訳ない。
苺みるく

苺みるく
注文したのは、宇治抹茶ミルクと苺ミルク。ほわほわの触感を逃さぬよう食べ始めてから写真を撮ってしまったので、大変お見苦しいわけではありますが、ぜひ食べログ等でよりおいしそうな写真に脳内変換してください。
餅はすぐに硬くなってしまうのでそっこうで片づけるのがよろし。
キンキンに頭を冷やされて、正直「甘味がどうこう」など語る余地なく、味覚で云々よりも涼しさを楽しむのがかき氷の醍醐味。
かき氷って原価を考えると少し萎える
ただの氷と甘いシロップに700円かけるのは正直なところコスト管理としては大変凶悪ではあるのですが、「夏だしなぁ、夏だけだしなぁ」と口走ったらもうそれはお店の勝利です。
原価の100倍くらいの思い出を我々は買っているのです。
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