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【学力の経済学の書評】子供はご褒美で釣っていいんだよ

本日、「学力」の経済学を読了しましたので、情報を共有しつつ少しでも作者の元にお金が行くように、販売促進を目指してレビューします。

ぶちくま
ぶちくま

とてもいい本でしたよ!

ぶちくまは現在、経済学に夢中

経済ってこんなに面白いものだと、高校生の自分に教えてやりたい。

高校生の時は白球を必死で追いかけて、まさか自分が薄給取りになるとは思ってもいなかった。

今すぐその汚いユニフォームを脱ぎ捨てて、経済学を学べ、株に投資しろ、ドラッガーと甲子園を目指せ!(錯乱)

高校生くらいの時は、自分がプロ野球選手には慣れないと自覚しながらも、小金持ちくらいにはなれるんじゃないかと漠然と期待していた。

ぶちくま
ぶちくま

いや、マジでお前の将来には何にもないからな!少なくとも、経済的には!

ただ、愛おしいよめくまと超絶可愛いベビクマには恵まれるから、そこだけは安心しておきたまえ。(親バカ×よめバカ=ぶちくま)

親バカといえば、最近そんな記事を書いたような。

経済学が面白い理由

政治は今まで好きになれなかったけど、経済学の視点から見た政治は面白い。

為替も株も面白い。日銀も住宅ローンも国債も、こんなに世界とつながっているとは思わなかった。

子供に英語を勉強させなくていい

大学で英語を専攻していた私がいうんだから、間違いない。

ぶちくま
ぶちくま

親が積極的に英語を学ばせる必要なんて全くない、むしろ時間の無駄!

英語を学べば世界がわかると思ってたけど大間違い。

世界と繋がるには、経済だったり、文化だったり、政治だったり、何かしらの視点を持たないと何もわからないんだな、と今更ながらに痛感。

AIの翻訳技術は向上しているから、丸暗記英語教育なんかより、より文章をロジカルに、発想力を持って解読できる力の方がよっぽど重要だね。

経済学はいいね、論理的だし、世界を眺める力が培われる。

もう数字を追ってるだけで幸せになれる。

でも、詳しいことはわからない。だから少しずつ勉強することにしました。

「学力」の経済学がセールで安かったから読んでみた

今回は『「学力」の経済学』を読みましたのでここにその学びを共有します。

作者の言いたいことを読み取るというよりは、ぶちくまが感じたことを書いていきます。

興味を持っていただけたら、ぜひ原文というか本を買って見てください。

著者にお金が入ることも大事ですし、それ以上に、「教育を語る上で実験とデータ共有がいかに重要か」を、これから自分の子供に教育を受けさせる若い世代に知っていただけたらと思います。

データなき教育論はどんなに崇高でも「持論」にすぎない

「エビデンスあるのか」とつつかれる時代になりました。

特に医療業界において「エビデンス」と響きのいい単語使ってますが、「科学的根拠」を示すことがどんな分野においても重要となっております。

ですが、なぜか教育の現場だけは取り残されて、未だ教師も親も教育委員会も評論家も政治家も、みんな「自分の教育」をぶつけるだけで議論を深めようとしています。

ぶちくま
ぶちくま

これって恐ろしくない?

正しいことが全く証明されずに、ただ偉い人が「私の経験上、こうやって教育すれば万事オッケー」みたいな感じで、根拠ない教育方針によって政策が決定されております。

ゆとりが大事だと言ってみたり、やっぱりゆとりを与えすぎたと言ってみたり、学力テストの結果に自治体が振り回されて、そしてその結果を親が鵜呑みにして、結果として、子供たちが一番迷惑を被っております。

東大生の親の教育を真似すれば東大に入れるのか(そんなわけない)

一時期、テレビでも面白さを通り越して呆れるくらいに東大生が取り上げられていたことがありましたね。

「東大生の育て方」なんてキーフレーズ、何度聞いたことか。

ただ、これがメディアも上手で「へー」なんて感心するような切り口で紹介するんですよね。同じ教育なんかできるわけないのにね。

東大生の親の平均年収と、親が子供の教育にかけられる時間と、親の学力と、全てを比べてみれば一目瞭然です。

いや、皆さんはわかりませんよ?でも、ぶちくまには無理です。

東大ママと同じように育てるなんて、そんな時間もお金も、体力も何もないよ。

まぁ、メディア側だって、本気で真似してもらおうという姿勢ではなく、「そんなに頑張って東大入れたいんだ、へー」という、異文化を楽しむようなコンセプトではありましたけどね。

ご褒美の話 お金を餌に教育していいのか

第二章は本当に面白かったですね。というか、まずはここだけでもいいから読んで見て欲しい。

もうね、目次だけで心が踊るよね。

この章で学んだことをざっくり説明すると、学習の結果に対してご褒美をやるんじゃなくて、子供が頑張れるように、その過程に道しるべ的にご褒美を用意してやると良い。ということでしょうか。

テストで100点取れたらお小遣いあげるよ、とかってやりがちですよね。

でも、これって経済学的には(ほとんど)無意味らしくて、「本を読んだら」とか、「宿題できたら」とか、勉強の習慣であったり、「勉強の仕方」、目標として「勉強の楽しさ」に向けたインセンティブ(刺激)となる報酬であれば効果的であるとのことでした。

ぶちくま
ぶちくま

テストの結果にご褒美をつけると、「テストの点数だけあげる勉強しかしなくなる」というリスクがあるってわけですね。

目の前にぶら下げる人参は「お金」でもいいとのことです。なんとなく、子供をお金で釣るのは抵抗がありますけどね。

そのほかにも、子供はどうやって褒めたらいいか、ゲームは無理にでもやめさせたほうがいいのか、「勉強しなさい」は親にとっても無駄なエネルギーとなる上に無意味だということ、教育に投資すべき最適なタイミングなど、大変興味深い話題が詰め込まれております。

幼児教育について「非認知能力」って大事

あたまの良さは「学力」で決まります。

学力はわかりやすく「学力テスト」で測ることもあれば、知能指数をはかるような知能検査のようなもので測ることもあります。

でも、そもそも学力ってなんなの?

IQテストで金田一少年は180と紹介されてました。

ちなみにルパン3世はIQ300。天才もいきすぎると変態ですね。

誇れる変態は天才を凌駕するものです。

偏差値みたいなもので、中央値を100として、同年齢の子供を一つの集団として、だいたいどれくらいの知能を持っているのかっていうのがわかるのがIQです。

どうでもいいんですけど、70〜130の間に約95%の人類が収まります。金田一少年がすげぇなってのは実感していただけると思いますし、ルパン3世は相変わらず変態です。

まぁ、これはあくまでも知能指数の話で、たとえば金田一少年は学校のテストでは最低点数を叩き出したりしています。

どうでもいいんですけど(2回目)ぶちくまの中では金田一少年は堂本剛です。かっこよかったなぁ。

知能指数の高さは学力の評価とは異なる

このように、知能指数が高くても、学校の勉強は普段の予習復習でいくらでも補えるので、何をもって学力を評価するのか、というのは難しい話です。

ただ、ひとつ言えることは、多くの場合、学校の成績は学力テストで決まります。

大学入試試験についても、センター試験や2次試験の結果で決まるので、こちらも評価の9割程度は学力で決まると言ってもいいでしょう。

少なくとも、学力が人生を大きく左右させて来た値であることは、こんなに長い話をしなくてもご理解頂けるところでしょう。

ほんと、金田一の話はまるまる無駄になっているわけです。

でも、人生において、成功を収めるには、この「学力」よりもずっと大事な事があって、
それをしっかりと育てておくことがだいじだよ、という話です。

これが「非認知能力」のお話です。

非認知能力を高めるべし

非認知能力は学力テストで計測することのできない値ですが、社会生活を円滑に立ち回るためには、学力よりもずっと大切となる能力です。

非認知能力とは
  • 誠実であること
  • 忍耐強さ
  • 社交性
  • 好奇心

これらを代表的とするのが、非認知能力です。筆者は「生きる力」とも言い換えています。

学力で測られる認知能力は短期的な効果しか影響しないものの、非認知能力に関してはかなり長期的に、学歴や年収に影響を与えた、ということでした。

学力よりも生きる力である非認知能力を磨く

だいぶ長くなってしまいましたが、ようは学力を詰め込むよりも、非認知能力を磨くことの方が、よっぽど大事だよ、っていう話なのでした。

非認知能力の説明については本書にお任せするところです。

わたしの仕事は、あくまでも金田一のIQを紹介するにとどまるのです。

ただ、ひとつ言えることは、その非認知能力は、幼少期からしつけなどを通して鍛えることができるものであること、というよりも、幼少期にこのトレーニングを行っておくことが、もっとも経済効果が高いのでは、とぶちくまも感じたところでありました。

なぜかというと、学力を身につけていく過程にもこの非認知能力は生かされるわけですし、得た学力を社会に活かしていくかたちに変化させるのも非認知能力であるからです。

社会で生き抜く力が高い方が幸福度は高まる

いくら東大生といえど、社会の中で生きていくのであれば、協調性であったり、忍耐力が求められたりするわけです。

「非認知能力」の重要性は、ぶちくまも感じるところであります。

ぶちくま自身、学力を活かした人生設計は結局できないまま、なんだか周り道に寄り道を繰り返してきた人生を歩んできました。

それ故に、「自分らしく生きる力」については、しっかりと鍛えていく必要があると、これはぶちくまの人生経験が語っております。

学力なんぞはいくらでも身につきますが、幼少期に得た「自分の興味」を育て「それをやり遂げる力」は、一生ものです。

というか、ここで特に何も考えずに「勉強=正解」、何も考えずにそれだけやってればいい、テストの点数が良ければ褒める、子供は褒められるために勉強だけすればいい、なんて短絡的な教育をすることが一番危険です。

AIが得意な作業力を磨いても将来性は心配

変な話、これから先の未来は、勉強で丸暗記できるような発想力のない作業は、全部AIに持っていかれると思います。

AIだって学習する世界ですからね。

我々は存在価値を、「自分らしさ」を社会に示していかなければ、自らのアイデンティティすら疑ってしまうような、そんな社会が待っているような、気がする。

ぶちくま
ぶちくま

これはただのSF好きのたわごとでもある。

その他概要では「少人数学級」と「教室の質」について解説

残りの章では

ぶちくま
ぶちくま

「少人数学級って本当に意味あるの」、というかコストの無駄じゃね。

という話から、

ぶちくま
ぶちくま

「いい先生ってどんな先生か」という我々保護者が気になるトピック

まで、色々書いてあります。

教員免許のあり方

教員免許のあり方については、数年前から議論されてますよね。

ぶちくまも、教師の友人が多いので学校教育のあり方については外部の人間として好き勝手言わせてもらっています。ある種そういうのが一番、教師からすると迷惑でしょうね(苦笑)

こういう客観的な指標、データを用いて、正しく評価されることが、これからの教育現場で必要になること請け合いでしょう。

好き勝手に書評させてもらいましたが、非常に楽しく読ませていただきました。

電子書籍版はちょくちょく値下げされているので、安いタイミングで買えばお財布的にもハッピー。

「学力」の経済学から学んだことまとめ

書評を読むのが面倒な人向けに、感想ひとまとめ。

  1. 東大ママの教育体験は読み物としては優秀だけどただの持論だから、真似するのはやめとけ。
  2. 子供のご褒美は効果的に使えば、子供の成長発達に好影響を与える。お金でもいい。
  3. 子供が「自分らしく生きる」ために、「興味」や「忍耐力」をつける非認知能力を鍛えることが重要。
  4. 経済学って面白い。

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